ヨガやピラティス教室で、予約調整や管理にかかる業務の煩雑さに頭を悩ませている方も多いことでしょう。個人レッスンやグループレッスン、継続の利用や単発の申し込みなどもあり、予約の管理をするだけでも多くのコストがかかってしまいます。
さらに、ダブルブッキングや予約忘れ、受付のミスなどがあっては、教室の評判を落としてしまいかねません。
そこで、予約システムを導入し、それらの業務を自動化するのがおすすめです。今回は、ヨガ・ピラティス教室で予約システムを導入するメリットや、チェックするポイント、おすすめの予約システムについて紹介します。是非参考にしてください。
- 指名予約を増やしたいヨガインストラクター
- インスタグラムで集客したい方
- DMでのやりとりが面倒と感じている方
- 予約はリザービアで一元管理
目次
ヨガ・ピラティス教室に予約システムが必要な理由とは
予約システムとは、主にインターネットからの予約を自動で受け付け、業務効率化を可能にするシステムのことです。多くのシステムでは、予約の受け付けだけでなく、顧客管理やDMの送信などもできます。
ヨガやピラティスの教室では、同じ時間枠に複数の顧客の予約を受け付けることもあるため、電話予約による受付だけでは管理が大変になってしまうでしょう。
そこで、予約受付や顧客管理、予約枠の調整やリマインダー通知などを自動化することができる予約システムを導入するのがおすすめです。予約にまつわる業務を効率化すれば、その分集客に必要な施策や顧客との関わりに、多くの時間を割くことができるでしょう。
ヨガ・ピラティス教室に予約システムを導入する4つのメリット
予約システムで業務が効率化できることは、おわかりいただけたのではないでしょうか。しかし、具体的にどのような機能があるのかイメージができないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、予約システムを導入することで得られる4つのメリットを、機能とともに紹介していきます。
24時間予約受付でとりこぼしを防ぐ
予約システムはインターネットから自動で予約を受け付けるため、24時間いつでも予約を入れられます。教室がお休みの日でも、夜間でも、顧客の都合のいい時間に予約できるため、予約の取りこぼしを防ぐことができるでしょう。
電話やメールなどの受け付けでは、レッスンを中断しなければならなかったり、確認が遅れてキャンセルにつながったりすることも考えられます。
予約システムであれば、スマホで思い立った時に予約できることで、気軽に予約ができるというメリットも。自動で予約を受け付け、予約確認メールを自動で送信する予約システムなら、顧客にとっても安心です。
予約の間口を広げることができる
予約のチャンスを増やすには、間口は広ければ広いほうが有利です。Googleの検索やSNS・ホームページなど、お店をアピールできる媒体と連携できる予約システムを活用することで、予約を入れたい新規の顧客を確実に予約につなげることができるでしょう。
また、忘れてはいけないのが予約管理で、予約の間口を広げすぎて管理ができなくなっては本末転倒。クレームにもつながりかねません。しかし、予約システムが自動で受け付け、管理をしてくれるため、予約数が増えても安心です。
顧客管理をマーケティングに活かせる
ヨガ・ピラティス教室では継続して通う方以外に、単発の利用や、休眠後に再申し込みをする方などがいると考えられます。一度だけ単発で利用し、数年後に継続利用をされる方などがいた場合、顧客データを自動で蓄積し、管理してくれる予約システムが便利です。
久しぶりの方でも、顧客データで、前回受講したクラスや体の特徴、ヨガ・ピラティスのレベルなどをすぐに把握することができるでしょう。
また、予約経路や特に申し込みが多いクラス、時期や時間帯などを知ることは、マーケティングの施策をする際にも役立ちます。
自動でそれらの情報を集計・分析できる予約システムであれば、集客方法やマーケティング施策の計画や立案にも活用でき、売上アップにつなげることも可能です。
予約・決済の効率化ができる
予約を自動で受け付けて管理するだけでなく、POSシステムと連携して決済までをスムーズにし、効率化することも可能です。特にヨガ・ピラティスなどの教室では、数ヶ月にわたり継続して利用される方も多いため、継続課金の決済ができるものがおすすめ。
