お客様に手技による施術を行い、肩こりや腰痛といった症状を緩和する整体師。整体師はお客様と直接関わるため、お客様から感謝の言葉をいただいたり、体が楽になったと笑顔を向けられたりすることもある、やりがいのある職業です。
そんな整体師ですが、仕事内容がきつい、と言われることも多く、実際に整体師として働いている人のなかにも、大変だと感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、整体師の仕事内容やきついところを紹介し、業務を効率化して負担を減らすためのポイントについて解説していきます。
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目次
整体師の仕事内容は忙しい?一日の流れを紹介
忙しいというイメージを持たれている整体師ですが、具体的にはどんな仕事をしているのでしょうか。整体師はさまざまな施設で活躍していますが、ここでは整体師の活躍する代表的な場所として、整体院を例に一日の仕事の流れを見ていきましょう。
整体師の仕事できついところ
整体師の仕事はきつい、忙しい、と言われてしまうのは、さまざまな理由があります。整体師の仕事でどんな点がきついと言われているのか、いくつかの例を紹介します。
体力の消耗が大きい
整体師は、手技を用いてお客様に施術をする職業です。手技とは、機械や器具を使わず、施術者の手や体を使って行う手法のこと。立ち仕事で自分の体を使って施術するため、体力の消耗が大きいのが、整体師はきついと言われてしまう理由のひとつです。
また、施術時間内は、お客様の対応をしていないときはスタッフ同士で練習をして技術を磨くこともあるため、基本的に休憩時間以外はゆっくり座っていられることがなく、忙しい日が続いてしまうと体力の回復が追いつかなくなってしまうこともあります。
整体師ならではの職業病
自分の体を使って施術するというのは体力を消耗する以外に、体を傷めてしまう原因にもなってしまいます。実際、整体師の多くは職業病ともいえる症状を持っています。整体師ならではの職業病として、指や手首、足の関節に痛みが発生してしまう腱鞘炎、肩こり・腰痛などがあります。
とくに腱鞘炎は、悪化すると外科手術が必要になってしまうほど。お客様の痛みを改善するために、自分に痛みが発生してしまうリスクがあるのは、つらい仕事だと思われてしまう理由と言えるでしょう。
拘束時間が長い
整体師の仕事は、お客様の対応だけすればいい、というものではありません。お客様への施術以外にも、整体院の清掃や事務作業のような裏方の業務も必要です。こういった業務は、施術時間外に行うことが多いため、拘束時間が長くなりやすい傾向があります。
お客様からのクレーム
お客様とのコミュニケーションがうまくいかなかったり技術不足であったりすると、お客様が満足する施術ができず、不満に思われてしまうことがあります。こういった不満がクレームという形になってしまうと、精神的な負担を感じてしまうことがあります。
技術不足に対するクレームであれば、努力を重ねることで解決できることもあります。しかし、こちらに落ち度がないような理不尽なクレームを入れられてしまうことも考えられます。理不尽なクレームは落ち度がないだけに、強いストレスになってしまうでしょう。
施術内容に理解を得られないことも
施術する内容に対し、お客様の理解を得られないというケースもあります。整体師は、所持している資格によってできる施術・してはいけない施術が違います。
たとえば、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師などの国家資格の所持者は、無資格の整体師と比べると、できる施術が幅広くなります。しかし、お客様が資格の違いを理解していないと、してはいけない施術を求められるなど、納得してもらえないことがあります。
人間関係
人間関係の悩みが多くなりがちだというのも、整体師の仕事の大変な点と言えるでしょう。
お客様はそれぞれ違う悩みを抱えて整体院を訪れるため、悩みを解決するためにはヒアリングが必要です。また、お客様の情報は他のスタッフと共有する必要もあります。
このように、お客様や他のスタッフと密なコミュニケーションが求められる仕事のため、人間関係がうまくいかないと仕事がやりづらくなってしまい、仕事がきついと感じてしまうことがあります。
仕事がきついと感じたらどんな対処をすればいいの?
