接骨院は1日何人集客すればいいの? 売上を安定させる6つの策とは

接骨院は1日何人集客すればいいの? 売上を安定させる6つの策とは
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これから接骨院を開業するにあたり、安定した経営のために1日の顧客数はどの程度を考えておけばいいのか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

とはいえ、1人で運営するのかスタッフを雇うのか、保険診療か自費診療かなど、どんな院なのかによっても変わります。そのためどんな接骨院にも該当する人数はありません。ただし、自院の状況に合わせて逆算して割り出す方法があります。

今回は、「接骨院では1日に何人の顧客を集めればいいのか」の計算方法や、安定した売上を作る方法を解説するので、ぜひ役立ててください。

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接骨院は1日何人集客すればいいの?

接骨院は1日何人集客すればいいの?

ここから早速、接骨院では1日何人集客すればいいのかについて解説していきます。

売上目標から考えよう|1人接骨院とスタッフありで違う

まず、何人集客すればいいかは、自分1人なのかスタッフありなのか、また複数院の経営なのかといった経営形態によって異なります。そこで、売上目標から導き出す方法があります。

実際に計算してみよう

では、現在の売上の計算方法と、売上目標から接骨院の1日の必要人数を割り出す方法を見てみましょう。

売上の出し方とは?

売上は「平均の客単価×顧客数」で求めることができます。売上を増やすためには、客単価を上げる、もしくは顧客数を増やすことが必要です。

1人接骨院の場合

前項の計算式を使って、売上目標から逆算し、1人接骨院の場合の必要人数を割り出すシミュレーションをしてみましょう。

【客単価4,000円、1日の売上目標30,000円の場合】
30,000÷4,000=7.5(人)

このように求められるため、1日に7~8人程度の来院が必要です。

なお、1人で接客するといっても売上の30,000円はすべて利益になるわけではなく、純利益を求めるには経費や保険料、税金などを差し引かなければなりません。

スタッフがいる場合

つづいては、売上目標からスタッフがいる場合の必要人数を割り出すシミュレーションです。人件費が増えるため、売上目標も1人のときより高めに設定する必要があります。

【客単価4,000円、1日の売上目標50,000円の場合】
50,000÷4,000=12.5(人)

このように、1日に12~13人への施術を行わなければなりません。しかし、スタッフとして施術者を雇い入れるなら、同じ時間帯に複数人への対応ができるため、1人のときより効率は上がります

接骨院の売上を安定させる6つの策とは?

接骨院の売上を安定させる6つの策とは?

つづいて、接骨院の売上を安定させるための方策にはどんなものがあるのかをチェックしましょう。

1. コンセプトやターゲットを明確にする

つい誰もが来やすい院を目指しがちですが、その場合、自院の強みや得意分野が伝わりません。そのため、コンセプトやターゲットをはっきりと定めることは重要です。

たとえば、骨のゆがみ改善に特化する・スポーツによる負傷を専門にするなど、推したい内容をもとにメニューを見直してみましょう。

2. 客単価を上げる|自費診療など

前章でも触れたように、売上を増やす要素のひとつに客単価を上げることがあります。具体的には、メニューごとの単価を上げる・ターゲットに合う高単価の専門的なメニューを作る・自費診療を導入するなどです。

自費診療を取り入れるメリットとは?

接骨院では、健康保険を適用できる施術が限られています。そのため、保険でできる施術のみでは経営がむずかしくなるケースもあります。

一方、自費診療は価格や内容を自由に決められるため、利益アップに繋げられます。ぜひ他院にはないメニューを取り入れて差別化を図り、集客に活用しましょう。

3. リピート率を上げる

リピート率は、おおむね2週間以内に再来院した顧客率のこと。2回目のリピート率は、2回目来院の顧客数÷新規顧客数で求められます。

2回目は、前回の施術の経過を確認するためのものですが、施術を気に入ってもらえたかどうかを判断する指標にもなるため非常に重要です。

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リピート率を上げるには?

