ホットペッパーに載ってない美容室は以外と多い!掲載のメリット・デメリット

ホットペッパーに載ってない美容室は以外と多い!掲載のメリット・デメリット
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ホットペッパービューティーは、株式会社リクルートが運営する大手美容ポータルサイトです。利用者は20代〜30代の女性が多いとされているものの、男性の利用者も多くなってきており、世代や性別を問わず多くの人が利用する有名ポータルサイトと言えます。

サロン経営の集客手段として、ホットペッパービューティーへの掲載を検討する方も多いと思いますが、実は多くのサロンで掲載していないという事実があります。今回は、「なぜホットペッパービューティーに載せないサロンが多いのか?」や「掲載しないメリット・デメリット」について紹介していきます。

ホットペッパービューティーに載せない美容室が圧倒的に多い

ホットペッパービューティーに載せない美容室が圧倒的に多い

ホットペッパービューティーは知名度が高く、新規顧客獲得に役立つサイトです。しかし、実際は掲載していないサロンも多く「過去には掲載していたけど載せるのをやめた」というサロンも存在します。
ここでは、具体的にどのぐらいのサロンが掲載しているのかを見ていきましょう。

ホットペッパーに掲載されている美容室は全国の約1/5

全国にある美容室は、いまやコンビニより多いと言われており、令和元年時点で約25万店舗の美容室が存在しています。しかし、ホットペッパービューティーに掲載されている美容室の数は約5万店舗。(2022年1月時点)なんと全国にある美容室のうち、約5分の1しか掲載されていないのです。

「それだけの数しか掲載されていないの?」と意外に思われるかもしれませんが、これはリクルートが長い年月をかけて宣伝してきた効果が大きく現れています。多数の広告を打ち出し、ユーザーに「どこの美容室もホットペッパーで探せる」という意識付けができているととらえることもできます。

美容室経営者は「掲載しないのは自分のサロンだけでは?」と不安に思う必要はありません。むしろ掲載しているのは全国の美容室のうち限られた数であるというのが、正しい認識です。

美容室がホットペッパービューティーに載せない理由

美容室がホットペッパービューティーに載せない理由

意外とホットペッパービューティーに掲載していないサロンが多いことが分かったところで、なぜホットペッパービューティーに載せないのかという理由を紹介していきます。大きな理由としては、広告費の負担やリクルートに売り上げの数%を支払う義務がある部分がネックとなるからでしょう。
ほかにも、サロンの戦略として載せないというケースも存在します。

掲載費の負担が大きい

ホットペッパービューティーにサロンを掲載しようと思うと、広告費を支払う必要があります。
関連記事:ホットペッパービューティーの掲載料金いくら?手数料などの費用とプラン

しかし有名サロンは、月に50万円ほど掲載費用を支払っているといわれています。
50万円というと、決して安い金額ではありませんね。

50万円まではいかずとも月に10万円の費用だったとしても、一人経営や家族経営のサロンにあたえる影響は大きいと考えられます。掲載中は固定費を毎月支払うことになるため、工夫して節約するということもできません。実は、サロンの表示順位は支払う広告費によって決まっているのです。

せっかく掲載しても見つけてもらえなければ意味がないので、低価格で掲載してもその効果は限定的となるかもしれません。

無断キャンセルが多い傾向にある

ホットペッパービューティーは、ネットから簡単に予約できるという利便性がある一方、無断でキャンセルされることも多くあるようです。とくに無断キャンセルは新規客に多いとされており、無断キャンセル後に再度ネットから別日で予約申し込みをするというようなケースもあるようです。

無断キャンセルをされると立っていたはずの売り上げが無くなるばかりか、他のお客様の予約が取れない状態になる事もあるので、美容室にとっては大きなロスになります。無断でキャンセルされたことによる、精神的なストレスも感じるでしょう。
このような事態を避けるために、無断キャンセルが増える傾向にあるホットペッパービューティーには、あえて載せないという選択をするサロンも多くあります。

また、ホットペッパービューティーはお得なクーポンが発行されており、多くが新規限定で利用可能です。そうすると、クーポンで安く利用することを目的として、美容室を転々としているお客様がいることも考えられます。

予約の名前が明らかにおかしかったり、不当な割引を要求されたりすることがないとは言い切れず、対応に困ってしまうこともあるかもしれません。ほんの一部に限られることですが、ホットペッパービューティーを利用すると、こういったトラブルや無断キャンセルなどが起こりやすいのも事実です。

ネット予約の売り上げの2%が取られてしまう

ホットペッパービューティーに掲載すると、ネット予約の売り上げの2%がリクルートに入ります。
電話で直接サロンへ連絡をして予約を取り施術をすれば、全ての売り上げがサロンへ入るところを、ホットペッパービューティー経由での予約になると、2%をリクルートに支払う仕組みとなっているのです。

