この記事でわかること
- LINE予約システムには「LINEで予約」「外部連携型」「LINE拡張ツール型」の3種類があり、サロンの規模・目的によって最適な選択肢が異なる
- 2026年時点でサロン向けに使えるLINE予約システムを機能・料金・業種適性で比較。無料プランありのサービスを含む7選を一覧表で確認できる
- LINE連携・Google予約・スタッフ指名・顧客カルテなど、サロン運営に必要な機能を備えたシステムの選び方を4つのポイントで解説
目次
LINE予約システムとは?3つの種類と仕組み
「LINE予約システム」と一口に言っても、その仕組みは大きく3つに分かれます。サロン経営者の方が導入を検討する際、この違いを理解しておくことで、後のシステム選びで迷わずに済みます。
1. LINEで予約(LINE社提供の公式機能)
LINE社が飲食店向けを中心に提供している公式の予約機能です。費用をかけずに始められる点は魅力ですが、美容サロンで必要な「スタッフ指名」「施術メニュー別の所要時間管理」「カルテ連携」といった機能には対応していません。
サロン向けに必要な細かな予約設定が難しいため、美容室・ネイル・エステでの本格運用には適していない場合が多いのが実情です。詳しいLINE公式アカウントの機能や設定方法については、LINE公式アカウントの機能と活用方法をこちらで解説しています。
2. 外部連携型(予約システム+LINE連携)
リザービアをはじめとするサロン向け予約システムが、LINE公式アカウントと連携する仕組みです。LINE上で予約を受け付けながら、予約台帳・カルテ管理・スタッフシフトなどをシステム側で一元管理できます。
サロン運営に特化した機能が揃っており、小規模サロンから複数店舗展開まで幅広く対応できる点が強みです。
3. LINE拡張ツール型(Lステップ等)
Lステップ・Linyなど、LINE公式アカウントの機能を拡張するツールを使う方法です。顧客のセグメント配信・ステップ配信・予約フォームの設置などが可能になります。マーケティング機能が充実している反面、月額費用が高め(3万円以上)になるケースもあります。
3種類の特徴をまとめると、次のようになります。
| 種類 | コスト感 | サロン特化機能 | 向いている規模 |
|---|---|---|---|
| LINEで予約(公式) | 無料〜 | △(スタッフ指名不可) | 飲食・汎用業種 |
| 外部連携型 | 無料〜月額1万円前後 | ◎(指名・カルテ対応) | 個人〜複数店舗 |
| LINE拡張ツール型 | 月額3万円〜 | ○(配信特化) | 中〜大規模サロン |
美容室・ネイル・エステなどのサロンでは、「外部連携型(予約システム+LINE連携)」が最もバランスが取れた選択肢です。
LINE予約システムをサロンが導入するメリット
電話受付が難しい施術中でも、LINEから24時間自動で予約を受け取れます。取りこぼし防止はもちろん、予約当日前日のリマインドで無断キャンセルを減らし、リピーター施策の自動化までつなげているサロンが増えています。
24時間・施術中でも予約を受付できる
電話予約では対応できない時間帯や施術中の着信を、すべてオンラインで自動受付に切り替えられます。「深夜に検索して予約したい」「電話が苦手でLINEで完結させたい」というお客様のニーズに対応でき、予約の取りこぼしを防げます。
前日リマインドで無断キャンセルを削減
予約確定後、自動でリマインドメッセージをLINE送信できます。無断キャンセルの多くは「うっかり忘れ」が原因であり、前日のリマインド配信を導入しているサロンでは無断キャンセル率の改善を実感しています。
顧客データとカルテを一元管理できる
LINEから予約したお客様の来店回数・前回メニュー・担当スタッフを自動でカルテに紐付けて管理できます。来店後のフォロー配信や次回来店の案内も、顧客データを活用してパーソナライズした内容で送れるようになります。
自社予約比率を高め、手数料コストを削減
ホットペッパービューティーなどのポータルサイト経由の予約は手数料が発生します。LINEからの自社予約を増やすことで、広告費・手数料の圧縮につながります。リザービアでLINEから直接予約できる導線を整備しているサロンでは、ポータル依存度を下げながら売上を維持する事例も出ています。
サロン向けLINE予約システム比較7選【2026年最新】
