パーソナルジム開業は儲かるの? 開業を成功させる7つのポイント

パーソナルジム開業は儲かるの? 開業を成功させる7つのポイント
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近年注目されているパーソナルジムは、自身のスキルとマーケティング次第でスモールスタートが可能なため、開業を視野に情報収集をされている方もいるのではないでしょうか。

パーソナルジムの開業で気になるのは、本当に儲かるのか、開業にはいくらくらいの資金が必要なのか、成功する秘訣はあるかでしょう。そこで、パーソナルジム開業の市場規模や開業のメリット、必要な資金、成功のポイントなどを詳しく解説していきます。

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パーソナルジム経営は儲かるのか?

パーソナルジム経営は儲かるのか?
フィットネスジム業界は、近年売上が伸びつつある業界です。比較的大規模な24時間営業のフィットネスジムから、小規模なパーソナルジムに至るまで、フィットネス業界全体が成長しています。

フィットネス業界が躍進している現状と儲かる理由について確認し、パーソナルジムの経営を決めるきっかけにしましょう。

市場全体の規模は拡大しつつある

ジムというと、広いスペースに大型のマシンをたくさん用意するというイメージがあるかもしれません。しかし、全国展開する小規模ジムの知名度が上昇してきたことにより、ワンルームなどこじんまりした施設・設備のジムの認知度が上がってきています

そのため、少ない初期投資でもはじめられるのがメリットです。

ジムの利用者というと、かつては20~40代くらいの男性のイメージが強いものでした。

しかし、近年はジムの種類や業態が多様化し、ジムに通うハードルが下がったこともあり、スポーツをしている学生や健康維持を目指す高齢者、美を目指す女性など、利用者の層が拡大しています。

J-Netが実施した日本人のジム利用率に関する調査によれば、月1回以上の定期利用率は7.6%程度にとどまっていますが、このうち週1~5回利用するヘビーユーザーは5.1%です。

フィットネス産業の市場規模は4,500億円規模。株式会社コナミスポーツ&ライフやセントラルスポーツ株式会社など、世界的な企業にも引けをとらない業績を達成している企業があり、今後もさらに成長していく見込みのある業界だといわれています。

引用元:
J-Net21:市場調査データ:フィットネスジム/パーソナルトレーニング
日本経済新聞|スポーツクラブの業界概要

パーソナルジムはターゲット層によって異なる

一方でパーソナルジムは、お客様一人ひとりに合ったパーソナルトレーニングを提供する場所です。ただし、提供するサービスやお店で狙うターゲット層によって、設備やお店のコンセプト、お店の規模も変わってきます

ターゲット層やビジネスモデルが変われば、利益を出すために必要な集客方法や目標とする集客数について再検討しなければなりません。実現したいビジネスモデルで利益を出せるような、最適なビジネスプランを考えていく必要があります。

最終的な利益を考慮してビジネスを考える

ジム自体のオープン準備から考えると、物件の購入費(あるいは賃貸契約時の各種初期費用)やトレーニングマシンなどの機材費といった初期費用がかかり、オープン後は固定費としてスタッフの人件費や物件の電気代、賃料がかかります。

上記の初期費用や月々にかかる費用を考えれば、ユーザーを囲い込み、会員制を導入して月額利用料をとることで、安定的な売上・収益につなげているパーソナルジムは少なくありません。

基本的には、上記に挙げた初期費用分をいつまでに回収し、その上で月々の費用に対してどの程度の利益が上がるかを集客する予定のユーザー数と毎月の平均利用額の2つを見比べながら、検討していく必要があります。

パーソナルジム開業をする方法は二通り

パーソナルジム開業をする方法は二通り
パーソナルジムを開業したい場合は、自分で開設する方法とフランチャイズで開く方法の2つがあります。それぞれの特徴を解説していきましょう。

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起業して自分でジムを開く

1つめは、自分で起業してパーソナルジムを開業する方法です。オープンするまでに準備することが多く、集客もしなければなりません。さらに軌道に乗るまでは、開業資金やランニングコスト(運営資金)など金銭面の負担・不安もあるでしょう。

しかし、自由にコンセプトやターゲットを決めて、設備・内装・店舗のイメージなど自分の理想の形をつくり上げられるという楽しさもあります。

フランチャイズ契約をする

2つめは、既存のパーソナルジムと契約を結び、フランチャイズ展開する方法。

自分で起業する方法に比べ、店舗のコンセプトや設備などへの自由度は低い傾向にあります。しかし、すでにブランド化されているジムなので、店舗の運営に集中することができますし、集客もしやすいでしょう。

