まつエクサロンはどのように経営する?開業の手順、運営のコツや事例など解説

まつエクサロンはどのように経営する?開業の手順、運営のコツや事例など解説
更新日

まつエクは女性を中心に一定の需要が見込めるサービスですが、事業として手がけるとなると、利益率はどうなのか、運営を継続するためにはどのようなポイントが重要なのかなど気になると思います。

本記事では、まつエクサロンを経営するための条件や経営に失敗してしまう方の特徴、開業するための手順などについて説明します。

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まつエクサロンの経営は利益率が高い

まつエクサロンの経営は利益率が高い

まつエクサロンの経営をおすすめできる理由のひとつは、利益率の高さです。いかに利益をあげられるかは非常に重要なポイントですが、まつエクに必要な資材は非常に原価が安く、利益をあげやすいです。

サービス業は、原価があまりかからないことも多いですが、まつエクサロンは特に原価が少なく済みます。

まつエク1回あたりどれくらいの料金を取るかはサロンによって異なりますが、1回の施術にかかる費用は100~300円程度です。

人件費は必要にはなるものの、技術が向上すれば施術価格を高められるので、さらに利益をあげやすいです。

まつエクサロン経営の4つの方法

まつエクサロン経営の4つの方法

サロンの経営の方法はさまざまな選択肢があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。以下では、代表的な4つの経営方法について解説します。

1. 自宅サロン

自宅の一部を改装してオープンする方法は、初期費用を抑えたい方にとって魅力的な方法です。家賃がかからないことが最大のメリットです。

また、通勤時間が不要なので、時間を有効活用できる点もメリットです。自宅のアットホームな雰囲気は、リラックスしたいお客様に支持されやすいです。

ただし、自宅サロンには課題もあります。マンションや住宅地の場合、近隣住民とのトラブルを避けるための配慮が必要です。防犯対策やプライバシー管理も重要です。

2. テナント型サロン

テナント型サロンとは、店舗を借りて運営する形式です。繁華街や駅近など人通りの多い立地であれば、集客効果が期待できます。

内装や設備を自由にできるため、自分のブランドイメージを反映した空間作りができます。

一方で、初期費用や家賃が高額になりやすく、資金計画をしっかり立てる必要があります。契約時には契約条件や更新料をしっかり確認し、長期的な運営プランを練ることが重要です。

3. シェアサロンや面貸しサロン

自分専用の店舗を持たず、スペースをレンタルして営業する方法です。開業費用や固定費用を大幅に抑えられます。

他の美容師やアイリストとスペースを共有することで、業界内でのネットワーク構築や情報交換の機会も得やすいです。

用意された内装や設備を利用するため、個人のブランドイメージの確立に工夫が求められます。

4. フランチャイズサロン

フランチャイズサロンは、大手ブランドに加盟して経営する方法です。本部から提供されるブランド名や経営ノウハウを活用できるため、新規開業時から安定した収益を見込めます。

ロイヤリティや売上に応じた手数料など、本部への支払い義務が発生します。そのため、契約内容について十分な理解と検討が必要です。

独立開業とフランチャイズ、どちらがおすすめ?

独立開業とフランチャイズ、どちらがおすすめ?

まつエクサロンを開業する際、独立開業とフランチャイズのどちらが良いか悩む方もいると思います。それぞれにメリット・デメリットがあり、自分の目指す方向性によって最適な選択肢が変わります。

ここからは、それぞれのメリットについて見ていきましょう。

独立開業のメリット

独立開業は、自由度の高さが最大の魅力で、自分のアイデアや経営方針を反映したい人にとって理想的な選択肢です。

1. 自由な方針で経営できる

サービス内容や価格設定・店舗のコンセプト・内装デザインなどを自分のアイデアで決められるため、独自性を追求できます。

たとえば、高級志向の顧客向けに特化したメニューを展開したり、地域密着型のサービスを提供したりなど、自分のこだわりを経営に反映できます。集客方法も自分で決められるため、お客様に合わせた柔軟な対応ができます。