2026年時点でサロン向けに使えるLINE予約システムを機能・料金・業種適性で比較しました。無料プランありのサービスを中心に、個人サロンから複数店舗展開まで対応できる7つを選定しています。
各サービスの詳細は、公式サイト(確認日: 2026年6月現在)をもとに整理しています。
※ 各サービスの料金・機能は公式サイト(2026年6月確認)をもとに記載しています。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
リザービア
美容室・ネイル・エステ・リラクゼーションなどのサロン向けに特化した予約管理システムで、7,500店舗に導入されています。LINEミニアプリ連携・LINE公式アカウント連携の両方に対応し、LINEから直接予約できる導線をシンプルに設置できます。Google予約(Reserve with Google)にも対応しており、Google検索・Googleマップからの予約受付も同時に設定できます。
スタッフ指名・施術メニュー別の所要時間管理・設備管理・電子カルテ・自動リマインド配信など、サロン運営に必要な機能をひとつのシステムで完結できる点が特徴です。月額料金は15,000円〜(別途初期費用10万円)で、無料プランの設定はなく、導入時から本格的なサロン運営環境が整います。
STORES予約
無料プランから始められる予約システムで、LINE連携はスタンダードプラン以上で利用できます。予約カレンダー・顧客管理・Google予約連携など汎用的な機能が揃っており、サロン以外の業種でも幅広く活用されています。スタッフ別予約・予約ページのカスタマイズにも対応しています。
freee予約(旧:tol)
無料プランで使い始められるコストを抑えたサービスです。LINE公式アカウントと連携した予約受付・スマートフォン対応・顧客管理などの基本機能を実装しています。月額3,980円の有料プランではデータ出力・オプションメニューなどが追加されます。
Airリザーブ
Airペイ等と連携できる予約システムで、無料プランから利用可能です。LINE公式アカウントとの連携・予約管理・顧客管理・リマインド配信・スタッフ管理などの機能に対応しています。POS連携を視野に入れているサロンにも適しています。
リピモ
月額1,100円からというサロン向けの低コスト予約システムです。LINE連携に特化したシンプルな設計で、個人サロンや小規模店舗での導入実績があります。予約管理・顧客カルテ・自動リマインドなどの基本機能を低価格で利用できます。Googleカレンダーとの連携機能はありますが、「Googleで予約」ボタンへの対応状況は公式サイトでご確認ください。
Lステップ
LINE公式アカウントのメッセージ配信を拡張するツールです。予約フォームの設置・ステップ配信・顧客セグメント別の配信など、マーケティング機能が充実しています。予約管理・顧客管理の機能も提供していますが、予約台帳・カルテ等の詳細仕様は公式サイトでご確認ください。既にLINE運用に力を入れているサロンでの活用が多い傾向です。
SelectType
無料プランで始められる汎用予約システムです。LINE公式アカウントとの連携・スタッフ別予約・顧客管理・自動リマインドなどの機能をカバーしており、シンプルな操作性が特徴です。Googleカレンダーとの連携機能はありますが、「Googleで予約」ボタンへの対応状況は公式サイトでご確認ください。
LINE予約システムの料金・無料プラン一覧
「LINE予約システムは有料なのか」という疑問に答えます。無料プランで始められるサービスもありますが、予約数制限・機能制限があるケースが大半です。月額の目安・無料プランの範囲を一覧で確認しましょう。
無料で始められるサービス
| サービス名 | 無料プランの範囲 | 有料移行のタイミング |
|---|---|---|
| freee予約(旧:tol) | 予約受付・基本顧客管理 | データ出力・オプション機能が必要になったとき |
| STORES予約 | 予約受付・顧客管理(LINE連携は有料プラン) | LINE連携・スタッフ複数名管理が必要になったとき |
| Airリザーブ | 予約受付・顧客管理・スタッフ管理 | 上位プランの追加機能が必要になったとき |
