PayPayの加盟店が負担する決済手数料はいくら? 導入するメリットと注意点|導入方法を紹介

PayPayの加盟店が負担する決済手数料はいくら? 導入するメリットと注意点|導入方法を紹介
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美容系サロンを経営している方なら、PayPayの名前は知っているはず。すでに導入している店舗も多いことでしょうが、費用面などが気になりまだ検討段階という方もいるのではないでしょうか。

たしかに、PayPayを店舗で利用できるようにすると、手数料がかかります。しかし、手数料のことを差し引いても導入にはさまざまなメリットがあるため、今回の内容を参考に、ぜひ前向きに検討してみてください。

この記事でわかること

  • 決済手数料は1.60%または1.98%で、初期費用や月額基本料金は原則かかりません
  • PayPayマイストア制限プラン加入で1.60%、未加入時は1.98%の手数料が適用されます
  • 入金サイクルは最短翌日も可能で、PayPay銀行なら振込手数料が永年無料です

PayPay利用の店舗が負担する決済手数料はどれくらい?

PayPay(ペイペイ)とは、ソフトバンクとヤフーが連携して提供しており、スマホユーザーのおよそ2人に1人にあたる約5,700万人が登録しているスマホ決済アプリです。

需要にともないPayPayを導入している店舗(加盟店)も増加しており、加盟店は全国で約374万カ所といわれています。

なお、PayPayの加盟店は、ユーザーがPayPayを利用するたびに決済手数料が必要です。以下でPayPay加盟店にかかる決済手数料について解説しましょう。

決済手数料は1.6%・1.98%(税別)

PayPayの決済手数料は、2021年9月までは無料でした。現在は、決済1回あたり税別1.6%(PayPayマイストア ライトプラン)、もしくは税別1.98%(PayPayマイストア 制限プラン)の手数料がかかります。

PayPayマイストア ライトプランは別途月額利用料が税別1,980円必要で、PayPayマイストア 制限プランは月額無料(一部機能に制約あり)です。(※2023年5月時点)

PayPayを導入するメリットとは?

つづいては、店舗がPayPayを導入するメリットを見ていきましょう。

1. 導入コストがかからない

PayPayの初期費用はなんと0円。導入するための費用が不要なため、店舗にとって導入のハードルが低いといえるでしょう。

2. 専用端末がいらない

PayPay導入にあたって専用の端末も必要ありません。加盟店は、「PayPay for Business」(ブラウザもしくはアプリ)で内容を確認・管理できるので、PCやスマホがあれば導入できます。

3. 決済システムの利用料が安い

PayPayは、他社の決済システムと比べて決済利用料が安い点も魅力。たとえば、docomoが提供するd払いやauが提供するauPAYは税別2.6%、楽天が提供する楽天ペイは3.24%(一部税別)の手数料がかかります。

4. 操作方法がシンプル

PayPayの決済方法は、お客様がPayPayアプリで店舗のQRコードを読み取り、金額を入力して支払う方法と、店側がお客様のPayPayコードを読み取り、決済する方法があります。

いずれも操作方法がシンプルでかんたんなので、店舗側もお客様も比較的使いやすいといえるでしょう。

5. 入金サイクルが早い

PayPayの売上金の入金サイクルは、通常月末締めの翌日払い(年商10億円以上の企業は翌月末)です。しかし、急いで手元に現金が欲しい場合もあるのではないでしょうか。

そこで、「早期振込サービス」を利用すれば、自己申請、もしくは所定の金額に達した際に自動で、翌日または翌営業日に指定の口座に振り込まれます。

ただし、0.38%の利用料と、20円(PayPay銀行)または200円(その他金融機関)の振り込み手数料が必要です(※いずれも税別)。

6. 個人事業主でも導入できる

PayPayは、 大きな法人だけでなく個人事業主でも導入することが可能。個人サロンを経営している人も加盟店になることができます。なお、申請の際に本人確認書類の提出が必要です。

7. サポートが手厚い

PayPayはセキュリティ面やサポートが手厚いことも安心材料です。お金に関することでは、どうしても不正利用などのトラブルのリスクがつきまといます。

しかし、PayPayでは不正防止のための厳しい取り締まりを行っているほか、24時間365日、常に電話での相談を受付中。また、それでも万が一不正被害が発生した場合の入金保証がついています。

PayPayを導入する際の注意点とは?

前章のようにメリットの多いPayPayですが、導入に際して注意点もあります。以下で2つの点を確認していきましょう。

1. ランニングコストがかかる|月額使用料・決済手数料など

冒頭でお伝えしたように、当初は無料で利用できたPayPayですが、現在は決済のたびに1.6%もしくは1.98%の手数料がかかるようになりました。

また、前述した「PayPayマイストア ライトプラン」に加入する場合は、初期費用1,980円、月額使用料が1,980円必要です。しかし、トライアルキャンペーンを適用すれば、初期費用無料、月額費用は2カ月目まで0円に。

そのほか、PayPayではユーザー向けのクーポンの配布も可能ですが、クーポン利用料として1回につき3%かかります。(※すべて税別)

2. 売上金を無料で入金できるのは月1回

PayPayには、早期入金など便利なシステムがありますが、売上金を無料で入金してもらえるのは月1回のみです。それ以外のタイミングで振り込んでもらうには、前述したように手数料が必要になるので注意しましょう。

PayPayが集客にも役立つ理由とは?