2. ロイヤリティの支払いが発生しない

フランチャイズでは、ブランド使用料やノウハウ提供料として本部へのロイヤリティ支払いが義務付けられているため、これが利益を圧迫する要因となることもあります。

一方で、独立開業では収益をすべて自分で管理できます。集客が順調になれば利益率が高まり、新規採用や店舗拡張に再投資することができます。

3. 契約の制限がない

フランチャイズの契約は、契約終了後の一定期間は同じ業種で開業できない、「競業避止義務」が含まれることもあります。独立開業では契約の制限がなく、自由に事業を継続したり新たな事業に挑戦できます。

フランチャイズのメリット

フランチャイズは、本部から提供されるノウハウやブランド力を活用して事業を始められます。未経験者には安心感があり、集客も期待できます。

1. 未経験でも参画しやすい

本部から提供される研修プログラムやマニュアルによって、未経験者も参画しやすくなっています。市場調査のデータや商材などのサポートもあるため、自分でゼロから準備する必要がありません。さらに、開業後も本部からアドバイスや運営支援も受けられるため、失敗するリスクを減らせます。

美容サロン経営が初めての方でも安心して始められる点は、大きな魅力です。

2. ブランド力・知名度を利用できる

フランチャイズ本部が持つブランド力や知名度は、新規のお客様の獲得に有利です。広告宣伝活動も本部で行われることが多く、自分で費用をかけずに済むこともあります。

有名ブランドとしてお客様から信頼されやすく、リピーター獲得にもつながります。

3. 予算計画が立てやすい

フランチャイズ加盟店として信用度が高まり、金融機関から融資を受けやすいこともメリットのひとつです。

本部から設備導入費用や運転資金の支援を受けられる場合もあります。たとえば、日本政策金融公庫や民間銀行から融資を受ける際、本部による事業計画書作成支援などがあります。

もちろん、自分自身でも計画書作成やリスク管理などの経営能力を磨くことも大切です。

まつエクサロンで失敗しやすい方の特徴

まつエクサロンで失敗しやすい方の特徴

まつエクサロンの経営に失敗してしまう方は、主に以下のような特徴が挙げられます。

  • コミュニケーション能力が低い
  • 他店との差別化をうまく行えない
  • 施術の技術は高くても経営能力がない

それぞれの特徴について、説明します。

1. コミュニケーション能力が低い

まつエクサロンの経営は、自身はあくまでもオーナーや経営者で、施術は雇ったアイリストに任せる場合と、オーナー兼アイリストとして自身も施術を行う場合の2通りに分けられます。

多いのは自身がアイリストであることからまつエクサロンの経営に乗り出すという後者のケースですが、施術だけでなく、お客様に喜んでもらえる接客ができないと、固定客が付かずに売上も伸び悩んでしまいます。

コミュニケーションに自信がない方は、アイリストであってもオーナーや経営者に徹して、施術は他の方に任せるのも一案です。

2. 他店との差別化をうまく行えない

他店とお客様の取り合いは少なからず発生します。他店との差別化がうまく行えていれば、新規のお客様が来店する動機になったり、ファンや固定客が付いたりします。しかし差別化がうまくできないと、他店にお客様を取られてしまいます。

差別化はサービスや技術・接客などいろいろな側面から行えますが、価格の差別化はあまりおすすめできません

価格を下げればお客様に選ばれやすくなりますが、利益が少なくなり経営が行き詰まりやすくなるからです。

3. 施術の技術は高くても経営能力がない

技術力のあるネイリストが在籍しているまつエクサロンにお客様が集まることは間違いありませんが、お店の経営には、技術だけでなく経営能力も求められます。

技術の向上を追い求めてきた方は、「技術を磨き続ければお客様が集まって経営もうまくいく」と考えがちですが、必ずしもそれだけではありません。

技術に対する適切な料金をいただいているか、スタッフに支払う給料は適切かといった感覚を持っていなければ、長く経営し続けることは難しくなります。数字に弱い自覚がある場合は、サポートしてくれるスタッフを採用するとよいでしょう。

