「日本国内で美容師をしているから自分には英語力は必要ない」と考えている人もいるかもしれません。しかし、本当に必要ないかというと、あったほうがいい場面もあります。
なぜ英語を身につけたほうがいいのか、どんなときに役立つのかを押さえましょう。
また、美容師が接客中に使える英語のフレーズの例も場面ごとに紹介します。覚えておいて損はないので、ぜひ海外のお客様に対応するときは実際に利用してみてください。
目次
美容師にも英語力は必要？
美容師の仕事に英語は関係ないかといえば、そうとは限りません。
日本の美容文化は海外の観光客（インバウンド）から人気があり、特にアジア圏の女性は日本製の化粧品を買うほか、日本の美容サロンへ行くことを希望している人も多いです。
アフターコロナにより、コロナ禍に比べて訪日旅行者の増加が予測されるなか、インバウンドへの対応として美容師も英語を身につけておくとよいでしょう。
電話予約を受けるときの英会話
ここでは、外国人から予約の電話がかかってきた際の英会話の例文を見ていきましょう。
・「こんにちは、〇〇サロンにお電話ありがとうございます。□□（自分の名前）です。どんなご用件ですか？」
「Hello,thank you for calling 〇〇 salon. This is □□ speaking. How may I help you?」
・「ご予約はいつがよろしいですか？」
「When would you like to make an appointment?」
・「お名前とお電話番号をお伺いしてもよろしいですか？」
「May I have your name and phone number?」
来店したときの挨拶や受付のときの英会話
つづいて、外国人のお客様が来店したときの挨拶や受付の際に使える英会話の例文です。
・「ようこそ○○サロンへ。ご予約はされましたか？」
「Welcome to 〇〇 salon. Have you made a reservation?」
・「お名前をお伺いできますか？」
「May I have your name?」
・「上着とお荷物をお預かりいたします」
「I would like to take your jacket and baggage.」
席や椅子へ案内するときの英会話
施術へご案内するときの英会話の例文もチェックしましょう。
・「座席までご案内します」
「I will lead you to your seat.」
・「こちらにお座りください」
「Please take a seat here.」
・「少々お待ちいただけますか？」
「Could you wait for a moment,please?」
カウンセリングをするときの英会話
座席についたら、次はカウンセリングです。担当として自己紹介をする英会話フレーズと、英語でカウンセリングをする際の例文を押さえましょう。
・「こんにちは、はじめまして。私は本日施術させていただく□□です」
「Hello,nice to meet you. I’m □□ and I will be your stylist today. 」
・「本日はどのような髪型にいたしましょうか？」
「How would you like to have your hair done today?」
・「髪の状態を見せてください」
「Let me see your hair.」
・「ヘアカタログを見られますか？」
「Would you like to check a hairstyle catalogue?」
一緒に覚えておきたい単語を紹介
カウンセリング時などに使えて、覚えておくとよい英単語もチェックしましょう。
- カット cut
- カラー color
- 揃える trim
- パーマ perm
- ブリーチ bleach
- 頭皮 scalp
- 分け目 parting
- 前髪 bangs（米）/fringe（英） など
施術中の英会話
ここからは、施術中の英会話の例文を紹介します。
・「カットクロスをおかけします」
「I’ll put a cape on you.」
・「首はきつくないですか？」
「Isn’t it too tight around your neck?」
・「どのくらいカットしますか？」
「How much would you like to cut?」
（アメリカでは長さをインチで示します。1インチ=約2.5cm）
・「この長さはいかがでしょうか？」
「How is this length?」
カラーやパーマのときの英会話
カラーやパーマをする際に使える例文には、以下のようなものがあります。
・「どんなカラーをご希望ですか？」
「What kind of color would you like?」
・「前回パーマをかけたのはいつですか？」
「When was the last time you got the perm?」
シャンプーをするときの英会話
シャンプーをするときに使える英語フレーズも押さえましょう。
・「これから洗面台にご案内します」
「I’ll lead you to the sink now.」
・「椅子を倒します」
「I’m going to recline the seat.」
・「もう少し上に上がってくださいますか？」
「Can you slide up a little bit?」
・「かゆいところはありませんか？」
「Is there any part you feel itchy?」
雑談やコミュニケーションで使える英会話
次に、雑談やコミュニケーションに利用できる英会話の例文です。
・「何か飲み物はいかがですか？」
「Would you like anything to drink?」
・「この後はご予定がありますか？」
「Do you have any plans after this?」
仕上げを確認するときの英会話
仕上げを確認するときの英会話の例文には、以下のようなものがあります。
・「いかがですか？」
「How would you like it?」
・「椅子を回すので後ろもご確認ください」
「I’ll turn the seat around and show you the back as well.」
・「何か気になる部分はございますか？」
「Is there anything that bothers you?」
お会計やお見送りをするときの英会話
外国人のお客様への接客の締めとして、お会計やお見送りをする際の英会話の例文も挙げます。
・「お会計は合計で●●円です。現金またはクレジットカードでお支払いをされますか？」
「Your total is ●●yen. Would you like to pay in cash or by credit card?」
・「またお待ちしております。本日はご来店いただきありがとうございました」
「I’m looking forward to seeing you again. Thank you for coming today.」
リザービアで海外のお客様にアピールしよう
美容室の運営には、インターネット上で予約を自動で受付・管理するシステムの導入もおすすめです。
なかでも美容サロンに特化した「リザービア」は、全国で5,000店以上もの導入実績を持つシステム。海外のお客様にアピールできる機能も備えているので、以下で紹介します。
Googleからかんたんに予約受付
リザービアには「Googleで予約」という機能があり、GoogleビジネスプロフィールやGoogleマップに自店の予約ページを紐づけて予約を受けることができます。
海外からのお客様はGoogle検索を利用して店を探すことが多く、Googleでは口コミが自動で翻訳される機能があるため、検索結果や口コミを見てその店を利用するかどうかを決める可能性が高いです。
そこで、Googleの店舗情報から予約につなげることができるようにしておくことが重要。リザービアを使えば、Googleでのインバウンド対策はばっちりです。
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Googleで予約
予約画面を外国語に対応可能
リザービア自体のインバウンド対策にもご注目ください。リザービアの「多言語対応」という機能では、予約画面を日本語だけでなく、英語・中国語（簡体字/繁体字）・韓国語・タイ語で表示できます。
英語以外にも対応しているため、リザービアを導入することで、海外のお客様にもスムーズにネット予約を利用してもらいやすくなるでしょう。
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多言語対応
英語を覚えて海外のお客様とコミュニケーションを取ろう
ターゲットや店の方針などにもよりますが、これからは美容師にも英語力が求められる時代です。今回紹介した英語のフレーズを覚え、海外のお客様とうまくコミュニケーションを図りましょう。
また、インターネットからの予約を外国語に対応させるには、リザービアが便利です。外国人のお客様も予約しやすいような機能をそろえているので、ぜひ活用してみてください。
