まつエクサロンのオーナーが、お悩みのひとつ集客。
新規のお客様に知ってもらうのはもちろんのこと、継続してリピートしてもらうにも、集客の施策が必要です。
今回は、まつエクサロンに有効な集客方法の種類と特徴、集客方法の決め方やリピート率アップの方法を紹介します。
まずは資料をご覧ください
目次
1.SNS
SNSはサロンの情報発信だけではなく、ブランディングにも有効です。
また、SNSは基本的に無料でアカウントの開設が可能です。費用をかけない集客方法のひとつとして、取り入れやすいでしょう。
今すぐ予約しようとサロンを検索している人に対してのアプローチのほか、サロンの魅力や雰囲気を発信することで、見込み客に「このサロンに行ってみたい」と思わせるアプローチ方法もあります。
さらに、サロンを利用したお客様が口コミを投稿する可能性もあるでしょう。もともとサロンに興味があった人以外にも、サロンの存在やサービス内容を知ってもらうよいきっかけとなるかもしれません。
それぞれのSNSによって特徴があるため、発信したい内容や届けたい客層にあわせてSNSを選んで運用するとよいでしょう。
Instagramは、画像や短い動画を掲載するのに適しているSNSです。画像や動画は視覚的な効果が高いので、店舗の雰囲気やまつエクの仕上がりなどを掲載すればお客様の目に止まりやすくなり、効果の高いアピールをすることができるでしょう。
プロフィール欄に予約URLを設置することで、投稿を見てサロンに好印象を持ってくれた人がそのまま予約できるよう誘導することも可能です。
また、サロン名や出店しているエリア、まつエクなどの施術内容などをハッシュタグとして記載することで、検索で見つかりやすいようにする工夫も必要です。
関連記事
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は140字以内の文章と、画像や短い動画などを掲載することができるSNSです。短い文章で店舗のお知らせなどを投稿することができるほか、投稿した内容をほかのユーザー間で手軽に共有することができます。
他のSNSに比べて拡散力に優れているため、キャンペーン情報・イベントの告知に特に向いています。
テキストがメインの投稿となるため、毎日の予約状況や営業時間の情報を発信してもよいでしょう。また、キャンセルが出た場合に「本日〇時、キャンセルがあったため空きがあります」などの投稿によって、空いてしまった予約枠を埋められる可能性もあります。
Facebookのビジネスアカウントは、企業やブランド、サロンの名前などで「Facebookページ」と呼ばれる情報発信や交流のためのページを作ることができます。
FacebookはTwitterよりも長い文章が投稿できるため、イベントなどのお知らせにも向いているほか、広告配信機能があったり、ページビューや利用者の属性などを確認できるインサイト機能などがあったり機能も充実しています。
また、Facebookはアカウントのない人でも閲覧可能です。そのため、お客様がFacebookのアカウントを持っていない場合でも、サロンのFacebookページを見ることができます。
さらにFacebookページは、Google検索やYahoo検索の検索結果にも表示されるため、アカウントの有無に関係なく人目に触れる機会のあるSNSと言えるでしょう。
関連記事
LINE公式アカウント
通常のLINEアカウントのようにチャットで1対1のやりとりができるだけではなく、メッセージの一括配信など、通常アカウントにはない機能も搭載しています。
メッセージ配信やクーポンの発行により、再来店のきっかけ作りにも有効なため、リピート率アップに活用できる可能性もあります。
XやInstagramに比べ拡散されづらいといった弱みもありますが、一度友だち追加してもらうことでダイレクトに情報を届けられるため、お客様の囲い込みに有効と言えるかもしれません。
関連記事
その他のSNS
YoutubeやTikTokなどの、動画投稿も集客に役立てられる可能性があります。
施術の様子やサロン内の様子、スタッフインタビューなどのほか、まつエクのケア方法などを発信することで見込み客へのアプローチとしても役立てられるでしょう。
ただし動画編集の知識やスキルが必要になるため、他のSNSに比べ始めるハードルは高いかもしれません。
2.ホームページやブログ
サロンの公式ホームページがあることで、お客様の安心につながる場合があります。
スタッフブログでサロンの雰囲気を伝えたり、練習風景やサロンでの日常を伝えることで親近感や安心感を与える役割を担えるかもしれません。
また、すぐに集客に直結するわけではありませんが、まつエクをつけてからのお手入れ方法やNG行動など、まつエクの施術を受けた人や興味のある人に対しての情報をブログで発信することもおすすめです。
ホームページを作る際は、そのページを見たお客様が気軽に予約・問い合わせがしやすいよう、わかりやすいサイト設計を心掛けましょう。
3.ポータルサイト