月謝の受け渡しや集計・管理などを自動化することで業務の負担を軽減しつつ、未収や行き違いなどのリスクを減らすことができます。
ヨガ・ピラティス教室向きの予約システムの主な機能
予約システムと一口にいっても、実は使える機能に多少の違いがあります。どの業界でも使える汎用性の高いものから、特定の業界向けに開発された“かゆい所に手が届く”機能を備えたものまでさまざまです。
そこで、ヨガ・ピラティス教室が導入する予約システムにはどんな機能が必要なのかを紹介しますので、参考にしてください。
予約受付・管理
まずは基本機能としての予約受付・管理機能。電話やメールなどのマンパワーに頼った予約受付方法では、行き違いや聞き間違い、記載ミスによるトラブルも考えられますが、システムの場合は自動で処理されるため、ヒューマンエラーを防ぐことができるでしょう。
また、教室の宣伝のためにSNSやホームページを利用している場合、それらと連携して受け付けすることができるものが便利です。InstagramやGoogleで、近くのヨガ・ピラティス教室を探している方をスムーズに予約につなげることができます。
顧客管理
継続や単発など、多くの顧客を抱えることが多いヨガ・ピラティス教室では、特に大変なのが顧客管理でしょう。
顧客の中でも、初心者から上級者などレベルもさまざまなので、新しいクラスを案内する際にそれぞれのレベルに合わせたDMを最適化することが求められます。
予約システムで蓄積した予約情報や顧客の習熟度などを管理し、それぞれのレベルに合わせた情報の提供やメルマガの送信によって、顧客に対するアプローチの効果をより高めることができるでしょう。
カレンダー・指名予約機能
ユーザーの利便性を高めるのが、カレンダーや指名予約機能です。予約可能な日時が一目でわかるカレンダー機能があれば、自分のスケジュールと照らし合わせて予約を入れやすく、予約日時の間違いを減らすことができます。
また、講師が複数在籍している教室では、講師を指名して予約ができる指名予約機能が必要です。それぞれの講師のスケジュールをカレンダーで確認し、指名予約ができる予約システムを選びましょう。
自動メッセージ機能
予約時や予約日前日のリマインダー通知、キャンセルなどのメッセージを自動で送信できる機能も必要です。予約忘れを防ぐことができ、予定の把握やキャンセルの確認ができるため、信頼関係を損なうことなく安心して利用していただけます。
また、自動メッセージ機能を活用してキャンペーンや最新情報などをDMで送信し、販促に利用することで、リピータ―獲得につながる可能性も高まるでしょう。
ヨガ・ピラティス教室で導入する予約システムのチェックポイント
予約システムの機能について理解したところで、ヨガ・ピラティス教室で導入する場合のチェックポイントを紹介します。
必要な機能やスタジオの運営方法などと照らし合わせて、チェックしておきましょう。
必要な機能と料金のバランスは適正か
予約システムは料金もさまざまなので、より安いものを選ぼうとしてしまいがち。ところが、安さで選ぶとのちのち後悔することも考えられます。
ものによっては、予約数やDMの送信に制限があったり、必要な機能がオプションだったりして、最終的には高くなってしまうことも。
また、自身にとって必要不可欠な機能がついていない予約システムを選んでしまった場合、もはや予約システムを導入する意味がありません。一方で、機能が豊富に揃っていても、毎月の支払いが負担になることも考えられます。
そのため、無理のない金額であるかも確認する必要があるでしょう。
もちろん、料金が高ければ完璧なシステムであるとは限らないため、必要な機能があるかをしっかりとチェックした上で、料金とのバランスを見ることが大切です。
SNSやホームページなどとの連携機能はあるか
ヨガ・ピラティス教室では、SNSを使った集客やポータルサイト・ホームページなどを使ってアピールしている方も多いのではないでしょうか。その場合、SNSやホームぺージ・ポータルサイトと連携できる機能が欠かせません。
予約システムによって連携できるサービスは違うため、自身の教室で集客に利用している媒体と連携できるかどうかは、必ずチェックしておく必要があります。
また、各ポータルサイトやホームページ、SNSやGoogleなどから入った予約を一元管理できるものであれば、さらに便利です。一元管理機能の有無も確認しておくのがおすすめです。
マルチデバイス対応が可能か