常連のお客様が、予約方法を電話からホットペッパービューティー経由に変えた場合でも、売り上げの2%をリクルートに支払うため、サロンにとっては大きな負担となるでしょう。
ネット予約の売り上げ全てから2%ずつ取られてしまうとなると、広告費とあわせて毎月の経費も大きなものになります。

サロンを予約するお客様にとっては、ネットで簡単に予約できるというのは便利ですが、サロンにとっては望ましくありません。そのため、ホットペッパービューティーには掲載せず、直接予約してもらうようにしているというサロンが多いのです。

中にはこんな声も

ホットペッパービューティーへの広告費や2%の手数料など、経費面での載せない理由について紹介しましたが、実はお客様の中には
ホットペッパーに載っていないお店だから興味がわいて来店した」という方もいます。

実際、ホットペッパービューティーに掲載していない美容室の方がはるかに多いとはいえ、お客様は「美容室はホットペッパービューティーで探す=どこでも掲載されている」と無意識に思っている方が多いです。

だからこそ、ホットペッパービューティーに載っていないお店を見つけると、逆に興味をもってもらえるのでしょう。また、「自分が通っている美容室がホットペッパーに載っていたら悲しく感じる」という意見を持つ方もいるようです。

ホットペッパービューティーは簡単に美容室が探せる一方、クーボンやキャンペーンで割安さを大きく打ち出しています。しかし、こだわりのサロンを見つけたお客様は、価格の安さで通っているわけではなく、技術力の高さやなりたいイメージにしてもらえるからという思いで通っているでしょう。

考え方はさまざまですが、安さで選んでいないからこそ、割安さを打ち出しているホットペッパービューティーに掲載しているのを見ると、悲しい思いを抱くのかもしれません。サロンの雰囲気や客層にもよりますが、隠れ家的なサロンであればあるほど「自分だけが知っているお店」というイメージを守るためにも、載せない美容室も多いでしょう。

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ホットペッパービューティーに載せないメリット

ホットペッパービューティーに載せないメリット

ここからは、ホットペッパービューティーに美容室を載せないメリットを紹介していきます。
広告料を支払わなくてすむという経費面でのメリットがあるのはもちろん、掲載しないことで、日々の業務量が減るという面もあるのです。

ホットペッパービューティーの業務負担がない

ホットペッパービューティーへサロンの掲載をすると、当然ですが掲載ページの更新をしていく必要があります。
具体的には、口コミの返信作業やブログ更新、クーポンの更新などです。また、専用のサロンボードと呼ばれる予約管理システムを導入することになり、こちらも更新や管理が必要となります。

ホットペッパービューティーを利用して美容室を探すお客様は、口コミを重視している方が多いため、お客様が投稿してくださった口コミへの返信は必須です。しかし、この返信作業が、実は地味に時間を取られるもの。

全員に同じ返事をするわけにはいかないので、文面を考えたり、他の返信を参考にしたりするためにいろいろなページを見ていると、想像以上に時間も手間もかかるでしょう。また、ブログの更新やクーポンページの更新なども逐一行う必要があり、サロンの運営のほかに、こまごまとした事務作業の手間が増えることになります。
関連記事:口コミ返信はなぜ重要? 集客につなげるコツとは|美容室とエステサロンの口コミ返信例文を紹介

予約管理システムに関しても、使い勝手が良いと感じる人もいれば悪いと感じる人もいます。紙ベースでの予約管理に慣れていたサロンなどは、オンラインでの予約管理はダブルブッキングの不安などから、使いづらく感じることもあるでしょう。

ホットペッパービューティーに掲載しないということは、専用の予約管理システムを使う必要がないので、自分のやりやすい方法でお客様の施術に合わせた時間取りが可能です。口コミの返信や、ブログ更新などのこまごまとした事務作業も行う必要がありません。

客単価が上がる

ホットペッパービューティーではクーポンを発行し、通常よりも低価格でお客様へ施術を提供することになります。そうすると、一人当たりの客単価が落ちてしまうこともあるでしょう。ホットペッパービューティーに掲載せず、たとえ新規客であったとしても一律の料金で対応することで客単価が上がり、少ない客数でも売り上げを立てられます。

また、美容師としての確かな技術力の提供にもつながるでしょう。
多くの美容師は、お客様へ提供するカットやカラーなどの施術と、その技術に対して報酬が支払われていると認識しています。技術力を習得するためには長い年月がかかり、たくさんの努力が必要です。

身につけた技術力に対しては正当な報酬を払ってもらうのが望ましいものの、クーポンやキャンペーンなどで価格が安くなってしまうと、費やした時間や努力に見合わないものとなってしまうかもしれません。
もちろん価格に関わらず、常に最大の技術力を提供することが大切ですが、正規の料金を支払ってもらい客単価が上がることで、さらなるサービスの向上につながることもあるでしょう。

リピート率が上がる

ホットペッパービューティーへ掲載しないことで、リピート率が上がるというメリットもあります。ホットペッパービューティーでは、新規客の来店ハードルを下げるために「新規限定クーポン」というのを、ほとんどの店舗で発行しています。

