サロンの集客方法として有名なものの1つに「ホットペッパービューティー」があります。しかし、その一方で「ホットペッパービューティーは使わない方がいい」という声を聞いたことがある方もいるかもしれません。
では、なぜ使わない方がいいという意見があるのでしょうか。ホットペッパービューティーの利用が適しているサロンと、逆に適さないサロンがあると言われているため、理由とともにそれぞれの特徴も知りましょう。
ホットペッパービューティーの概要や特徴について知りたい方は、下記記事をご覧ください。
ホットペッパービューティーとは?サロン集客に選ばれる理由やメリット、注意点を紹介
目次
ホットペッパービューティーを使わない方がいい理由とは?
はじめに、ホットペッパービューティーを使わない方がいいと言われる理由をチェックしましょう。
1. 掲載料金の負担が大きい
ホットペッパービューティーには、毎月掲載料金がかかります。料金は地域やプランなどで異なりますが、場合によっては高額になることも。そのため、月々支払う掲載料金の負担があまりに大きいと、使い続けることが困難になってしまうサロンもあるでしょう。
また、予約が入るたびの手数料も必要です。
2. クーポン利用の新規客が多い
ホットペッパービューティーには競合他店の情報も多数掲載されていることから、自店に目を引かせるため、初回限定で大幅な割引クーポンを用意する店舗が多いです。
しかし、それを逆手にとってクーポンを目当てにする新規客も多いため、客単価が低くなりやすいという難点があります。さらに、新規限定のクーポン価格と通常価格の差が大きいサロンの場合、リピート率も低くなりがちです。
3. ホットペッパービューティー頼みになってしまう
ホットペッパービューティーは便利で頼もしいサービスですが、集客や顧客管理などがすべて「ホットペッパービューティーありき」になってしまうサロンも見受けられます。
ホットペッパービューティーがなくては経営が回らない状況になると、たとえば何らかの事情でホットペッパービューティーが急に使えなくなった場合や突然掲載料金が値上げされた場合など、困ってしまう店舗も出てくるでしょう。
ホットペッパービューティーを使った方がいいサロン・使わなくてもいいサロン
前章をふまえて、ホットペッパービューティーを使った方がいいサロンと使わなくてもいいサロン、それぞれの特徴を見ていきましょう。
使った方がいいサロンとは?
ホットペッパービューティーを使った方がいいのは、下記のようなサロンです。
- 新規顧客を多く獲得したい
- 若者に来店してほしい
- 複数店舗を経営しており1つ1つの店舗に手が回らない
- スタッフが多い
- クーポンによる値下げに抵抗がない など
使わなくてもいいサロンとは?
一方、ホットペッパービューティーを使わなくてもいいサロンは、以下のようなところです。
- リピーターが多く経営が安定している
- 値下げをしたくない
- 個人サロンや小規模店のため顧客の数が多くなく十分管理できている など
ただし、新規のお客様を少しでも増やしたい場合は、全国がサービス利用エリアになっているホットペッパービューティーを少しでも活用することが良いでしょう。
すでにリピーターとなっているお客様同様に、次回以降の予約を自店にすれば、手数料負担を下げられるので、一定金額での利用も可能となります。
ホットペッパービューティーの代わりになるサービスはある?
ここでは、ホットペッパービューティーと同じような使い方ができる他のサービスの例を2つ紹介します。
楽天ビューティ
楽天ビューティは、楽天が展開する美容サロン集客サービスです。総アカウント数1億以上もの楽天会員にアプローチできます。20~40代の利用者が多く、男女比率は女性約6割、男性約4割です。
ホットペッパービューティーとの大きな違いは、毎月の掲載料金が無料(※初期費用は別途必要)であること。予約が入ったときだけ費用が発生する「成果課金型」です。ネット予約の場合、施術料金の15%(2024年9月時点ではキャンペーンで10%)が課金されます。
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minimo
minimoとは、サロン単位ではなくスタッフ単位で登録できる、美容サロン集客のためのスマホアプリ。利用者の9割が10~20代の若年層女性です。
ホットペッパービューティーとの違いとしては、初期費用や掲載料金がかからないことが挙げられます。予約が入った際にかかる手数料も安い傾向があり、施術料金によって1件あたり0~660円。指名予約を増やしたいサロンスタッフにおすすめのサービスです。
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サロンの集客力を上げるにはどうすればいいの?
