さまざまな業界や業種で予約システムが利用されるようになってきました。予約システムの種類も多く、選び方に悩む場合はまず無料で使ってみたいと考える方も多いことでしょう。そこで、無料利用が可能な予約システムを紹介します。
さらに、有料とはどう違い、どんなメリットやデメリットがあるかも解説するので、予約システムを選ぶときの参考としてください。
目次
予約ページ運用に必須の予約管理システムとは?30秒でわかる基礎知識
予約管理システムは、インターネットを通じて顧客からの予約を24時間自動で受け付けることができるシステムです。
主な機能には、予約受付・変更・キャンセル処理・空き状況の自動表示・顧客情報のデータベース化・予約確認メールの自動送信・クレジットカード決済などのオンライン決済連携・売上分析レポートの作成などがあります。
- 業務効率化: 予約受付や顧客管理にかかる時間を大幅に削減し、他の業務に集中できます。
- 機会損失の防止: 24時間予約受付が可能になるため、営業時間外や電話対応が難しい状況でも予約を取りこぼしません。
- 顧客満足度の向上: オンラインで手軽に予約ができるため、顧客の利便性が向上します。リマインダー機能による予約忘れ防止も顧客満足につながります。
- 無断キャンセルの削減: 事前決済やリマインダー通知により、無断キャンセルを抑制できます。
- データ分析による販促強化: 顧客データや予約状況を分析することで、効果的なマーケティング戦略を立てることができます。
- 業種や規模に応じた多様な予約管理システムがあり、自社のニーズに合ったシステムを選ぶことが重要です。
クラウド型のシステムであれば、初期費用を抑えられ、導入も比較的容易です。
予約管理システムの無料プランを選ぶ前に!6つのチェックポイント
無料プランを選ぶためには、いくつかの注意点があります。システム選びで失敗しないために、必ずチェックしたい6つのポイントを紹介します。
予約ページの予約件数・スタッフ上限を確認しよう
無料プランは、月間で受け付けられる予約件数や、登録できるスタッフ数に上限があることが多い点に注意が必要です。
予約ページで活用するLINE/SNS連携コスト
無料で利用できる予約管理システムの場合、LINEを含むSNSとの連携機能が有料オプションになっていることがあります。
LINE連携を利用したい場合は、標準機能なのか、有料オプションなのか、よく確認しておきましょう。
決済機能&手数料
月額無料で利用できるシステムの場合、決済手数料が高いケースがあります。また、決済機能の一部がオプションになっているサービスもあるので、利用したい決済方法が無料で対応しているか確認が必要です。
広告表示とブランド影響
無料プランは、フッター広告やブランドロゴが表示されるサービスがあります。有料オプションで広告を消去できる場合もあるので、費用とあわせて検討しましょう。
掲載される広告は選べず、デザインを損ねたり、ブランドイメージを傷付けたりすることもあるため、できるだけ広告が表示されないサービスがおすすめです。
将来拡張・データ連携
無料プランでは、API連携・会計ソフト連携・Zoom連携・複数店舗管理など高度な機能は、有料となる場合がほとんどです。
将来的な事業拡大や業務効率化を見据え、無料プランで基本機能を試しながら、必要に応じて拡張にかかるコストを事前に検討しておくことが重要です。また、データ連携の可否も、マーケティング戦略において重要な要素となります。
無料の機能制限による落とし穴
管理画面がスマホ限定でPC操作ができないシステムや、無料プランでは複数の予約カレンダーを作成できないシステムがあります。
また、決済機能がない場合、現地決済のみとなり無断キャンセルのリスクが高まります。無料プランを選ぶ際は、自社の運用に必要な機能が揃っているか、将来的な拡張性も考慮し、慎重に比較検討しましょう。
【比較表】無料プラン付き予約管理システム
特におすすめの7つの予約管理システムについて、機能や有料オプションを比較してみましょう。
【汎用型・POS使用可】無料で使えるおすすめ予約システム3選
まず、業種を問わず使える汎用型で、POSレジ機能も使えるおすすめの予約システムを紹介します。
STORES 予約

