美容室の集客を増やし、リピート率を向上するために、クーポンサイトを複数登録したり、ブログやSNSの発信を強めたりしている美容室は少なくありません。
しかし、さまざまなルートからの予約を管理する手間がかかったり、クーポンサイトの利用コストが問題になったり、なかなかリピートに結び付かなかったりと、お悩みではないでしょうか。
今回はそんな悩みを解決するには、LINE公式アカウントと連携してLINEから予約を受け付けるシステムの導入がなぜ有効なのか、成功事例を紹介しながらくわしく解説していきます。
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目次
美容室がLINEで予約を受け付ける5つのメリット
オンラインでの予約が当たり前になりつつある今、LINEでの予約受付は手軽さや高い利便性が評価されています。
ここでは、LINEからの予約を導入することで得られる代表的な5つのメリットを解説します。
1.LINEからの予約は手軽にできるのでお客様の負担になりにくい
多くの方が使い慣れているLINEからワンタップで予約できるため、電話や専用アプリをインストールする手間が不要。
お客様は空き時間にサッと予約できるため、ストレスを感じにくく、来店意欲を損なわずにすむ点が魅力です。
2.お客様とコミュニケーションが取れる
LINEのトーク機能を使えば、予約だけでなく施術内容や希望イメージなど細かな相談も可能。メッセージを通じてコミュニケーションが深まりやすくなるので、施術前の不安を解消し、サロンへの信頼感を高める効果が期待できます。
3.リピート率の向上につながる
一度LINE公式アカウントに友だち登録してもらえれば、再来店を促すクーポンや新商品の紹介などを継続的に配信できます。
手軽にキャンペーン情報を届けられるため、お客様の次回予約をスムーズにつなぎやすくなります。
4.予約のリマインドによってキャンセルを防げる
予約日の前日に自動でリマインドメッセージを送る機能があれば、無断キャンセルや当日のドタキャンを防ぐことが可能。
お客様に対して手厚いサポートができるので、お互いの時間を有効に使う助けにもなります。
5.予約受付にかかる人的なコストを軽減できる
電話対応の時間を削減し、空き時間やメニューの確認もシステムが自動で行えるため、スタッフは施術や接客に集中できます。
結果的に業務効率が上がり、生産性やサービスの質を高めることにもつながります。
LINEで予約を受け付けるときは、公式アカウントと予約システムが必要!
スムーズにLINEで予約受付を行うには、LINE公式アカウントと予約システムを連携させるのが基本です。
まずはLINE公式アカウントを開設し、使いやすい予約システムを選定して導入しましょう。ここでは、予約システムの概要と種類を紹介します。
予約システムとは?
予約システムは、顧客が24時間いつでも空き状況を確認しながら予約を取れる仕組みを提供するツールです。
LINEと連携して予約を受け付ける機能だけでなく、顧客管理や売上分析など幅広い機能を搭載したシステムもあります。
サロンの規模や運用体制に合わせて、必要な機能をしっかり見極めて選びましょう。
LINEからの予約受付に特化した予約システム
「LINE予約」に特化したシステムは、LINEのトーク画面やリッチメニューを使って直感的に予約ができるよう設計されています。
導入が簡単でシンプルな操作性が特徴のため、初めてオンライン予約を取り入れるサロンに最適です。
LINE連携をして予約受付から顧客管理までできるシステム
さらに高度なシステムでは、LINE予約に加えて顧客情報や予約履歴を一元管理し、分析レポートや販促ツールなどをまとめて利用できます。大規模サロンや複数店舗を運営する場合、こうした総合的な管理機能を備えたシステムが便利です。
リザービアのLINE予約システムを美容室のLINE公式アカウントで利用する手順
ここからは具体的な例として、リザービアとLINE公式アカウントを連携する流れを紹介します。
もしまだLINE公式アカウントを作っていない場合は、以下の記事も参考にしてください。
店舗の営業情報を入力する
リザービアに登録したら、まずはサロン名や住所・営業時間・休業日などの基本情報を設定します。
これらの情報は、予約画面やお客様への案内で自動的に表示されるため、正確かつ最新の内容を反映させましょう。
スタイリストなどの担当者を登録・設定する
担当者ごとにスケジュールや得意な施術メニューを紐づけて設定します。誰がいつ対応可能かを可視化することで、予約の取りこぼしやミスマッチを防げるようになります。
お客様からは以下のように見えています。
・店舗ページ
メニューやクーポンを設定する
カット・カラー・パーマなどの施術メニューや、初回割引や期間限定キャンペーンなどのクーポンを入力します。お客様が予約時に選びやすくなるよう、名称や金額・所要時間などを分かりやすく記載しましょう。
ユーザーからはそれぞれ以下のように見えます。
・クーポン選択
・メニュー選択
LINE公式アカウントのリッチメニューに予約フォームを連携する
リッチメニューは、LINEの画面下部に配置できるボタンのようなものです。
ここから直接予約フォームへアクセスできるよう設定しておくと、お客様は簡単に予約まで進めます。操作手順が少なくなることで、予約完了率の向上も期待できます。
予約の動作確認をする
最後に、実際に自分のLINEアカウントからサロンの公式アカウントへアクセスし、予約の動作テストを行います。
以下のような画面が表示されるか確認し、正しく予約が取れているか、内容の誤りはないかなどを入念にチェックしたら、運用開始の準備は完了です。
LINEで予約を受け付け始めたら、予約・集客につながる3つのアクションをしよう!
