サロンや美容室で使える「Googleで予約」とは?メリットや集客への活用方法を紹介

サロンや美容室で使える「Googleで予約」とは?メリットや集客への活用方法を紹介
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美容サロンや美容室で「Googleで予約」を使いたいと考えている人も多いのではないでしょうか。「Googleで予約」はGoogleが提供するサービスとあって、Googleの各サービスとの親和性が高く、顧客にもサロンにも便利な面が多いです。

今回の記事を参考にしながら、ぜひ導入してみましょう。

Googleで予約
  • 無料掲載のGoogleマップで集客
  • 近隣店舗より目立つ予約ボタン表示
  • リザービアご契約者様なら無料で利用可能
  • 予約はリザービアで一元管理


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サロンや美容室の集客に役立つ「Googleで予約」とは

サロンや美容室の集客に役立つ「Googleで予約」とは

出所:Googleビジネスプロフィール公式Webサイト

「Googleで予約」とは、Google社が提供するサービスで、GoogleやGoogleマップの検索結果から直接予約できる仕組みです。Googleとパートナーシップを結んでいる会社の予約サービスを契約することで、使えるようになります。

予約連携できる業界は、大きく分けてレストラン・アクティビティ・美容・フィットネスの4つ。米国から始まって世界的に広がり、現在は日本でもサービスを利用できるようになりました。

検索した流れで予約でき、数回のタップや入力で予約が完結するため、顧客にとっても便利です。

引用元
Reserve with Google
「Google で予約」のパートナー|Reserve with Google

「Googleで予約」を使うにはGoogleビジネスプロフィールの設定が必要

出所:Googleビジネスプロフィール公式Webサイト

「Googleで予約」の機能自体に利用手数料などはかかりません。ただし、店舗側で導入するためには、別途「Googleビジネスプロフィール」(旧「Googleマイビジネス」)の設定や、対応している“予約システム”との契約が必要です。

店舗情報を無料で掲載できるGoogleのサービス「Googleビジネスプロフィール」

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップ上に下記のような店舗情報を無料で掲載できる仕組みです。

  • 店舗名
  • 住所
  • 営業時間
  • 電話番号
  • 口コミ
  • 画像

また、上記のほかに、簡易ホームページの作成や集客データの確認などもできます。Googleが提供するサービスのため、検索結果で上位表示されやすいことが特徴です。

新規店舗では、店舗用のGoogleアカウントを用意し、店舗名やビジネスタイプなどを入力してビジネスプロフィールを作成しましょう。

既存店舗では、Googleビジネスプロフィールの情報が自動で作成されているケースも多いです。すでに作られている場合でも、オーナー確認をしたり、登録情報に誤りがないかチェックして適宜修正を行ったりしましょう。

プロフィールに予約ボタンを設置できる

「Googleで予約」と連携できる予約システムを導入し、適切な設定を行うことで、作成したGoogleビジネスプロフィールのなかに、閲覧者が予約を入れるための予約ボタンを設置できます。

気になった店にスムーズに予約を入れられて便利です。

予約ページに遷移させる方法は「Googleで予約」ではない

Googleビジネスプロフィールにはリンクの挿入もできます。もともと自社が持っている予約サイト(予約フォーム)やクーポンサイトなどのリンクをつけて遷移させる方法は、「Googleで予約」とは異なりますが利用は可能です。

しかし、顧客にとって遷移の手間がかかるのと、クーポンサイトでは他の美容室や美容サロンなど競合の情報も目に入ってくるため、離脱の恐れがあることに注意する必要があります。

美容サロンが「Googleで予約」を利用するメリット

美容サロンが「Googleで予約」を利用するメリット

出所:Googleビジネスプロフィール公式Webサイト

「Googleで予約」を導入すれば、顧客の利便性を高められるだけでなく、Google検索結果やGoogleマップからも集客が見込めるようになります。以下で「Googleで予約」を利用する5つのメリットを見ていきましょう。

1. 顧客が予約しやすくなる

「Googleで予約」は、Googleアカウントの情報があれば、顧客は必要事項を入力する必要もなく、タップやクリックのみで美容室や美容サロンの予約が完了します。

「サロンに行きたい」と思ったらすぐに店舗の予約ができるため、集客力の向上につながるでしょう。

2. 流出や離脱を防止できる|上位表示される・遷移が少ない

せっかくGoogleマップで近所の美容室や美容サロンを見つけても、予約が複雑では顧客の離脱につながってしまいます。別ページへの遷移、さらに会員登録やログイン情報の入力などが発生すれば、予約を諦めてしまう可能性も否めません。

「Googleで予約」は簡単なだけでなく、画面遷移の回数が少なく他店舗の情報も目に入らないため、顧客の離脱防止にも役立ちます。

また、Googleでサロンを検索すると、Googleビジネスプロフィールの店舗情報はSEOに強いとされるホットペッパービューティーより上位表示されることもあります。