ホットペッパービューティーやminimoなど、美容業界に特化したポータルサイトを利用する手段もあります。こういったポータルサイトは利用者が多く、目的のはっきりしているユーザーが積極的に検索しています。予約フォームなどのツールも使用できますが、サロンを掲載するには利用料金がかかります。
関連記事
店舗の雰囲気がわかる写真や、利用したお客様の口コミを掲載することができるポータルサイトを選ぶとよいでしょう。
また、集客サイトを利用すると各媒体の予約台帳を使うことになりますが、複数の媒体に掲載をすれば予約台帳も複数管理しなければなりません。
この場合、空き枠の管理を手動で行うのが一般的ですが手作業の為ミスが発生しやすくダブルブッキングが起こりやすい状況です。
複数の予約経路(集客サイトとSNS・WEBサイト・予約アプリ)が存在している場合は、予約の一元管理をすることで手間もミスも減らせます。
関連記事
4.リスティング広告
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!のような検索エンジンで、ユーザーが検索した語句に連動して掲載される広告のことです。「まつエクサロン」で検索をすればまつエクサロンに関する広告が表示されるため、ユーザーに向けて発信がしやすいのが特徴です。
広告費はかかるものの、広告がクリックされた分だけ料金が追加発生するため、広告を表示させるだけではそこまでコストがかさむということはないでしょう。ただし、表示させたいキーワードが多いとそれだけ費用がかかるので、費用対効果の高いキーワードを選ぶとよいでしょう。
5.Googleビジネスプロフィール
無料で利用できる、Googleビジネスプロフィールに登録をするのも効果的です。
Googleビジネスプロフィールを利用して店舗情報を登録しておくと、Googleのキーワード検索結果やGoogleマップに店舗を表示することができます。
サロンの場所や電話番号、営業時間の他に口コミや店舗の写真を掲載することもできるため、「○○駅+まつエクサロン」などで検索した時、手軽に店舗情報の詳細が表示されるようになります。
また、Googleビジネスプロフィールへの登録はMEO(マップエンジン最適化)対策にもなる施策です。Googleマップ上での検索順位を上げることにつながるため、エリアを指定してサロンを検索している人に、見つけてもらいやすくなるでしょう。
Googleビジネスプロフィールと予約システム「リザービア」と連携させることで、Googleの検索結果からすぐに予約ができるようになるため、ユーザーの予約までの手間を減らし導線を短くすることができます。
実際、Googleビジネスプロフィールとリザービアを連携させることで、集客に成功しているアイラッシュサロンがあります。
そのうちのひとつ、アイラッシュサロン「SENSES annex」のF様とM様は、Googleを経由しての集客について、次のように話しています。
現在はリザービアを導入し、Google ビジネスプロフィールから直接お客様が予約していただくことが可能になっています。
私としても、Google経由からの集客が年々強くなっていることを実感しています。海外の情報もチェックしているのですが、この流れは続いていくのではないかと感じています。
引用元
関連記事
6.ポスティングチラシ
チラシを作って直接ユーザーまで届ける方法です。外注すると費用がかかりますが、パソコンを使ったり、手書きしたりして自作もできます。
インターネットをあまり使わない人など、幅広い人にアピールすることが可能です。まつエクの経験がない人や、まつエクそのものを知らない人にも見てもらえるような内容で作成できるとよいでしょう。
7.友人・知人からの紹介
友人や知人など、身近な人へ紹介を依頼することは、宣伝費用もかからない気軽にできる集客方法のひとつです。
オプションを1回無料でサービスする、紹介者と紹介された新規お客様の双方にクーポンを配布するなど、紹介した人にもメリットがあるようにすると紹介してもらいやすくなるかもしれません。
集客方法を決める前に集客のポイントを確認しよう
どんな方法で集客をするのかを決める際には、どんなことに注意すればよいのでしょうか。集客方法を決めやすくするために押さえておきたいポイントについて、確認しておきましょう。
まつエクサロンのターゲットを決めよう
自身のまつエクサロンがどんなお客様をターゲットにしていきたいのかを決めましょう。ターゲットによって、来店しやすい時間や好まれるサービスが異なるため、集客でアピールするポイントも変わってきます。
たとえば「流行に合わせたまつエク施術が受けられる」とアピールした場合、若年層の女性には好印象かもしれませんが、中高年以降のお客様には響きません。その一方で「目元のたるみケアにまつエクが役立つ」と言われても、若年層にはピンとこないでしょう。
このように、ターゲットに合わせたメリットを選んで伝えることで、集客につなげましょう。
