予約システムの料金はいくら?自社・外部開発費用や人気システムの価格帯を解説

予約システムの料金はいくら?自社・外部開発費用や人気システムの価格帯を解説
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予約管理に時間と手間がかかり、スタッフが本来の業務に集中できないという悩みを抱えているお店も多いでしょう。その悩みを解消する方法として、予約管理を自動化できるシステムの導入が注目されていますが、気になるのが費用面です。

この記事では、予約システムの費用相場をシステムの導入方法ごとに解説します。あわせて、おすすめの予約システムの特徴、選ぶ上での注意点もまとめているので、予約システムを検討中の方はぜひ参考にしてください。

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予約システムのタイプ別料金相場と特徴

予約システムのタイプ別料金相場と特徴

予約システムの導入パターン別の料金相場と、それぞれの特徴について解説します。

1. 既存のシステムを利用する場合|月額5,000円から

クラウド型はその名前の通りクラウドにあるデータにアクセスし、予約管理を行います。インターネットを通じてサービスを利用するため、どこからでもアクセスできるという利便性があります。

導入費用が無料のものもあり、月額で決まった使用料にオプションを追加する場合や、予約数に応じて従量課金になる場合など、システムによっても料金パターンが異なります。本格的に使う場合、有料タイプだと月額5,000~2万円以上が相場です。

ただし、データの機密性については、システムの提供元のセキュリティ対策に左右されます。オンプレミス型の場合はデータは自社システム内にあるため、自社スタッフのみがアクセスでき、予約管理を行えます。

セキュリティが高く、外部の通信状況の影響を受けないなどのメリットがある反面、社内で保守やメンテナンス、アップデートを行う必要があり、その分、コストと手間がかかります。

2.パッケージシステムを利用する場合|月額5,000円から

パッケージシステムとは、WordPressやASPといった既存のサービスを使って予約システムを導入する方法のことです。パッケージシステムの多くは、5,000円〜数万円程度の初期費用に加えて、5,000円ほどからの月額費用を用意することで利用できます。

パッケージシステムの利点は、予約システムの枠組みがある程度揃っていることです。パソコンやシステムにまつわる知識を有する人であれば、お店に合わせたデザイン等にカスタマイズできます。また、情報技術に対する知識・利用能力を指すITリテラシーが低くても導入しやすいといった利点もあります。

欠点としては、WordPressを使用する場合だと、WordPressそのものの知識をはじめ、HTMLやCSSといったWeb上のページの作成・維持に必要な言語知識が必要になる点です。

WordPressの使用にあたって疑問があっても、検索エンジンを使って自己解決する必要があるほか、トラブルが発生しても自己対応しなければならないことなども挙げられます。

低コスト・使いはじめやすいといったメリットがある一方、万が一の備えがない・自己対応が不可欠といったデメリットもあるので、慎重に決めることをおすすめします。

3.開発会社に依頼する場合|50万円から

外注の場合、システム規模や導入する機能によって異なりますが、最低限の機能にしぼれば数十万円からが一般的のようです。ただ、大規模かつ複雑なものになると、数千万円に及ぶ可能性も。導入後の保守もあわせて依頼することも可能ですが、その分費用がかさみます。

外注で予約システムを開発するメリットは、何と言ってもそのカスタマイズ性の高さです。オリジナリティのある予約システムを作ることができるので、デザインや機能にこだわりたい方にはおすすめです。

ただし、どのように使いたいのか、どのようなデザイン・機能を求めるのかについて開発担当者と綿密な打ち合わせが必要になるので、費用に加えて時間・労力がかかる点に留意する必要もあります。

4.自社で一から開発する場合|30万円から

小規模な予約システムであれば30万円から開発可能です。ただし、利用規模を広げたい場合や便利機能を多く盛り込みたい場合はその分だけ費用がかかるので注意しましょう。

さらにシステム開発後は、定期的なメンテナンスやアップデートが必要になります。また、高いセキュリティを導入する必要もあります。自社開発する上では開発費に加えて将来的な維持費がかかることを念頭に置きましょう。

予約システムを導入するなら料金・機能を比較しよう

ここからはおすすめの予約システムと各種料金・機能を紹介します。予約システムにもさまざまな種類があるので、特徴や費用、機能性などを比較しながら検討してください。

STORES 予約

STORES 予約

出所:STORES 予約公式Webサイト

STORES 予約は、予約・決済・顧客管理が行える予約システムです。シンプルなデザインなので、ITにまつわる知識が少ない人でも安心して導入することができます。累計導入社数は15万社以上とも言われており、見聞きしたことのある企業も導入しているなど、注目の高さがうかがえます。

