ネイルサロン開業・値段設定するための基本的な考え方を紹介

ネイルサロン開業・値段設定 するための基本的な考え方
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ネイルサロンの開業準備をしている方のなかで、ネイルアートの施術の価格設定をなんとなく決めようとしている人はいませんか? とくに店舗を構えてネイルサロンを始めるとなると、思いのほか経費がかさんでしまうものです。

経営を軌道に乗せるためには、値段と経費の関係が重要です。ネイルサロンにおける経費の内訳はどのようになっているのでしょうか。集客のための広告費の使い方と賢いブランディングについてもご紹介します。

そもそもどうやって値段を決めるの? 値段設定の基本とは

そもそもどうやって値段を決めるの? 値段設定の基本とは

ネイルサロンに限らず施術として技術を提供するサービスでは、技術に対する値段がつけにくいため、価格設定があいまいになりやすい傾向があります。施術料金は何を基準に、どう理由付けをして決めればよいのでしょうか。

サロンを長く続けることができるための基本的な施術料金の価格設定の方法と、適切な施術料金の決め方について解説します。

経費に利益を上乗せしたもの=値段

ネイルサロンの料金表を決める際に、なんとなく自分の経験だけで決めるのは危険です。周辺のネイルサロンの相場を調べることも大切ですが、なによりそのサロンを継続していける「利益を出せる価格設定」をすることが重要なのです。

ネイルサロンの運営にかかる経費、いわゆるランニングコストを計算し、この経費に利益を加えた額を、施術の値段にしましょう。
もし価格が高くなりすぎるようなら、経費を抑えるための工夫が必要になるかもしれません。

ネイルサロンにおける経費(ランニングコスト)の内訳とは?

ネイルサロンにおける経費(ランニングコスト)の内訳とは?

ネイルサロンを運営する際に、継続してかかるランニングコスト。開業する時点で、ランニングコストが幾らくらいかかるのかを考えて予算を立てておかないと、あとで赤字になってしまうことになりかねません。
ネイルサロンのランニングコストにはどのようなものがあるのでしょうか。ネイルサロンの経費の内訳について解説します。

家賃

店舗を構えてネイルサロンを開業する際に、ランニングコストのかなりの割合を占めるのが家賃です。店舗物件を購入するのか、賃貸の店舗で毎月家賃を支払うのかによっても、費用は大きく異なります。
もちろん自宅で開業するのであれば家賃は不要ですが、場所代のコストは忘れずに計画に入れ、お客様が少ない月でも払い続けることができるか、よく検討しましょう。

人件費

ネイルサロンを開業した当初から人を雇うということは考えていないかもしれません。ですが、サロンのお客様が増えてきたり、営業時間を延ばしたりした場合には、人を雇う必要があるタイミングもあるでしょう。

人が足りないときだけ手伝いに来てもらうアルバイトであれば、売上が多い日のみの臨時の支払いで済みます。時間を決めてパートのネイリストを雇う場合には、固定費として確保しておくことが必要です。

機材・商材費

初期投資の備品として、ネイル施術に必要なネイル台や椅子、デスクライトなどの備品が必要です。ジェル専用のサロンであれば10万円程度で済みますが、一般のネイルサロンではジェルやネイルカラーケア用品、パーツ代を一度にそろえると50万円程度かかります。

ネイルサロンの材料費の費用は、施術価格の3~10%程度と考えて、施術に使う材料を選ぶことが大切です。

水道光熱費

ネイルサロンの施術では、手元を明るく照らしたり、ジェルを固めたりするための照明で電気を使います。また衛生状態を保つためには、掃除も欠かせません。

施術以外でも、冷暖房費や店舗の照明、トイレの水道代など、水道光熱費の支出は予想以上にあるものです。店舗の大きさにもよりますが、1~2万円程度を見込んでおきましょう。

通信費

ネイルサロンのお客様からの予約を受け付けたり、SNSやメールなどで連絡をしたりするための通信機器が必要です。「はじめはスマートフォンだけで」と考えている場合でも、店舗を構える場合にはWi-Fiなどのネット環境がない状態でスマホを使うと、かえって割高になってしまうこともあります。電話代やネット回線料金についてもよく検討しましょう。

広告費

開業したばかりのネイルサロンは、まだ固定客がいるわけではありません。美容のポータルサイトに掲載してもらったり、チラシをポスティングしたりといった宣伝活動が必要です。

