美容師が業務委託で働く4つのメリットを紹介!押さえておきたい注意点も解説

美容師が業務委託で働く4つのメリットを紹介!押さえておきたい注意点も解説
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美容師には、正社員やパートタイマー・アルバイトのようにサロンに雇用されるほかに、業務委託として契約する働き方もあります。しかし、「業務委託の美容師」という言葉は知っていても、どういうものなのか詳しくは知らない、という人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、正社員ではなく請負として働く、業務委託の美容師について解説します。働き方に悩んでいる美容師の方は、ぜひ参考にしてください。

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業務委託の美容師とは?

業務委託の美容師とは?

まず、業務委託の美容師とはどんなものなのかについて見ていきましょう。

正社員やパートタイマー・アルバイトの美容師は、サロンの従業員として雇われる形態で働きます。対して業務委託は、個人事業主としてサロンと契約を結び、サロン業務を請け負う形態の働き方です。

業務委託の美容師が請け負うのは、サロン業務のなかでも主に接客や施術といった、お客様の対応です。集客や在庫管理、事務作業や店内の清掃・管理などの業務は、美容室側が対応することがほとんど。

ただし、サロンと雇用関係とはならないため、労働基準法が適用されないことには注意しましょう。

業務委託の給料システム

業務委託の給料システムは、美容師が施術を行った売上の一部が報酬として支払われる形式です。報酬の割合は還元率(歩合率)と呼ばれます。

一般的な還元率の相場は40〜50%程度です。フリー客の施術は40%なのに対し、指名客の場合は50%といった具合に、複数の還元率を採用するサロンもあります。

サロンに社員として雇用される場合、基本的には固定給のため、個人で売上を増やしても収入は増えません。一方、業務委託では美容師個人の売上が収入に直結します。

業務委託・面貸し・シェアサロンの違い

フリーランスの美容師は業務委託以外にも、面貸し・シェアサロンなどを利用して働く方法があります。業務委託はサロンと契約し、業務を受託する形態ですが、面貸しやシェアサロンはサロンの一部を借りて施術を行うスタイルです。

面貸しとシェアサロンでも若干定義が異なります。面貸しはオーナーがサロンの一角を貸しスペースとして提供するサービスですが、シェアサロンはサロン全体が貸し出し用に分割されており、複数のフリーランスがシェアして利用するサービスです。

これらには歩合率や集客についていくつかの違いが見られるため、次からもう少し詳しく解説します。

集客の違い

業務委託と面貸しで顕著に異なるのは集客の違いです。

業務委託の場合、集客はサロン側が担当し新規顧客を順番に割り振る仕組みが取られています。自分の指名客がいなくても、ある程度安定して入客できるため、売上を確保しやすいのが特徴です。

一方、面貸しやシェアサロンは、自分で集客をしなければなりません。お客様が見つからなければ売上がゼロになる可能性があります。そのためSNSを活用して認知を増やしたり、公式LINEアカウントを使ってリピーターを増やしたりする取り組みが必要になるでしょう。

すでに顧客基盤を持っていたり、集客を自力で行ってでも自由な働き方をしたかったりする場合には面貸しやシェアサロンが向いています。一方、サロンに集客を任せて施術に専念したいなら、業務委託がおすすめです。

勤務体系の違い

業務委託の場合、一定のルールや枠組みのなかで働かなければならず、出勤日やシフトが指定される場合があります。

一方、面貸しやシェアサロンは、出勤日や営業時間を自由に設定できるのが特徴です。業務委託と異なりサロンのルールに縛られることはなく、自分で事業を運営する感覚に近い働き方を実現できます。

還元率の違い

業務委託・面貸し・シェアサロンの還元率の相場は以下のようになります。

  • 業務委託:40〜50%
  • 面貸し:60%程度
  • シェアサロン:100%

面貸しのほうが業務委託よりも売上に対して高い報酬を得られるため、魅力的に感じられるかもしれませんが、前述の通り集客は自分で行わなければなりません。

一方、業務委託は一見還元率が低く見えるものの、集客はサロンに任せられるため、施術に専念できます。指名客が増えれば還元率も高まるケースがあり、稼ぎやすい状態は十分に作れるでしょう。