パーソナルジムを開業する3つのメリット

パーソナルジムを開業する3つのメリット
パーソナルジムを開業するメリットは、無資格でも開業・営業できる点です。また、ゼロからパーソナルジムを立ち上げる方法のほかに、フランチャイズ経営をする方法も。

設備や資金の準備があれば、パーソナルジムを開業できる点が大きなメリットです。

1.資格を保有していなくてもジムを開業できる

パーソナルジムは、無資格の人でも開業できる点が魅力です。開業するために特別な資格を取得する必要がないので、資金さえあれば、すぐにでも開業できます。

ただし、他人に教えるインストラクターを兼任したい場合は、インストラクターやトレーナーとしての職場経験を積むのがおすすめです。インストラクターとしての資格を保有していると、利用者からの信頼も得られて集客につながるでしょう。

2.フランチャイズ経営ならサポートが充実している

フランチャイズ経営で、パーソナルジムを開業する方法もあります。加盟金を支払うことで、大手ジムブランドの商品やサービスを販売できる権利を得られるので、ゼロからパーソナルジムを始めても、大手の経営・集客のノウハウを活用することが可能です。

慣れないお店の独立を大手がサポートしてくれ、場合によっては経営や集客のノウハウを、セミナーや勉強会という形で学べる機会を設けている大手ジムもあります。

ただし、基本的に本部の意向に沿った経営をしなければいけないので、「自分だけのお店作りをしたい」と考えている方には不向きかもしれません。

3.集客のハードルがそこまで高くない

フランチャイズ契約を結べるジムは、それなりに名が知られているジムであることが多いです。すでにブランディングが成功しているジムの名前やサービスを使い、集客・接客に活かせるので、集客のハードルがそこまで高くないのがメリットです。

集客について考える時間を、サービス内容やお店の改善にあてられるのが魅力だといえます。

パーソナルジムを開業するために必要な準備とは?

パーソナルジムを開業するために必要な準備とは?
パーソナルジムを開業するなら、コンセプトを考え、お店のターゲットを明確にしてから、どのようなサービスを提供すべきか考えることが必要不可欠です。

開業後に失敗しないためにも、事前に準備しておくべきことを確認しましょう。

1.ジムのコンセプトを決める

はじめに、どんなジムにするかというコンセプトを決めましょう。ジムのコンセプトを明確に決めておくことは、ターゲット選定やブランディングにも必要です。

ダイエットに特化したジム、アスリート向けのメニューを提供するジム、女性専用ジムなど、需要も考慮しながら設定します。

2.開業する地域をリサーチ

開業を考えている場所の土地柄も重要です。競合の有無や勝算があるかどうか、住民の属性など、事前にきっちりリサーチしておかなければなりません。

たとえば、住民のほとんどが高齢者である地域に若者向けのジムを開いても、すぐに経営が立ちいかなくなる可能性があります。また、パーソナルジムは一般的なジムより利用料が高いため、高所得者層が住んでいるかも調査しましょう。

その地域でオープンした場合に安定した集客が見込めるかという点は、開業にあたって非常に大切です。

3.集客方法を考えておく

パーソナルジムに限らず、経営というものは、お客様に利用してもらわないと成り立ちません。たくさんの利用者に訪れてもらうため、集客方法はしっかり考えておく必要があります。

具体的な集客方法は後述しますが、広告・SNS・口コミなどさまざまな方法があるので、多方面からアプローチするのがおすすめです。

4.ターゲットの選定

どんな客層に来てほしいのか、というターゲットの選定も重要事項です。男性なのか女性なのか・年代・ジムを利用する目的など、ターゲットを明確に決めておかないと広告やSNS運用でも発信内容がブレてしまい、効果が薄れる可能性があります。

自分の強みを活かしつつ、需要にも合ったジムを開きましょう。

5.どんなサービスを提供するか?