まつエクサロンを経営するための条件とは

まつエクサロンを経営するための条件とは

まつエクサロンを経営するためには、以下に挙げるような条件を満たす必要があります。

  • 美容師免許の取得
  • 美容所開設届出書の提出
  • 開業届の提出

それぞれについて、説明します。

1. 美容師免許の資格の取得

まつエクサロンでアイリストとして施術を行う場合は、美容師免許が必要です。

施術を行わない場合は必要ありませんが、アイリストとして施術もする立場であれば、資格が必要です。

また、アイリストが2名以上在籍する場合、1人以上は管理美容師免許の資格が必要です。

管理美容師免許を持っていない場合は、管理美容師免許の資格を持っている方を採用するか取得する必要があります。

2. 美容所開設届出書の提出

まつエクサロンを開業する場合、お店の所在地を管轄する保健所に「美容所開設届出書」を提出します。美容所開設届出書を提出したら、保健所の環境衛生監視員による実地検査が行われ、検査にクリアできれば「美容所確認済証」が交付されます。

美容所確認済証が交付されると、営業ができます。無許可で始めると、美容師法違反で30万円以下の罰金が科されてしまうため、美容所確認登録は必ず行いましょう。

3. 開業届の提出

個人事業主としてまつエクサロンを経営する場合は、開業届の提出も必要です。

提出先はお店の所在地を管轄する税務署です。提出は窓口に直接か郵送するかを選べます。

提出期間は「個人事業主として事業を開始してから1ヶ月以内」ですが、実際にお店を始めると非常に多忙になると思いますので、早めに提出しておくのが賢明です。

美容所開設届出書とは異なり、提出していないことによる罰則はありませんが、提出することでさまざまなメリットを享受できるので、提出をおすすめします。

青色申告をするなら「青色申告承認申請書」を提出

確定申告で青色申告を行うなら、開業届に加えて「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。この申請書は、事業開始後2ヶ月以内に提出する必要があり、期限を過ぎるとその年の青色申告ができなくなるため注意が必要です。

青色申告では、最大65万円の控除や赤字の繰り越しなど、白色申告よりも多くのメリットがあり、節税効果が期待できます。また、帳簿の記帳が義務付けられるため、経営状況を正確に把握できる点もメリットです。

税務署への直接持参や郵送・e-Taxを利用したオンライン提出など、いくつかの方法で手続きができます。

青色申告は事業主にとって有効な手段ですが、帳簿作成の手間が増えるため、会計ソフトの導入や税理士への相談も検討してみてください。

引用元
国税庁|A1-8 所得税の青色申告承認申請手続

従業員を雇用するなら「給与支払事務所等の開設届出書」を提出

従業員を雇用する場合は「給与支払事務所等の開設届出書」も提出しましょう。給与や報酬を支払う事業所として登録するためのものです。オーナー兼スタッフだけの一人サロンの場合は不要ですが、従業員を雇う場合にはこの手続きが必要です。

また、健康保険や厚生年金保険への加入手続きは年金事務所で行い、労働保険や雇用保険は労働基準監督署で手続きが必要です。

これらの手続きは複雑な場合もあるため、社労士などの専門家に相談するのもおすすめです。

引用元
国税ch上|A2-7 給与支払事務所等の開設・移転・廃止の届出

まつエクサロンを開業するための手順

まつエクサロンを開業するための手順

上述したように、まつエクサロンを開業するためには美容所開設届出書および開業届の提出など、行わなければならないことが多々あります。

まつエクサロンを開業する前に行うべきことを時系列に並べると、以下のようになります。

  1. 開業までの計画を立てる
  2. 店舗となる物件を見つける
  3. 資金調達を行う
  4. 内外装の工事を行う
  5. 人を採用する
  6. 各種提出物などを提出する
  7. お店オープンの広告を行う

それぞれについて、説明します。

1. 開業までの計画を立てる

お店はオープンしようと思ってすぐにオープンできるものではなく、ある程度前から計画を立てて少しずつ準備を進めていく必要があります。業態にもよりますが、お店をオープンするためには半年~1年程度の準備期間が必要です。

