まつエクサロンの集客方法として、集客アプリやクーポンサイトの利用を考えている方も多いでしょう。しかし集客アプリやクーポンサイトは数多くあるため、どれを選んだらいいかわからなかったり、集客効果に不安があったりする方もいるかもしれません。
そこで、集客アプリやクーポンサイトのメリットを整理し、集客成功のポイントやおすすめの集客方法などを紹介します。また集客に成功しているサロンの事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
まつエクサロンで集客がうまくいかない理由とは?
まつエクサロンは全国に数多くあり、ホットペッパービューティーの登録サロンだけで2万店以上、関東エリアだけでも8,000店以上あります。
まつエクやアイブローなどの施術を日常的に受けている人は限られるため、当然顧客の奪い合いとなるでしょう。特徴のないメニューやコンセプトが感じられない店舗作り、無難な接客では、ライバル店と差別化できず集客できないと考えられます。
出店エリアで自分のサロンを選んでもらうには、ターゲットやコンセプトの明確化をし、それに沿った訴求をしなければなりません。つまり集客がうまくいかないサロンでは、ターゲットやコンセプトが明確になっておらず、訴求方法がズレている可能性があります。
ターゲットに合わせて集客方法を選定するべきところを、なんとなくで行っていたり、手当たり次第に広告を出したりしていると、経費の無駄になるばかりか集客ができずにやがて先細りとなってしまう恐れもあるでしょう。
まつエクサロンにおすすめの集客方法5選
ホットペッパービューティーアカデミーの2023年上期の美容センサスによると、まつエクサロンの利用率は20代がもっとも多く、次いで30代、10代となっており、40代以上の利用率はそれぞれ2~5%程度です。
つまり訴求すべき年代は20~30代であり、そのターゲット層がよく利用している媒体を集客ツールとして使わなければならないことがわかります。
まつエクサロンにおすすめの集客方法を紹介しましょう。
引用元
ホットペッパービューティーアカデミー|美容センサス2023年上期<アイビューティーサロン編>
1.集客アプリ・クーポンサイト
まずは集客アプリやクーポンサイトを紹介します。集客アプリやクーポンサイトにはいくつかの種類があり、それぞれ強みや特徴が異なるため、自店のコンセプトやターゲット層、出店エリアやかけられる経費などを考慮して選びましょう。
ホットペッパービューティー
いわずと知れたホットペッパービューティーは、先述したようにアイビューティーの参画サロン数だけで2万店以上と業界最大級のクーポンサイトです。
抜群の知名度で利用者数も多いため、まずは広くお店を知ってもらいたいというサロンに向いているサイトといえるでしょう。
掲載料は明記されておらず、問い合わせで確認するしかありませんが、価格やプランは幅広く、自店に合ったプランを提案してくれるとのこと。ただしライバル店の掲載数も多いため、目を引くキャッチコピーを作ったり、他店と差別化できるメニューやサービスを考案したりといった工夫が必要です。
楽天ビューティ
楽天ビューティは掲載料が必要ないかわりに、成果報酬として楽天ビューティ経由で予約が入るたびに1件あたりの金額を支払う仕組みです。
利用者のゾーンは楽天ユーザーの20~40代女性がもっとも多く、主婦層も多いのが特徴。掲載料が無料なので、とりあえず登録しておき、効果が感じられなければ掲載をやめるということもできるのがメリットです。
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ミニモ
ミニモはサイトというよりアプリとしてスマホで見やすい作りとなっており、普段スマホで情報収集をしている10~20代にアピールしやすいのがメリット。
登録料や掲載料はなく成果報酬型なので、登録だけしておいても損はありません。ミニモはスタッフが個別で利用できる予約アプリなのも特徴で、サロン全体としてアピールするホットペッパービューティーや楽天ビューティと異なり、アイリストが個人で集客するのにも向いています。
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ビューティーパーク
ビューティーパークは月1万円~の月額固定費のみの明朗会計で、広告費の把握がしやすいのがメリットです。オプションでLINEと連携することも可能で、顧客データがサロン側で蓄積できたり定期的にマーケティングのプロの配信を受け取ったりできるという特典も。
クーポンだけでなくスタッフ紹介やカタログ、口コミなど載せられる店舗情報も豊富で、店舗ページでしっかりお店の魅力を伝えられるのも魅力です。
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2.SNS
まつエクサロン利用者のボリュームゾーンである20~30代がよく利用しているSNSを集客に活用するのもおすすめです。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)はテキストがメインのSNSですが、画像や動画を載せることもできます。リアルタイムの情報伝達に向いており、キャンペーン情報やイベントの告知をする時にも活用しやすいSNSです。
