ヘア・エステ・ネイルなどの美容ジャンルで、自宅サロンを開業したいと考えている人も多いことでしょう。自宅サロンは比較的コストを抑えて開業できますが、集客や経営をうまくやらないと成功できないこともあります。
そこで、成功のポイントや成功例を知ることが重要です。コツを押さえて人気店を目指しましょう。
失敗例も知りたい人は、下記の記事をチェックしてください。
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目次
自宅サロンの集客・経営を成功させるポイント
自宅サロンの集客や経営を成功させるためにはどうすればいいのでしょうか。6つのポイントについて解説します。
1. コンセプトやターゲットを決め、適切な宣伝を行う
まず、どんなサロンにするのかというコンセプトや、どんなお客様に来てほしいかというターゲットを決めます。自宅があるエリアの特徴や、近隣住民の属性などを理解することが重要です。
コンセプトやターゲットが定まったら、それに合うように宣伝を行いましょう。
自店のウリや強みをアピールしよう
サロンの宣伝の際には、得意な施術メニューやこだわりなどをアピールすることが大事です。特に競合がある場合、差別化しないとなかなか自店を利用してもらえません。
2. 積極的に情報を発信する
自宅サロンは小規模なサロンといえど、ビジネスと割り切り、自分の顔写真や所在地、店内写真など出せる情報は惜しみなく出すことも大切。なぜなら、秘匿性が高すぎると不安を感じて利用してもらいにくいためです。
集客方法は後述しますが、ホームページやSNS、チラシなどを活用するとよいでしょう。
3. リピーター育成に力を入れる
長く続くサロンにするため、集客では、新規よりもリピーターを増やすことが重要です。はじめの頃は新規集客に力を入れるべきですが、初回来店時に自店のファンになってもらい、リピートしてもらえるような工夫を行いましょう。
具体的には、顔と名前を覚えて積極的にコミュニケーションを取る・真摯に向き合ってていねいに対応する・お礼メールや誕生日DMを送るなどです。
4. 広告に費用をかける
自宅サロンは開業費用を抑えやすいため、浮いた分のお金を広告費として投資し、宣伝に力を入れましょう。宣伝が足りないと客数や売上に伸び悩み、成功が遠のいてしまいます。特にはじめの3ヶ月程度は、集客に費用を投入してください。
5. 利益率の高いメニューを取り入れる
自宅サロンでは、技術に自信がなかったり、高くすると来てもらえないのではという不安があったりして、低価格にしすぎる人も多いです。
しかし、利益を上げるためにはサービスの安売りをしないことも重要。全メニューとはいわずとも、ぜひ高利益のメニューを導入してみてください。
そして、ロゴやショップカードなどを作成してブランディングを行い、自店や自分自身の価値を高めましょう。
6. 経営者であるという自覚を持つ
自分は美容サービスを提供する施術者であると同時に、どんなに小さな店であっても「経営者である」という意識をしっかり持ってください。
技術の向上も必要ですが、売上・利益率・リピート率・顧客満足度などを考え、経営に関する勉強をしましょう。いつまでに◯◯(数値)を達成する、というような具体的な目標(ゴール)を決めることも重要なポイントです。
自宅サロンの成功事例
ここで、自宅サロンの成功例を取り上げます。
沖縄県で自宅サロンからスタートして、人気リゾートホテル内に出店するまでに成長したリラクゼーションサロン。
警察官をしていた女性が、タイ式マッサージの資格を取って自宅サロンを開いたのち、経営者にシフトしてリゾートホテルでサロンを運営しています。
引用元
自宅サロンが成功するためにやるべきオンラインの集客方法
次に、自宅サロンにおすすめのオンラインの集客方法を紹介します。
ホームページ・ブログ
ホームページやブログを作成し、自店の紹介や宣伝を行いましょう。店舗の基本情報を掲載するのはもちろん、店の雰囲気に合うデザインにすることも重要です。
SNS
次に、SNSを活用する方法です。画像や動画をメインに、文章を添えて投稿できる「Instagram」や、全角140文字を上限に文をメインで投稿する「X」(旧「Twitter」)、友だちになるとメッセージの交換などができる「LINE」などを使い、情報発信を行いましょう。
Googleビジネスプロフィール
「Googleビジネスプロフィール」は、店舗情報をプロフィールとしてまとめられるツール。Googleが提供しているため、Google検索やGoogleマップ検索で上位表示されやすいことが特徴です。
