経営中の理容室では、お客様からどんな方法で予約を受け付けていますか?来店時に直接、または電話で予約を受け付けているという理容室も多いのではないでしょうか。
理容室の予約管理には、ずばり専用システムの導入がおすすめです。そこで今回は、おすすめの予約システムや理容室にとっての予約システムの必要性、メリット、システムを選ぶポイントなどを詳しくお伝えします。
まずは資料をご覧ください
目次
おすすめの理容室予約システムを紹介
早速ここから、理容室で使うのに向いている予約システムの実例を見ていきましょう。
LiME(ライム)
LiMEは、美容師・理容師の現場の声を反映させたシステム。カルテ・ネット予約・売上などの管理のほか、LINE・Instagramやホットペッパービューティーなどの外部サービスと連携させることも可能です。美容業界での使いやすさを重視しているため、理容室にもぴったり。
カルテ管理のように無料で使える機能もありますが、ネット予約の利用や外部サービスとの連携は有料です。具体的な費用は売上に応じて決まり、小規模で売上が少ないサロンの場合はネット予約も無料で使える可能性があります。
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ヨヤグッド
ヨヤグッドは、無制限&1プランの明朗な予約システム。見やすい管理画面・スタッフのシフトに応じた受付枠の設定・不定期などに対応できる詳細な設定など、理容室でも使いやすい仕様です。
予約機能に特化しているため、料金も月々1,980円(税込み)と比較的低額。初期費用はかかりません。なお、顧客管理や分析などの機能が必要な場合は、「らいらいリザーブ」という系列サービスがあります。
tol(トル)
スマホアプリで手軽に使える予約システム、tol。ネット予約の受付管理・顧客管理・事前決済・メッセージの自動送信を、アプリひとつでまとめて行えるのが魅力です。さらに、店頭や電話での予約もネットから入った予約も、まるっと一元管理できます。
無料のプランもあり、多くの機能を使えますが、より機能性を求めたいなら有料プランを検討するのもよいでしょう。なお、パソコンでは利用できない点には注意してください。
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SALON BOARD(サロンボード)
サロンボードは、ホットペッパービューティー掲載店が無料で使える予約システム。理容室の集客にホットペッパービューティーを使っているなら、ぜひ使ってほしいサービスです。
ネット予約や一元管理・顧客データ管理・会計・集計や分析など、手間のかかるサロンワークを自動でスムーズに行えるため、スタッフの業務負担を軽減できます。セキュリティ対策も行われているので、万が一の情報漏えいのリスクも少ないでしょう。
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Kalonade(カロネード)
美容サロン・理容室や施術院の自由診療向けに作られたシステム、カロネード。24時間ネット予約受付・LINE予約・電子カルテ・スタッフのシフト管理・会計や売上など、さまざまな業務をシステム内で完結できて業務効率アップにつなげられます。
予約のすき間を作らず効率よく埋められるため、ムダな空き時間が発生しにくいのが魅力。導入の初期費用は無料で、月額料金は要問い合わせ(人数や機能によって異なる)です。無料トライアルもできるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
Airリザーブ
Airリザーブは、リクルート社が提供する予約システム。予約業務を自動化し、業務負担を軽くしてくれます。画面もシンプルで見やすく、操作性が高いことが特徴です。
リマインドメールの自動配信や予約データの集計も可能。「Air」シリーズには、ほかにもキャッシュレス決済システム「Airペイ」やPOSレジ「Airレジ」などのサービスがあり、データを連携して使えるため、より利便性が向上するでしょう。
気になった方は、まずは無料のフリープランで使い心地を試してみてください。
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Suzume(スズメ)
理容室・美容室やネイルサロンなどのなかでも、個人店・フリーランスや小規模サロンにおすすめなのが予約システム「Suzume」。スマホやタブレットでかんたんに使えて、顧客側は会員登録不要、予約枠は15分単位で設定できるなど、顧客にもサロンにも親切な設計です。
かつて存在していた無料プランは廃止されましたが、登録から60日は無料で使えます。有料プランでも、月額275円または1,100円と格安。初めて予約システムを導入する方も気軽にスタートしやすいでしょう。
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理容室に予約システムをおすすめしたい理由
予約システムとは、オンラインで予約の自動受付管理ができるシステムのことです。理美容業界や施術院のほかにも、飲食店・スポーツジム・各種イベントなど、予約が必要な幅広い業種・シーンで使われています。
ここでは、理容室にとっての予約システムの必要性を解説します。
1. 予約管理が楽になる