なおシェアサロンは売上はすべて報酬として得られます。月額でレンタル料を支払う固定料金の方式が主流のため、売上が増えてもサロンに追加で売り上げに応じた手数料を支払う必要はありません。

業務委託・面貸し・シェアサロンの違いまとめ

ここまでに解説した業務委託・面貸し・シェアサロンの違いを、表にまとめましたのでご覧ください。

  業務委託 面貸し シェアサロン
概要 サロンと契約し、
サロンの業務を受託する
オーナーがサロンの一画を
貸し出しスペースとして提供する
サロン全体を複数のフリーランスで
シェアして使う
集客 サロンが集客を行い、
新規客を順番に担当できる
自分で集客する必要がある
勤務体系 サロンの規則に従い出勤
(シフトありの場合も)
営業時間を自由に設定できる
還元率 40〜50% 60%程度 100%
※歩合制ではなく、
固定費を支払うケースが多い
向いている人 サロンの集客力を活かしながら働きたい人 既存の指名客が多い人 SNSなどで集客力がある人
横にスクロールできます

この表を参考に、フリーランスの美容師としてどのように働くのが希望に近いか考えてみるとよいでしょう。

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業務委託契約を行うフリーランス美容師の数はどれくらい?

業務委託契約を行うフリーランス美容師の数はどれくらい?

内閣官房日本経済再生総合事務局が公表している「フリーランス実態調査結果」によると、日本のフリーランス人口は2020年で約462万とされています。また、日経MJはフリーランス美容師として働いている数は約83,000人と発表しました。

美容師は約50万人いると言われているため、フリーランス美容師は全体の約16%を占めています。フリーランスの増加要因は、副業を解禁する企業やマッチングプラットフォームの充実が挙げられます。

引用元
内閣官房日本経済再生総合事務局:フリーランス実態調査結果

「フランチャイズ」と「業務委託」で700店舗へと成長したAgu.グループ

Agu.グループは、年間来店者数410万人以上を誇る日本最大級の美容室グループです。2013年にフランチャイズ展開を始め、2022年の3月に700店舗を達成しました。

Agu.グループがこれほどまでに店舗を増やすことができた理由は、独自のフランチャイズモデルと業務委託形態での経営をしているからです。

業務委託契約を歩合制にしているため、費用対効果が高いです。業務委託形態での経営で成功している企業を見ると、重要性がわかります。

美容室の多様化が進んでいる

美容室の店舗増加にともない、競争率は高くなっています。美容業界で生き残るために運営の多様化が進んでいます。先ほど紹介した業務委託サロンもその一例です。そのほかにも、シェアサロン(面貸し)や美容室モール、訪問サロンを取り入れている美容室があります。

  内容
業務委託サロン 雇用関係なしで業務を行なう
シェアサロン(面貸し) 美容室の設備を貸す。
相手は主にフリーランス美容師
美容室モール 1つのフロアに個室を複数用意して経営。
さまざまなサロンを入れることができる
訪問サロン サロンへ行くのが困難な方へ向けたサービス。
自宅・施設・病院などで施術をする

美容師が業務委託契約で働く4つのメリット

美容師が業務委託契約で働く4つのメリット

美容師が正社員ではなく業務委託契約を選択する理由は、いくつかのメリットがあるためです。業務委託の働き方にはどんなメリットがあるのか、代表的なものを見ていきましょう。

1.比較的自由な働き方ができる

ひとつめに挙げられるのは、比較的自由な働き方ができるからです。サロンに雇用されて従業員として働く場合は、出勤日や勤務時間が決められています。対して業務委託で働く場合は、自分の都合に合わせて働く日や時間を決めることができます。

とはいえ、サロンによっては「1カ月で◯日以上出勤する」「一日のうち◯時間以上出勤をする」といった契約を交わすこともありますので、契約内容はよく確認しておきましょう。

2.複数のサロンと契約しても問題ない

従業員として働く場合、サロンによっては規定で副業や兼業が禁止されることもあります。しかし、業務委託契約はサロンに雇用されている立場ではないので、複数のサロンと契約しても規定違反にはあたりません。

