「施術中に予約の電話がかかってきて中断してしまうのをどうにかしたい」、「いくつもクーポンサイトを利用しているが、予約管理が大変」とお悩みではないでしょうか。
予約数を伸ばしたいと思って、複数のクーポンサイトを利用しているものの、思うように顧客獲得やリピート率向上につながらないケースの多くは、予約に手間がかかるのが原因です。
そこでおすすめなのが、多くの人が利用しているLINEを使った予約システムの導入です。LINEと連携ができる予約システムが、美容サロンにとってどのようなメリットがあるのか、くわしく解説します。
まずは資料をご覧ください
目次
LINE公式アカウントと連携するサロン予約向けの予約システムとは？
LINEと連携できる予約システムとは、LINE公式アカウント上で予約受付ができるほか、顧客管理や売上管理などもできるシステムのことです。
LINEは国内で月間9,700万人に利用されているコミュニケーションアプリで、ユーザーは幅広い年齢層や性別に広がっています。
多くのユーザーが利用しているという利点をビジネスに活用するLINE公式アカウントは、現在39万個以上に及び、さまざまな業種でユーザーとのコミュニケーションのために運用されています。
しかし一方で、LINE公式アカウントは飲食店での利用が多く、美容サロンは公式アカウント全体の10～13%程度に留まっている状態です。
つまり、競合のサロンに対して、いち早くLINE公式アカウントと予約システムを取り入れることは、サロン経営にアドバンテージが得られるということでもあります。
顧客からスムーズに予約を受け付け、さらにメッセージを通じたコミュニケーションによってリピーター率の向上がはかれます。
いきなりシステムの導入に踏み切るには不安があるという場合は、試用期間や無料プランがある予約システムを選ぶことで、実際に触れて効果を試すことができます。
LINEと連携できる美容サロン向けの予約システムを利用すべきメリット
美容サロンがLINEと連携できる予約システムを利用すると、以下の5つのメリットが得られます。
1.LINEから簡単に予約できるので、予約完了までのハードルを下げやすい
LINE連携ができる予約システムなら、日常的に利用しているLINEから手軽に予約ができるため、見込み客はもちろん、既存顧客もリピートしやすくなります。
予約までの手順がWebサイトやクーポンサイトよりも少なく、予約に対する心理的ハードルを下げられるので、「予約しようと思ったけれどやめた」という顧客の取り逃がしを少なくできます。
2.予約のリマインドによってうっかり忘れや無断キャンセルを減らせる
LINEのメッセージ機能を使って顧客に予約をリマインドすることで、予約当日にうっかり忘れていたり、無断キャンセルされる数を減らすことができます。
また、事前に予約があることをリマインドすることで、顧客が予定を組みやすくなり、利便性の向上ができます。
3.顧客の傾向を分析し、経営に活かすことができる
顧客管理システムを通じて顧客の傾向を分析できるので、経営判断に活用できます。
サロン全体はもちろん、顧客個人の傾向を分析し、クロスセル、アップセルにつなげて、美髪グッズや消耗品の購入を効率的に促すことで、顧客数の増加以外の部分で売上の向上が可能です。
4.予約管理にかかるバックオフィス業務を軽減できる
予約システムに搭載されている予約台帳機能によって、自動的に予約の空きを管理して受付をしてくれるので、予約管理にかかる人的コストを削減できます。
予約と売上の管理を一括で処理してくれる経理システムを搭載している予約システムなら、経理の負担も同時に軽減できます。
5.LINEはプッシュ通知の開封率が高い
LINE公式アカウントからの通知に対する開封率は、当日中と回答する人が8割以上で、メルマガやSMSと比較すると高い数値と言われています。
季節ごとのキャンペーンなどの通知を行ってリピーターの獲得につなげたり、個別にカスタマイズしたメッセージでリピートにつなげていくことができます。
LINE連携できる美容サロン向けの予約システムの特徴的な機能
LINE公式アカウントと連携できる美容サロン向け予約システムは、システムによって搭載している機能が異なりますが、多くのシステムで以下の5つの機能が採用されています。
- 個別・一斉メッセージ機能
- 予約台帳機能
- スタッフ管理
- 決済機能
- 外部システムとの連携
予約システムによって、ほかにさまざまな機能がありますが、サロンの経営規模やスタイルにあわせて、優先したい機能と費用のバランスを考えながら予約システムを選ぶことが大切です。
基本的な4つの機能について、リザービアの画面を例に見ていきましょう。
1.個別・一斉メッセージ機能
顧客に対して個別にカスタマイズしたメッセージを送ったり、一斉メッセージを送信したりできます。
新しいメニューの追加やヘアケアグッズのセール、季節のご挨拶など、折々にメッセージを送ることで顧客に存在を訴求し、「そろそろ行こうかな」という意識を喚起できます。