つづいて、ホットペッパービューティー以外にサロンの集客力を高めるにはどうすればいいのか、3つの方法を紹介します。
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1. SNS集客に力を入れる|LINE公式アカウントなど
LINE公式アカウントやX(旧Twitter)、Instagramなど、サロンのSNSアカウントを開設し、発信する方法です。SNS集客は、無料でできてブランディングを強化でき、顧客の囲い込みにもつながるというメリットがあります。
また、SNS内で有料広告を出すことも可能です。精度の高いターゲティングができるため、サロンのターゲット層の目に入りやすいでしょう。
2. Googleを活用する|Googleビジネスプロフィール
Googleが提供するローカルビジネスのための無料サービス「Googleビジネスプロフィール」に登録する方法です。店舗の基本情報やメニュー、写真・動画などをプロフィールとしてまとめたものを、GoogleやGoogleマップ検索の際に上位表示させられます。
情報を充実させ、写真を多く投稿すると、サロンのイメージが伝わりやすく集客に効果的です。ユーザーから口コミを投稿してもらうことも可能で、よい口コミを見た別のユーザーからも利用してもらえる可能性が高まります。
3. リピート率を上げる仕組みを取り入れる
一回あたりの客単価を上げることも大切ですが、サロンの安定的な売上のためには、多くの顧客に通い続けてもらうことも重要です。そこで、自店に合ったリピート率を上げる仕組みを考えましょう。
具体的な策としては、以下のようなものがあります。
- 来店後もコンスタントにメッセージを送る(お礼・アフターフォロー・次回利用の呼びかけなど)
- ポイントカードを作る
- 自店専用アプリを導入する
- リピーター専用のクーポンをプレゼントする など
集客に力を入れたいならリザービアにおまかせ!
サロンの集客には、美容業界向けの予約システム「リザービア」もおすすめです。予約管理や顧客管理だけでなく、集客をサポートする機能も備わっています。以下で機能の例を紹介するので、検討時の参考にしてみてください。
LINE連携予約
LINE連携予約とは、リザービアとLINEを連携させることにより、LINEから予約を受けられるオプション機能です。自店のLINE公式アカウントを友だち登録してもらえば、そこから予約できるようになります。
LINEの幅広い利用者層にリーチできるのでどんな業種でも使いやすく、予約までのハードルが低いことがメリットです。スタンプカードや口コミなどの機能もあるので、上手に活用しましょう。
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Googleで予約
「Googleで予約」とは、リザービアとGoogleビジネスプロフィール(前述)を連携させ、ビジネスプロフィールの予約ボタンから予約を受け付けられる機能です。
ユーザーがGoogleでサロンを検索したときにビジネスプロフィールが上位に表示されやすいため、予約ボタンがあることで、そのまま予約してもらえる可能性が高まります。
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メッセージ自動配信
メッセージ自動配信とは、あらかじめサロン側で設定したメッセージを顧客に自動で送れる機能です。
自動送信で手間が省ける上、リマインドメールによってドタキャンを防ぎやすくなります。また、お礼・フォロー・再来店うかがいなど、来店後の適した時期にDMを送ることでリピートしてもらいやすくなるでしょう。
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BMS(予約の一元管理)
BMSとは、複数の予約経路からの予約を一元管理できるオプション機能です。別々に管理するとダブルブッキングなどのミスが発生することもありますが、まとめて管理することによりミスを防げます。
また、管理のためのスタッフの労力を削減できることもメリット。ホットペッパービューティー・楽天ビューティ・minimoとも連携できるので、ぜひ活用してください。
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リザービアはサロンの集客を強力にサポートします!
ホットペッパービューティーを使わない方がいいと言われる背景には、サロンによっては費用負担が大きいことや、クーポン目当ての新規客が集まりやすいことなどの理由がありました。
使った方がいいサロン・使わなくていいサロンの特徴も伝えたので、自店に合った集客方法を選びましょう。
また、美容サロンには、ホットペッパービューティーとの連携が可能なだけでなく、予約管理・顧客管理・集客などを一挙に行えるシステム「リザービア」がおすすめです。下記の導入事例も参考にしながら検討してみてください。
成功事例