一人美容室を独立開業するメリット・デメリットは?収入の目安も解説

一人美容室を独立開業するメリット・デメリットは?収入の目安も解説
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美容師としての経験を積み、自分の店を構える人のなかには、一人美容室という形態を選択する人も多くいます。

一人美容室には多くのメリットがあり、現在の働き方に満足できていない人にとって、よい方向に転換するチャンスかもしれません。しかし、その反面で注意しておきたい点もあります。

そこで、一人美容室のメリットやデメリットをお伝えするとともに、収入の目安としてシミュレーションも行いました。開業を検討しているなら、ぜひ参考にしてみてください。

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一人美容室を開業するメリット

一人美容室を開業するメリット

ここではまず、美容室を一人で経営することのメリットを解説します。

1. 労働時間が自由

雇われのときは、シフト制などで勤務時間が決められていた人も多いはず。しかし、自分で経営する一人美容室なら、好きなときに働けて好きなときに休めます。予約がなければ時間つぶしに何をしてもかまいませんし、急な休みも取りやすいことが魅力です。

2. 思い通りの店作りができる

他の美容室に雇用されていたときは、店のルールに従わなければならずにもどかしい思いをしたり、店の雰囲気が自分の好みとは違うと感じたりしていた人もいるのではないでしょうか。

しかし、自分で手がける一人美容室なら、コンセプト・内外装など、自分の理想にかなった店を作り上げることができます。誰の反対を受けることもなく、人間関係の面でもストレスフリーです。

3. 売上の利益がすべて自分のものになる

雇われでは、固定給や歩合給などで収入に満足していなかった人もいるかもしれません。その点、一人美容室なら、売上から必要経費を差し引いた利益がすべて自分の収入に。売上が伸びてくれば、雇用されていたときより稼げる可能性も十分あります。

4. 経費の負担も軽い

一人美容室で他のスタッフがいなければ、経費の大きな部分を占める人件費を削減できます。また、水光熱費などの固定費も抑えることが可能です。

関連記事:一人で美容室を経営する際の経費は?美容師の独立で気になるお金について

一人美容室のデメリット・注意点

一人美容室のデメリット・注意点

メリットとあわせて、一人美容室の経営におけるデメリットも確認してみましょう。

1. 集客に苦労する・うまくいかない

一人美容室ということは、当然自分でお客様を獲得する必要があります。いくら美容師としての技術が高くても、お客様が来なければ売上は上がりません。

集客のための施策がうまくいかず、経営難に陥る美容室もあるので、他店との差別化や失客を防ぐ対策などが大切です。

リピーターの存在が重要

美容室は、リピーターが増えると売上が安定しやすくなります。新規のお客様を獲得することも大事ですが、一度来てくださったお客様に満足してもらえるような接客を行い、継続して通っていただけるとベストです。

関連記事:美容サロンのお客様がリピートする理由|リピーターを増やす方法3選とシステムの活用方法

2. 収入に限界を感じる

一人で対応できる顧客の数には限界があり、収入にも限りがあります。経営がうまくいったとしても、だんだんと上限が見えてくるでしょう。

また、独立して自由に働ける反面、働き方がダラダラしてしまうという人も。そこで、働き方や営業形態の見直しが必要になる可能性もあります。

3. 長期的な継続が難しい

一人美容室を続けていくなら、開業から閉業までずっと一人でやることになります。自分も顧客も年齢を重ねてライフスタイルなども変わるため、今来てくれている顧客が半永久的に通ってくれるとも限りません。

いつ引退するのか、後継者や新しいスタッフを入れるのかなど、考えなければならないときがやがて訪れることを頭に入れておきましょう。

4. 計画不足で経営不振・廃業に

一般的に、開業時にはビジョンを持ち事業計画を立てますが、計画があいまいなものだったり目標がなかったりすると、経営が軌道に乗りにくいです。

毎月さまざまな固定費などがかかるなかで、計画通りにいかない・修正方法がわからないと、経営が傾いてしまう恐れもあるでしょう。オープンから1年経たずに店をたたむ人が多いことも事実です。

一人美容室の売上と収入のシミュレーション

一人美容室の売上と収入のシミュレーション

美容室の売上は、顧客単価×人数で算出されます。そこで、具体的な数字を出して売上と収入をシミュレーションしてみましょう。

なお、顧客単価は6,000~8,000円ほどとされるため、7,000円と考え、月に22日営業すると仮定して計算します。一人美容室の開業を考えている人は、目安として知っておくとよいでしょう。

1日3人対応する場合

月の売上は、単価7,000円×3人×22日=462,000円です。ここから経費を引かなければならないので、材料費10%、家賃8%、水光熱費3%、備品1%として計算すると、46,200+36,960+13,860+4,620=101,640円。その結果、売上-経費=360,360円が収入です。

ただし、借り入れをしている場合はここから返済額が引かれます。返済額が月50,000円だとすると、360,360-50,000=310,360円が純利益です。

1日5人対応する場合

月の売上は、単価7,000円×5人×22日=770,000円。ここから経費として材料費・家賃・水光熱費・備品を前項と同じ割合で計算すると、77,000+61,600+23,100+7,700=169,400円です。売上-経費=600,600円になります。