電話予約や紙の予約台帳のようなアナログの方法では、管理が大変でミスも起こりやすいのが現実。営業時間外の対応が難しい・変更やキャンセル時の対応と調整が大変という課題もあります。
予約システムがあれば24時間いつでも予約を受け付けられ、管理もシステム内で自動で行われるため、手作業での管理のような業務負担がありません。そのため、施術やマーケティングなど、他の業務に注力できます。
2. 施術に集中しやすくなる
前項とも関連しますが、予約システムを使えば予約対応の手間がかからないため、目の前の接客に集中しやすくなります。結果的に、顧客満足度の向上にもつなげられるでしょう。
3. ネット予約の需要が高まっている
近年では、男女問わずサロンの予約にインターネットを利用する人が増えてきました。理容室などのサロンを予約する際に、予約サイトやSNSなどから予約できるかどうかを決め手にするお客様も多いです。
理容室の顧客層においても、ネット予約できることがサロン選びを左右する可能性があり、予約システムの導入が他店との差別化にもなるでしょう。
理容室向け予約システムのおもな機能
つづいて、理容室の予約システムに備わっているおもな機能について解説します。
予約管理
まずは予約の管理機能。システムを利用して予約を管理することで、予約の埋まった時間や空き時間をひと目で把握することができるものが多いです。また、システムによっては、複数店舗の管理も可能のため、多店舗を経営していてもひとつのシステムで対応できます。
理容室が予約システムを利用して予約管理をするためには、予約を受け付けられる予約枠の設定や、営業日と曜日に合わせた営業時間の設定ができるかどうかもポイントです。
顧客情報管理
住所や氏名、電話番号といった、顧客情報の管理も必要です。連絡先のような個人情報だけでなく、来店履歴や利用したメニューの履歴など、カルテ機能が搭載されたシステムもあります。
電子カルテ機能があれば紙のカルテで管理する必要がなくなるので、保存場所に困らず省スペース化に。また、たくさんの顧客情報のなかから、必要な情報だけを検索して素早く表示することも可能です。
メッセージの配信
メッセージやメールの配信機能もあると便利です。来店後のフォローメールやイベント・キャンペーンの告知といったDMを、前項の顧客情報に紐づけて自動で送信できるため、集客効果が期待できます。
また、告知と一緒にクーポンを配信できるシステムもあり、お客様にお得感を感じてもらい来店を促せます。予約日時が近くなったら知らせるリマインダー通知にも利用できます。
外部のさまざまなサービスとの連携
LINEなどのSNSやGoogleといった外部のサービスやアプリ、ホットペッパービューティー・minimo・楽天ビューティのようなポータルサイトと連携して、予約を受けることも可能です。
とくにLINEやGoogleは普段から使用しているという人も多いため、使い慣れたサービスから直接予約することができるようになると、予約までに離脱してしまうリスクを減らせます。
理容室が予約システムを導入するメリット
ここからは、理容室が予約システムを導入するメリットについて見ていきましょう。
1. 業務を効率化できる
予約システムを導入していない店舗は、主な予約手段として電話を用いているのではないでしょうか。この場合、予約の電話がかかってくるたびに施術の手を止め、予約対応をしなければなりません。
予約システムを導入すると、システムが自動的に予約を受け付けてくれるため、人の手による対応や管理が必要なくなり、予約受付業務の効率化を図ることができます。
2. 予約の取りこぼしを減らせる
来店時や電話での予約は、店舗の営業時間内しか予約を受けられません。予約システムを導入すれば、24時間365日体制で予約受付ができるため、予約の取りこぼしがなくなり、機会損失を抑制できるでしょう。
3. 予約ミスの防止
人の手で予約管理をしていると、日時の聞き間違いや書きとめミスなど、どうしてもヒューマンエラーが起きてしまいます。
しかし、予約システムで予約を受け付ければ、すでに予約の入った枠は新たに予約を入れることができないため、予約の日時ミスやダブルブッキングといった人的トラブルを回避できるでしょう。
4. 顧客データの収集・分析ができる
システムによっては、情報収集や分析機能が搭載されているものもあります。
予約管理と顧客情報を紐づけて、来店頻度や利用メニューの履歴などのデータを蓄積でき、世代や性別によるメニューの利用状況・商品の売れ行きなど、収集したデータを分析して経営戦略に役立てることが可能です。
予約システムの導入における注意点
予約システムの導入は、メリットだけでなく注意点も知った上で検討する必要があります。ここでは、予約システムを導入する際に気をつけたい点をお伝えします。
コストがかかる
予約システムを利用するには、少なからずコストがかかります。システムを導入する際の初期費用や、運営していく上でのランニングコスト(月額利用料など)が必要です。
また、予約システムの多くはネット利用が前提です。そのため、理容室にインターネット環境がない場合、まずはネット整備のために費用がかかってしまいます。
操作に慣れる必要がある
予約システムを導入すると、スタッフにも新たな作業が発生します。導入したての頃はどうしても手間取ってしまい、せっかく業務効率化を図ったのに、操作に慣れるまではかえって手間になってしまうことも。
営業時間外に練習時間を設けたり、研修を行ったり、操作マニュアルを作成したりして、使いこなせるように教育しなければなりません。
