LINE公式アカウントを活用すれば、お客様がいつでも予約を申し込める仕組みを作れます。なかでもプロフィールページに予約ボタンを設置して、店舗の予約ページと結ぶ方法は簡単かつ効果的です。
本記事ではサロンや美容室を運用している方向けに、LINE公式アカウントに予約ボタンを設置する手順を詳しく解説しています。お読みいただくと、LINEから自動で予約を受け付ける仕組みを作れますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは資料をご覧ください
目次
LINE公式アカウントから予約ページへの経路は主に3種類
LINE公式アカウントを活用した予約経路は、以下の3種類が挙げられます。
- LINE予約ボタン
- リッチメニュー
- チャット欄
これらの予約経路のうち、お客様から自動で予約を受け付ける仕組みを作れるのは「LINE予約ボタン」と「リッチメニュー」です。
「LINE予約ボタン」は、プロフィールページのアカウント名の下に表示されるボタン。「リッチメニュー」は、チャット画面の下部に表示されるメニューです。
LINE予約ボタンとリッチメニューを両方活用することで予約受付の間口が広がり、お客様がスムーズに予約できる環境を作れます。
なお本記事ではLINE予約ボタンの設置方法に絞って解説するため、リッチメニューの設定方法が知りたい場合には、以下の記事をご覧ください。
参考記事
またチャット欄を利用して、スタッフとお客様が直接コミュニケーションを取り、予約を受け付ける方法もあります。チャット欄を利用した予約受付の方法については、以下のLINE公式の記事にてご確認ください。
引用元
LINEで問い合わせ/予約を受け付けたい（チャット）
LINE公式アカウントに予約ボタンを設置する手順
LINE公式アカウントのプロフィール画面に予約ボタンを設置する方法を解説します。手順は以下の通りです。
- LINE公式アカウント管理画面のメニューから「プロフィール」を選択
- プロフィールページ設定の画面で「ボタンの追加」を選択
- 「ボタンを追加」ウィンドウで「予約」を選択
- 予約用ページのURLを入力
- 公開
ここでは、それぞれのステップについて詳しく解説します。
1.LINE公式アカウント管理画面のメニューから「プロフィール」を選択
LINE公式アカウントの管理画面を開き、上部に表示されているメニューから「プロフィール」を選択します。
2.プロフィールページ設定の画面で「ボタンの追加」を選択
プロフィールページ設定の画面に移動したら、画面下部のボタン欄にある「追加」を選択します。
3.「ボタンを追加」ウィンドウで「予約」を選択
「ボタンを追加」ウィンドウが表示されたら「予約」を選択し、続けて「次へ」を選択します。
なお「ボタンを追加」ウィンドウでは「予約ボタン」の他にも便利なボタンをプロフィール画面へ設置できます。
「通話ボタン」を追加すれば、LINEを通じて電話予約を受け付けることが可能です。また「サービスページボタン」を設置すると、お客様が事前にWebサイトを閲覧して、サロンの情報や雰囲気を知ってもらえる導線も作れます。
ただしボタンは最大3つまでしか設置できません。あなたのサロンの目的やお客様のニーズを考慮した上で、ボタンの組み合わせを選びましょう。
4.予約用ページのURLを入力
予約用のURL入力画面が表示されたら、店舗の予約ページのURLを入力して「追加」ボタンを押します。
具体的には、以下のようなページのURLを貼り付けましょう。
- クーポンサイトの予約ページ
- Googleフォーム
- Webサイトの予約ページ
- 予約管理システムの予約ページなど
これらのURLを貼り付けることで、LINE公式アカウントから予約受付の導線を作れます。
5.公開
プロフィールページ設定画面に戻り、左側のプレビュー画面で予約ボタンが表示されているかを確認します。その後「公開」を選択します。
これで、LINE予約ボタンの設置は完了です。
LINEで予約を受け付ける4つのメリット
ここではLINEで予約を受け付ける仕組みを作るメリットを4つ紹介します。
1.予約受付のミスが少なくなる
LINEで自動的に予約を受ける仕組みを導入すれば、予約受付に伴うミスは少なくなります。
一方、これまで使われてきた電話での予約受付には、ミスが起きやすいところがありました。スタッフが受け付けた予約内容の周知を忘れたり、聞き間違いによって誤った予約日時を記録してしまったりするケースも少なくなかったでしょう。
LINEを通じてWebで予約を受け付ければ、正確な予約情報をいつでも確認できるため、ミスがほとんどなくなります。
2.お客様が気軽に予約できる
LINEで予約を受け付ける仕組みを作ると、お客様は気軽に予約を行えるようになります。
電話しか予約の手段が用意されていない場合、お客様は「今、お店が忙しいかもしれない」と気兼ねしてしまうことも。もし予約のために電話してみたものの繋がらなければ、次の電話のタイミングを図らなければなりません。この状況はお客様にとって、大きなストレスとなり得ます。
一方、LINE予約なら、いつでも好きなタイミングで気軽に予約を入れることが可能です。
