業務用のマシンを自分で操作してエステができる「セルフエステサロン」が、美容サロンの新しいビジネスモデルとして浸透してきています。
美容サロンをオープンしたいけれども、これからスキルを身につけるのは難しいかも…？と考えている人の中には、セルフエステサロンの開業に興味を持っている人もいるでしょう。
この記事では、セルフエステサロンを開業するにあたって、どのような開業形態があり、どのような手順を踏んで準備を進めたら良いのかを解説します。
目次
セルフエステサロンの開業によって利益は見込める？
ここでは、セルフエステの概要とあわせて、現状、多くの人が注目する理由を解説します。
セルフエステとは
セルフエステサロンとは、お客様自身でマシンを操作し、施術するサロンのことです。痩身・脱毛・美容・ホワイトニングといったメニューにも対応し、性別を問わず多くの人が利用しています。
エステティシャンが使う業務用マシンをリーズナブルな価格で利用できることや、スタッフに身体を見られずに済むこと、スタッフと会話をしなくて済むことなどから、需要が高まっています。
セルフエステ市場の現状
セルフエステの将来性は高いと考えられており、多くの人が参入しているのが現状です。その理由は、セルフエステで使うマシンが安心で使いやすく、お客様自身で施術しても効果を出せるほどに技術が進化したためです。
さらに、高機能なマシンを設置することで人手不足をカバーできるので、月額制の通い放題を採用したサロンも増加。
フィットネスジムと同じ感覚で利用できるので、エステサロンの新規メニューとしてはもちろん、美容室やジムといった別ジャンルでの導入や、自宅の一室を使って個人開業する人も増えています。
利益率が高く多くの人が注目するビジネスモデル
セルフエステサロンは、定額制でサービスや商品を利用できる「サブスクリプション式」が中心です。サブスクリプション式は、会員数×月額料金が月々の売上となります。そのため、会員数が減らなければ安定した収入につながるため、利益率が高いと言われています。
しかし、需要や利益率の高さから多くの人が注目し、参入しているビジネスモデルでもあります。競合と同じように経営しても集客につながらないため、会員数をどのように増やすか、具体的な戦略を決めることが大切です。
セルフエステサロン開業のメリット
セルフエステサロンの開業には3つのメリットがあります。具体的に見ていきましょう。
安定した収入が見込める
セルフエステサロンの多くはサブスクリプション式のビジネスです。サブスクリプション式は定額制で利用者数×利用料で売上が計算できるので、会員数に応じて毎月安定した収入が見込めます。
さらに、月額制ならお客様がサロンに通わなくても一定の収入が見込めるので、サブスクリプション式には、収入を安定させる大きなメリットがあると言えるでしょう。
人材確保がしやすく育成の必要もない
セルフエステサロンのスタッフは、受付・接客・掃除がメイン業務。その理由は、安全性に優れたマシンによって、お客様自身で施術するためです。つまり、開業にあたって人材確保をしたり、育成に時間をかけたりする必要がありません。
なお、施術スキルは必要ありませんが、接客態度やサロンの衛生管理などを重視するお客様もいます。少人数でも人材確保を検討するときは、接客や丁寧な掃除ができるかなどを基準に選ぶことをおすすめします。
セルフエステサロン開業の注意点
セルフエステサロンの開業には、さまざまなメリットがある一方で、失敗リスクが潜んでいるというデメリットもあります。
メリットのひとつとも言える「需要の高まり」は、その分、競合も増えやすくなることを意味します。価格の設定やマシンの選定、そのほかのサービスにおいて、他店との差別化を図っていきましょう。
また、もう一つのメリットである「サブスクリプションによる安定した収入」も、安定させるためには常にお客様が来店し続けたくなるようなサロンづくりが必要です。
開業するときは、しっかりと市場調査を行い、サロンの立地や目標顧客数、ターゲットを明確にしましょう。また、開業後もニーズに応えられるサービスや対応について考え、顧客満足度を維持する努力を続ける必要があります。
セルフエステサロンを開業する方法
セルフエステサロンの開業には、フランチャイズ加盟と独立の2パターンがあります。それぞれに異なったメリットがあるため、それを知った上で、自分の作りたいサロンを叶えるにはどちらが向いているかを検討してみると良いでしょう。