出所:STORES予約公式Webサイト
「STORES 予約」は、予約管理などの店舗側に効果的な機能をはじめ、お客様にあわせた機能も充実した予約システム。月間予約数50件までは、無料での利用が可能です。
POSレジと連携でき、現地決済による予約受付のほか、クレジットやネット決済といった事前決済での予約受付など、本格的な機能が利用できます。
さらに、Googleマップからの直接予約や顧客情報の一括登録(CSVを使用)、キャンセル受付や変更の期限設定もあるので、予約システム未経験の方でも使い勝手のよいアプリと言えるでしょう。
引用元
STORES予約STORES 決済予約システムと連携したPOSレジ | STORES レジ
Square 予約

出所:Square予約公式Webサイト
「Square予約」は、決済システムである「Square」が展開する予約システムで、POSレジとの連携が可能です。専用の決済端末があれば、キャッシュレス決済の導入もらくらく。
また、InstagramやFacebookなどのSNSと連携できたり、予約管理などの各種機能がシンプルなデザインで使いやすかったりと、店舗側にもお客様にもうれしい特徴があります。
さらに、予約ページのQRコード発行や在庫管理、スタッフの勤怠管理などが行えるほか、Googleからの直接予約にも対応。無料システムのなかでも機能性に長けたアプリです。
引用元
Square予約POSレジ・POSシステム | Square
Airリザーブ

出所:Airリザーブ公式Webサイト
「Airリザーブ」は、電話、ネット、来店時の次回予約といったさまざまな予約を、クラウドで一元管理できる予約システムです。無料で利用できる機能には、予約・顧客管理のほか、オンライン決済、予約確認メールの配信、スタッフの店舗権限登録など豊富に揃っています。
定員数を超える予約には予約キャンセル待ちとして対応する機能もあるので、こまかな管理も任せられることから、業務に集中できるといった魅力もあります。
同じ「Air」シリーズのPOSレジアプリ「Airレジ」と連携させ、会計・売上管理ができることも大きな特徴。「Airペイ」を併用すれば、キャッシュレス決済も容易に導入できます。
【汎用型・事前決済対応】無料で使えるおすすめ予約システム5選
ここからは、同じく汎用型で、POS機能はありませんが事前決済に対応している予約システムを見ていきましょう。
freee予約(旧:tol)

出所:freee予約公式Webサイト
「freee予約(旧:tol)」は、スマホ操作だけで予約用Webページを作成できるアプリです。
iOSとAndroidの両方に対応していて、1台のスマホから予約機能が使えるほか、オンライン上での事前決済(6%の決済手数料が発生)、顧客の管理、メール送信などの機能も備わっています。ただし、パソコンでの運用はできません。
無料プランであっても予約件数の条件や機能制限がないので、スモールビジネスを視野に入れた経営者におすすめです。
引用元
freee予約
MOSH

出所:MOSH公式Webサイト
「MOSH」は、初期投資不要で始められる予約システムです。
スマホ1台で予約受付、事前決済、顧客管理などの機能が使えるほか、LINEによる手厚いサポートも受けられるなど、うれしい機能が満載。手軽に始められるので、これまでに4万人以上の店舗実績があります。
月額のサブスクに対応していることが大きな特徴で、月謝は事前にクレジットカード決済で徴収できて便利です。
また、ZOOMをはじめとした外部サービスとの連携はもちろん、顧客・メッセージ管理、会員限定コンテンツ機能など、今すぐ使いたい機能が豊富に揃っています。
EDISONE

出所:EDISONE公式Webサイト
「EDISONE(エジソン)」は、美容サロンをはじめとしたさまざまな業種にあわせた9種類のテンプレートから、サロンの特徴にあった予約システムを利用できるサービスです。
美容サロンテンプレートを選べば、スタッフの指名を登録できるほか、各スタッフが対応できるメニューの設定なども行えます。Facebook・X(旧Twitter)・LINE・Googleなど、さまざまなサービスとの連携も可能です。
クレジットカードや銀聯、Alipayでの事前決済に対応しており、キャンセル料金の徴収や部分返金などの管理も行えます。
リザエン

出所:リザエン公式Webサイト
「リザエン」は、200種以上の業種に対応した予約システムです。オリジナリティあふれるカスタマイズ性で、利用者にあわせて好みのデザインにアレンジできます。
無料プランはないものの、1ヶ月の無料トライアル期間があるので、予約、顧客管理、決済対応といった機能を使った上で検討することが可能です。連携可能な外部サービスには、ZOOM、Stripe、GoogleAnalyticsなどがあります。
決済機能は有料オプションで、リザエンと連携できる決済代行会社のなかから利用したいものを選択して契約。会社によって使える決済方法や決済手数料が異なるので、比較して選びましょう。
引用元
リザエン事前決済|リザエン
EIPrO(エイプロ)