またLINEは多くの人が日常的に使用しているツールであり、他のアプリと比べて「操作がわからない」といった懸念もほとんどありません。お客様の負担を減らし、気軽な予約を促せる点はLINE予約を備える大きな強みです。
3.24時間365日予約を入れられる
LINEを活用すれば、24時間365日いつでも予約を受け付ける仕組みを作れます。たとえ深夜や早朝など営業時間外でも、思い立ったタイミングで予約できるのです。予約したくてもできないストレスが解消されれば、お客様の満足度は向上します。
サロンにとっては、営業時間外の予約の取りこぼしを防ぐことで機会損失を減らせます。
予約受付の利便性向上はもちろんのこと、店舗の運営効率が改善される点も見逃せないメリットです。
4.リピーターにつながりやすくなる
LINEを予約の窓口とすることで、お客様にとって公式アカウントの利用価値が高まります。その上でLINEをコミュニケーションツールとして活用すれば、リピート来店につなげやすくなるのも大きなメリットです。
たとえばLINEを通じてクーポンやショップカードを送付すると、情報を見たお客様がそのままLINEで予約する流れが期待できます。
リピーターの存在は、サロンの売上を安定させる上で不可欠な要素です。その点、LINE公式アカウントがあれば、お客様との継続的な接点が生まれます。ここでLINEの予約導線が整っていれば、再利用の動機となる情報を提供しつつ、スムーズに予約につなげられるでしょう。
ダブルブッキングを防ぐならLINEと予約管理システムの連携が効果的
LINE予約はリピーター獲得に効果的ですが、まず一度来店してもらい、LINE公式アカウントの登録を促す必要があります。そこで新規顧客を増やすためにクーポンサイトやSNSなど、複数の予約経路を持つ場合があるでしょう。
しかし、予約経路が増えるほど管理しなければならない情報が複雑化し、ダブルブッキングのリスクが高まります。
ダブルブッキングの対策としては、LINEと連携可能な予約管理システムの導入がおすすめです。予約管理システムには、クーポンサイトやSNSなど、複数の経路から受け付けた予約を一元管理できるものもあり、ダブルブッキングを防ぐのに有効です。
予約システム「リザービア」の紹介
リザービアは、LINEと連携できる多機能な予約管理システムです。LINE経由の予約を受け付けるだけでなく、クーポンサイトやSNS、Googleマップからの予約を一元管理でき、ダブルブッキングのリスクを防げます。
リマインダー機能により来店忘れを防止できたり、スタッフごとの指名予約も管理できたり、美容室やサロンの予約受付の利便性アップに大きく貢献できるシステムです。加えて、チケットクーポンの発行やメッセージの自動送信機能を活用すれば、再来店を促進できます。
リザービアの導入により、美容室・サロンの業務効率を改善するとともに、お客様の満足度を向上させていきましょう。
リザービアの導入事例
ここではリザービアとLINEを連携させて、運用されているサロンの導入事例を紹介いたします。
ヘアサロン『olino』 様の事例
大阪市阿倍野区、西田辺駅から徒歩1分に位置する『olino』は、ブリーチやデザインカラーに特化し、多くのお客様に支持されている美容室です。
リザービア導入後は予約管理機能を活用し、クーポンサイト経由と、LINEやWebサイト経由の予約枠を細やかに調整しながら、リピート予約を増やす取り組みを実践しています。
LINE公式アカウントも積極的に活用し、来店者の98％がLINEに登録。現在、新規予約とリピート予約の比率は2:8と、高いリピート率を誇ります。
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メンズ専用眉毛サロン『眉ダンディズム』様の事例
大阪市内に2店舗を展開する『眉ダンディズム』は、完全予約制・個室施術を採用したメンズ専用眉毛サロンです。LINEとリザービアを連携させて活用し、リピート率および顧客満足度の向上に成功しています。
たとえばリザービアを使ってカルテを店舗間で共有し、どちらの店舗でも新規顧客扱いをしない配慮を徹底。一度サロンを利用したお客様なら、どの店舗を利用しても、好みに合わせた施術を受けられる仕組みを構築しています。
加えてLINEを効果的に活用し、施術前後のビフォーアフター写真を共有することで、お客様に施術による変化を実感してもらえるような取り組みも実施しています。
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まずは資料をご覧ください
操作は簡単！LINE公式アカウントに予約ボタンを設置してみよう
LINE公式アカウントに予約ボタンを設置すれば、いつでも手軽に予約ページへアクセスできる導線が生まれます。これによりお客様は、深夜でも早朝でも時間を気にせずいつでも予約を入れられるため、機会損失もなくなり、お店の運営効率を高められるのが大きな強みです。
設置方法はとても簡単で、LINE公式アカウントの管理画面からおこなう事ができます。
ぜひ本日から公式LINEアカウントに予約ボタンを設置して、あなたのサロンの利便性向上につなげてみましょう。