ここでは、フランチャイズ加盟と独立、それぞれの特徴について解説します。
フランチャイズ加盟
フランチャイズとは、加盟店が本部にロイヤリティーを支払い、商標やビジネスに有利なノウハウを得られるシステムのことです。
サポートの範囲やロイヤリティーの割合などは、フランチャイザー（フランチャイズ本部）によって異なります。しかしフランチャイズ加盟することで、フランチャイザーからセルフエステサロンの開業・運営についてのノウハウを教えてもらえるという点は変わりないでしょう。
また、フランチャイザーの名前が認知度が高い場合は、その名前での集客も見込める可能性があります。
さらに、フランチャイザーによってはマシンの提供などもあります。膨大な種類のなかからエステメニューやエステマシンを選ぶ手間も省けるため、この点もフランチャイズ加盟の大きなメリットと言えるでしょう。
独立
独立は、競合との差別化をはかりやすいことやオリジナリティあふれるサービスを提供しやすいという特徴があります。
自分の理想とするサロンのカタチや経営方針がある場合は、独立開業が適しているかもしれません。フランチャイズ加盟のような開業や経営についてのサポートは受けられませんが、すべてを自分で決定し、自由な経営を行うことができます。
ただし、独立開業では経営に関するあらゆることを自分で学び、決断しなければなりません。メニューや価格設定、設備やマシンの選び、スタッフの雇用や教育、競合調査や宣伝など、検討すべき項目は多岐にわたります。
そのため、独立開業はフランチャイズ加盟と比べてハードルが高く感じられるかもしれません。しかし、自分らしいサロン作りができる魅力的な選択肢でもあります。
セルフエステサロンを開業する際に必要な準備
セルフエステサロンを開業する際に必要な準備について、順番に解説します。
サロンのコンセプトや経営方針の決定
どのようなサロンを作りたいか、どのような人をターゲットとするかなど、サロンのコンセプトを決めます。
コンセプトやターゲット決めは、今後のサロン運営の方針にも大きく影響する要素です。導入マシンや価格、立地場所を決める際に影響しますので、しっかり決めましょう。
また、セルフエステの場合は、個人で開業するかフランチャイズ加盟するかの判断も必要です。
導入するマシンの選定
セルフエステサロンはエステティシャンの技量などが問われない分、マシンのスペックが集客に大きな影響を与えます。そのため、お客様がリピートしたくなるような、効果を実感できるマシンの導入が不可欠です。
可能であれば、導入前にマシンを試用し、自分自身で効果を確かめることをおすすめします。
エステのマシンは、ひとつの機能に特化したものと、複数の機能を搭載したものとがあります。サロンの規模や運営方針に応じて、適切なマシンを選択しましょう。
また、セルフエステサロンでは、お客様自身でマシンを操作してもらうため、操作性や安全性への配慮も欠かせません。マシン導入後の製品保証やメンテナンスなどの有無も重要です。
マシンの導入方法には、新品購入のほか、中古品の購入やリースなどの選択肢もあります。開業資金の状況を考慮しながら、最適な方法を選びましょう。
ほかにも、本体価格だけではなく、消耗品にかかる費用の把握も必要です。マシンを使用する際に必要になるジェルや摩耗しやすいパーツなどは、購入価格とあわせて購入頻度も把握しておきましょう。
開業場所の決定
セルフエステサロンは、自宅の一室や賃貸マンション物件、テナント物件などさまざまな開業場所が検討できます。
自宅で開業する場合は物件取得費がない分、初期費用を抑えて開業できます。賃貸マンション物件の場合は、プライベートと仕事の空間を安全に分けることで、生活感のないサロンをつくることが可能です。
ただし、自宅や賃貸マンション物件の場合は、セキュリティ対策などの面から商用利用を許可していないケースもあります。自宅や賃貸マンション物件での開業を検討している場合は、サロンの営業が可能な物件か、必ず管理会社などに確認しましょう。
テナント物件の場合は、物件の取得や内装工事など初期費用がかかる一方で、立地がよければ飛び込みのお客様が期待できるなどのメリットがあります。
それぞれの営業場所のメリットとデメリットを把握し、場所の検討を行いましょう。
開業資金の用意