ターゲットの絞り込みができたら、自店が提供するサービスの内容と強みを明確にしましょう。

トレーナーとしてのスキルや知識はどれぐらいあるのか、具体的にどのようなメニューを提供できるのか、自店に通うと利用者はどんなメリットを得られるのかなど、集客にもつながる内容なので、しっかりと軸を持つことが大切です。

6.価格のバランスを見極める

パーソナルジムでは、入会金や月会費などが収入源になります。高すぎると入会してもらえず、安すぎると売上が下がってしまう可能性があるため、バランスの見極めが大切です。

都市と地方では経営コストも異なりますし、競合の数にも差があるため、料金の設定は地域やターゲット層によって変動すると考えておきましょう。

パーソナルジム開業にはどれくらいの費用がかかる?

パーソナルジム開業にはどれくらいの費用がかかる?
パーソナルジムは小規模なスペースではじめられることから、初期費用は300万円程度から開業可能です。初期費用には、どんな項目が含まれるのかを詳しく紹介していきます。

初期費用の内容と目安とは?

初期費用には、物件取得費や内装工事費、集客のための広告宣伝費などが含まれます。以下で詳細を見ていきましょう。

1. 物件取得費用

まずはトレーニングスペースを確保する必要があります。物件費用は立地や広さによっても大きく変動しますが、敷金・礼金は家賃の6カ月程度が目安です。家賃にもよりますが、50~150万円ほどかかると覚えておきましょう。

マンションの一室で開業することも可能ですが、マンションの規約で商業利用ができない場合や騒音問題で利用目的によっては制限を受ける可能性もあります。

2. 内装費用

内装工事費の相場は20~80万円。内装工事費は居抜き物件を運よく見つけることができれば、安くあげることができる項目です。一から作り上げることができるため、こだわりの内装にしたいならスケルトン物件がおすすめですが、費用はかさんでしまいます。

壁や床のクロスだけでなく、電気や水道、空調設備などの設備工事も必須です。どこに費用をかけるか、逆にはぶけるところはないかなど、コンセプトやこだわりたい部分を明確にしてから依頼しましょう。

3. マシンなどの設備費

ジムに設置するトレーニングマシンの導入費や鏡・フラットベンチなどの設備は欠かせません。どういうコンセプトでどういった客層を呼び込みたいのかにもよりますが、設備費として100万円が相場です。

トレーニングマシンは種類によって大きな価格差があり、こじんまりとしたパーソナルジムでは一台30~40万円程度の家庭用のマシンで事足りると考えられます。大型のマシンでは一台で30~150万円ほどかかるものもあるため、コンセプトとコストのバランスを考えて導入しましょう

4. 集客費用

幸先のいいスタートを切るためにも、開業前からしっかり準備して種まきしておきましょう。集客費用の内訳は、ホームページやLINE公式アカウントの開設、チラシやWeb広告出稿、ポータルサイトへの掲載料などです。

どれくらいの予算を割けるのかによっても変わりますが、いくつかの方法を組み合わせて活用してみましょう。

また、スムーズな予約受付や顧客管理に欠かせない予約システムの導入費用も考慮する必要があります。

5. 運転資金

開店した直後から黒字経営ができるジムは少ないはずです。当面の間、売上よりランニングコストが上回ってしまうことも想定しておかなければなりません。

パーソナルジムでは、家賃や光熱費、マシンのメンテナンス費やシステム手数料などのランニングコストが毎月かかり、人を雇うのであれば人件費も必要です。ランニングコストの費用相場は70~80万円程度。

数カ月は耐え忍ぶことができるように、数百万円程度は準備しておくと安心です。

開業資金はどうやって調達する?

普通に働いて貯金をするとなると、初期費用の500万円を貯めるだけでも数年かかることもあるでしょう。開業資金を自己資金だけで賄うのが難しい場合、融資を受けたり補助金を利用したりすることも可能です。

資金調達の4つの方法を紹介します。

1. 自己資金

まずは自己資金を準備しましょう。自己資金は後述する融資を受ける際にも必要な場合があります。すべて自己資金でまかなうと貯蓄が尽きてしまうという場合は、他の手段での調達を考える必要があるでしょう。

2. 融資を受ける|日本政策金融公庫

銀行から融資を受けることで、資金を賄うこともできます。日本政策金融公庫は民間の金融機関を補完する役割を持つ、国が関わる金融事業のひとつ。民間の金融機関より、融資の条件は緩く、無担保・無保証人でも融資が受けられるのがメリットです。

いくつかのプランがあるなかで、ジムの開業におすすめなのが新創業融資制度。これは、新規事業の立ち上げる事業者の支援を目的としています。新たに事業を始める際や立ち上げ間もない事業の設備資金や運転資金として活用可能です。