複数の方法を試してみよう
まつエクサロンによって、どんな集客方法が適しているのかは変わります。定期的に配信をしているから、公式ブログを更新しているから、などのひとつの集客方法だけに頼るのではなく、いくつかの集客方法を組み合わせて試してみましょう。
ただし、手当たりしだいにたくさんの集客方法を試すのもよくありません。広告費などのコストがかさんでしまうためです。売上の4〜5%の予算を目安にして、まずは低予算の方法から試してみましょう。
サロンの強み・コンセプトを明確にしよう
他店にはない、そのサロン・その施術者でなければいけない理由が見つけられると、新規の集客だけではなく、リピーターの獲得にもつながります。
たとえば、眉毛とまつげ両方の施術ができる、まつエクのケアについて詳細なアドバイスができるなど、さまざまなことが「強み」にできます。
また、サロンのコンセプトをしっかりと持つことで、内装やメニューなどに統一感が生まれ、よい印象につながりやすいです。
お客様目線での情報発信を心掛けよう
受け取ったお客様にとって役に立つ、お客様の欲しい情報を発信するよう心掛けましょう。
おすすめのまつげケアの方法やケアアイテム、目元まわりのトレンド情報などを、発信内容としてよいかもしれません。どんな情報を知りたいか、お客様やSNSのフォロワーに聞いてみてもよいでしょう。
また、ホームページやSNSのわかりやすさ・見やすさもお客様の目線を大切にしましょう。
集客のための値下げをやめよう
むやみな値下げは、安さだけを理由に来店するお客様を呼び込んでしまう可能性があります。元の値段に戻した際の客離れが懸念され、リピーターの獲得にはつながらないため、むやみな値下げはおすすめしません。
まつエクサロンのリピート率をアップさせよう
新規のお客様を獲得できても、1回きりの来店で終わらせず、その後もリピートしてもらうこともとても重要です。新規のお客様を獲得するだけではなく、リピート率を上げるためにはどんな集客をすればよいのかを解説します。
リピートしたくなるサービスを用意しよう
スタンプカードや、リピーター限定のクーポンを発行するなど、お客様に「通い続けたい」「またここにお願いしたい」と思ってもらえるサービスを用意しましょう。
たとえば、リザービアの予約アプリ「サロンカード」には、スタンプカードのデジタル化や、アプリ限定クーポンの配信、予約履歴からの予約など、リピーターにとってサロンが利用しやすくなるための機能があります。
関連記事
次回予約を取りやすいような工夫をしよう
店舗側からの次回予約をうながす声掛けをしたり、次回予約時の割引などの特典をつけたりするなど、お客様からの予約を待っているだけでなく、店舗側からもアプローチして次回予約を取りやすくなる体制をつくるようにしましょう。
DMやメールマガジンで定期的にアピールしよう
登録いただいた住所やメールアドレスに、ダイレクトメールやメールマガジンを送り、イベントの情報をお知らせしたりクーポンを配信したりと、定期的にアピールをするようにしましょう。
利用いただいたお客様あてに、手書きのサンクスメッセージを送ったり、予約日に近くなったときに確認のメールを送信したりといったことも効果的です。
リザービアにはメッセージの自動配信機能があるため、来店後のお礼メールや施術に関するフォローメール、再来店促進のためのご案内メールなどを手軽に配信することができます。
関連記事
顧客管理ツールを使ってお客様の情報を管理しよう
インターネットを通じてオンラインで顧客管理ができるツールを使用すれば、お客様の予約状況や、顧客の住所・指名などの基本情報、過去の利用メニューや利用頻度など、さまざまな顧客情報を管理することができます。
予約管理システム「リザービア」には、顧客管理に関する機能も搭載しています。名前や電話番号のような情報のほか、過去に担当したスタッフや利用したメニューなどからも検索することが可能です。
ほかにもサロンメニューなどを登録してPOSシステムとも連携すれば、予約管理と会計管理・顧客管理といったさまざまな情報を一元化できます。
関連記事
まずは資料をご覧ください
まつエクサロンに合わせた方法で集客力アップにつなげよう
サロンの集客方法には、SNSの活用や知人の紹介などさまざまな方法があるため、サロンのターゲットに合わせた的確な集客方法を選ぶことが大切です。
集客はサロンの存在を知ってもらうだけではなく、お客様に「来たい」と思ってもらえるようなサービスの提供やサロンの雰囲気、そしてお得な情報の発信なども大切です。しかし、施術やお客様対応に加え集客活動を行うことは、その業務量が負担となる可能性が高いでしょう。
施術以外の作業負担を少しでも減らすために、集客にも役立つ予約管理システム「リザービア」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
メールの一括配信やお客様の予約の手間が省けるアプリの提供など、リザービアの持つ機能を、集客力アップに活かしてください。