物件の取得や内装工事、エステマシンの取得のほか、サロン営業に必要な備品の調達など、さまざまなことに費用がかかります。また、開業当初は想定よりお客様が少ない可能性もあります。その期間の運転資金も含めて、開業資金と考えた方が良いでしょう。
自己資金が足りなさそうな場合は、融資や助成金を活用するといった方法もあります。助成金については、開業する際に必要な費用について紹介する際に詳しく解説します。
公的支援金や助成金についてより詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてください。
集客・予約システムの導入
集客したいターゲットに合わせて、SNSでサロンの情報を発信したり、クーポンサイトへ登録するなどして、サロンの認知度を上げましょう。
チラシを作成してサロン周辺でポスティングを行ったり、地域情報誌などに掲載するなどといった方法もあります。
また、サロンに興味を持った人がスムーズに予約できるよう、受け皿となる予約システムを導入しておくと便利です。
開業届の提出
事業開始日から1ヶ月以内に、開業届を税務署に提出しましょう。書面を郵送するか直接税務署へ提出もできますし、e-Taxを利用したオンラインでの提出も可能です。
また、開業届とともに青色申告の届け出も行うことをおすすめします。白色申告に比べ帳簿付けが少し複雑にはなりますが、所得控除や赤字の繰り越しなどの節税メリットがあります。
引用元
国税庁：青色申告制度
セルフエステサロンを開業する際に必要な資格
セルフエステサロンの開業に資格は必要ありません。しかし、エステティシャンとして有利な民間資格はあるので、お客様から高い信頼を獲得し、さらなる集客につなげたいと考える方は、民間資格の取得を目指すとよいでしょう。
しかし、エステティシャンに関する民間資格は、いくつかあります。より詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてください。
セルフエステサロンを開業する際に必要な費用
セルフエステサロンでは「開業費用」と「運営費用」の2つの費用がかかります。
開業費用
セルフエステサロンの開業費用は以下のとおりです。
- 物件取得費（物件を借りて開業する場合）
- 内外装工事費（必要な場合のみ）
- 備品購入費
- エステマシン購入費
- 加盟金（フランチャイズに加盟する場合）
- 広告宣伝費 など
なお、できるだけ初期費用を抑えたい方は、マシンや備品はリースや中古のものを用意するとよいでしょう。
運営費用
セルフエステの運営費用は以下のとおりです。
- 家賃（物件を借りる場合）
- 人件費（人を雇う場合）
- 水道光熱費
- マシンのメンテナンス費用
- 広告費 など
開業から売上が安定するまでには、時間がかかることが予想されます。数ヶ月は経営維持ができるよう、まとまった運営費用を用意しておくと安心です。
助成金
セルフエステの開業では、地域雇用開発助成金が利用できます。
地域雇用開発助成金は、指定地域のみ支給される助成金です。求人の少ない地域で雇用保険の適用となる事業所を設置（整備）し、労働者を雇用すると支給されます。支給額や従業員数などによって支給額が異なります。詳細は下記ページでご確認ください。
引用元
厚生労働省：地域雇用開発助成金（地域雇用開発コース）
また、開業する地域によっては、自治体が独自に行っている場合もあります。開業場所が決まったら、活用できる助成金などの制度がないか調べることをおすすめします。
助成金のほか、日本政策金融公庫などの創業支援なども活用できる可能性があるため、あわせて調べてみると良いでしょう。
セルフエステサロン開業を成功に導くポイント
ここからは、セルフエステサロンを成功に導くポイントを紹介します。安定した収入につなげるためにも、どんなポイントがあるのかをチェックしていきましょう。
ホームページを作成する
ホームページを作成すると、予約までの導線が短くなるといったメリットがあります。電話予約のみのサロンだと、営業時間内にかけなければならないため、機会損失を招く可能性があります。お客様のタイミングで予約できるよう、ホームページは早めに作成しましょう。
ホームページを通して、サロンの雰囲気や清潔感、親しみやすそうなスタッフのイメージなどが伝わるよう意識しましょう。
SNSを活用してサロンの認知を広める
スマートフォンやタブレットなどを使用するユーザーが増えた近年では、サロン選びもSNSからの情報で決める人もいます。そのため、SNSを活用してサロンの認知を広めることが重要です。