出所:EiPrO公式Webサイト
「EIPrO」は、予約・顧客管理のほか、Webページ制作もできるシステムです。ホームページやブログを別途運営する必要がないので、気軽に始められて初期費用も抑えられます。クレジットカードやペイパルでの決済を受け付けられ、入金管理も容易です。
残念ながら無料プランはないため、20日間無料トライアルをして、継続利用を検討しましょう。月間予約数は無制限なので、さまざまな予約システムを使った上で、サロンにあった予約システムを厳選したい経営者におすすめです。
【汎用型・その他】無料で使えるおすすめ予約システム
無料での利用が可能なその他の汎用型予約システムを紹介します。
RESERVEN

出所:リザーブン公式Webサイト
「RESERVEN(リザーブン)」は、スマホで予約・顧客管理ができる予約システムです。複数の予約枠を独自設定するのはもちろん、曜日や日付などから予約時間帯を変更できるなど、柔軟性に長けています。
3種類のプランがあり、機能性は限られますが、無料での利用も可能です。ただし、無料プランでは過去の予約データは7日間しか保存できません。
FacebookのIDがあればすぐにアカウントを作成できるので、Facebookによる集客がメインのサロンには特におすすめです。お客様側も、Facebookのアカウントを持っていれば会員登録不要で予約できます。
引用元
リザーブン
料金プラン | リザーブン
【美容業界】無料で使えるおすすめ予約システム5選
つづいては、美容業界での利用に適した無料予約システムを取り上げます。
yoyakul.jp

出所:yoyakul.jp公式Webサイト
「yoyakul.jp」は、美容サロン向けのオールインワンシステムです。予約管理機能では、ネット予約と電話予約を一元管理できるほか、予約枠の自動ロックもあるので、ダブルブッキングやオーバーブッキングを防ぎながら上手に管理できます。
POSレジ機能や売上分析機能もあり、手動での計算の手間が省けて便利。ほかにも顧客カルテやメール配信など、経営者にとってはうれしい機能が満載です。
無料プランは、顧客数30人まで、または月間予約数30件まで、すべての機能が使えます。ニューオープンの店舗におすすめです。
引用元
yoyakul.jp
LiME(ライム)

出所:LiME公式Webサイト
美容師の声を反映して開発されたシステム、LiME。煩雑になりがちな顧客データや予約などをスマートに管理できます。
無料で使える機能も多く、お客様とカルテデータを共有したり、売上などのデータをレポートにまとめたりすることが可能。ネット予約やPOS機能は有料ですが、月の売上金額で利用料金が決まるシステムのため、売上36万円程度までは無料です。
引用元
LiME(ライム)
料金について|LiME
SALON BOARD

出所:SALON BOARD公式Webサイト
「SALON BOARD」は、リクルートが提供する美容業界向けの予約・顧客管理システムです。美容室やネイルサロンなど、さまざまなサロンでの導入実績があり、業界内でも高い認知度を誇ります。
ネット予約をはじめ、顧客管理や売上分析、スタッフ別の予約状況管理など、店舗運営に役立つ機能が多数搭載されています。スマートフォンやタブレットにも対応しているため、外出先でも予約状況の確認や管理ができるのが魅力です。
SALON BOARDの利用料は無料ですが、利用にはホットペッパービューティーへの掲載が前提となります。そのため、すでにホットペッパービューティーを活用している店舗にとっては、追加コストなく高機能な予約システムを利用できる点が魅力です。
引用元
サロンボード
SALON TOOL

出所:SALON TOOL公式Webサイト
「SALON TOOL」は、minimoを利用するサロン向けに提供されている、無料の業務支援システムです。minimoでの集客活動と連携しながら、サロン業務の効率化をサポートしてくれます。
予約管理はもちろん、顧客管理やメッセージ機能、売上の確認など、日々のサロンワークを円滑にする基本機能がそろっています。minimoのアプリと連動しているため、スマホひとつで予約の受け付けからお客様とのやりとりまで完結するのも大きな特徴です。
また、予約管理システム「リザービア」との連携も可能となっており、minimo以外の媒体と合わせた運用にも柔軟に対応できます。minimoを中心に集客を行っている店舗には、特におすすめのシステムです。
引用元
ミニモ(minimo)サロンツールのご利用をお考えの方へ|美容院・美容室・サロンスタッフのための直接予約アプリ
CSNEXT