Instagramは、画像を中心としたSNSで「映える」画像の投稿やビフォーアフター写真で、ターゲットの心をつかみやすいため、まつエクサロンの周知に向いています。
DMやストーリーの質問などでお客様と密にコミュニケーションがとれるため、ファンの獲得にももってこいのツールです。
TikTok
TikTokは3分以内の短い動画を投稿できるアプリで、メインユーザーは10~20代とされています。20代以下の若者がメインなので、移り変わりが激しい若年層の流行りをチェックするのにも向いているアプリです。
他のSNSに比べて瞬間的なバズの拡散力が高く、トレンド情報の収集に活用している方も多いため、見せ方に工夫をすればまつエクサロンのターゲット層に多く露出することができます。
YouTube
他のSNSに比べて資産性が高いのがYouTubeで、多くの人に試聴されるなどチャンネルが成長するのに時間がかかる一方で、露出が増えてくれば改めて過去の動画が試聴されることもあります。
長時間の動画も投稿可能なので、じっくりサロンのよさを伝えたりお手入れ方法を紹介したりして集客につなげましょう。
LINE
LINEをお客様とのコミュニケーションツールとして活用しているサロンは多いでしょう。サロンのLINE公式アカウントを友達登録してもらうことで、予約の受付やリマインダー通知、キャンペーン情報の告知やバースデークーポンの発行など、さまざまなことに活用できます。
LINE VOOMでショート動画を投稿し、集客につなげることも可能です。
3.ホームページ
ホームページはサロンの存在が気になったお客様に、より詳しい情報を伝える役割をもっています。きちんとしたホームページがあるサロンは、SNSのみのサロンに比べて信頼されやすいというメリットも。
検索結果で上位表示を獲得し集客につなげるのは、SEOの知識が必要なため難易度が高いですが、指名検索でサロン情報を知りたいお客様を来店につなげやすいでしょう。
4.Googleビジネスプロフィール
Googleは、検索エンジンとして世界一のシェアを誇り、国内でも85%以上の利用率があります。
そのGoogleが無料で提供するのがGoogleビジネスプロフィールで、サロン情報を登録することでGoogleの検索結果やマップ検索結果にプロフィールを上位表示してくれるサービスです。予約システムと連携させることで、その検索結果から直接予約に誘導することもできます。
5.チラシ
集客方法としてオーソドックスなチラシは、サロン周辺の人にサロンを認知してもらったり単純接触効果(何度も目にすることで親しみを覚える心理)が期待できたりといったメリットがあります。
オープンしたてのサロンや売上強化の施策を行いたいサロンにおすすめの方法です。
まつエクサロンで集客アプリを使うメリット
これまで紹介してきた集客方法の中でも、集客アプリにフォーカスをあてて考えてみましょう。
まつエクサロンの集客に集客アプリを利用するメリットを紹介します。
1.24時間集客できる
ほとんどの場合、集客アプリを訪れるのは見込み客です。まつエクサロンを探しているお客様にサロン情報を提供し、予約につなげることができます。
サロンが休みであっても営業時間外でも、24時間サロンを探しているお客様に露出することができるので、効率よく集客につなげることができるのがメリットです。
2.顧客情報や予約履歴の管理ができる
集客アプリはアプリから予約できる仕組みなので、必然的にネットを介して顧客情報が蓄積されます。管理画面から顧客情報や予約履歴をチェックできるため、次回予約のリマインダーメッセージを送信したり、誕生日のお祝いメッセージやクーポン発行をしたりして信頼関係の構築に活かすことも可能です。
3.顧客のニーズをくみ取りやすい
顧客情報の蓄積ができることで、客層やニーズの把握に活かすことができ、それらの情報を分析することで、さらなる集客につなげることも可能です。
たとえばあるメニューが想定していないターゲット層によく利用されていることがわかったり、別々のメニューが同時に予約されることが多いことを把握したりできることで、より具体的な提案ができるようになり、新たなサービスにつなげることもできます。
4.SNSと連携できる
集客アプリの中には、SNSと連携できるものもあります。そういった集客アプリを利用すれば、すでにSNSを集客に利用しているサロンにとって利便性を高めることが可能です。
またSNSでサロンを知り来店の意欲があるお客様を、スムーズに予約に誘導することもできるでしょう。
まつエクサロンで集客を成功させるポイントとは
まつエクサロンで集客に成功するには、いくつかのポイントに気をつける必要があります。ここでは、特に気をつけたい4つのポイントを紹介しましょう。
1.ターゲットの明確化
冒頭でもお伝えしたとおり、集客するにはターゲットの明確化が欠かせません。ターゲット像がぼんやりしていると、集客方法や集客アプリの選定が適当になったり、キャッチコピーやデザインなどに一貫性がなくなったりしてしまいます。
ターゲットとコンセプトは、サロンの方向性を決める軸となるため、時間をかけて考えてみましょう。
2.独自性をもたせる
他店との差別化やリピーター獲得のためには、自店だけの強みや他にはないサービスの提供など、独自性が必要です。
コンセプトの話ともつながることですが、何を軸にお客様にどんなことを提供したいのかをクリアにすることで、イメージ戦略もしやすくなりオリジナリティも出しやすくなるでしょう。