無断キャンセルが増える恐れがある
予約システムを導入すると、24時間365日、いつでもどこからでも予約してもらうことができます。しかし、お客様がスタッフと顔を合わせたり声を聞いたりする必要がないため、気軽に予約できる反面、無断キャンセルのハードルが下がりやすいリスクがあるのも事実です。
機能で紹介したメッセージの自動送信機能を利用してリマインダーを通知する、事前決済システムを導入するなどにより、ある程度は防ぐことができます。
理容室が予約システムを選ぶときのポイント
次に、理容室が予約システムを選ぶ際、どんなポイントに注目すればいいのかを紹介します。
理容室が使いやすい仕様か
まず大切なのは、そもそもその予約システムが理容室向けなのかということです。予約システムのなかには、飲食店に特化したもの、医療業界に特化したものなど、特定の業界用に開発されたものがあります。
他業種向けのシステムには、理容室に必要な設定ができなかったり、メニューに対応していなかったりということも考えられます。そのため、理容・美容業界用、または汎用性のあるシステムから選ぶようにしましょう。
操作性
予約システムは、店舗側だけでなく、お客様も利用するものです。そのため、スタッフだけでなく、お客様にも使いやすい設計かどうか、操作がかんたんかといった操作性を確認しましょう。
システムによっては、無料版があったりトライアル期間が設けられていたりと、コスト不要で利用できるものもあります。実際に操作できると確認しやすいため、無料で使えるものから選ぶという方法もあります。
コストパフォーマンス
予約システムには、無料のものと有料のものがありますが、無料のものは高度な設定ができなかったり、予約数に上限があったりと、なんらかの制限がかけられていることが多いです。
そのため、導入するなら有料の予約システムを選ぶのがおすすめですが、コストパフォーマンスも重要なポイント。機能に対して利用料が見合っているかどうかをよく確認しましょう。
また、いくら高性能でも、理容室の経営を圧迫するほど高額なものでは維持が難しくなってしまいます。機能性とコストのバランスを考慮することが大切です。
十分なセキュリティ対策が施されているか
予約システムは、お客様の個人情報や店舗の経営に関する情報といった、外部に流出しては問題になるデータを扱っています。そのため、セキュリティ対策がしっかり施されているかどうかを確認しましょう。
パスワードが設定できるようになっていたり、通信が暗号化されたりするほか、プライバシーマークやISMSの認証を取得しているかどうかも目安になります。
予約管理と予約数アップならリサービア
ここからは、理容室におすすめの予約システム「リザービア」の便利な機能を見ていきましょう。
美容業界に特化
リザービアは、美容業界に特化して開発された予約システムです。理容室はもちろんのこと、美容室・ネイルサロン・エステサロンなどのあらゆる美容業界に対応しており、全国で5,000店舗を超える多数の導入実績があります。
感覚的に操作できるシンプルなデザイン
せっかく予約システムを導入しても、操作に手間取ってしまっては意味がありません。リザービアは直感的に操作できるよう、視認性が高く使いやすいインターフェースにこだわりました。店舗はもちろん、お客様側にも見やすい画面表示です。
予約を一元管理できるオプションあり
リザービアには、クーポンサイトやSNSなどの複数の予約経路からの予約を一元管理できる「BMS(ビューティーマネジメントシステム)」というオプションサービスがあります。
各方面からの予約をひとつの画面に集約できるため、管理が楽になるとともに、ダブルブッキングの防止も可能です。
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GoogleやLINEとも連携できる
GoogleやLINEなどの外部サービスと連携して、予約を受け付けることも可能です。お客様が普段使用しているアプリやサービスを予約窓口とすることで、新たなアプリのインストールや会員登録をしてもらう必要がありません。
なお、LINEと連携して予約窓口にするには、別途オプション契約が必要です。
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導入後も手厚いフォロー
リザービアでは、営業時間内の電話・メール・オンラインミーティングのほか、24時間のチャット対応で導入や操作方法などのサポートを行っています。さらに、導入店のみが受講可能なセミナーを開催するなど、導入後も手厚いフォローを実施しています。
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理容室の業務効率化には予約システム導入がおすすめ
理容室で使える予約システムには、さまざまなタイプがあります。それぞれの特徴をもとに、自店に適したものを選びましょう。
理容室が予約システムを導入することで、予約管理業務の負担軽減ができるほか、顧客情報や売上の集計・分析によってマーケティングにも役立てられるなど、得られる効果やメリットが多いです。
予約システム「リザービア」は、美容業界に特化したシステムで、理容室にも対応しています。前述したような魅力的な機能や特徴があるので、予約システムの導入を考えている方はリザービアを検討してみてはいかがでしょうか。