2. 店舗となる物件を見つける

開業までの手順でもっとも時間がかかる可能性が高いのは、物件を見つけることです。立地・広さ・家賃などの条件においてすべて満足できる物件は、なかなか見つかりません。

多少妥協することも考慮しつつ、物件探しはなるべく早めに動きましょう。

3. 資金調達を行う

自己資金で開業に必要な資金をすべて用意できる場合は、資金調達を行う必要はありませんが、金融機関などから融資を受けて資金調達を行うケースが大半です。

助成金や補助金などを利用できるケースも多いので、融資を中心としつつも、利用できる制度を広く検討した上で、メリットの大きそうな方法で資金調達を行いましょう。

4. 内外装の工事を行う

資金のメドが付いたら、物件の内外装の工事を行います。居抜きの物件を利用すれば、内外装工事に必要な費用や期間を抑えることができるので、費用を抑えたい場合や急いでオープンしたい場合は、居抜き物件を中心に検討するとよいでしょう。

5. 人を採用する

オープンの日程が具体的に決まったら、それに合わせて人の採用を行います。オープン前に研修などを行う必要があるので、オープン日の1ヶ月程度前には、お店のスタッフ候補が決まっていることが理想です。

6. 各種提出物などを提出する

美容所開設届出書を提出して、美容所確認済証を交付しておいてもらう必要があります。

オープン直後は何かとばたばたして忙しくなるので、オープン前に提出しておいたほうがよいでしょう。

7. お店オープンの広告を行う

オープンの日が近付いてきたら、近隣の方にまつエクサロンの存在を知ってもらうために、広告を打つ必要があります。広告の方法は、チラシやタウン誌への出稿、SNSの利用などさまざまな方法があり、リーチできる層もそれぞれ若干異なります。

必要な費用も異なりますので、手元の資金と相談しながら方法を選びましょう。

事前に知っておきたい!まつエクサロンの開業前に必要な準備資金

事前に知っておきたい!まつエクサロンの開業前に必要な準備資金

まつエクサロンを開業するために必要な資金は、どのような形態でまつエクサロンを開業するかによって若干異なります。

まつエクサロンを開業する場合に考えられるのは、「自宅をサロンとして利用する」「サロン用の物件を契約してオープンする」の2つのパターンであり、前者はさらに持ち家か賃貸かに分けられます。

ただ、割合としては後者のほうが圧倒的に多いため、今回は後者の形態で必要な準備資金について説明します。

まつエクサロンの開業前に必要な資金としては、家賃・敷金・礼金・仲介手数料などを含む物件費用・内外装工事費・設備導入費・運転資金などで、それぞれ必要な金額はおおよそ以下の通りです。

物件費用:200~250万円(家賃15万円と想定)
内外装工事費:50~100万円
設備導入費:5~10万円
運転資金:150~200万円

物件の立地などにもよりますが、まつエクサロンを開業するためには400~550万円程度が必要ということが分かります。スタッフを多く雇おうと思っている場合は、運転資金としてさらに100~200万円程度多く見積もっておいたほうがよいでしょう。

これだけの資金をすべて自己資金で調達するのが難しそうな場合は、金融機関からの融資などの利用を検討する必要があります。

人気まつエクサロンを運営するためのコツ

人気まつエクサロンを運営するためのコツ

開業までこぎつけるのも一苦労ですが、そこからまつエクサロンの経営を軌道に乗せて事業を継続することには、また違った苦労があります。

まつエクサロンを継続して運営するためのコツとしては、主に以下のようなことが挙げられます。

  • 競合との差別化を図る
  • 優秀なアイリストを確保する
  • 積極的な情報発信を行う

それぞれについて、説明します。

1. 競合との差別化を図る

「まつエクサロンで失敗してしまう方の特徴」でも触れましたが、競合との差別化は利益をあげる上で必要不可欠な要素です。
他店には真似できないような高い技術、お店全体の雰囲気のよさ、かゆいところに手が届くようなメニュー構成など、競合との差別化はいろいろなところで図ることができます。

他店とは異なるポイントが強みとしてあると、その点は必ず口コミなどで広がっていくので、お客様がまつエクサロンを選ぶ際のフックのひとつとなります。ナンバーワンでもオンリーワンでもよいので、他店と明確に違うところを何かひとつ以上掲げられることが重要です。

2. 優秀なアイリストを確保する

まつエクサロンで提供されるサービスは、多少工夫する余地があるとはいえ、大枠ではほかのサロンと大きく変わるわけではありません。そのなかで他店との競争に勝つためには、アイリストの技術は非常に重要な要素のひとつになります。