そのため、Googleビジネスプロフィールからすぐに予約ができるようになれば、クーポンサイトの閲覧による他店舗への流出を防ぐことにもつながるでしょう。

3. クーポンサイト経由の予約から脱却できる

Googleビジネスプロフィールの予約方法をクーポンサイト経由にしていた場合、「Googleで予約」に変更すれば、店舗に直接予約できるようになります。

クーポンサイト経由の予約をやめれば、予約のたびに発生するケースがある手数料を支払う必要もなくなります

4. Googleの検索結果で目立ちやすい

たとえばGoogleで「(地域名) 美容室」と検索すると、Googleビジネスプロフィールの情報が3~4店舗分上位表示されます。

通常の表示内容は、店舗名や営業時間などわずかな情報で、クリックできる要素は「ウェブサイト」と「ルート」のみです。

しかし、「Googleで予約」を利用できる店舗には、「予約」というクリック要素が追加されます。そのため、「Googleで予約」を導入していない近隣店舗と差別化でき、さらに検索結果を目立たせる効果にも期待できるでしょう。

5. MEO(ローカルSEO)対策としても有効

MEOとは「マップ検索エンジン最適化」、つまりGoogleマップで検索結果を上位に表示させる施策のことで、「ローカルSEO」とも呼ばれています。

同じ「(地域名) 美容室」で検索しても表示順位に差があるのは、MEO対策を施しているかいないかによる違いです。

MEOは、Googleビジネスプロフィールの情報の正確性や口コミ評価を元に、関連性・距離・知名度などの要素を組み合わせてGoogleのアルゴリズムが評価します。
そのため、MEOを向上させるためには、Googleビジネスプロフィールの情報が正しいこと・適宜更新されていること・高評価の口コミが多いことなどが重要です。

「Googleで予約」を導入すれば、Googleビジネスプロフィールの適切な管理ができ、ユーザーの利便性向上にもつながるため、MEO対策の上でも有効でしょう。

「Googleで予約」利用時の注意点

「Googleで予約」利用時の注意点

メリットにつづいて、美容室や美容サロンが「Googleで予約」を使う際の注意点を解説します。

1. 予約システムの契約と使用料が必要

前でも述べたように、「Googleで予約」と連携できる予約システムを契約しなければなりません。予約システムには多種多様なタイプがあるため、「Googleで予約」を使えるか確認してください。

さらに、「Googleで予約」自体は無料で使えても、予約システムには導入費用や利用料金がかかることが多いです。コスト面にも注意しましょう。

2. 予約したい顧客側もGoogleアカウントが必要

「Googleで予約」は、予約する顧客側にもGoogleのアカウントが必要です。予約フォームのような他の予約経路を用意する・電話予約も可能にするなど、Googleアカウントを持っていない場合の対策も考えておくべきでしょう。

3. 業種によっては使えない

前述したように、「Googleで予約」を利用できる業種は一部です。リフレクソロジー店・鍼灸院・整骨院・カイロプラクティック院など、「Googleで予約」を利用できない業種もあります。

美容サロンが「Googleで予約」につなげるためのビジネスプロフィール活用法

美容サロンが「Googleで予約」につなげるためのビジネスプロフィール活用法

出所:Googleビジネスプロフィール公式Webサイト

「Googleで予約」を美容室や美容サロンの集客に活用するためには、Googleビジネスプロフィールの内容を充実させることが大切です。また、口コミの適切な管理も行いましょう。

店舗情報を充実させる

「Googleで予約」を集客で活用するために、まずはGoogleビジネスプロフィールの情報に誤りがないか確認し、誤りがある場合は訂正しましょう。

また、Googleビジネスプロフィールでは基本情報だけでなく、施術メニューの記載や、店内画像の添付も可能です。プロフィールの内容が充実していれば、どんな店かをイメージしやすいため、顧客の安心感にもつながります。

サロンの雰囲気が伝わる画像を投稿する

Googleビジネスプロフィールでは「施術写真」「外観」「屋内」のように、カテゴリに合わせた写真の追加も可能です。

予約システムによっては、Instagramの写真をGoogleビジネスプロフィールに投稿することも可能なため、活用すれば顧客の目を引けるでしょう。

外観や店内の写真が充実していることもポイントです。美容室掲載サイトや個人の投稿したSNSなどでは見つけにくいためです。

例えば、Googleマップや検索でサロンを調べる人の中には、店舗までの経路や外観、駐車場の有無、お店の規模を知りたい人もいます。

そのため、店舗の外観や目印・店内の座席数・待合室など、一般の利用者が投稿しないような内容を充実させると、検索ユーザーの関心アップにつながるでしょう。

口コミを集める

「Googleで予約」を集客に活用するなら、口コミを充実させることも欠かせません。高評価の口コミが多ければ、検索ユーザーの興味を引くことができます。

そのため、常連顧客などに頼んで、口コミ投稿に協力してもらうのも方法の1つ。口コミ投稿に対する割引サービスを行うなど、キャンペーンの実施も効果的です。

また、口コミは、具体的であればあるほどユーザーの目に止まりやすくなります。投稿を依頼する際は、どのような内容を書いてほしいかあらかじめ伝えておくとよいでしょう。

ただし、店舗に足を運んだことがないような、不特定多数の方に高評価の投稿を依頼するのは厳禁です。最悪の場合、Googleからスパム認定を受け、アカウントが停止される可能性もあるため、口コミは顧客から集めるようにしましょう。