また、前回の施術から一定期間が経過した顧客に対して、その後について気楽に相談して欲しいとメッセージを送ったり、施術の傾向からおすすめのヘアケアグッズを紹介するなど、リピート率の向上やクロスセルへの活用が可能です。
2.予約台帳機能
パソコンとスマホそれぞれで閲覧できるようになっているため、使いやすい方で確認・追加ができます。電話予約や会計時の次回予約もすぐに対応できるので、予約台帳を一元化できるのが便利です。
また、予約経路も一目でわかるため、流入が大きいチャネルがすぐにわかり、サロン経営に活かせます。
3.スタッフ管理
スタッフの顔写真や名前、プロフィールのほか、シフトや予約の管理ができます。
スタッフの指名対応などの細かな管理ができるので、「このスタイリストでなければ」という顧客にも柔軟に対応可能です。
4.外部システムとの連携機能
LINEのほか、Googleビジネスプロフィールと連携してGoogleマップから検索した見込み客を、直接予約画面へ誘導できます。
実際にGoogleで検索すると、以下のような画面遷移で予約まで進めます。
また、複数のクーポンサイトとも連携できるので、さまざまな経路から予約が入ってもダブルブッキングせずに予約を一元管理できます。
LINE連携できる予約システムの選び方
LINEと予約システムを連携することで使用できる機能やメリットについておわかりいただけたところで、続いてはLINEと連携できる予約システムを選ぶ際、どんなポイントに着目すればよいのかを見ていきましょう。
必要な機能が搭載されているかどうか
まず大切なのは、必要な機能が搭載されているかどうか、ということです。せっかく予約システムを導入しても、やりたいことができなければ意味がありませんよね。
何をシステム化したくて予約システムを導入するのかという目的を明確にし、それを満たす機能が搭載されているか、きちんと確認しましょう。
コストと機能が見合っているかどうか
予約システムは無料で利用できるものもありますが、利用料金が必要なものもあります。こういったシステムの利用料金は、高機能であればあるほど高額になる傾向が高いです。
そのため、必要ない機能まで多く搭載されていると、コストパフォーマンスが悪くなってしまうでしょう。前項で紹介したように、何を目的として予約システムを導入するのかを明確にし、必要な機能が揃っているシステムの中から、無理のないコストで利用できるものを探してみてください。
サポートがあるかどうか
新しいシステムの使い方がわからなかったり、利用に不安があったりする場合は、システム開発元のサポートが受けられると安心ですよね。システムの導入時はもちろん、導入後にもサポートやフォローが受けられるかどうかも確認しておきましょう。
LINEと連携できる予約システム5選を紹介
LINEとの連携機能がある予約システムはいくつかありますが、その中でも代表的なものを5つ紹介します。
ポチコ
出所：ポチコ公式Webサイト
ポチコはLINEと連携するだけで利用できるようになる予約システムです。無料プランはありませんが、30日間の試用期間があります。
登録操作は簡単で、LINE公式アカウントを作成してポチコにログインしたら、案内に沿ってLINE公式アカウントと連携し、管理者ツールから予約日時やメニューの設定をすれば利用できるようになります。
予約管理と顧客管理の他、リマインダー通知やGoogleカレンダーとの連携機能があります。
メリット：
LINE公式アカウントをそのまま予約窓口にすることができるので、新しいアプリをインストールする手間や操作性の不安感への心理的ハードルが低く、スムーズに誘導できます。また、利用料金が比較的リーズナブルなので、初めてのデジタルツール導入を検討しているサロンにおすすめです。
デメリット：
スタッフ登録やPOSレジ連携のようなバックオフィス機能はなく、予約管理と顧客管理に特化したシステムなため、本格的にさまざまな業務をシステム化したい方には、機能の不足を感じるかもしれません。
予約onライン
出所：予約onライン公式Webサイト
予約onラインも、ひとつ前で紹介したポチコと同じように、LINE上に予約窓口を作ることができる予約システムです。
メリット：
予約受付・管理の他、リマインド機能があり、LINE公式アカウントの機能もそのまま利用できるため、ショップカードやクーポンの発行をすることもできます。
デメリット：
管理パネルはパソコンのGoogle Chrome向けに開発されています。スマホやタブレットからも使用できますが、動作の保証はされていません。
1店舗ごとに契約が必要になり、都度初期設置料11,000円と導入設定料11,000円がかかります。そのため、複数の店舗を展開していると導入費用が高額になり、ほかのシステムと比較すると割高に感じることがあります。
RE:RE
出所：RE:RE公式Webサイト