ヨガ・ピラティス教室の講師は、一カ所だけでなくいくつかのスタジオを掛け持ちしているケースも多いです。そのため、移動中に予約状況や顧客情報を確認できるものでなければなりません。
スマホやタブレットで同期できる予約システムかどうかは重要です。外出先や移動中に確認することができ、複数のスタッフと情報共有できるかなどの機能はチェックしておきましょう。
ヨガ・ピラティスなどの運営におすすめの予約システム5選
それでは、ヨガやピラティスなどのスクール系の業態におすすめの予約システムを紹介していきます。是非、導入する際の参考にしてください。
リザービア
リザービアは、機能が豊富で、Instagram・Google・LINEなどとも連携できる予約システム。美容系に強いだけあって、スタッフの指名予約や設備管理機能、専用予約アプリなどの便利な機能が揃っています。
Instagramの投稿やハッシュタグから予約画面に遷移させてそのまま予約ができたり、Google検索で近くの教室を探しているユーザーにスタジオ情報を表示させ、直接予約を入れられたりするため、予約完了率が高いのが特徴です。
LINEアプリとも連携できるので、LINE上で予約の受け付け、DM送信、クーポンや口コミの利用など、顧客へのアプローチを完結することができます。
自動メッセージ機能やクーポン機能、予約集計などの機能はすべて揃っています。また、InstagramやGoogleだけでなく、ポータルサイト経由の予約もまとめて管理できる「BMS」(オプション)という一元管理機能も便利。
ヨガ・ピラティス教室にもっともおすすめな予約システムです。
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STORES予約
ネットでの予約受付・管理に加え、回数券や月謝の決済も利用可能。LINEと連携してLINE上で予約管理を完結することができます。また、Zoomと連携して、参加URLを自動で送信できるため、オンライン教室の開催にも便利です。
予約時にアンケートを設定して回答してもらうことでマーケティングに活用できたり、グループ予約受付も100人まで任意で設定できたりと、ヨガ・ピラティス教室向けの機能も揃っています。
tol(トル)
tol(トル)の最大の特徴は、アプリで予約サイトを簡単に作成できる機能。スマホでSNSを利用する感覚で予約管理できるので、システムの操作に苦手意識があるという方におすすめです。
事前決済や承認制の予約設定などもでき、自動メッセージ機能なども備わっています。簡単に最低限の機能だけを使いたい方にピッタリの予約システムだといえるでしょう。
Air リザーブ
予約受付・管理にリマインドメール、メッセージ配信機能などに加え、予約の集計や予約一覧の作成などが可能です。
AirペイやAirレジと連携できるため、会計や決済、売上データの分析などを効率化することができます。
受付時はカレンダーから顧客が自由に選ぶ形とスクール側が設定した予約枠から選ぶ形とを選択できるため、スタジオを掛け持ちしている方や空いた時間を活用して教室をしている方におすすめです。
Square予約
予約サイトを簡単に作成できるツールとの連携や、Facebook・Instagram・Googleとの連携機能で、予約の間口を広げることができます。
POSレジとの連携で、事前決済をしたり、カード情報の保存で次回申し込みの決済をスムーズにしたりすることもできるでしょう。
専用の予約アプリを活用することで、外出先や移動中の予約管理業務を円滑にし、リマインダー通知の設定なども行うことができます。
- 指名予約を増やしたいヨガインストラクター
- インスタグラムで集客したい方
- DMでのやりとりが面倒と感じている方
- 予約はリザービアで一元管理
予約システムを活用してヨガ・ピラティス教室の予約管理業務を効率化させよう
予約受付や管理の業務効率化、リマインダー通知による予約忘れ防止、DM送信による再予約の促進など、ヨガ・ピラティス教室で取り入れるメリットが多い予約システム。他のサービスと連携できる機能があれば、集客の導線を作るのにも役立ちます。
業務効率化に役立つ機能や連携できるサービスは、予約システムによって違いがあります。ヨガ・ピラティス教室には、予約管理・顧客管理・集計や連携機能が豊富なリザービアがおすすめです。是非導入を検討してみてはいかがでしょうか。