同じような金額を支払って施術を受けるのであれば、誰だって腕がよいアイリストに担当してほしいと思うのは当然のことです。

技術面に自信のあるアイリストを中心に採用するもよし、自身がアイリストとして施術をする場合は自身の技術を磨くもよし、技術力の高さにこだわってお店の運営を行うとよいでしょう。

3. 積極的な情報発信を行う

新しくまつエクサロンを開拓する場合、新規のお店に飛び込みで入るようなケースもあるかもしれませんが、大半はSNSなどで情報をチェックした上で、利用するサロンを決めるでしょう。そのため、SNSなどで積極的に情報発信を行っているサロンのほうが、新規のお客様を取りこみやすいことは間違いありません。

SNSで情報発信をすることは、まつエクサロンを探している方の目に留まりやすくなると同時に、サロンの技術や雰囲気を感じてもらうためにも重要です。

実際にお店に足を運ぶ前にどのようなサロンかが分かっているほうが、お客様の不安感も少なくなります。

今の時代は、SNSを積極的に活用することがお店をうまく運営するために必要不可欠と言っても、過言ではありません。

まつエクサロンにあると嬉しいサービス

まつエクサロンにあると嬉しいサービス

ここからはまつエクサロンにあると嬉しいサービスを見ていきましょう。

お客様にとってどのようなサービスがあれば魅力的に感じるのでしょうか。まつエクサロンにあると嬉しいサービスには割引プラン、心まで癒せる香り、ヘッド・フットマッサージ、寝心地のよい施術ベッドが挙げられます。1つずつ具体的に見ていきましょう。

紹介・誕生日などの割引システム

まつエクは「パッチリ目」を目指せるとして人気の施術ですが、決して気軽に何度も受けられる安価なサービスでは無いでしょう。まつエクは定期的なお手入れも大切になるので、それなりの費用が必要になるためです。

そのため、多くの割引プランを揃えておくことでお客様に喜ばれる傾向があります。

紹介割引制度を作ることで、他のお客様に自分のお店を知ってもらうことができ、新規顧客獲得にもつながります。

また、既存のお客様にとっても紹介するだけで割引を受けられるので、お得に利用をしたい顧客には喜んでもらえ、サロン側もお客様にとってもwin-winな関係を築けるでしょう。

その他にも誕生日割引や新規顧客限定のクーポン、リピーター限定のお得なクーポンなど、いろいろな割引プランを整えておくことで、より多くのお客様に気軽に来店してもらいやすくなります。

さらに、他のお店にはない自分のサロンだけの割引を用意しておくのも、顧客獲得につなげられるでしょう。

アロマオイルの香り

人はよい香りをかぐことで、リラックスができます。

人間には視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚という五感があります。

その効果の1つである嗅覚は、匂いをかぎ分けるためのもので、直接脳に伝わり人の記憶に深く刻まれることになります。皆さんもふとしたタイミングで香りを嗅いで、懐かしさを感じたり、昔会った相手を思い出したりしませんか?

それは嗅覚によって、匂いの記憶が脳に深く刻み込まれているからなのです。サロンを盛り上げるためにはたくさんの人の記憶に、自分の存在やお店のことを刻み込まなければいけません。そのためにも匂いは効果的だといえます。

とはいえ香りにもいろいろな種類があるので、どの匂いを取り入れればいいのか迷いますよね。

まつエクサロンにおすすめなのが精油です。精油とは自然界に生息している植物から抽出した天然の香りがするもののことです。天然の香りは心や体の状態をよい方向に持っていってくれる力を持っています。

まつエクではデリケートな部分である目元を触る施術だからこそ、お客様にはリラックスしてもらいたいですもの。

ただし、香りには化学物質などを組み合わせた人工的に作られた香りもあり、体調を崩してしまう人もいるので注意が必要です。

お客様の記憶によいサロンとして残してもらうためにも、精油を用いてサロンの空間作りをするように意識してみましょう。

ヘッド・フットマッサージ

ヘッドやフットマッサージを取り入れることで顧客単価アップにもつながりますし、新たな経営戦略のポイントにもなるかもしれません。ヘッドやフットマッサージはコツさえつかめばできるようになるので、サロン側にとって大きな負担になることはないでしょう。