出所:CSNEXT公式Webサイト
「CSNEXT」は、美容室・サロン向けに特化した予約・顧客管理システムです。サロンの現場で本当に必要な機能を重視して設計されており、操作性と実用性の高さが支持されています。
主な機能としては、Web予約や顧客カルテのほか、スタッフ管理、売上集計、LINE連携など。顧客とのスムーズなコミュニケーションが図れる機能も充実しており、リピーターの獲得や来店頻度アップにも貢献します。スマホやタブレットでも操作可能なため、受付以外の場面でも活躍します。
CSNEXTには、初めて利用する方向けに2週間の無料トライアル期間が用意されています。まずはお試しで使ってみて、自店舗にフィットするかどうかを確認できるのがうれしいポイントです。
【予約フォーム作成】無料で使えるおすすめツール4選
ここからは、手軽に導入できる、予約フォーム作成ツールを紹介します。コードの知識がなくても、誰でも簡単に予約ページを立ち上げられるのが大きな魅力です。
SelectType

出所:SelectType公式Webサイト
「SelectType」は、ビジネスシーンから個人利用まで対応できる、多機能な予約フォーム作成サービスです。テンプレートを選ぶだけで、誰でも直感的に予約ページを作成できるのが大きな魅力です。
基本機能としては、予約フォームに加えてアンケートフォームや問い合わせフォーム、イベント受付など幅広く対応。公開したフォームは自社サイトへの埋め込みにも対応しており、既存のWebページと連携した運用も可能です。
無料の「フリープラン」では、最大10個までの予約フォーム作成が可能。広告表示はあるものの、期限なく利用できるため、初期費用をかけずにスタートしたい方に適しています。より多くのフォームを使いたい場合や、広告を非表示にしたい場合は、有料プランへ切り替えることで、フォーム数・予約件数の上限を拡張できます。
引用元
Select Type
formrun(フォームラン)

出所:formrun公式Webサイト
「formrun(フォームラン)」は、フォーム作成からデータ管理、チームでの情報共有まで対応できる、業務効率化に優れたフォーム管理ツールです。個人事業主から中小企業まで、幅広く利用されています。
フォームはドラッグ&ドロップで作成でき、デザインテンプレートも豊富。入力内容のチェック機能があり、必須項目の未記入や形式の間違いを防げるほか、自動返信メールの設定も可能です。また、送信された情報は一覧で管理でき、CRM的な使い方もできます。
無料プランでは、1フォームを作成でき、月間の回答数は最大30件まで。予約受付や問い合わせ管理など、シンプルな用途には十分対応できます。
引用元
formrun(フォームラン)
Goope(グーペ)

出所:Goope公式Webサイト
「Goope(グーペ)」は、主に中小規模の店舗や個人事業主向けに提供されている、ホームページ作成サービスです。テンプレートを使って簡単にサイトを作成できるだけでなく、店舗運営に必要な機能を組み合わせて使えるのが特徴です。
予約フォーム機能やオンライン決済機能、ブログ機能なども追加でき、ホームページと一体化した運用が可能です。これにより、顧客からの予約受付や問い合わせ管理、情報発信まで、オールインワンで管理できる環境を構築できます。
無料おためし期間は15日間あり、実際に操作感を確認しながら導入を検討できる点も便利です。小規模サロンやスクールなど、初めてWeb運用を始める方にもおすすめのサービスです。
引用元
Goope(グーペ)
Googleフォーム