| SelectType | 予約受付・基本機能 | カスタマイズ・顧客管理強化が必要になったとき |
| リザービア | なし(無料プランの設定はありません) | — |
月額費用の相場
- 低コスト帯(〜3,000円/月):リピモ(月額1,100円〜)・Lステップ(月額3,278円〜)など
- 中コスト帯(3,000〜10,000円/月):freee予約(月額3,980円〜)・Airリザーブ(月額5,500円〜)・STORES予約(月額8,778円〜)など
- サロン特化型:リザービア(月額15,000円〜・初期費用10万円。サロン専用機能を全て含む)
無料プランは「まず試してみたい」段階には有効ですが、LINE連携・スタッフ複数名管理・自動リマインドなどを本格的に使いたい場合は有料プランへの移行が必要になるケースが多いです。
LINE予約システムの選び方|サロン別4つのポイント
予約システムを選ぶ際に「機能が多すぎて迷う」という声をよく聞きます。サロンの規模・業種・LINE公式アカウントの活用状況によって優先すべき機能は異なります。4つのポイントで絞り込む方法を解説します。
1. サロンの業種・規模に合った機能があるか
美容室・ネイル・エステ・リラクゼーションなど、業種によって必要な予約機能が異なります。特にサロン経営者の方が確認すべき機能は次の通りです。
- スタッフ指名別の予約管理
- 施術メニュー別の所要時間・設備の紐付け設定
- 複数店舗をまたいだスタッフ管理
「個人サロン 予約システム LINE 無料」で探している場合、まずは無料プランで基本機能を試してから有料移行を検討するのが合理的です。スタッフが複数名いる場合は、スタッフ別の予約管理に対応しているかを最初に確認しましょう。
2. LINE連携の深さ・方式を確認する
LINE連携には「LINEミニアプリ(アプリ内で予約完結)」と「LINE公式アカウント連携(メッセージでURL誘導)」の2種類があります。
LINEミニアプリ対応のシステムでは、LINEアプリを離れることなく予約フォームを操作できるため、予約の途中離脱が起きにくい構造です。「ライン予約システム」の操作性を重視する場合は、ミニアプリ対応かどうかを確認してください。
3. 料金とコストパフォーマンスを試算する
月額費用だけでなく、「LINE予約経由の自社予約が増えることで削減できるポータルサイト手数料」と比べて試算することが重要です。たとえばホットペッパービューティーの手数料分が自社予約に切り替わった場合の差額と、システム月額料金を比較してみてください。
美容室 予約システム LINEの文脈では、LINE経由での自社予約獲得がコスト削減の主な目的になります。初期費用・設定工数も含めた総コストで判断しましょう。
4. サポート体制と導入後の運用を確認する
導入初期はスタッフへの操作説明・設定変更などでサポートを活用する場面が多くなります。チャット・電話・メールなど、どの問い合わせ方法が使えるかを事前に確認しておきましょう。また、有人対応の時間帯外に緊急の問題が発生した場合のサポート範囲も確認しておくと安心です。
リザービアでLINEから予約を受ける方法
リザービアはサロン向け予約システムとして7,500店舗に導入されており、LINE公式アカウントとの連携を標準機能として提供しています。LINEからの予約受付・リマインド配信・顧客カルテの一元管理がスムーズに使える点が特徴です。
LINE連携でできること
リザービアとLINE公式アカウントを連携すると、次のことができます。
- LINEミニアプリを通じてLINEアプリ内で予約を完結(途中離脱防止)
- LINEの友だち追加から自動で予約導線を案内
- 予約確定・変更・キャンセルのLINE自動通知
- 前日リマインド・来店後フォローのLINE自動配信
Google予約との同時対応
リザービアはGoogle予約(Reserve with Google)にも対応しています。Google検索結果・Googleマップに「予約ボタン」が表示され、検索したお客様がそのまま予約できる導線を確保できます。LINEとGoogleの2経路で自社予約を集める体制が整います。
シンプルで直感的な予約フォーム設計
リザービアの予約フォームは、モバイル操作を前提としたシンプルな設計です。初めて利用するお客様でも迷わず予約できるため、予約途中の離脱リスクを下げられます。スマートフォンから予約が多い美容サロン・治療院の顧客には特に使いやすい設計です。