リピート率を高めるための施策にも、いろいろなものがあります。次回施術のリマインダー・キャンペーン案内などのDM・リピーター専用のクーポンなどを送り、自院に意識を向けてもらうことで、リピート率が上がりやすくなるでしょう。

4. 新規の集客に力を入れる

新規顧客の獲得も大切です。チラシや看板のような地域密着型のアナログ式の集客方法を利用するほか、ポータルサイトへの掲載やWEB広告など、インターネットを使ったデジタルでの集客手段も活用しましょう。

5. 経費削減を心がける

経費を見直し、無駄な出費は省いて、経費削減を図ることも大事です。

とはいえ、毎月かかる固定費やスタッフを雇う場合の人件費、消耗品費などの経費のなかには、どうしても削れない部分もあります。そ売上への影響が大きくなく、顧客へのサービス低下にもならないような項目から減らしていくとよいでしょう。

6. 予約のハードルを下げる

新規・リピート客ともに、予約までのハードルを下げることも重要項目です。来院時に次の予約を入れてもらうほか、予約システムを導入することも検討してみてください。予約システムとは、インターネット上で自動で予約の受付や管理ができるシステムです。

予約システム導入のメリットとは?

接骨院に予約システムを導入することには、多くのメリットがあります。具体的には、施術中に手を止めて電話予約に対応する機会が減ること、ひいては目の前の施術にできること、予約管理がラクになること、手動管理に比べてミスが減ることなどです。

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接骨院開業前に押さえておきたいポイントとは?

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前章の内容もふまえつつ、接骨院の開業前に押さえておくべきポイントをチェックしましょう。

1. 入念に事業計画を立てる

まず、事業計画をしっかり立てて、経営理念や将来の目標などを決めます。経営開始後に方針がブレないようにすることも重要です。

資金計画も練りましょう。事業計画を遂行するにはどのくらいのお金が必要かを考え、不足分は融資を受けるなどの対応を。なお、資金はしばらくの運営費用を含めて準備しておいてください。

2. ターゲットに合わせた立地を選ぶ

院のコンセプトやターゲットに基づき、どこに院を構えるかという立地を吟味します。この際、人口分布や人の往来の数値化、最寄りの交通機関の駅や停留所のリサーチなど、商圏分析をすることがポイントです。

また、競合に負けない独自性を打ち出し、差別化を図ることも大切です。顧客のニーズを考慮し、「選ばれる接骨院」を目指しましょう。

接骨院の運営におすすめなリザービアとは?

接骨院の運営におすすめなリザービアとは?

接骨院の運営には、前で触れた予約システムをぜひ取り入れましょう。「リザービア」という予約システムでは、ネット予約の受付管理以外にも接骨院の運営に役立つ機能が多数あります。下記で例を紹介するので確認してみてください。

1. 顧客管理機能

リザービアの顧客管理機能は、顧客の氏名・電話番号・利用メニュー・担当スタッフ・施術写真などのデータを保存できます。

蓄積したデータを施術に活かせる・クーポン付きのDMを送れるなど、接骨院にとってのメリットも多く、リピート率の向上にも役立てられます。電子カルテとして活用するのもよいでしょう。

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2. LINE連携予約機能

オプションで、LINEと連携して予約を受け付けられる機能もあります。お客様が日常的に使用しているアプリから予約できるので、予約のハードルが下がる点がメリットです。

LINE連携予約は、自院のLINE公式アカウントを顧客に友達登録してもらうと、そこから予約や変更、キャンセルなどができます。

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3. メッセージ自動配信

来院日から60日後まで、設定したメッセージを自動で送れる機能も便利です。来院へのお礼やフォローのメッセージを送ったり、様子うかがいや再来院の提案メッセージを送ったりと、顧客との関係強化や掘り起こしに使えて、リピート率向上にも繋げられるでしょう。

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リザービアは接骨院の運営と集客を強力にサポート!

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接骨院で1日に何人施術すればいいかは、院ごとに異なります。自院の状況を考慮しながら、冒頭で紹介した計算方法を活用して、目標を立ててみてください。

また、接骨院の経営では、開業前に大切なポイントを押さえることと、売上を安定させるために適切な施策を行うことも必要です。客単価アップや顧客数増加を意識しながら、自院に必要な策を実践しましょう。

運営や集客を強力にサポートする予約システムとして、接骨院開業前に「リザービア」を導入するのもおすすめです。便利な機能が豊富にそろっているので、下記の事例も参考にしながら検討してみてください。

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