お客様としてはお得なので利用しますが、2回目からは利用できないため、またお得に美容室を利用しようと、今度は違うお店の新規限定クーポンを使うわけです。こうして新規限定クーポンを利用して美容室を利用しているお客様の場合、リピーターになってくれる確率が低く、サロンに顧客が定着しません。

しかし、初めから正規料金に納得して訪れてくれるお客様は、割引を目的としていません。
それよりも技術力の高さやサロン自体に興味を持つことで来店してくれるので、リピーター率も高くなります。

コアなファンになってもらえると、こちらから提案しなくても次回の予約を取ってくれたり物販を購入してくれたりと、嬉しい循環も生まれるでしょう。
自分のサロンの強みをしっかりと把握して発信することで、そこに共感するお客様だけが集まってくれるはずです。

そうすると自然に「来て欲しいお客様だけに来店してもらえる」状態になり、ストレスがない環境が実現するとも言えるでしょう。

ホットペッパービューティーに載せないデメリット

ホットペッパービューティーに載せないデメリット

続いては、ホットペッパービューティーにサロンを載せないときに起こる、デメリットについて紹介します。

メリットがあればもちろんデメリットがあり、両方をきちんと把握するのが大切です。
メリットとデメリットを比較検討したうえで、より最善の選択をしましょう。

新規客が減る

ホットペッパービューティーは非常に有名なサイトなので、掲載しないことで新規客が減るのは避けられないでしょう。SEO対策を行ってGoogle検索の上位に表示するよう整えていも、現状はまずはホットペッパービューティーより上位に表示するには至難の業です。

どうしても新規客を獲得したい場合は、広告費が安めに設定されているプランで契約すると、掲載順位が落ちたとしても載せないよりは新規集客に役立つでしょう。また、サロンを立ち上げたばかりで知名度をあげたいときや、成長途中のスタイリストの育成をしたい場合なども、新規客の集客に役立ちます。

しかし、新規の客数が減っても一人当たりの客単価が上がっていれば、サロン全体の利益は変わらない可能性が高くなります。新規客が減るというのはサロンにとって大きな影響を与えますが、ホットペッパービューティー以外にも集客する方法はありますし、あまり大きなデメリットとして捉える必要はないでしょう。
関連記事:美容室の集客に「Googleで予約」を活用する方法や注意点

予約を取るにはホームページかSNSが必要な場合も出てくる

ホットペッパービューティーにサロンの掲載をすると、専用の予約システムを利用できます。載せていない場合は、お客様がネットから予約できるようネット予約システムを導入しましょう。

もちろん必須ではないので、電話番号を公開して電話予約のみを受け付けることもできますが、ネットがこれほど普及した現在では、あまり現実的な方法ではありません。
また、電話での予約受付は営業時間外には予約を受け付けられず、顧客の取りこぼしにつながる可能性もあります。ネットなら24時間365日受け付けられるので、機会損失を防げるでしょう。

そのため、ホットペッパービューティーにサロンを掲載しないなら、管理システムやSNSを使って、ネットから予約できる環境を整える必要があり、その分経費が発生します。

ホットペッパービューティーに委託していた業務を行わなければならない

ブログの更新やサロンの魅力の発信など、ホットペッパービューティーに掲載していれば
できることを、自分の手で行わなければなりません。

自社HPやSNSの作成は必須で、体裁の整ったものにしようと思ったら、外部への委託料もかかってくるでしょう。作成後は運用していかなくてはいけないので、WEBの知識や発信力も必要となります。

また、HPやSNSを作っても訪れてもらえなければ意味がないので、検索で上位に表示されるよう工夫したり、こまめに更新したりする必要もあります。ホットペッパービューティーであれば、検索すれば必ず上位に表示されるので、その中で自分のサロンを見つけてもらえれば、ほとんど労力をかけずに来店してもらえます。

ホットペッパービューティーに掲載しないと、営業しながらこれらのことをこなさなければいけないので、慣れないうちは負担が大きいでしょう。当たり前ではありますが、ホットペッパービューティーを利用しないということは、ホームページの更新ややSNS運用など集客業務までを、自社で担う必要があります。

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まとめ

ホットペッパービューティーは、多くの美容室が掲載していると考えられていますが、実は一部の美容室しか掲載されていません。載せない理由としては、広告費や手数料を取られたくないというのはもちろん「よりサロンの雰囲気に共感するお客様だけを受け入れたい」というような事情もあるでしょう。

ホットペッパービューティーにサロンを載せないメリットは、客単価やリピート率が上がり、顧客が定着することです。一方で新規客の集客が難しくなるので、代わりにホームページやSNSを運用して魅力を発信していく必要があります。

それらは慣れていないと難しく、負担に感じることもあるでしょう。

ホットペッパービューティーは悪いものではなく、付き合い方次第で有効的に利用できます。載せない美容室が多いことは事実ですが、自分のサロンはどのように集客するのか?どんなことをコンセプトにするのか?などを、今一度じっくりと考えてみてください。

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