借り入れを同様に引くと、600,600-50,000=550,600円が純利益です。

対応人数が増えれば売上や収入は上がるが負担も増える

上記2パターンからもわかるように、接客する人数が増えれば当然売上も上がり、収入も増えます。しかし、一人美容室なので、お客様が多くなるとそのぶん自分への負担も増えることは否めません。

また、毎日同じ施術内容や人数ではないので、低単価の施術が多い・来店人数が少ない日もあり、理想通りにいくとも限らないことを頭に入れておきましょう。

一人美容室にはシェアサロンという手も

一人美容室にはシェアサロンという手も

自分で店作りをして一人美容室を開業するのもよいですが、独立して美容師をするならシェアサロンを利用するという手段もあります。シェアサロンとは、設備が整ったサロン施設の一部を間借りして施術する方法のこと。以下で特徴やメリットをお伝えしましょう。

コストを抑えられる

シェアサロンの場合、すでに建物や設備があるため、開業のためにかかる費用(物件取得費・内装費・設備費など)が不要です。さらに、契約形態にもよりますが、月々の固定費も自分で店を持つときに比べて安くなり、費用面でのリスクが低いといえるでしょう。

内外装の自由度は低め

費用を抑えられるぶん、店の外観や内装の自由度は限られます。契約によっては、飾りつけなどは行っていい場合もありますが、時間単位や日単位で借りている場合は毎回準備と片付けが必要です。

働く時間の自由度は一人美容室と変わらない

シェアサロンでは、雇われではなくフリーランスとして働けるため、労働時間の自由度は高いです。予約が入っていない時間帯は、美容師としてのスキルアップやプライベートの育児などを行う時間に充てられます。

集客は自分で行う

一人美容室もシェアサロンも同じですが、自力でお客様を集めなければなりません。独立前に指名してくれていたお客様を連れてくるほか、SNSや美容系のポータルサイトなどを上手に活用してお客様を呼び込みましょう。

集客のヒントとして、下記記事もぜひ参考にしてみてください。
参考記事:美容室の効果的な集客方法とは?新規顧客・リピーター顧客別の集客やコツもご紹介

一人美容室の経営を助ける予約システム「リザービア」

 

一人美容室を経営するためには、技術面やサービス面だけではなく、経営の手腕も重要です。

そこで、一人美容室の経営を助けるためのツールとして「リザービア」をご提案します。リザービアは、美容系サロンの運営をサポートする機能が豊富で、集客にも役立つオンライン予約管理システムです。

以下でリザービアのさまざまな機能をご紹介していきます。

スマホ対応で予約管理もらくらく

リザービアの予約システムはスマホにも対応しているため、いつでもどこでも手軽に予約状況の確認ができます。

電話予約の際も、「カンタン予約」を使えばわずか4秒で予約が確定。電話を受けながら予約システムを操作することが苦手な方にも、非常に便利です。

また、アプリ予約・店舗予約・新規予約・リピート予約といった予約比率やクーポン出数などを集計できるため、実績を確認しながら経営計画を立てるのに役立ちます。

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予約台帳
予約集計

予約アプリ「サロンカード」でスタンプカードもデジタル化

「サロンカード」とは、お客様がインストールして利用する専用の予約アプリです。

アプリでは、スタンプカードのデジタル化・お友達紹介機能・過去予約履歴からのカンタン予約・口コミ投稿・クーポン受信などの機能が利用できます。

スタンプカードのデジタル化は、カードを出す・押印するといった手間が省けるので、お客様と店舗の双方にとってメリットが大きいといえるでしょう。

また、クーポンは、誰でも使える形ではなくアプリのみに表示させることもできるので、使い方次第で来店のきっかけに繋げられます。

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予約アプリ「サロンカード」

お礼やアフターフォローも自動配信

リザービアでは、自動配信するメッセージを登録できます。自動配信の期間は施術日から最大60日後まで。来店日当日のお礼メールや1ヶ月後の再来店促進メールなどを、自由に設定することが可能です。

また、前回の施術メニューごとに設定して配信対象のお客様を絞るなどの使い方もでき、配信数の制限もありません。

店舗オリジナルの文章や季節の挨拶などを用意し、上手くメッセージを配信して売上アップにご活用ください。

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メッセージ自動配信

GoogleやLINEとも連携可能

幅広い年齢層のユーザーが利用している、Google・LINEと連携して予約を受け付けることも可能です。

LINEはお客様が新たにアプリをインストールすることなく、美容室のLINE公式アカウントのトーク画面などから予約フォームに遷移して、サロンに予約を入れられます。

LINE予約は電話などよりも気軽に操作できるため、利便性が高く、多くの方が利用されています。また、リマインダー通知を設定することで、予約忘れによる無断キャンセルのリスクを軽減できて効果的です。

なお、LINEとの連携予約には、オプション契約が必要です。使い方に合わせた契約をご検討ください。

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Googleで予約
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一人美容室で自分の理想を形にしよう

一人美容室で自分の理想を形にしよう

今回は、一人美容室を経営するメリット・デメリットや、売上と収益のシミュレーションなどを解説しました。

自分の店を持つほか、シェアサロンという方法もあるので、自分に合った働き方で美容師の仕事を楽しんでみてください。

また、安定した一人美容室の経営には予約システム「リザービア」の導入が役立ちます。お客様も使いやすく、美容院にとっても業務効率化に繋がる点がメリットです。

理想の一人美容室を経営するために、ぜひ導入を検討してみてください。

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