無料で使えて、Googleで店探しを行うユーザーも多いので、ぜひ登録して活用してください。口コミをもらったら返信するなどの対応も重要です。
クーポンサイト
エリアやターゲット層によっては、ホットペッパービューティー・楽天ビューティ・minimo(ミニモ)などのクーポンサイト(ポータルサイト)も有効でしょう。ただし、他店の情報も目に入りやすいため注意が必要です。
Web広告
SNS内で出せる広告やリスティング広告などで宣伝する方法もあります。地域を限定して出稿できるので、インターネットを利用するターゲットの目に入りやすいでしょう。
自宅サロンにおすすめのオフラインの集客方法
つづいてはオフラインでの集客方法の例です。
看板
看板には、家の前に立てるタイプや玄関ドアにかけるタイプ、大規模なものでは駅前など人通りの多い目立つ場所に設置する方法もあります。自宅サロンなので、他の集客方法と組み合わせることも考え、費用を割ける範囲で用意しましょう。
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チラシ
チラシを作成し、手渡しや掲示、設置、ポスティングなどで配布するのもよいでしょう。比較的高年齢層に響きやすい方法ですが、地域の人に来てほしい自宅サロンでは店の認知度を高める効果が期待できます。まずは店の存在を知ってもらうことが大切です。
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地域情報誌・フリーペーパー
チラシと同様に地元での認知度向上に役立つのが、地域情報誌や対象エリアを絞ったフリーペーパーです。掲載費用がかかることが多いですが、無料で載せてもらえるケースもあるので、ぜひ活用してみましょう。
既存顧客の紹介・口コミ
口コミは、オフラインとオンラインの両方あります。既存顧客にリアルで口伝えで広めてもらい、家族や友人などを紹介してもらったり、インターネット上に投稿してもらったりして、自店の評判を上げましょう。
既存顧客の紹介は、費用がかからず助かるもの。特典を用意して、積極的に紹介してもらうのもよいでしょう。
自宅サロンの経営成功には「リザービア」の導入もおすすめ
自宅サロンを成功に導くためには、美容サロン向けの予約システム「リザービア」の活用もおすすめです。リザービアは、予約管理・顧客管理・データ集計・集客と、幅広いサロン業務を効率的にサポートします。
リザービアの便利な機能の例を以下で見ていきましょう。
Googleからそのまま予約できる「Googleで予約」
集客におすすめのリザービアの機能の1つ、「Googleで予約」。Googleビジネスプロフィールとリザービアを連携させることで、プロフィールに予約ボタンを設置できるので、検索から予約までの流れがスムーズです。
見た人に興味を持ってもらえるよう、Googleビジネスプロフィールの内容を充実させることも重要なので、店舗の基本情報や写真などをしっかり入力・投稿してください。
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専用アプリやLINEで予約の受付ができる
専用予約アプリ「サロンカード」やLINEアプリからの予約受付も可能です。過去の履歴からの予約・クーポンの配信・スタンプカード・口コミなど機能性も高く、顧客の囲い込みに活躍してくれるでしょう。(※LINE連携予約はオプション)
来店時に登録をうながし、ぜひリピーターの育成に役立ててください。
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Google・アプリ・クーポンサイトなどからの予約を一元化
Google・アプリ・自店のホームページ・クーポンサイトなど、予約経路が多いと管理が煩雑になりがち。そこで、オプションの「BMS」を使って一元管理することが可能です。
複数の経路からの予約をまとめて自動管理できるので、ダブルブッキングや書き間違いなどのミスを防げるでしょう。
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自宅サロンの経営を成功させよう
自宅サロンは、認知度を高めたり、多方面から集客したり、利益のことも考慮した経営に努めたりすることで、成功できる可能性が十分にあります。はじめは小さなサロンでも、成功例のように、ゆくゆくは規模を拡大して経営することも可能かもしれません。
オンラインとオフラインの集客の両面から集客を行うとともに、しっかりとリピーターを獲得して成功につなげてください。
ぜひリザービアも導入して、集客効果を高めるとともに、施術以外のサロンワークを効率的に行いましょう。