引用元:
日本政策金融公庫|新創業融資制度

3. 補助金を利用する|創業助成金

ジムの開業に利用できる補助金がないか、チェックするのもおすすめです。自治体によって実施されていることが多いため、自身の自治体の情報を確認してみましょう。

一例として東京都の創業助成金を紹介します。東京都に在住の方が対象の創業助成金は、創業から5年未満で、TOKYO創業ステーションの事業計画書策定支援修了者や東京都制度融資(創業)利用者などの条件を満たす方が対象です。

助成対象と認められる経費のうち2/3が助成され、上限額は300万となっています。

引用元:
東京都産業労働局|創業助成金(東京都中小企業振興公社)

4. フランチャイズに加盟する

フランチャイズに加盟すると、開業に関するさまざまなサポートを受けることができるため、いちから自分で立ち上げる場合に比べて開業コストを抑えることが可能です。

フランチャイズに加盟すれば、オープンと同時にネームバリューを利用して集客することができ、経営に関するノウハウも共有してもらうことができるのがメリットです。

反面、内装やコンセプトも本部の方針に従う必要があることや毎月の売上に関わらずロイヤリティの支払いがあることなどがデメリットになり得ます。

もしかしたら破産するかも?パーソナルジム経営の失敗事例

もしかしたら破産するかも?パーソナルジム経営の失敗事例
パーソナルジム業界は人気が高まっているとはいえ、すべてのジムが経営に成功するとは限りません。実際の事例から、経営に失敗しないための教訓を得てみましょう。

1.お店のブランディングに苦戦している

パーソナルジムの経営に成功するためには、ジムのブランディングを確立して、近隣住民にジムの存在を認知してもらう必要があります。ブランディング戦略が不明確で、コンセプトがあいまいな状態で経営しても、お客様の集客に行き詰まってしまうでしょう。

お店としてどのような空間やサービスを提供したいのかを考えて、どのような強みをセールスポイントにして、集客を行っていくべきなのかを考えていきましょう。

2.広告費が予算を圧迫している

お店の宣伝方法は、有料から無料のものまで幅広いです。インターネット広告やチラシなど、有料の広告手段は集客に有効ですが、そればかりでは広告費がかさんでしまいます。

SNSや無料ブログなど、無料で利用できる広告手段も有効活用して、費用対効果を考えながら、広告宣伝の方法を選択していくべきでしょう。

3.価格設定が間違っている

パーソナルジムの入会費や利用料が周辺のジムと比較して高額すぎると、うまく集客できずに経営が苦しくなってしまう可能性もあります。もちろん、すでにブランディングができていて、他のパーソナルジムと差別化できていれば高額でも集客はできるでしょう。

しかし、これから開業しようと考えているパーソナルジムにとっては、競合他社よりも高い料金設定をするのは、リスクが高いかもしれません。

料金を高めに設定するなら、サービスの質を向上し、他のパーソナルジムでは受けられないメニューでトレーニングできるなど、メニューの充実をはかるのがおすすめです。

4.いきなり多店舗展開を考える

パーソナルジムは流行りのビジネスですが、最初から多店舗展開すると、人材の確保やお店の管理が難しく、失敗してしまうリスクが高まります。

ビジネスを着実に成功させるためには、まずは一店舗目の経営に集中し、軌道に乗ってきたら複数店舗の経営も視野に入れて、ビジネスモデルを検討しましょう。

5.お問い合わせの窓口が少ない

パーソナルジムの集客が失敗してしまう原因として挙げられるのが、お問い合わせ窓口の少なさです。どんなに高いお金を出して広告宣伝しても、お客様がお店の予約ができない、もしくは予約しにくい状況だと、集客にうまく結びつかないでしょう。

一般的な電話やEメールでのお問い合わせ方法のほかに、公式LINEやInstagram、X(Twitter)、Facebookなど、各種のお問い合わせ窓口を増やすのがおすすめです。

パーソナルジムの経営を成功させるための7つのポイント

パーソナルジムの経営を成功させるための7つのポイント
パーソナルジムの経営を成功させるなら、まずは強みを再確認して、それをうまく宣伝していくことが大切です。また、競合他社や地域に対するリサーチも欠かせません。

他の店舗には負けない自社の強みをPRして、お店の売上アップを目指しましょう。

1.ターゲットを明確にする

そもそもターゲットが明確になっていないと、設置するマシンの種類やブランディングの方向性が定まりません。ジムに呼び込みたいターゲット像を明確にし、それに合わせた事業計画を立てることが重要です。