RE:REは美容室・サロンや治療院、ヨガスクールやジムなど、多業種の利用に向けた予約システムです。LINEから予約受付をできるようになる他、クーポンサイトとの連携やオンライン決済、メニューと使用機器の紐づけ、電子カルテ、物販販売など、美容業界にとって便利な機能が揃っています。
無料プランはありませんが、無料トライアル期間がありますので、問い合わせてみてください。
メリット：
予約管理や顧客管理のほか、電子カルテ機能や店舗で販売している商品の登録、販売機能があり、顧客のアップセル、クロスセルに活用できます。また、使用している機器との紐付け機能があるため、サロン内の機器の予約管理も可能です。
デメリット：
比較的月額利用料金が高めの予約システムなので、小規模サロンには負担になる可能性があります。
tol（トル）
出所：tol（トル）公式Webサイト
tol（トル）はタブレット・スマホから予約サイトを作成できる予約システムです。ネットでの予約受付・管理と事前決済、メール送信機能などが利用できます。
メリット：
スマホやタブレット向けのアプリから運用できるため、アカウントの開設から予約管理まで、パソコン不要でできます。
ネット予約や予約管理機能、決済機能、予約ページのQRコード生成などは無料で利用できるため、最小限の予約受付から始めたいサロンにとっては、初期費用を抑えて利用できるメリットがあります。
デメリット：
予約はパソコンからでも可能ですが、店舗側の運用はタブレット・スマホからのみしかできません。また、複数のスタッフを管理したり、指名したり、売上管理や複数店舗を一括管理する機能は、現在リニューアル中で新規利用の受付を停止しています。
LiME
出所：LiME公式Webサイト
LiMEは美容室のカルテ管理がスマホでできる電子カルテアプリに、予約管理や店舗ECなどの機能が盛り込まれたシステムです。
メリット：
美容師が企画設計し制作したため、「美容師目線での使いやすさ」では他のアプリと一線を画していると言えるでしょう。また、店舗アカウントだけでなく、スタッフ各自の個人アカウントとの連携もできるため、スタッフを指定した予約にも対応しています。
また、美容師紹介サービスSTEKiNAへの掲載割引を利用することで、格安でフル機能の利用ができます。
デメリット：
電子カルテ機能は顧客1人につき5枚まで無料で利用できますが、月5件以上のネット予約やLINE連携は有料プランの契約が必要です。
美容サロンの予約数を伸ばすLINE連携ができるリザービアの特徴
美容サロン向けの予約システム「リザービア」は、LINE連携ができるだけでなく、簡単な操作性で扱いやすく、美容サロン向けの機能がそろっています。
外部サービスから予約につなげられる連携機能が豊富なため、集客に役立てることができます。具体的な機能や集客に活かす方法を確認して、リザービアの導入を検討してみてください。
予約台帳機能で予約受付・売上を一括管理できる
リザービアは、パソコンやタブレットだけでなく、スマホからでも手軽に予約受付・管理できる予約台帳機能が魅力です。また、シンプルな画面で直感的に操作でき、お客様やスタッフが使いやすい予約システムになっている点が特徴だといえます。
お客様の予約履歴から、過去の施術内容についてもスタッフ間で簡単に共有できるので、お客様にとって満足度の高いサービスの提供に役立つでしょう。
予約台帳機能については、以下の記事も参考にしてください。
導入レクチャーからアフターフォローまで充実したサポート体制
リザービアでは、導入直後にサロンアドバイザーによる研修が行われます。理想の店舗づくりのヒアリングをはじめ、システムの利用方法や運用提案まで、「集客できるお店」を実現できるようしっかりとレクチャー。
さらに、運用状況の確認や今後の運用促進に向けた提案など、丁寧なアフターフォローと充実したサポート体制が整っています。
外部サービスとの連携機能で予約の利便性を向上
リザービアでは、LINE以外にもGoogleで予約やポータルサイトなど、外部サービスと連携できるオプションが豊富です。
幅広いお客様に利便性の高い予約方法を提供できるので、予約数のアップにつなげられるでしょう。予約台帳機能があるので、あらゆる経路の予約方法はシステム上で一括管理できる点も魅力です。
まずは資料をご覧ください
LINE連携できる予約システムを活用して、効率的な集客やリピーター獲得につなげていこう！
国内ユーザー数が9,700万人（2024年3月末時点）でメッセージの開封率が高く、無料で利用できるプランもあるLINE公式アカウント。店舗業務の効率化に悩む事業者の方には、LINEと連携して予約業務を効率化し、集客力のアップを目指せる予約システムの導入がおすすめです。
美容サロン向けの予約システム「リザービア」は、LINEやGoogleと連携できるだけでなく、セグメント別に細かい設定ができるクーポン機能やメッセージ配信機能などの豊富な集客機能で、売上アップに貢献します。
業務の効率化と効果的な集客を目指している方は、リザービアの導入を検討してみてはいかがでしょうか？
