ネイルサロンを開業してみたものの、集客がうまくいかず、困っているという方も多いのではないでしょうか。
近年ではネイルサロンの需要は高いものの、需要を上回る数の新しいサロンが増えて飽和状態を迎えていることから、集客がうまくできなければ市場に残ることが難しいと言われています。
そこで今回は、ネイルサロンに有効な集客の方法と成功させるポイントを解説。これまでの集客を振り返り、どの部分が誤っていたのかを見つけ、改善を図りましょう。
まずは資料をご覧ください
目次
ネイルサロンが集客に抱える現状の悩み
まずはネイルサロンが集客に抱える現状の悩みについて見ていきましょう。これまで集客を試してみたものの、あまり効果が見られなかったという方は、改善点を見つけるきっかけにお役立てください。
新規顧客獲得
近年は、ネイルサロンの需要が高まったことで次々とサロンが増えた結果市場が飽和状態にあり、新規顧客の獲得が難しくなっています。
そのような状況を知らずにいると、競合店との差別化を図れるサロンの強みやアピールの方法がうまく行えず、新規顧客が獲得できずに悩む人が多いようです。
そもそも集客とは、新規顧客・リピーター獲得と大きく二つに分かれており、それぞれがつながっています。そのため、新規顧客の獲得ができなければリピーターの獲得は不可能です。
それぞれの層を増やすとしても最初は新規顧客の獲得が大切であり、この部分にどのようなアピールをするかが重要と考えられます。
サロンのアピール
集客に悩む人の中には、あらゆる集客の方法を使っていても、実はサロンをうまくアピールできておらず、結果につながっていないことも多いです。
集客はお客様へ「どのようなサロンであり、どのような強みを持って経営しているのか」を伝えた上で行うことが大切。
そのためには、後述する集客を成功させるポイントをもとに、自店の強みを見つけた上で集客を向上させましょう。
ネイルサロンの集客に有効な方法
ここからは、これまで集客を行ってきた人、また、はじめて集客を行う人へ、ネイルサロンの集客に有効な方法を紹介します。
それぞれの概要を押さえ、自店のアピールに活かせるものを把握し、さっそく使用してみましょう。
Googleビジネスプロフィール
Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供するサービスの一つで、Googleマップでの上位表示対策を行い、ネイルサロンの周辺にいるユーザーを集客へつなげる効果が期待できます。
Googleマップ上に記載する情報を充実させることを「MEO対策」と呼び、Googleビジネスプロフィールを活用する場合は以下の項目を記載する必要があります。
- サロン名
- 住所
- 電話番号
- 自社ホームページのリンク
リザービアではGoogleビジネスプロフィールについてまとめたページもあります。Googleビジネスプロフィールの概要や詳しい使い方、登録方法などはこちらをご覧ください。
Googleビジネスプロフィールと連携が可能な予約システム
XやLINEなどのSNS
X(旧Twitter)やLINEといったSNSを活用するのも効果的です。ただしこの場合、多くの競合も実施している方法のため、自店の強みをきちんと明確にしてから行うことで効果が期待できるようになります。
総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>」によると、LINEの利用率は全年代で94%と極めて高いことがわかります。
つまり、自店の強みがどの年代にも通用するものであれば、LINEのような幅広い年齢層が利用するSNSを使ってアピールする方法が効果的です。
SNSを活用するにあたっては、各SNSの利用層を調査し、自店のターゲットがいることを確認した上で利用することが大切といえるでしょう。
引用元
総務省:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>
自社ホームページ
自店を開業する際に、自社ホームページやブログの運営をスタートさせた人も多いでしょう。SNSやチラシなどと違って、サロンの雰囲気や使用する機器の概要、スタッフの人柄といった細部までを確認できるので、こちらも有効な方法の一つです。
ただし、多くの競合も実際に利用する方法であるため、より多くの集客につなげるためにも、さまざまな対策を行う必要があります。
その一つがSEO対策です。SEO対策とは、検索エンジンに上位表示させる方法のことで、きちんと対策しておくことで、「恵比寿 エステサロン」とユーザーが検索した際に、検索結果の上位に表示され、多くのユーザーにサロンを知ってもらう効果が期待できます。