LINE公式アカウントと予約システムを連携しただけでは、まだ十分な集客効果を得られません。LINEからスムーズに予約できることを広くアピールし、実際の予約につなげるために、すぐに始められる3つのアクションを紹介します。
友だち登録の促進
まずは、お客様にLINE公式アカウントの友だち登録をしてもらうことが最優先。店頭のPOPやホームページ・SNSなどを活用し、QRコードや友だち追加リンクを案内しましょう。
登録時にクーポンを配布すると、より効果的です。
リッチメニューと予約システムの併用
リッチメニューをカスタマイズし、予約フォームのボタンを大きくわかりやすく配置します。視覚的に予約までの導線を示すことで、ユーザーは迷うことなく予約手続きに進めます。
キャンペーンやメニュー紹介と組み合わせるとさらに有効です。
定期的なメッセージ配信
月1回〜数回程度、施術後のフォローや新メニューの案内・季節のスタイリング提案などを配信すると、リピート率が高まりやすくなります。
ただし、頻度が高すぎるとブロックされる可能性もあるため、適度なバランスを心がけましょう。
LINE予約を導入した美容室の実例
実際にリザービアを導入し、LINE予約によって集客やリピート率アップに成功している美容室の事例を2つ紹介します。自店での運用のヒントに活かしてみてください。
1.LINE予約を活用して、面貸しへの移行とリピート率アップを実現
AUBE HAIR core 銀座店は、リザービアを導入して電話予約中心の業務をオンライン化。LINE予約の利便性をしっかり周知した結果、リピート率の向上だけでなく面貸しサロンへの円滑な移行にも成功しました。
新規顧客の取り込みがスムーズになり、スタッフの負担や電話対応時間を大幅に削減。
さらに、お客様とのコミュニケーションを密接に保ちながら、結果として集客力を格段に高め、より魅力的なサロン経営を実現しています。
2.紙の予約台帳から3カ月でLINE連携予約を開始!月の20.1時間削減し業務効率UP!!
TAYA東急百貨店吉祥店ではリザービアを導入し、紙の予約台帳からオンラインへ移行。
LINE予約のリマインド機能を活用して無断キャンセル防止と顧客とのコミュニケーション強化に成功しました。電話対応を減らし、月に20.1時間もの業務時間を削減。
新規顧客の取り込みとリピート率アップを両立し、スタッフの負担も軽減。お客様が利用しやすい体制を整えながら、集客力を格段に高め、より魅力的なサロン経営を実現しています。
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LINE(ライン)公式アカウントと連携して美容室への集客につなげよう
LINE公式アカウントの導入は、2024年3月時点でも9,700万人と言われるアクティブユーザーへサロンをアピールできるといった大きなメリットがあります。
さらに、企業や事業所がアカウントを作成し、情報発信できるサービスであることから、集客・販促に役立つ機能が充実しているのもメリットです。
集客強化を目指すなら、LINE公式アカウントは利用すべきツールと言えるでしょう。しかし、LINE公式アカウントに予約・顧客管理機能はありません。
そんなときは、美容系サロンに特化した予約システム「リザービア」との併用がおすすめです。リザービアのオプション機能にはLINE連携予約機能があり、クーポンサイトや外部サイトからの予約にあわせて、LINEからの予約も一元管理できます。
LINE公式アカウントを作成し集客につなげたい方は、予約システム「リザービア」と併用して利便性を高めながら集客を図りましょう。