また立地選びにもターゲット像は大切です。ターゲットが多く集まる場所や好む立地を選ぶことで、集客のハードルを下げることにもつながるでしょう。

2.他店との差別化、自分の強みを活かす

自店があるエリアにライバル店がある、もしくは自店開業後にライバル店が開業した、ということもあるでしょう。

競合がいる場合は、スキルやジャンル、マシンなど、競合に負けない自店の強みを持っておく必要があります。その強みを明確化して、「当店でしか体験できない」ことをターゲットにアピールすれば、他店との差別化ができ、成功につながりやすくなるでしょう。

コンセプトとターゲットの明確化、それに合わせたジムの特徴に一貫性を持たせることも差別化につながります。

3.リピート率の向上を目指す

集客で新規顧客を増やすことはもちろん大切ですが、新規顧客ばかりが増えてリピートしてくれる顧客がいないのも問題です。既存客を維持させなければ長期的な経営は難しいでしょう。

リピーターを増やすためには、ていねいなトレーニング指導を行ったりコミュニケーションを取ったりしながら信頼関係を築き、真摯に対応することが大切です。また、来店していない日も、メルマガを配信するなどして効果的なアプローチを行いましょう。

4.地域の相場を徹底的にリサーチする

パーソナルジムの経営で成功するためには、お店のある地域で、どれくらいのジムの会員費や利用料なのか、その料金相場を確認しておく必要があります。

相場よりもあまりに高い料金設定をしてしまうと、お客様からのお問い合わせが減ってしまう可能性も考えられるでしょう。

まずは地域で受け入れられているパーソナルジムの料金体系をチェックして、その料金体系を基本にしながら、自分のお店の料金設定を考えるのがおすすめです。

5.大型店舗の料金設定と競合しないようにする

競合他社のパーソナルジムの料金設定を参考にするとはいえ、大手のスポーツジムの料金設定のみを参考にすると、かなり安い料金になってしまうこともあります。

大手スポーツジムは資本力があり、キャンペーンやクーポンによる割引が効くことも多く、個人経営のパーソナルジムには実現が難しい価格帯であることも。

大手との価格競争になってしまっては分が悪いので、パーソナルジム特有のサービスを提供し、付加価値をつけることで、大手との価格競争は避けるようにしましょう。

6. トレーナースキルを磨く|資格取得もおすすめ

自身がトレーナーとして指導を行うのであれば、トレーナースキルを磨くことも必要です。スキルをひとりで伸ばすことには限界があるため、資格取得をするのもいいでしょう。

パーソナルトレーナーとしての知識やコミュニケーション能力など、トレーナーとして必要な資質を身につけるにはNESTA PFTがおすすめです。

トレーニング理論やビジネス理論などを総合的に学ぶことができるトレーナービジネスのバイブルともいえるテキストをもとに、トレーナーとしてのみならず、トレーニングジムのオーナーとしての実践的なスキルを身につけることができます。

引用元:
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会|NESTA PFT認定

7. 効果的な集客方法を考える

集客方法にはさまざまな方法がありますが、すべての施策を講じるにはコストがかかることに注意が必要です。ターゲットに合わせた効果的な集客方法を考えなければなりません。

オープン前から認知度をあげるための種まきをし、オープンと同時にお客様を呼び込めるようにしておきましょう。ジムの集客方法としておすすめなものをいくつか紹介します。

ホームページを作成する

ホームページはジムの顔とも言える窓口です。ジムの存在が気になったお客様が検索をして、ジムのコンセプトや強みを知り、信頼できそうか、自分の目標達成のサポートをしてくれそうかといったことを判断するための材料になるでしょう。

ホームページは業者に頼んで作成してもらうこともできますが、数万円から数十万円ほどの費用がかかります。無料のサービスを使って自作することも可能ですが、それなりに見栄えがよく予約システムと連携させるなら、プロに依頼した方が賢明かもしれません。

SNSで集客する

X(Twitter)やInstagram、FacebookなどのSNSを利用するのもおすすめです。SNSによって利用している年齢のボリューム層が異なるため、ターゲットに合わせて使い分けるといいでしょう。