寝心地のよい施術ベッド

施術を受けている間はずっとベッドに仰向けの体制になります。硬いベッドだと肩や腰に負担がかかり、お客様に不快な思いをさせてしまうこともあります。

高級ベッドを用意しなければいけないというわけではありませんが、お客様の寝心地を考えたベッドを用意することが満足度を上げる1つの手段になるでしょう。高級なベッドを用意しなくても、ワンランク上の枕や下に敷くマットなどを購入するだけで充分寝心地のよい施術ベッドに変わりますよ。

まつエクサロンにあると嬉しい施術後のサービス

まつエクサロンにあると嬉しい施術後のサービス

続いてまつエクサロンにあると嬉しい施術後のサービスについて見ていきましょう。

お客様はスキルの高さだけでサロンを選んでいるわけではありません。どのようなアフターサービスがついているかでも、次回に来店してもらえる可能性が高まるります。

施術後もお客様が満足できるサービスを用意することで、リピートにもつながるかもしれません。施術したからそこで終わりというわけではなく、今後も長い付き合いができるようにアフターサービスも整えておく必要があります。

お客様が喜びやすい施術後のサービスにはリペアの割引プラン、充実したアメニティー、予約状況が確認できる予約管理システム、日々の過ごし方に関するアドバイスなどが挙げられました。

それぞれ具体的にどのようなサービスなのか見ていきましょう。

リペアの割引システム

まつエクはずっと付け続けられるものではありません。ついタオルで顔を拭いたり、洗顔料で洗ったりすることですぐに取れてしまうこともあるでしょう。寝ている間にまつエクが取れることもあります。

なかには、施術当日にまつエクが取れてしまったという方もいるのです。そういった場合に備え、まつエクの付け足しで来店する方に割引を用意しておくとよいでしょう。

正規の値段で施術を受けたあと、すぐにまつエクが外れて実質やり直しとなった際、同じ金額で施術を受けるのは損したように感じます。安い金額で受けられる施術ではないため、まつエクが取れても頻繁に通えないというお客様も多いのが現状。

リピーターにつなげるためにも、リペアの割引システムを用意することで、満足度アップも期待できるでしょう。

充実したアメニティー

充実したアメニティーを揃えておくのも、お客様の満足度アップにつながります。たとえばひざ掛けを用意したり、待ち時間に退屈しないよう雑誌をそろえるなどです。

さらに、施術によってメイクが崩れたり、髪型が乱れた際にも対応できるよう、パウダールームを用意して、あぶらとり紙・コットン・アイロンやコテなども揃えておくと、よりお客様に喜んでもらえるでしょう。

お客様をしっかりと理解した上でアメニティーなどを揃えると、信頼関係を築きやすくなります。

スタッフ・お店の空き状況が確認できる予約システム/アプリ

スタッフの予約状況が確認できるシステムを揃えておくのも、顧客獲得につながりやすい施策となります。

仕事や家事が忙しいと、サロンに電話するのが難しい場合もあります。そのような場合にネットで簡単に検索できて、気軽に予約できる状態を作っておけば、お客様に負担をかけることはありません。

予約システムを利用するのと平行して、自分で公式LINEを作ったり、メルマガを作ったりして予約できるように環境を整えるのも効果的です。

予約が取りづらいとお客様が離れてしまう原因にもなります。24時間365日、気軽に状況が確認と予約ができる環境を整えておくことで、お客様離れを予防できるでしょう。

日々の過ごし方に対するアドバイス

日々の過ごし方に対するアドバイスをすると、お客様にもより喜んでもらえます。

上記でも触れていきましたが、まつエクはずっとつけ続けられるものではありません。

些細な衝撃がきっかけで、すぐに外れてしまうこともあります。まつエクは安く気軽に受けられる施術ではないことをわかっているからこそ、長持ちさせたいと思っている方も多いのです。

とはいえ、長持ちする方法をネットで調べてもたくさんの情報が載っているので、どれを参考にすればよいか迷っている方も少なくありません。

逆に、長持ちしないことに対してサロン側の責任にし、お店離れされる恐れや危険性もあります。新規顧客とリピート率アップにつなげるためには、やはり一人一人のお客様の満足度を上げることが必要不可欠です。