仕事がきつい、と感じることは誰しもあるのではないでしょうか。整体師として仕事を続けていくためにも、仕事がきついと感じてしまったら、なにかしらの対処をする必要があります。
ここからは、仕事がきついと感じたときの対処について一例を紹介します。
きついと感じる点を明確にする
仕事がきついと感じてしまった原因によって対処法がかわるため、まずはどんな点をきついと感じているのか、明確に把握しましょう。たとえば、肉体的な疲労なら休みを取る、体を傷めてしまったのなら治療のための時間を取る、といった対処が必要です。理不尽なクレームに悩んでいるなら、先輩や上司など、より経験が豊富な人に相談してみるとよいでしょう。
このように、きついと感じた理由に応じた対処をすることで、悩みが解決し仕事を続けられる可能性があります。
小さな目標を設定する
整体師の仕事は毎日がルーティン化しがちで、なんのために働いているのかわからなくなってしまったり、やりがいが感じられなくなったりしてしまい、仕事への熱意がなくなってしまうことも考えられます。
仕事のモチベーションを維持するためには、短期的に達成できるような、小さな目標を設定してみましょう。小さいとはいえ目標は目標。目標が達成できたら好きなものを食べたり、趣味のものを購入するなどして、自分の頑張りを自分で認めることも大切です。
業務の効率化を図る
単純に仕事量が多くて忙しくなり、きついと感じてしまうこともあるでしょう。整体師の場合、お客様への施術以外の副業務を改善すると、負担が大きく軽減できることがあります。
業務を改善するにはどんな対策をすればいいのか、具体的に見ていきましょう。
業務の優先順位を明確にする
まず、業務の優先順位を明確にしましょう。あれこれと手を付け同時にやろうとしてしまうと、どれも中途半端になってしまい、かえって仕事が片付かないということが多いです。どの業務からやるべきか、優先順位を明確にし、確実にこなしていきましょう。
オートメーション化する
機械やシステムで自動化できる業務は、自動化してしまうのもよいでしょう。自動化することでその分人の手が空き、人の手でやらなければならない業務に回すことができるようになります。
整体師の業務効率化には予約システム「リザービア」がおすすめ
主に予約や顧客管理といった事務業務全般は、予約システムを導入することで効率化が期待できます。ここからは、整体院へおすすめの予約システム、「リザービア」を紹介します。
予約をオンラインで一括管理
リザービアでは、クーポンサイトや自社サイトなど、複数の経路で受け付けた予約も、すべて手元で一元管理できるようになります。オンライン予約を受け付けるようにすることで、電話対応を減らすことができ、一画面ですべての予約情報を見ることができるため、ダブルブッキングの防止にもつながります。
整体院に適した予約システム
「リザービア」は美容業界に特化した予約システムで、整体院などのリラクゼーションサロンも対象業種です。メニューごとの時間設定や予約時のクーポンの有無も設定でき、整体院の予約受付に必要な機能が揃っています。
POSシステムとも連携可能
POSシステム「A’staff Cloud Smart」と連携することで、予約情報と紐づけて会計管理・顧客管理ができるようになります。電子カルテにも対応しており、紙のカルテと比較すると情報が一瞬で引き出せ、さらに保管場所にも困りません。
整体院に「リザービア」を導入した成功事例
業務をデジタル化をした整体院の一例を紹介します。
リザービアを導入した結果、スタッフの電話対応負担を減らし、業務効率化に成功した整体院、『港北マッサージ 楽鎮接骨院』。業務効率化することで、人的コストや広告宣伝費の削減にもつながりました。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
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整体師の仕事のきつさは軽減できる可能性がある!予約システムを導入しよう
整体師は身体が資本の仕事のため、体力の消耗が激しい仕事です。また、お客様への施術だけでなく、院内の清掃などの開院準備、事務作業など、幅広い仕事をしなければならないため、業務負担も大きく、きつい仕事だと感じてしまうこともあります。
しかし、お客様の対応以外の副業務を効率化することで、業務負担の軽減効果が期待できます。整体師が仕事を長く続けられるようにするためにも、一部の業務をオートメーション化することをおすすめします。
今回の記事を参考に、予約システムの導入も検討してみてはいかがでしょうか。