3.目標からの逆算
ただやみくもに集客しようとすると、必要以上に価格を下げすぎたりクーポンを乱発したりして、蓋を開けてみれば売上にあまりつながっていないという事態も起こり得ます。そこで、何のために集客するのかを明確にし、売上目標や必要な集客人数を具体的に導きだすことが大切です。
ゴールを明確にすることで、目標達成までにやるべきことや必要なプロセスを逆算することができます。
4.集客がうまくいかない原因と対策を考える
集客と一口にいっても、新規集客と既存集客とでは戦略が異なります。自店にとって注力すべきはどちらなのかを把握しなければなりません。
集客がうまくいかないときは焦らずに、その原因を見つけるチャンスととらえ、ターゲットの選定やコンセプトの明確化など、基本に立ち返って集客方法にブレがないか、適切なサービスを提供できているかなどを分析してみましょう。
【成功事例】まつエクサロンの集客事例を紹介
集客方法やターゲットの選定に迷っているサロンは、実際の集客成功事例を見ることで、何か得るものがあるかもしれません。
ここでは、2つの成功事例を紹介します。
集客の柱は大手クーポンサイトとGoogleビジネスプロフィール
東京都八王子市のアイラッシュサロン「SENSES annex」様は、お客様の「自まつ毛」を活かした施術とカラーエクステを強みとしています。
現在新規集客のメインとして利用している集客方法は、大手クーポンサイトとGoogleビジネスプロフィール。リピーター獲得には、来店時に次回予約していただいたお客様にオプションサービスを提供したり、Googleとも連携できる予約システム「リザービア」で予約していただくように誘導したりといった工夫をされています。
リザービアのスマホアプリから予約してもらうことで、リピーターの囲い込みにもつながっているようです。
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Instagram集客でクーポンサイト脱却
大分県大分市の美容室「株式会社Lib Works」様では、まつエクも提供しています。美容室とは異なるターゲット層を設定しており、回転重視のメニューと位置づけて低価格での提供をする一方、同じエリアでやっていない新メニューをいち早く取り入れるなどして、お客様を飽きさせない工夫もしています。
ホームページとInstagramがメインの集客方法で、大手クーポンサイトの集客はうまくいかなかったため思い切ってランクを下げ、その分を社員の福利厚生に充てることで離職率を下げることにも成功。
「株式会社Lib Works」様でも、リザービアの予約アプリにお客様を誘導することで集客につながっているそうです。
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集客アプリやLINE・Google経由の予約を一元管理するならリザービアの導入がおすすめ
集客方法は一つに絞らず、いくつかの方法を同時に活用することが集客成功への早道です。しかし複数の集客窓口をもつと、それぞれの予約が重ならないよう予約枠を調整したり、万が一ダブルブッキングしてしまった際はお詫びの連絡をしたりといった手間が発生してしまいます。
そこで自社集客にも役立てられる予約システムを導入し、予約管理を効率化することが重要です。特にまつエクサロンにおすすめなのが、成功事例でも紹介した「リザービア」。
リザービアは全国5,000店以上の美容系サロンで導入されている予約システムで、GoogleやLINE、ホームページやクーポンサイトなどと連携して、一元管理することが可能です。
予約集計機能で顧客情報を分析
リザービアはネット経由の予約を自動で受付し、予約台帳で顧客情報を管理できるため、データ分析にも活用できます。
デフォルトの機能「予約集計」は、POSレジを導入せずに予約数やクーポンの利用数などを把握することが可能です。また、予約経路を特定し効果のある集客方法を把握するのにも役立ち、人気のメニューやクーポンを特定して戦略を立てるなどの活用方法も。
さらにPOSレジとの連携も可能で、より詳細な売上情報と顧客情報の集計・分析をすることもできます。
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ターゲットを明確化しニーズに合った方法で集客を成功させよう
まつエクサロンで集客がうまくいかない理由は、ターゲットやコンセプトが曖昧なことで、適切な集客方法を活用できていなかったり、コンセプトとズレた訴求を行っていたりすることが考えられます。
新規集客と既存集客はアプローチ方法が異なるため、それぞれに向けた方法を模索することも大切です。
成功事例から、サロンの顧客層によって相性のいい集客方法とそうでない方法があることもわかりました。ターゲットとコンセプトを明確にし、自店にぴったりの集客方法を選びましょう。
サロンの予約はネット経由が主流となりつつあります。ネット予約を導入する際は、GoogleやLINEと連携して集客に活用できるリザービアがおすすめです。
リザービアは、まつエクサロンの予約効率を高めるメニューオプション機能や、リピータ―の囲い込みに便利な予約アプリ「サロンカード」など、サロンの集客や業務効率化に役立つ機能が豊富に揃っています。集客方法の選定時には、ぜひリザービア導入もご検討ください。