無料プランでも基本機能の利用が可能です。ただし月間予約数が50件と少ないため、すでにひと月あたり50件以上の予約を取るお店はスモールプラン以上の契約が必要になるでしょう。

プラン 料金
(円)
月間予約件数
(件)
特徴
フリー 0 50 ネット予約システムを無料で今すぐ使いたい方向け
スモール 12,980 200 予約・決済・顧客管理などの基本機能をしっかり使いたい方向け
チーム 22,880 300 スタッフの予約管理・アンケート機能など柔軟な設定を行いたい方向け
ビジネス 31,790 2,000 たくさんの予約を取りたい、またはたくさんのスタッフを管理したい方向け
エンタープライズ 77,000 5,000 強固なセキュリティ対策に加えて大規模な予約を受けたい方向け

(価格はすべて月払いの税込)

引用元
STORES 予約
STORES 予約 |料金

RESERVA

RESERVA

出所:RESERVA公式Webサイト

累計導入社数300,000社以上と多くの企業から選ばれている予約システムのRESERVA。無料で予約サイトを開設でき、そのまま予約受付をスタートすることができます。

シンプルな操作性なのでパソコン経験の少ない人でも使用可能。自社ホームページがある場合も、埋め込み機能を使って予約システムを使うことができます。

QRコード受付アプリやセルフチェックイン機能も搭載しており、来店・来場時のスタッフの業務負担の軽減にも効果的です。なおRESERVAも無料プランの場合は月間予約件数が50件までとなっています。

プラン 料金
(円)
月間予約件数
(件)
特徴
フリー 0 50 予約システムを無料で使いたい方向け
ブルー 4,950 200 予約受付・登録顧客件数を増やしたい方向け
シルバー 8,800 500 広告を非表示にしたい方向け
ゴールド 17,600 1,000 効率化や自動化を促したい方向け
エンタープライズ 30,800 2,000 大規模向け
スイート 61,600 4,000 よりよい機能を求めたい方向け

(価格はすべて月払い・税込)

引用元
RESERVA(レゼルバ)
料金プラン | 予約システム RESERVA Reservation(レゼルバ予約)

ChoiceRESERVE

ChoiceRESERVE

出所:ChoiceRESERVE公式Webサイト

ChoiceRESERVEは、予約にまつわる課題を抱える企業のために作られた予約システムです。24時間365日可能な予約受付に加えて、店舗・メニューごとに作成可能な予約専用URLの発行、直感的な操作が可能な予約カレンダー機能などが利用できます。

ただし、どのプランを利用する場合でも、初期費用として33,000円(税込)がかかることに加えて、各月間予約件数を超過した場合は100件毎に3,300円(税込)の従量課金が発生する点に注意が必要です。

プラン 月額費用
(円)
月間予約件数
(件)
1日あたりの予約受付件数
Aコース 22,000 300 10件程度
Bコース 44,000 2000 60件程度
Cコース 88,000 5,000 160件程度
Dコース 176,000 10,000 330件程度
Enterprise 要問合せ 100,001 330件以上

(価格はすべて月払い・税込)

引用元
ChoiceRESERVE
ご利用料金|ChoiceRESERVE

SELECTTYPE

SELECTTYPE

出所:SELECTTYPE公式Webサイト

SELECTTYPEは、170種類以上のテンプレートの中から業種に合うものを選択・利用できる予約システムです。予約受付のほか、決済管理・顧客管理までを非対面/リモートで受付できます。

オンライン決済はクレジットカードやコンビニ、銀行振込などにも対応しており、ニーズに合わせた支払い方法が選択可能です。またLINE・Googleとの連携も可能なので、予約の窓口を広げたい方におすすめです。

ただしLINE連携予約機能はプレミアムのみ利用可能です。ほかのプランでは30日のトライアルを試すことができます。

・予約システム(予約フォーム/イベント)料金

プラン 料金
(円)
予約の可能件数 広告表示
フリー 0 無制限 あり
ベーシック 1,650 無制限 無し
プロフェッショナル 3,300 無制限 無し
プレミアム 11,000 無制限 無し

(価格はすべて月払い・税込)

ホームページをお持ちではなく、予約システムの利用と同時に作成したいといった方はパッケージプランがおすすめです。プラン詳細についてはSELECTTYPE公式ホームページをご確認ください。
ご利用料金|SelectType

引用元
SelectType
ご利用料金|SelectType

Airリザーブ

Airリザーブ

出所:Airリザーブ公式Webサイト

Airリザーブは、株式会社リクルートが運営する予約システムです。予約に必要なメニューや料金等を設定後、ネット予約受付ページを公開するだけでどこからでも予約を受けることができます。