ネイルサロンを探している人は、気になるサロンを見つけると、インターネットで検索してお店のホームページやSNS広告をチェックします。検索した際に見つけてもらえるように準備しましょう。
関連記事:ネイルサロンの広告方法10選パーフェクトガイド

消耗品

ネイルの施術以外にも、トイレットペーパーやティッシュペーパー、手指消毒や清掃のための衛生用品など、ネイルサロンに限らずに必要になる細々とした消耗品があります。
必須ではありませんが、お客様用のお茶や待合室に置く雑誌もあったほうが、お店の雰囲気がよくなります。そのほか、領収書などを印刷する紙やインクなども必要です。

ネイルサロンが施術の値段を設定するための基本的な考え方

ネイルサロンが施術の値段を設定するための基本的な考え方

ネイルサロンの施術の値段を設定する際には、前項でお伝えした「値段=経費+利益」という基本的な考え方に加えて、ネイルサロンならではの配慮をしなければなりません。

ネイルサロンの価格設定を考える際に必要なのは、施術に使う商材の経費だけでなく、施術時間に対する技術料と集客のための広告費です。この3つの費用の考え方についてご紹介します。

1、時間

ネイリストが施術にかける時間は、技術を提供している時間であり、時給という見えない経費がかかっています。施術前後にかかる時間も含めて「技術料」と考え、利益のなかに含めましょう。

たとえば30分間のマニュキュアの施術で、カウンセリングに10分、カルテの記入に5分かかった場合には、45分の技術提供に見合った利益を上乗せしましょう。
2時間のスカルプの施術の場合には、2時間15分の技術提供に見合った利益を上乗せすればよいということになります。

2、経費

ネイルサロンのような美容業界で使われる商材やパーツの価格は、ピンからキリまで幅広い価格になっています。「少しでもよい施術をしてお客様に喜んでいただきたい」という気持ちは大切ですが、高価な商材を使った高価な施術を求めているお客様ばかりではありません。
値段の上限があるのであれば、値段から利益を差し引いた額の範囲で、経費を収めるようにすることも大切です。

経費には、施術にかかるパーツ代や材料費だけでなく、前項でご紹介したようなもろもろの経費も含まれます。施術の値段を設定する際は、忘れずに計算に含めるようにしましょう。

3、広告費

固定客がたくさんいて、予約が埋まるような有名なネイルサロンでない限り、広告費はネイルサロンを経営していくうえでカギとなる経費だといえるでしょう。むしろ人気のあるサロンほど、しっかり広告費を使っているともいえます。

広告費を削ったことで集客ができなければ、そもそもお客様の来店がなくなり、売り上げもゼロになってしまいます。さらに、家賃や通信費、水道光熱費などの固定費だけは毎月かかりますので、お店の経営が成り立たなくなってしまうのです。

ネイルサロンの集客にはInstagramが相性バッチリ

ネイルサロンの集客にはInstagramが相性バッチリ

お客様は実際のネイルアートのデザインを見ることで「ステキなネイルだな」「私もこのネイルにしたい」と思って、ネイルサロンに訪れます。そのため、SNSのなかでも写真や画像共有するインスタグラムがネイルサロンの集客に最適なのです。

ネイルサロンの店舗アカウントやネイリストのアカウントを作って投稿するだけなら費用もかかりませんので、手軽に始めることができます。

インスタグラム連携!投稿からそのまま予約ができるリザービアで広告費削減

インスタグラムの投稿を始めても、フォロワーを増やさないと、なかなか投稿を見てもらえません。また投稿を見て「いいな」と思ったお客様がいても、どこで予約すればよいか分からずに、来店行動につながらないということもあります。

リザービアの予約システムを使えばインスタ投稿から予約ができるので、ダイレクトに集客につながります。広告費の節約もでき、ネイルサロン対応のアプリもあるのでオプション選択も自由自在。インスタグラムを活用して、集客に成功したネイルサロンの事例も数多くあります。
関連記事:ネイルサロンの集客にインスタグラムを活用しよう!活用のポイント

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ネイルサロン経営に必要なのはブランディング!自分の強みを活かしサロン経営を成功させよう

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多くのお客様に来店してもらって売り上げを伸ばしていくためには、価格設定とネイルサロンのブランディングが重要です。

ネイリストとしての資格や技術力、サロンの強みを発信するのにSNSや予約システムアプリなどを上手に活用すれば、お店の雰囲気やネイルアートをアピールできます。
ブランディングがうまくいき、人気が出れば、施術の値段設定にも反映させることができるのです。

予約システムアプリは、再来店をうながす仕組みを作ることもできるリザービアがおすすめです。

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