SNS機能もあるLINEを活用して宣伝すれば、そのまま公式アカウントから予約を受け付けることも可能です。

予約システムを導入する

予約業務の効率化のためには、予約システムがおすすめです。サービスを利用する際、ネット予約を使用することも多く、ネット予約に対応していないジムは避けられてしまう可能性もあります

ネット予約は24時間365日の予約受付が可能なので、機会損失を防ぐことができます。たとえば深夜や休日など、思い立ったときに予約ができなければ、ほかのジムに流れてしまうことも考えられるでしょう。

またレッスン中に手を止めて予約を受け付ける必要もなくなり、顧客管理も自動でできるのがメリットです。クラウド型なら、移動中や自宅でスマホやパソコンから予約状況を確認することも簡単にできます。

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予約システム「リザービア」がパーソナルジムにおすすめな理由とは?

リザービアの予約システムがパーソナルジムにおすすめな理由とは?
ジムで予約システムを導入するなら、リザービアを検討してみてください。リザービアは、全国5,000店舗以上の導入実績がある予約システムです。パーソナルジムの運営と集客を強力にサポートします。

リザービアの集客を助ける4つの機能を紹介しましょう。

Googleで予約|Googleビジネスプロフィール

パーソナルジムやサロン向けの予約システム「リザービア」には、Google検索やGoogleマップから直接予約を行える「Googleで予約」との連携機能があります。

Google検索で大手クーポンサイトよりも上に表示されるので、パーソナルジムに興味関心のあるユーザーにリーチしやすく、スムーズな予約につなげられる点が魅力です。

予約システム「リザービア」は、Web研修や訪問研修、セミナーなどを活用した導入研修や勉強の機会が充実しているので、はじめて予約システムを導入する方でも安心です。

不明点や疑問点に関しては、電話やチャット、メールでいつでもご相談できます。

「Googleで予約」の概要や使い方については、以下の記事も参考にしてください。

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集客できるお店づくりを支えるリザービアのGoogleで予約

LINE連携予約

予約システム「リザービア」には、Googleだけでなく、パーソナルジムの公式LINEと外部連携できる追加オプションもあります。

LINE公式アカウントを友達追加してもらうことで、手軽に予約ができるのはもちろん、DMの送信やクーポンの発行、スタンプカード、口コミなどが利用できるため、予約のハードルを下げることに役立ち、リピータ―の囲い込みにも活用可能です。

予約方法が増えることで、ユーザーにとって予約時の利便性を向上できるので、結果として予約数のアップが期待できるでしょう。

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顧客管理

予約システムの基本機能として、顧客管理機能がありますが、なかでもリザービアの顧客管理機能は、プラスアルファの豊富な機能で顧客満足度のアップにつなげることができます。

たとえば予約とともに蓄積された顧客データを活用し、より高いレベルのニーズを把握したり、来店周期を予測し適切なタイミングでDMの送信が可能です。

さらにカルテ機能に写真やメモを残すこともできるため、効果を実感していただくためのビフォーアフター写真を残したり、気づいたことや要望をメモしたりしておくことで、よりパーソナライズされたサービスの提供ができ、リピータ―の獲得や口コミでの集客効果が期待できるでしょう。

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メッセージ自動配信

予約が入った時点での予約確認メールや予約日前日のリマインダーメール、利用後のサンキューメールなど、ジムが顧客へのアクションを起こす機会はたくさんあります。

これらのアプローチは、レッスンのドタキャンを防止したり、リピート率を向上させたりすることができ、休眠客の掘り起こしにも効果的です。

リザービアのメッセージ自動配信機能は、最大60日まで何通でも送信可能で、送信する内容や日時をあらかじめ設定することもできます。配信対象を絞って送信することもできるので、特定の顧客向けにキャンペーンを実施する際などにも活用できるでしょう。

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リザービアを導入するなら開業時がおすすめです!

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パーソナルジムは比較的初期費用を抑えた開業が可能で、ジムの立ち上げや運営に不安がある方は、フランチャイズ加盟での開業という選択肢もあります。資格がなくても開業でき、集客のハードルも高くないのがメリットです。

成功のポイントは、コンセプトやターゲットを明確にし、それに合わせた立地を選ぶことやトレーナーとしてのスキルを磨き、競合他ジムとの差別化を図ること。また、効果的な集客方法を見つけることも大切です。

リザービアはジムの業務効率化をサポートし、GoogleやLINEとの連携機能で集客にも活用できます。興味のある方は、ぜひ無料の資料請求をしてみてくたださい。

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