そのためにも、長持ちさせるためのアドバイスをすることがポイントとなってくるのです。専門的な知識を持っているスタッフだからこそできるアドバイスは、お客様にとってとても心強い情報となります。

有益な情報を教えてあげることで信頼度が高まり、リピートにつながる確率も上がるでしょう。出し惜しみするのではなく、まつエクをつけたあとの日々の過ごし方について積極的にアドバイスをしてみるといいですね。

まつエクサロンにあると嬉しい設備

まつエクサロンにあると嬉しい設備

続いてはまつエクサロンにあると嬉しい設備について見ていきましょう。まつエクサロンではただ単に施術をすればいいというわけではありません。

ただ施術を行うだけなら、他のサロンと何も変わらず、よりスキルの高いサロンにお客様が流れていってしまうでしょう。お客様をしっかり確保するためにも、設備にも気をかけることが大切です。

お客様が過ごしやすい心地よい空間を作ることで、リピートにもつながりやすくなります。まつエクサロンにあると嬉しい設備にはWi-Fi・充電器・待ち時間対策・パウダールーム・託児スペースが挙げられました。それでは以下で詳しく見ていきましょう。

Wi-Fiを導入する

サロンに来てすぐに施術できる場合もあれば、待ち時間が発生することもあるでしょう。待ち時間が発生した際にお客様は携帯電話を使用していることが多いです。しかし、Wi-Fiの環境がないと通信容量を消費することになります。

スマホ社会の現代では、通信容量はとても大切です。通信容量を超えるとネットのつながりが低速になり、快適にスマホが使えなくなりますよね。そのため現代では、Wi-Fiの環境を整っているかを重視してお店選びをしている方も多いのです。

今では、Wi-Fiの環境を整えているお店もたくさん出てきました。整っていないと、他のサロンと同じ土台にも立てず、影に薄れた存在になってしまうかもしれません。それほど現代において「Wi-Fi」はとても大きな存在になっているのです。

若者世代にとっては「Wi-Fi」は絶対的存在といっても過言ではないかもしれません。現在では幅広い世代の方がまつエクを受けていますが、やはり多いのは若者世代です。若者世代の支持を受けるためにも、Wi-Fiの環境は整えておいた方がよいでしょう。

スマホが充電できる

できればスマホが充電できる環境も整えておくとよいでしょう。上記でもお伝えしましたが、待ち時間にスマホを触っている方は非常に多いのはご存知の通り。

当然、使い続けるにつれ電池は消耗されますし、スマホのバッテリーがなくなることも考えられます。

そのような方にスマホの充電器を用意したり、かざしただけで充電ができる機器を整えたりしておけば、「こんなに設備が整っているのだ」と喜んでもらえるでしょう。

待ち時間への対策を行う

リピーターを確保するためにも、待ち時間の対策も行っておきましょう。中には予約がずれ込んで待ち時間が発生する場合もあります。

予約をして頂いたのに、待ち時間を退屈に過ごさせてしまうと、失客リスクに繋がります。
逆に、待ち時間ですらも快適に過ごせるように環境を整えておけば、仮に予約時間を過ぎて施術を開始したとしても悪い印象にはならないでしょう。

たとえば人気の女性雑誌、周辺のお店情報が掲載された雑誌、DIY・ガーデニング情報誌・レシピ本など幅広いジャンルの雑誌を用意しておくとよいでしょう。

パウダールームを設ける

女性にとって髪型やメイクはとても重要なもの。とくに施術が終わったあとに予定を入れている方にとっては、少しメイクや髪型が崩れただけでもテンションが下がってしまうでしょう。

そのような女性のメイク直しに対応するためにも、パウダールームを設けておくと喜ばれやすいです。上記でお伝えしたようにパウダールームにいくつかのアメニティーを置いておくと、さらに高いおもてなしになるでしょう。

また、パウダールームに大切なのが大きな鏡。髪型や洋服の乱れをしっかり確認できるような大きな鏡を置いておくと、お直しもしやすくなります。できれば女優ライトなど、きれいに姿が見えるライトも用意しておくとよりお客様に喜んでもらえるでしょう。