出所:Googleフォーム公式Webサイト
「Googleフォーム」は、Googleアカウントがあれば誰でも無料で使えるシンプルで信頼性の高いフォーム作成ツールです。予約受付はもちろん、アンケートや問い合わせ、社内申請など幅広い用途に利用されています。
シンプルなUIながら、日付指定や選択肢の制限、必須項目の設定など、予約に必要な基本機能はしっかり搭載。送信された回答はGoogleスプレッドシートに転載でき、リアルタイムでの管理もスムーズです。
カレンダー連携やメール通知などは外部ツールとの組み合わせで実現でき、工夫次第で高機能な予約システムとしても活用可能。コストをかけずに、必要最低限のフォームを手早く用意したい方におすすめです。
引用元
Googleフォーム
有料システムと比較!無料予約システムのメリット
ここでは、有料と比較した際の無料システムのメリットを紹介します。有料との違いについて理解し、サロンにあった予約システムを導入しましょう。
1.コストがかからない
無料システムのメリットは、第一にコストがかからないことです。開業にあたって必要なインターネットやパソコン、タブレットなどの設備や機材が揃っていれば、そのままスムーズに始められるのが最大のメリットです。
さらに、無料システムの多くは導入における費用や運営費も不要なので、年間費用が抑えられるのもメリットと言えるでしょう。
2.基本的な機能が利用できる
無料システムは、「予約システムってどんなもの?」「使えるかどうか不安」といった、まだ利用したことがない方でも、安心して利用できるよう、基本的な機能が用意されています。
開業ではさまざまな費用がかかるため、「試しに使ってみたい」といった方はもちろん、出費を最小限に抑えたい方、スモールビジネスを検討する方にも最適です。
3.プラン変更や乗り換えがかんたん
無料システムの多くは、有料プランへの変更や他システムへの乗り換えがしやすいという特徴もあります。
有料システムだと、システム会社との契約によっては手続きなどを行う必要があるため、時間や労力がかかることも。
その点、無料システムであれば、導入までの時間が短いものが多くスムーズに使い始められます。使い勝手や利便性があわないときは、すぐにやめられるのも大きなメリットです。
無料予約システムのデメリットや予約ページ運営の注意点
前章のようなメリットがある無料予約システムですが、注意したい部分もあります。2つの点を押さえましょう。
1.制限があることが多い
有料システムと比較すると、残念ながらデメリットに感じる部分もあります。例えば、無料で利用できる期間に制限があるほか、サポート体制が万全ではないなどです。
無料で利用できることから初期費用は最小限に抑えられても、導入後の十分なサポートが受けられなければ、予約システムを使いこなせません。
予約システムの導入にあたっては、使いこなせるようになるまで十分なサポートが受けられるかも判断基準の一つにしましょう。
2.機能が少なめ
無料システムの多くは、予約システムを試してみたい方に特化したもの。そのため、最低限の機能しか使えないことが多いです。
「もっと多くの機能を使いたい」「サロンの集客にも活用したい」などと考えるときは、有料オプションなど別途契約が必要になる場合もあります。
美容サロンの予約ページ改善に役立つ予約システム「リザービア」も検討を
無料システムには、基本的な機能は利用できる一方で、使い続けたいときや新たな機能を使いたいときに別途契約する必要がある、またはより充実した機能を搭載した予約システムを探す必要があるなど、いくつかのデメリットがあります。
そんなときにおすすめなのが「リザービア」です。「リザービア」は、美容業界に特化した予約システムで、予約管理機能をはじめ、顧客情報の管理・クーポン発行・メッセージ配信などの便利な機能が豊富に搭載されています。
もちろん、ホームページやブログ、SNSからの集客も行えるほか、クーポンサイトからの予約にも対応。各媒体からの予約も一元管理できるので、予約管理はもちろん、サロンにあわせた集客づくりにも役立ちます。
POSレジとの連携も可能
POSレジ機能を使えるシステムを冒頭でいくつか紹介しましたが、リザービアも「A’staff Cloud Smart」というPOSシステムとの連携が可能です。会計時にはリザービアからスムーズに画面が遷移し、直感的に操作できます。
手動で計算する手間も省け、会計や売上管理が楽になります。数字の管理が苦手な方にも非常に便利でしょう。
予約ページ作成と予約システムを導入で業務を効率化しよう
無料プランでは、予約上限数・決済手数料・LINE連携の可否を、最優先に確認しましょう。無料プランで運用を開始し、予約数上限・広告掲載・分析機能などのニーズに応じて、有料プランへのアップグレードを検討するのがおすすめです。
「予約システムとは何か」「無料なら試してみようか」といった、予約システムに興味のある方は、まず無料プランからお試しください。「予約を取りこぼしゼロ」を今すぐ実現しましょう。
ただし、無料システムやプランは、有料のものと比べて機能や条件に制限がある場合があります。そのため、継続的な利用を考えている方には不向きかもしれません。
予約管理業務の効率化を図りたい方や、無料システムでは物足りないと感じる方は、美容業界に特化した予約システム「リザービア」の導入をご検討ください。リザービアは、サロン運営や集客に役立つ豊富な機能を備えており、オプションでPOSレジとの連携も可能なため、よりスマートなサロン経営をサポートします。
その他の予約アプリについては、下記記事でも紹介しているのでぜひあわせてご覧ください。