SEO対策などについてはこちらのページでまとめているので、この機会にぜひご覧ください。
YouTubeチャンネル
YouTubeチャンネルを使っての集客も方法の一つです。文章や画像ではわかりにくい施術内容も、動画や音声などを用いて多角的にアピールすることができます。
先で紹介した総務省のデータでも、YouTubeの利用率は全年代で80%を超えており、特に10~30代は90%以上の利用率であることから、この年代をターゲットにしたサロンにはおすすめの方法です。
引用元
総務省:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>
ポータルサイト
ホットペッパービューティーなどのポータルサイトの活用もおすすめです。ホットペッパービューティーアカデミーの2023年の独自調査によると、「ネイルサロンの初回来店時の重視点」では多くの女性ユーザーが「口コミの良さ」を決め手にしていることがわかります。
ホットペッパービューティーのようなポータルサイトでは、各サロンの口コミも多く投稿されているので、活用によっては、以下のようにユーザーの予約までの行動をナチュラルに誘導する効果に期待できます。
- ポータルサイトで口コミを閲覧する
- 口コミの良さを確認する
- 興味が湧く
- 予約をする
なお、先の調査結果では、ほかにも「料金がリーズナブル」なこと、「友人・知人の口コミが良い」と同じように「ネット予約できる」ことも決め手となっています。
そのことから、上述したユーザーの動向をよりスムーズにするよう予約システムを導入し、24時間365日いつでもユーザーのタイミングで予約できるよう環境を整えるのもおすすめです。
ネイルサロンで働くネイリストとネイルをしたい利用者をつなげられる代表的なものに、「Nailie(ネイリー)」というアプリがあります。詳細は以下のページでまとめているので、ネイルサロンを開業した方は、ぜひチェックしてみてください。
引用元
ホットペッパービューティーアカデミー:美容センサス データブック
オフライン集客ツール
各SNSやYouTubeなどを積極的におすすめしましたが、これらを使用しない方が一定数いることもご存じでしょう。
インターネットで利用できるツール、いわゆるオンラインツールを活用しない方へアプローチする場合は、チラシやDM、看板の設置といったアナログタイプのものを併用することをおすすめします。
ただし、チラシをポスティングする場合は、紙媒体のため広告費や人件費がかかることも。
コストをかけたくない場合は、オンラインツールとの併用を心がけ、サロンの存在を知ってもらう目的で、集合住宅の入居者の出入りが多い3~4月や大型連休前など、時期を見て行うと良いでしょう。
ネイルサロン集客を成功させるポイント
ここからは、ネイルサロン集客を成功させるポイントを紹介します。これまで集客を試してきたものの、効果につなげられなかった方は、ぜひ今後の参考にしてください。
顧客ターゲットの明確化
集客を成功へと導くためには、自店の顧客ターゲットを明確にすることが大切です。そのことから、まずは自店の強みを洗い出し、来店してほしいお客様、つまりターゲットを決めましょう。
ターゲットを明確にできていない状態では、内容がぼんやりとしたアピールに留まってしまいます。そのまま集客を続けていても、お客様にサロンの強みや魅力が伝わらず、集客につなげることができないので、「どのようなお客様に向けたサロンなのか」を明確にしましょう。
適切な価格設定
次に、自店の施術が適正な価格であるかを確認しましょう。確認方法としては、競合が展開する施術メニューと類似したものをチェックしたり、市場調査をしたりするのがおすすめです。
競合と同じ施術メニューなのに高い価格では、わざわざ高い価格を支払ってまで来店したいとは思わないでしょう。
反対に低価格で施術を提供しても、「きちんと効果は出るのだろうか」と不安に感じるユーザーもいるため、自店の施術メニューの価格を見直し、大きくズレがある場合は適正な価格に設定し直しましょう。
ターゲット別に情報発信
SNSやYouTubeなどを閲覧しないユーザーが一定数いることを踏まえ、オンラインツールだけでの集客に限定せず、チラシやDMの配布、看板の設置といったターゲット別での情報発信も検討しましょう。
どれだけサロンの周辺に住んでいても、SNSといったオンラインツールを見ないユーザーの場合、サロンがあること自体気付かないことも。
多くのユーザーに知ってもらい、「自分に合うサロンかどうか」を検討してもらうためには、オフラインツールも併用しながら積極的なアピールを心がけましょう。