柔軟なカスタマイズ性
リザービアは、サロンの業種・スタッフ構成・設備に合わせて細かな設定が可能です。メニューと施術に必要な設備(個室・ベッド等)を紐付けて予約枠を自動制御したり、スタッフのシフトパターンを登録して受付枠を管理したりできます。業種特有の予約ルールに対応できる点が、汎用システムとの大きな違いです。
LINE予約システムの導入事例|サロン経営者の声
実際にLINE予約システムを導入したサロンの声を紹介します。「導入前」の課題と「導入後」の変化を具体的な内容で記載しているため、自店の状況と照らし合わせながら参考にしてください。
美容室での導入事例
美容室・ヘアサロン向けのリザービア導入事例は、ヘアサロン向けLPページで複数公開しています。電話対応の負担軽減やポータルサイト依存の解消など、現場の声をまとめています。
一般的な導入前後の変化としては、以下のようなパターンが多く報告されています。
- 導入前の課題:施術中の電話対応・営業時間外の予約取りこぼし・スタッフごとのシフト管理が煩雑
- 導入後の変化:LINE経由の自社予約比率の増加・無断キャンセルの削減・予約管理にかかるスタッフの工数削減
ネイルサロンの導入事例
ネイルサロン「LA VELA TOKYO」では、リザービアを活用したオンライン予約体制を整備しています。導入の背景・運用方法・導入後の変化については、LA VELA TOKYO 導入事例ページで詳しく紹介しています。
エステサロンの導入事例
エステサロン「DaySpa&WaxingReblank」では、リザービアを通じた予約管理と顧客フォローを実現しています。ワックス脱毛サロンならではの予約設定や活用方法については、DaySpa&WaxingReblank 導入事例ページをご確認ください。
個人サロン経営者の方からは「LINEで予約が入るようになってからホットペッパーへの依存が下がった」「予約管理にかける時間が減り、施術に集中できるようになった」といった声が寄せられています。
まとめ|サロンに最適なLINE予約システムの選び方
LINE予約システムを選ぶ際は、以下の順番で判断すると迷わずに済みます。
- 目的を明確にする:「取りこぼし防止」「ポータル依存の削減」「無断キャンセル対策」など、どれを優先するか整理する
- 業種・規模に合うか確認する:スタッフ指名・設備管理・サロン特化機能が揃っているか
- LINE連携の深さを確認する:LINEミニアプリ対応か、メッセージ誘導型かを把握する
- 料金対効果で比較する:無料プランでの試用→有料移行の判断軸を持つ
美容室・ネイル・エステ・リラクゼーションなどのサロン向けに7,500店舗の導入実績があるリザービアは、LINE連携・Google予約・スタッフ指名・顧客カルテをひとつのシステムで管理できる選択肢です。サロン運営に特化した機能と導入後のサポート体制が整っているため、まずは相談・資料請求から始めてみてください。
よくある質問
LINE予約はどのように管理されますか?
LINEで受けた予約は、リザービアの管理画面にリアルタイムで反映されます。これにより、手動での予約入力が不要となり、ダブルブッキングのリスクを減少させます。予約内容の確認や変更はリザービアの管理画面から簡単に行え、スタッフやサービスごとのスケジュール管理もスムーズにできます。
LINE予約は24時間受付可能ですか?
LINE連携による予約受付は24時間対応しています。営業時間外でもLINEを通じて予約ができるため、24時間予約受付が可能です。これにより、お客様は自分の都合に合わせて予約を行え、店舗側も営業時間外に予約を逃すことがなくなります。
Googleやクーポンサイトとも連携できますか?
リザービアは他の予約サイトやシステムとも連携できます。特に、Googleで予約やクーポンサイト連携などのオプション機能を使うことで、異なる予約窓口を一元管理することができます。これにより、複数の予約サイトでの重複やトラブルがなく、効率的に予約管理が行えます。
システムにサポートはありますか?
リザービアでは、電話・メール・チャットなど複数の方法でサポートを受けることができます。システムに関する質問や運用の不明点があれば、その都度サポートスタッフが迅速に対応。問題解決までしっかりサポートします。