託児スペースを設ける

なかには小さなお子様と一緒に来店するお客様もいます。

小さなお子様と一緒だと、子どもが騒いで施術に集中できなくなる可能性もあります。申し訳なくなり「もうここには行きづらい」と思うお客様もいるのではないでしょうか。そのようなお子様連れのお客様(ターゲットなのであれば)に対応するために、託児スペースを設けるのがおすすめ。

おもちゃや絵本などが揃っている環境があれば子どもの興味を引きつけられますし、目に見える場所にいるのでお客様にとっても安心できます。さらにリラックスして施術に集中できるので、「またここに来よう」と思ってもらえる可能性も高まるでしょう。

小さなブースでもいいので託児所スペースを設けておくと、お子様連れのお客様も来店しやすくなりますよ。

満足度をさらに向上させるためには

満足度をさらに向上させるためには

リピート率向上、新規顧客獲得につなげるためには、利用者の満足度を向上させることが大切です。利用者の満足度を上げるためには期待を超えること、些細なおもてなしをすること、アフターフォローを行うことが大切です。

では、具体的にどのような取り組みをしていけばよいのか1つずつ見ていきましょう。

期待を超えること

お客様が来店する際にはサロンに対して「期待」を持っています。「どのような施術をしてくれるのだろうか」「どんな空間なのだろうか」など、施術内容だけではなくお店の雰囲気やサービスなどにも期待を持っているのです。

お客様の期待通りのサービスをしても、なかなか印象に残ることはありません。自分の期待を超えそうな他のサロンを探してしまうでしょう。

そのため、お客様の期待を超えるようなサービスを心がけなければならないのです。

値段や口コミなどから期待値は先入観として芽生えます。

値段が安くても良い口コミが多ければ、コスパの高いお店として期待をして来店をするはずです。

来店してみたら、予定より高額になったり、値段と同等のスキルと感じてしまえば2度と来店はしてくれないでしょう。

些細なおもてなしをすること

おもてなしといっても大きなサービスを提供する必要はありません。些細なおもてなしだけでも充分です。

おもてなしといってもその種類はさまざま。

来店したときにウェルカムドリンクとちょっとしたお菓子のセットを提供したり、細かい声かけをしたりすることも大切なポイントです。

たとえば「寒くないですか?」と部屋の温度について聞いたり「このあと何かご予定があるのですか?」と緊張をほぐしてあげたりなど、お客様にとって居心地のよい空間を提供することが重要です。

アフターフォローを行うこと

お客様の満足度を高めるためにも、アフターフォローがとても重要なポイントです。アフターフォローを行うことで再来店にもつながりますし、口コミで宣伝してもらうこともできるのです。

たとえば後日電話で、施術後の様子をヒアリングしてみましょう。

「その後状態はいかがですか?」
「気になるところはありませんか?」

など、アフターフォローを行うことで誠実さを印象づけることができます。とくに新規のお客様には重要なサービスだといえるでしょう。

また、LINEや手紙・メールでお礼状を出すのもいいですね。

なかには電話が苦手な方もいらっしゃいます。そのような方にも来店してくれた感謝の気持ちを伝えるために、お礼状を出してみましょう。

できれば来店後3日以内には届くように送るといいですね。

勧誘メッセージを送ると一気に警戒心を出される場合もあるので、お礼とそのあとの状態についてのヒアリングなどを簡単にまとめるだけでOK。パソコンではなく、手書きなら尚よい印象が与えられるでしょう。

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まつエクサロンの開業に向けて計画的に準備を進めよう

まつエクサロンの開業に向けて計画的に準備を進めよう

まつエクサロンは今後も常に一定の需要が見込める業態なので、これから新たに参入しても十分勝算が見込めます。

実際に開業するためには、事前にしっかりと計画を立てた上で、店舗物件を選んだり資金調達をしたりといったさまざまな準備を行う必要があります。

サービス内容や技術力などで他店との差別化を図って、長く続けられるサロンにすることを意識しましょう。

見込み客を逃がさないように、LINE連携予約やGoogleで予約といった、各種サービスからシームレスに予約システムへと移行できるサービスも充実している、リザービアを利用するのもおすすめです。

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