サロンの強みを具体化
最後に、サロンの強みを具体化しましょう。最新機器の導入により施術がスムーズにできること、自店に在籍するスタッフだからこそできること、自分だからこそ対応できることなどを今一度振り返ると、強みを具体化しやすいです。
具体化した強みは、どのようなターゲットに刺さるのか、需要があるのかを調査することで、求めるユーザーに届くアピールとはどのようなものかを洗い出すことができ、集客の方法も定まりやすくなります。
ブログやSNSからの集客には予約システムとの連携がおすすめ
ここまで紹介したさまざまな方法で集めた顧客をスムーズに予約へと誘導できれば、その集客効果を最大限に活かすことができます。
そこで、ブログやLINE、Googleと連携できる予約システム「リザービア」を紹介します。
さまざまな媒体との連携が可能な予約システム「リザービア」
リザービアはさまざまな媒体と連携できる予約システムなので、集客から予約への導線をスムーズにすることに役立ちます。
BMS機能でさまざまなポータルサイトとも連携し、先述したブログやLINE、Googleからの予約も含めて一元管理できるので、予約管理の手間やダブルブッキングの心配を軽減することができます。
専用の予約アプリ「サロンカード」やLINE連携機能では、専用アプリやLINEアプリから予約やクーポン、リマインド通知ができるため、リピータ―の囲い込みに便利。Googleビジネスプロフィールとの連携で、Googleのブラウザから直接予約へと誘導できます。
※LINE連携・BMS機能はオプションです。
まずは資料をご覧ください
リザービアの導入事例
予約システムの導入は、さまざまな集客方法を取り入れる方にこそおすすめです。その理由は、媒体それぞれを定期的にチェックしなくても、パソコンやタブレットなどで一元管理できるからです。
LINEやX(旧Twitter)、自社ホームページの問い合わせページをこまめにチェックしなくても、手の空いた時間などを使って簡単に確認・管理ができるので、業務効率化を取り入れながら集客効果に期待できます。
ここでは、リザービアを活用するまでに至った2店のサロンの導入経緯とその後の変化を中心に紹介。それぞれの事例に目を通していただき、この機会にぜひご検討ください。
la vela tokyo
銀座駅から徒歩2分という好立地にある、大人気のネイルサロン「la vela tokyo」は、“大人ニュアンスネイル”をテーマに、銀座・丸の内の都心エリアで働く女性を中心にさまざまなお客様から支持されているネイルサロンです。
「la vela tokyo」では、2021年8月より予約システムリザービアをご利用いただき、自社予約の実現と、大手クーポンサイトの無料化を実現しています。
リザービア導入後のメリットや効果について「予約台帳やカルテを紙から電子化したかったので、実現出来たことが良かった点です。特に電子カルテは、導入したことで、iPadで各席からカルテを見れるようになり、大変便利になりました。
また、お客様目線で見た際に、リザービアは予約がスムーズに進む点もポジティブに感じています。
数値的なインパクトとしては、予約システム導入時に目標としていた、大手クーポンサイトの無料化を今年(2023年)実現できた点が一番大きかったです。」とのことです。
銀座で大人気のネイルサロンが、大手クーポンサイトの無料化に成功した方法とは?
株式会社シーユー/Supervisor
二子玉川・梅田・枚方にある美容サロンを経営される「株式会社シーユー/Supervisor」では、もともとリザービアを使用する前に、別のWeb予約システムを利用していたそうです。
しかし、お客様から現在の予約アプリは使いにくいといった声が非常に多く届き、予約システムを切り替えることになったそうです。
リザービアへ切り替え後は、月の予約数が大幅に増え、多いときでは約2倍ほど増加したときもあったそうで、切り替えて良かったとお話いただきました。
集客に悩むなら予約システム「リザービア」にお任せ
ネイルサロンに有効な集客方法は、SNSやYouTube、Googleビジネスプロフィールなど、さまざまなものがあります。
しかし競合店も同じように実践していることを考えると、集客効果を得るためには、自店の強みや来店してほしいターゲットを明確にし、その層に確実に届くアピール方法を考えることが重要です。
集客効果を高めたい方、専門家からサポートを受けながら経営を軌道に乗せたい方は、ぜひ予約システム「リザービア」をご活用ください。
集客に必要なノウハウを提供しながら、手厚いサポートで貴店を手助けいたします。