特にここ最近では、お客様が自撮りできるよう、一部ブースの撮影を許可しているサロンも増加しています。お客様の自撮り写真がSNSにアップされれば、口コミからの集客にもつなげられるというメリットも。
物品販売も同時に行う
美しさを維持できる自宅用のマシン美容家電やコスメの販売を同時に行い、さらに安定した収入につなげることも可能です。
営業スキルがなくても、カウンターや施術ルームなど、お客様の手に取りやすい場所に現物やパンフレットなどを設置すれば、購買意欲を刺激して安定した経営が維持できるでしょう。
セルフエステ開業でよくある失敗例
セルフエステサロンの開業は、美容業界への参入障壁が比較的低いことから、多くの起業家にとって魅力的なビジネスモデルとなっています。一方で、十分な準備や知識がないまま開業してしまい、さまざまな問題に直面するケースも少なくありません。
ここからは、セルフエステ開業において頻繁に見られる失敗例をいくつか見ていきましょう。
1. 市場調査不足による需要の見誤り
セルフエステサロンの開業を検討する際、多くの起業家が陥りがちな失敗の一つが、市場調査の不足です。特に、セルフエステの需要を過大評価してしまうケースが多く見られます。
たとえば、大都市圏での成功事例を参考に、地方都市で同様のビジネスモデルを展開しようとしても、人口密度や消費者の美容に対する意識の違いから、思うような集客ができないことがあります
また、立地選びにおいても調査が不足してしまうことがあります。通行量や周辺の競合店の状況を十分に調査せずに出店してしまい、あとになって不利な立地条件に気づくケースも少なくありません。
2. 差別化戦略の欠如
多くの新規参入者が直面する問題が差別化戦略の欠如です。単に一般的なセルフエステメニューを提供するだけでは、既存の競合店との差別化が困難となり、顧客獲得に苦戦してしまうでしょう。
たとえば、同じ商圏内に類似のサービスを提供する店舗が複数存在する場合、価格競争に巻き込まれてしまい、利益率の低下を招く可能性があります。
また、独自性のないサービス内容では、顧客の心に残るブランドイメージを構築することが難しく、リピーター獲得にも支障をきたします。
3. 資金繰りの見通しの甘さ
多くの起業家が直面する深刻な問題の一つが、資金繰りの見通しの甘さです。開業初期の運転資金の準備不足や、予想外の出費が重なることで、経営が行き詰まってしまうケースが少なくありません。
たとえば、店舗の内装工事や美容機器の購入に予想以上の費用がかかり、開業時点で既に資金が逼迫してしまうことがあります。また、開業後も集客に時間がかかるため、当初の売上予測を下回り、固定費の支払いに苦慮するケースも多く見られます。
4. メニュー価格が安価すぎる
適切な料金設定ができていないことが原因で経営が行き詰まるケースも多く見られます。競合店との価格競争に巻き込まれたり、集客を優先するあまりメニュー価格を必要以上に低く設定したりしてしまうからです。
その結果、売上は上がっても利益が出ない、あるいは赤字経営に陥ってしまうという事態に直面してしまいます。
また、高額な美容機器のリース料や減価償却費・消耗品費などのコストを正確に把握し、それらを適切に価格に反映させることができていないケースも多いです。
5. 広告・宣伝が不十分
多くの経営者が直面する課題の一つが、効果的な広告・宣伝戦略の不足です。特に、ターゲットとする顧客層に適切にリーチできていないケースが多く見られます。
たとえば、若年層をターゲットとしているにもかかわらず、従来型の紙媒体の広告に偏重してしまい、SNSやインフルエンサーマーケティングなどのデジタル戦略が不十分になることです。
また、広告内容がサロンの特徴や強みを明確に伝えきれていないため、潜在顧客の興味を引き出せていないこともあります。
セルフエステ開業の失敗を回避するための対策
これらの失敗を回避し、成功への道を歩むためには、適切な対策を講じなければいけません。ここからは、セルフエステ開業の失敗を回避するための具体的な対策について見ていきましょう。
1. 徹底的な市場調査の実施
セルフエステサロンの開業成功には、徹底的な市場調査が不可欠です。地域のニーズや競合状況を詳細に分析し、需要を正確に把握することが重要だからです。