作成したページURLをホームページなどに貼り付けるだけで予約を受けられるので、面倒な設定が苦手な方やSNS等で積極的にお店の情報発信をする方におすすめです。

プラン 料金
(円)
月間予約件数 特徴
フリー 0 無制限 予約受付件数や基本機能を制限なく利用可能
ベーシック 5,500 無制限 導入サポートとしてメール・電話・必要に応じてオンラインサポートも受けられる
スタンダード 11,000 無制限 手厚いサポートに加えて予約時アンケートや計測タグの設置など、分析機能も利用可能
プレミアム 要お問い合わせ 無制限 ベーシック・スタンダードで使える機能に加えてスタッフの役割ごとの権限管理も利用可能

(価格はすべて月払い・税込)

引用元
Airリザーブ
費用・料金 予約システム|Airリザーブ

予約システムを導入する上での注意点

予約システムを導入する上での注意点

ここでは予約システムを導入する上での注意点について解説します。

対応可能予約数

予約システムに多い特徴として、システムによって月間受付予約件数が異なる点に注意しましょう。中には設定された予約件数を超過した場合、100件毎に従量課金が発生するシステムもあります。

予約数が増えるほど利益率は上がりますが、その分だけシステムによるコストがかかる懸念が生じます。システムを導入する際は、あらかじめ自店の想定予約件数を把握しておきましょう。

求める機能

求める機能が多いほど費用が高くなります。自店の経営に際しどのような機能が必要かを、事前に考え洗い出しておきましょう。

例えば、これまでメールや自社ホームページ、各種SNSなどから予約を受けていた場合、それぞれを一元で管理できる機能がついた予約システムが理想ですよね。

予約システムを選ぶときは予約管理機能は当然ですが、それぞれの窓口をまとめて受けられるかについてきちんと確認しましょう。

ほかにもドタキャンが多いお店であれば、決済機能のついた予約システムの導入によって予防することもできます。

中には集客に効果的な機能がついたシステムもあるので、どのような機能を使いたいかを洗い出した上で決めましょう。

実用性・カスタマイズ性

自店にとっての実用性を考えることも大切です。操作性が悪い予約システムだと、基本機能を使いこなすことができません。豊富な便利機能を搭載していても、使いこなせないとコストが無駄になってしまいます。

導入に際しては、スタッフ全員が問題なく使いこなせるかどうか、デザインや操作性についても調べておきましょう。万が一操作感に戸惑ったときでも、サポートが備わっていると安心です。

導入形式

自社ホームページに予約用カレンダーやボタンを埋め込むタイプのほか、予約用サイトを生成するタイプなど、導入形式がシステムによって異なります。システムによってはデザインを変えられたり、在庫・設備・人員の管理といった自社システムと連携できるものもあるので、必要に応じて調べると良いでしょう。

利用料金

予約システムには、初期費用と月額料金のそれぞれがかかるタイプや予約件数に応じて従量課金制を導入しているタイプなど、料金形態がさまざまです。

集客に効果的な機能はオプションとするシステムもあるので、コストを抑えたい方は使いたい機能が限定されてしまう可能性も認識しておきましょう。

尚、自社開発では少なくとも30万円以上の費用がかかるほか、システム開発の外注先の選定から納品されたシステムの動作確認など、本格的に使えるまでに時間的にも負担が大きくなりがちです。自社開発にすべき理由があれば別ですが、開発にかかる時間・費用を踏まえて慎重に検討しましょう。

美容業界に特化した予約システム「リザービア」とは

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“「集客できるお店づくり」を支える”を意識する「リザービア」は、美容業界をはじめ、接骨院や整骨院などにも導入実績がある予約システムです。

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さらに、自社ホームページやLINE公式アカウント、Googleといったさまざまな窓口を一元で管理できる機能もあるので、予約システム一つで基本的な機能にあわせて多彩な便利機能を使いたい方は、ぜひこの機会にリザービアも検討してみてください。

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予約システムの料金は求める機能や開発費用などを総合的に考えることが大切

予約システムの料金は求める機能や開発費用などを総合的に考えることが大切

自社開発や外部委託でも予約システムの作成は可能です、しかし実際に使用するまでには、多大な労力・費用・時間がかかります。

一方、既存の予約システムを使う場合は、月額費用や初期費用、オプション料金などが発生することも。使い方によっては思いがけないコストがかかる可能性もあるので、契約時は目的に合っているかをよく確認することをおすすめします。

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