また、労働法の関係で、兼業をすると一日の労働時間の規制を超えてしまうことがありますが、業務委託は労働基準法が適用されないため、労働時間の縛りもありません。

3.働けば働くほど収入が増える

業務委託の最大の魅力は、働けば働くほど収入が増える点です。

たとえば客単価6,000円、月間入客数130名、還元率45%のケースを考えてみましょう。この場合、報酬は以下のようになります。

売上:780,000円(6,000円 × 130名)
報酬:351,000円(780,000円 × 0.45)

入客数を増やしたり、客単価を上げたりするほど売上が高まり、報酬も増やせます。技術力や接客力、提案力などスキルを向上させていけば収入アップの可能性は高まるでしょう。

サロンに雇われる場合と比べると、実力主義の側面はありますが、努力しだいで収入の増加を見込める、やりがいのある働き方です。

4.ひとりのお客様とじっくり向き合える

基本的に業務委託は、アシスタントなどをつけず美容師ひとりで対応するため、カウンセリングから仕上げまですべてを担当します。接客のかけもちがなくなり、じっくりと時間をかけて丁寧に接客できるため、お客様満足度も向上しやすいと言えるでしょう。

美容師が業務委託契約で働く3つの注意点

美容師が業務委託契約で働く3つの注意点

ここでは美容師が業務委託契約で働く上での注意点を3種類紹介します。

1.収入が不安定になる可能性がある

業務委託は固定給ではなく、売上に応じた報酬を受け取る形式のため、収入が不安定になりやすい働き方です。確かにサロンが繁盛しており入客数が多ければ、安定した収入を得られます。しかし、ひとたび入客数が減少してしまうと、急激に収入が下がってしまいかねません。

フリー客に依存していては、安定した収入を確保するのが難しいため、指名客を増やす努力が必要です。技術や接客のスキルを磨きお客様に満足してもらったり、場合によっては自ら集客に取り組んだりすることも求められます。

2.研修や教育を受ける機会がほとんどなくなる

業務委託サロンで求められる美容師は、すでに一定の技術を持っていることが前提になるため、サロン側が教育の機会を提供するケースは少ない傾向です。スキルアップのためには、自らの意志でセミナーや勉強会に参加する努力が求められます。

ただ最近では、業務委託サロンの中にも勉強会を開催したり外部講師を招いたりする店舗も増えています。こうした機会を活用すれば、最新の技術を学べるでしょう。とはいえすべてのサロンが教育環境を整えているわけではありません。基本的にはスキルを磨くために主体的に学ぶ姿勢が求められると考えましょう。

3.確定申告や保険加入を自分で行わねばならない

業務委託で働く場合、確定申告や国民健康保険の加入などの手続きを自ら行う必要があります。サロンに雇用される場合、これらの手続きは会社が代行してくれるものですが、フリーランスは自分で対処しなければなりません。

健康保険の手続きを忘れると、病気やケガの際に高額な医療費を負担しなければならず、確定申告を怠れば所得税の未納につながるリスクもあります。

業務委託で働く場合には必要な手続きの知識を身につけておかないと、思わぬトラブルを招く可能性があるため注意が必要です。

業務委託の成功例:美容室『BLUE MOON』のケース

業務委託の成功例:美容室『BLUE MOON』のケース

業務委託での働き方を検討しているならば、埼玉県上尾市の美容室「BLUE MOON」の事例が参考になります。

オーナーの大村様は、サロン内のすべての美容師と業務委託契約を結び、それぞれの技術や個性を最大限に発揮できる環境を整えています。アシスタントをつけず、完全マンツーマン施術を採用し、使用する薬剤やメニューの設定も自由。美容師一人ひとりが自分なりのスタイルで施術できる点が大きな特徴です。

この成功事例を見れば、業務委託を活用することで、高い自由度を持ちながら自分の強みを活かして働くイメージを明確につかめるでしょう。

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業務委託はフリーランス美容師の働き方のひとつ

業務委託はフリーランス美容師の働き方のひとつ

業務委託は、フリーランス美容師の働き方のひとつです。

正社員として固定給で働く場合と異なり、売上を伸ばせば収入が直接増加する点が大きな魅力です。また面貸しやシェアサロンと異なり、業務委託ではサロンの集客力を活用できるため、比較的安定した働き方を実現できます。

ぜひ本記事を参考にして自身が業務委託を結んで働くべきかどうか、今後のキャリアをじっくり考えてみましょう。

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