まず、出店予定地域の人口統計・所得水準・美容への関心度などを調査しましょう。次に、競合店の数・サービス内容・価格帯を把握し、自店の差別化ポイントを明確にします。
また、潜在顧客へのアンケートやインタビューを実施し、具体的なニーズや要望を把握することも効果的です。
2. ターゲットの詳細設定やコンセプトの明確化
ターゲットの詳細設定とコンセプトの明確化も重要です。想定するメイン客層を具体的に定義し、そのニーズに合わせたサービス提供を行うことで、効果的な集客と顧客満足度の向上が期待できます。
たとえば、「30代後半から40代前半の働く女性」や「美容に関心が高い20代の学生」など、年齢・性別・職業・ライフスタイルなどを具体的に設定しましょう。さらに、そのターゲット層の美容に関する悩みや希望を深く理解し、それに応えるサービスを提供することが重要です。
3. 綿密な資金計画の立案
資金計画も、綿密に立案しておきましょう。少なくとも開業後6カ月から1年分の運転資金を確保し、予想外の出費にも対応できる余裕を持つことが重要です。
まず、開業に必要な初期費用を算出します。次に、毎月の固定費と変動費を見積もり、売上予測と照らし合わせて、収支計画を立てます。
開業初期は集客に時間がかかることを考慮し、最悪のシナリオを想定した資金計画を立てることが重要です。
また、収支を定期的に見直し、不必要な支出を削減しましょう。一方で、高品質な美容機器の導入や快適な施術環境の整備など、顧客満足度に直結する部分には、しっかりとコストをかけることが大切です。
4. 定期的な情報発信
顧客との継続的なコミュニケーションは、美容サロンにおいて非常に重要です。定期的な情報発信を通じて、顧客との信頼関係を構築すると、リピート率の向上につなげることができるでしょう。
無料のSNSなどを活用すれば、コストを抑えながら効果的に情報を伝達することが可能です。たとえば、InstagramやFacebookなどのSNSプラットフォームを利用して、サロンの最新情報やキャンペーン・美容知識・スタッフの紹介など、多様なコンテンツを発信しましょう。
開業まもなくの予約管理を効率化したいならリザービア
美容関連に特化した予約システム「リザービア」は、セルフエステの開業に役立つさまざまな機能を搭載しています。
なかでも予約管理に特に役立つ機能を2つ紹介します。
予約を一元管理できる
セルフエステサロンでは集客のために、サロンのホームページ以外にも、SNSやクーポンサイトなど、さまざまな予約窓口を設置することが多いです。
しかし、それぞれの窓口からの予約を別々に管理するには手間がかかりすぎますし、予約台帳などへの転記ミスや、ダブルブッキングのリスクもあります。
予約システム「リザービア」なら、さまざまな媒体からの予約を一ヶ所にまとめられ、管理の手間も予約ミスも減らせます。
設備管理
セルフエステを開業する際、目的に合わせてマシンを複数台導入するサロンも多いことでしょう。その際に注意したいことが、マシンの使用時間が被ってしまうことです。
個室やスペースごとに機能の異なるマシンを導入している場合は、場所だけではなくマシンの空き状況も予約情報に連携することで管理が楽になります。
たとえば個室2部屋で2名が同じ時間に予約があった場合。サロンに1台しかない脱毛器を目当てに来店していたとすると、どちらか1人は使えないという状況が生じてしまいます。
こんな状況を避けるためにも、予約情報と連携できる設備管理は、セルフエステのサロンにとって重要です。設備と予約情報の連携で「使いたいマシンが空いていない」という状況も避けられます。
また、車で来店されるお客様がいるサロンの場合には、設備として駐車場の空き情報も連携可能です。
リザービアを使って作業効率化！上手に集客にも活かそう
セルフエステサロンは、価格のリーズナブルさから利用者からの需要が高く、多くの人が注目するビジネスモデルです。需要が高いからこそ参入するチャンスはありますが、その分だけ競合が多いことも押さえておくことが大切です。
多くの競合に打ち勝つためには、自身のサロンの目的や目標顧客数、ターゲットとするお客様を明確にし、ニーズに沿ったメニューを提供し続ける必要があります。
リザービアには、クーポン機能などもあるので、新規顧客やリピーターの獲得など、集客につなげられる機能も充実しているのでおすすめです。
長期的な経営を目指す方は、リザービアを導入し、開業を成功へと導きましょう。