実は、PayPayは集客にも役立ってくれます。そこで、なぜ集客につながるのかという理由を解説しましょう。

1. スマホ決済が定着した

キャッシュレス決済やスマホ決済は、現金不要かつ非接触で支払いを完結できることから、今やすっかり決済手段として定着しました。そのため、支払い方法の多様化に対応することは、顧客の利便性や満足度を高めることにつながります。

2. PayPayを登録しているユーザーが多い

PayPayによると、日本のスマホ利用者の約2人に1人がPayPayに登録しているそうです。

ソフトバンクやワイモバイルのユーザーになると優遇される(PayPayでの還元やお得なクーポンの配布など)といったような囲い込みも進んでおり、今後ますます増加すると見込まれています。

3. PayPayアプリで店を紹介できる

PayPay加盟店は、PayPayアプリに自店の情報を掲載することが可能。営業時間・電話番号・写真などを載せられるため、PayPayが使える店としてユーザーを集客できます。

PayPayの導入方法を紹介

ここからは、PayPayの導入方法についてかんたんに紹介します。

導入に必要な主な書類は?

PayPay導入にあたって必要な書類などを法人と個人事業主それぞれに分けて解説します。また、状況によってはほかにも書類が必要な場合もあるので、適切な準備を行いましょう。たとえば、施術院の場合は開設届出済証明書、中古品を扱う場合は古物商許可証などです。

法人の場合

法人の申し込みに必要なものは、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類、13桁の法人番号、店舗の外観と内観の写真それぞれ1枚です。

個人事業主の場合

個人事業主の申し込みに必要なのは、本人確認書類、店舗の外観と内観の写真1枚ずつです。本人確認書類の種類によっては、別途住所が確認できる書類(住民票の写しや公共料金の領収書など)が求められるケースもあります。

導入の流れを紹介

上記のものが整ったら、いよいよ申請に移ります。PayPay導入の流れを見ていきましょう。

1. PayPayのHPから仮登録

まず、PayPayのHPからフォームに必要事項(事業形態・担当者名・メールアドレスなど)を入力して送信し、仮登録を行います。

2. 申し込み案内メールを受信する

フォームに入力したメールアドレス宛に、PayPayから申し込み案内メールが届きます。この時点ではまだ申し込みは完了していないので、注意が必要です。

3. 申し込みフォームに審査情報を入力する

案内メールから申し込みフォームに情報を入力して送信します。準備した必要書類や、売上金を振り込んでもらうための口座情報も必要です。不備のないように申請してください。あとは、当日以降に審査結果が送られてくるので、結果が出るのを待ちましょう。

4. キットを受け取る

無事に審査に通ったら、1週間程度でキットが届きます。キットが到着したら、スタートガイドの案内に沿って初期設定を行ってください。設定が済めばいよいよ利用開始です。

PayPayは決済だけでなく集客にも役立つ!

今回は、PayPayの決済手数料や導入のメリット・注意点などを詳しくお伝えしました。

PayPayは初期費用0円、手数料は他社サービスより低いなど、リスク控えめでかんたんに始められます。集客にも一役買ってくれるので、この機会にぜひ導入してみてはいかがでしょうか。

また、予約管理システム「リザービア」には、メッセージの自動配信やGoogle・SNSとの連携など、お店の集客をさらに助ける多くの機能があります。サロン運営の効率化にもつながるので、あわせて検討するのもよいでしょう。

よくある質問

2026年現在、美容室や個人サロンがPayPayを導入する際、決済手数料はいくらかかりますか?

選択するプランにより異なります。「制限プラン(基本プラン)」なら1.98%、「PayPayマイストア ライトプラン(月額1,980円)」に加入すれば1.60%となります(いずれも税別)。月間の決済額が約52万円を超える場合は、ライトプランに加入した方が手数料の差額でコストを抑えられます。

お客様が支払う会計金額に、PayPayの決済手数料(約2%分)を上乗せして請求してもよいでしょうか?

いいえ、加盟店規約で厳格に禁止されています。手数料を上乗せして請求する「チャージアップ」や、現金払いと差を設ける行為は、発覚した場合にサービスの利用停止や契約解除の対象となります。詳細は PayPay公式ヘルプ(加盟店様向け) をご確認ください。

売上金の入金(振り込み)サイクルと、その際の振込手数料について教えてください。

標準設定では「月1回(月末締め翌月末払い)」で、この場合の振込手数料は無料です。ただし、早期振込サービスを利用する場合は、振込金額の0.38%の利用料に加え、PayPay銀行なら20円、他行なら200円(いずれも税別)の手数料が発生します。キャッシュフローを重視する場合はPayPay銀行の活用が最も低コストです。

初期費用や、専用の決済端末(レジ)を購入するための費用は必要ですか?

QRコードを店頭に置く「ユーザースキャン方式」であれば、初期費用・月額費用ともに0円(制限プランの場合)で導入可能です。ただし、クレジットカード等も一括で扱えるマルチ決済端末「PayCAS Mobile」などを導入する場合は、別途端末代や月額費用が発生するため、運用形態に合わせた選択が必要です。

PayPayを導入することで、新規集客やリピート率向上に繋がる具体的な機能はありますか?

「PayPayマイストア ライトプラン」に加入することで、「PayPayクーポン」や「スタンプカード」の発行が可能になります。これらはPayPayアプリ内でユーザーに店舗情報を露出させる強力なツールとなり、近隣ユーザーへの認知拡大や再来店動機の創出に非常に有効です。

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