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口コミを適切に管理する

Googleビジネスプロフィールの口コミには、店舗からの返信が可能です。返信は任意であるものの、来店へのお礼などを個別に返信すれば、顧客とのコミュニケーションを大切にする姿勢もアピールできます

なお、口コミではネガティブな投稿をされることもあります。「仕上がりがイメージと違った」「シャンプーが雑だった」のような真っ当なクレームは、そのままにせず、誠意のある対応を心がけましょう。

特に、クレームへの返信では先に謝罪をし、言い訳をせず、失敗を次回に活かすなど、前向きな姿勢を見せることが重要。言い訳や反論をしてしまうと、返信内容を見た他の顧客にも不信感を与えてしまいます。

クレームへの誠意ある対応は企業の評価を上げるきっかけにもなるため、特に気をつけて対応しましょう。

「インサイト」でデータを分析する

Googleビジネスプロフィールの「インサイト」とはアクセス解析ツールのことで、管理画面から確認できます。

Googleビジネスプロフィール利用者が無料で使えるツールで、検索・マップ、どちらで訪れたユーザーが多いのか、どのようなキーワードで検索したかなどの詳細なデータを取得することが可能です。

蓄積した情報を元に、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させたり、リスティング広告を出稿したりと、Web集客に活用してみましょう。

「Googleで予約」で予約する流れ

「Googleで予約」で予約する流れ

サロン側でも「Googleで予約」で顧客が予約を入れるときの流れを知っておきましょう。

1. Googleビジネスプロフィールに表示される「オンラインで予約」ボタンをタップ

1. Googleビジネスプロフィールに表示される「オンラインで予約」ボタンをタップ

Googleの検索結果やGoogleマップで、自店のビジネスプロフィールに表示される予約ボタンを押します。

2. メニューと担当者を選ぶ

2. メニューと担当者を選ぶ

次に、メニューと担当者を選んでもらいます。

3. 日付と時間を選ぶ

3. 日付と時間を選ぶ

予約したい日付と時間を決めてもらいます。

4. 予約確定→Googleカレンダーに連携可能

4. 予約確定→Googleカレンダーに連携可能

顧客のGoogleのアカウント情報を元にデータが反映され、予約完了です。予約情報はGoogleカレンダーに追加できます。リマインドができるため、忘れやすい方も安心でしょう。

美容サロンには「Googleで予約」を使えるリザービアがおすすめ

「Googleで予約」を導入したい美容室や美容サロンには、「Googleで予約」機能を利用できるサロン向け予約システム「リザービア」を強くおすすめします。

GoogleやGoogleマップでサロン探しを行うユーザーは多く、リザービア導入サロンのなかには「Googleで予約」により予約数が226%アップした店舗も。リザービアを契約したサロンはデフォルトで利用できるので、追加コストも不要です。

使い方も担当スタッフがしっかりサポートします。

関連ページ

一元管理でダブルブッキング対策も

リザービアには「BMS」という便利なオプション機能もあります。複数の予約経路がある場合、それぞれ個別に管理すると手間がかかるため、集約して一元管理できる機能です。

Googleで予約・SNS・クーポンサイトなどの予約を1つにまとめられれば、業務負担を軽減でき、ダブルブッキングなどのミスも減らせるでしょう。

関連ページ

活用事例1. Ruff cutters(ラフカッターズ)様

「男性の方が通いやすいメンズ専用サロン」というコンセプトで運営を行っている、東京都町田市の「Ruff cutters(ラフカッターズ)」様。クーポンサイトでの集客は自店のターゲットに合わないと考え、利用しない方向で予約システムを探していらっしゃいました。

サポート体制や簡単さなどが決め手になってリザービアを導入。導入後はMEO対策をしっかり行い、Googleマップで検索した都外などの遠方のお客様も集客できているそうです。

引用元

活用事例2. ROLF(ロルフ)様

バリアフリーでゆったりした空間を演出されている、神奈川県横浜市の1人美容室「ROLF(ロルフ)」様。

リザービアのポイント付与サービスを活用してネット予約に誘導されているほか、SNSなどで案内することで「Googleで予約」の認知度が上がり、Googleからの予約も増えているそうです。

引用元

Googleで予約
  • 無料掲載のGoogleマップで集客
  • 近隣店舗より目立つ予約ボタン表示
  • リザービアご契約者様なら無料で利用可能
  • 予約はリザービアで一元管理


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美容サロンの集客に役立つ「Googleで予約」とリザービアを上手に活用しよう

美容サロンの集客に役立つ「Googleで予約」とリザービアを上手に活用しよう

「Googleで予約」は検索から予約まで一貫して行えるため、Googleユーザーにとって便利なサービスです。Googleビジネスプロフィールに店の情報をたくさん載せられ、口コミも投稿してもらえるため、サロンの集客にも高い効果が期待できるでしょう。

「Googleで予約」の利用には、連携できる予約システムが必要なため、ぜひリザービアと連携させてGoogleユーザーを取り込んでください。

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