脱毛サロンを開業したい、脱毛サロンで独立したい、そのような目標を持っている方は、開業後に失敗しないための情報を知っておく必要があります。
今回の記事では、脱毛サロンが開業後に失敗する原因と、失敗しないためにするべきことをご紹介します。
- 無料掲載のGoogleマップで集客
- 近隣店舗より目立つ予約ボタン表示
- リザービアご契約者様なら無料で利用可能
- 予約はリザービアで一元管理
目次
開業前に知っておきたい脱毛サロンで失敗してしまう原因5つ
脱毛サロンの開業で失敗してしまう原因を5つご紹介します。どれも脱毛サロンの経営をする上で重要なことなので、覚えておきましょう。原因を知っておくことで対策を練ることができ、リスクを回避できることでしょう。
1.集客ができない
脱毛サロンで失敗する最も大きな原因として、集客ができていないことが挙げられます。少ない顧客では十分な売上を得ることができず、収入よりも支出が増えた結果、サロンを維持することができずに失敗してしまいます。
サロンを開業したばかりの時は、認知度がありません。そのため集客が重要になります。集客を行わないサロンは、非常に稀でしょう。しかし、集客をしているにも関わらず、失敗する脱毛サロンも少なからずあるはずです。では、なぜ集客をしているのに失敗してしまうのか深堀していきたいと思います。
集客活動が少ない
集客しているにも関わらず、結果があまり出ない。これは、集客活動が少ないことが原因かもしれません。集客は、インターネットを活用したオンライン広告や街中の広告の他に、SNSを使った情報発信があります。
ひとつの集客手段よりも、複数の手段を用いた方が多くの方の目に留まります。チラシや広告は費用がかかりますが、SNSは無料で使用することができるものがほとんどのため、最低ひとつは活用するといいでしょう。
脱毛サロンの情報量が少なくてユーザーに伝わらない
脱毛サロンの中には、チラシや広告のほか、SNSも使用しているにも関わらず、集客できていないことがあります。このようなケースでは、サロンの情報がユーザーにきちんと伝わっていないことが考えられます。
脱毛サロンを探しているユーザーは、詳細な情報を求めています。サロンの所在地・お店の雰囲気・どういった従業員が施術をするのか・いくらの金額でどれほどの施術を受けることができるのかなど、できるだけ多くの情報を必要としているため、少ない情報量では利用してもらえないかもしれません。
サロン情報を掲載する場合は、できるだけ多くの情報を記載しましょう。
コンセプトが明確になっていない
広告を出している、SNSの情報発信もそれなりに多くしているもののサロンの予約がされない場合は、脱毛サロンのコンセプトが明確になっていない、もしくはユーザーがコンセプトを理解できていない可能性があります。
コンセプトが明確になっていない原因は、ターゲット顧客がバラバラになっていたり、サロン独自の強みを活かしきれていないことが挙げられます。
明確なコンセプトを決めるためには、伝えるべきターゲット顧客は誰なのか・なんのために脱毛サロンを始めたのか・独自の強みはなにか・大切にしていることは何かを考えましょう。
2.脱毛器選びで失敗してしまう
脱毛器選びの失敗とは、中古脱毛器やサポート体制が充実していない脱毛器を選んでいることが原因です。中古脱毛器の購入で起きるトラブルは、使用年数や回数などが分からないことです。もしも、年数が経った脱毛器を購入するとすぐに壊れてしまうかもしれません。またサポートの体制の充実は脱毛器で重要なポイントです。
メンテナンスの対応や経営サポートが充実しているとトラブルが起きた時にすぐに対応してくれます。脱毛器選びで失敗しないためには、中古品を避け、サポートがどこまでされるのかを確認しましょう。
3.価格設定で失敗
脱毛サロンの価格設定は、非常に重要なポイントです。競合の価格をただ真似したり、あいまいな理由で価格を決めてしまうと、自社のサービス内容に合っていない可能性があり、知らないうちに顧客が離れてしまうかもしれません。価格設定が重要な理由は、消費者が多くの選択肢の中からサロンを決めることができるからです。
大手の脱毛サロンは、独自の強みを活かして価格を設定しています。脱毛サロンを開業する場合は、これらの競合サロンと差別化した上で価格を決定するべきです。
4.サロンの資金や運営管理が不足している
顧客ばかりを意識しすぎて脱毛サロンの資金管理を疎かにしてしまい、失敗してしまうケースもあります。毎日の売上管理や従業員の給料、家賃などの経費を毎月把握していなければ、知らずに資金が底を尽きてしまうかもしれません。特に資金で注意しておくことと見直すべきものをご紹介します。
初期費用を余分にかけている
脱毛サロン開業には、さまざまなものを揃えなければいけません。
- 脱毛機器
- 物件の取得
- 内装などの工事
- 人を雇う場合の人件費
- 椅子等の設備
- 広告
- 消耗品
これらの費用の中で、どれかに余分な費用をかけているかもしれません。例えば、広告を多く出稿している、当初の予定よりも工事を追加するなどが挙げられます。事業は、スタートしてから軌道に乗るまで時間がかかるものです。目標売上が達成できないことを想定して、できるだけ資金を蓄えておくようにしましょう。
固定費が大きい
初期費用を余分にかけていることの他に、固定費が大きい可能性もあります。例えば、水道光熱費・材料費・通信費があります。なんとなく契約したサービスが実は高いといったことは、少なからずあります。材料についても高価なものばかりを使用しているといったこともあるでしょう。
さまざまなサービスや材料を見た上で契約、購入する方がいいかもしれません。
5.知識不足
最後に、知識不足により脱毛サロンが失敗するケースをご紹介します。
ここでいう知識とは、主に医療知識と経営知識です。まず、脱毛サロンを利用する方のなかには、単に施術を受けたいのではなく、毛に関する悩みを相談、解決したいと思っている方もいます。そのため、お客様の悩みや問題を聞き、解決できるプランを提案できるだけの知識が必要です。
そしてもうひとつ、脱毛サロンの運営には経営知識が必要不可欠です。経営知識が不足しているため、コンセプトの決定・集客・競合との差別化などがうまく行かず、失敗してしまうことがあります。経営知識を得るためには、セミナーなどの参加がおすすめです。
脱毛サロンで失敗しないためにやるべきこと5つ
これから脱毛サロンを開業したいと考えている方にとって、失敗は避けたいものでしょう。そこで脱毛サロンで失敗しないためにやるべきことを5つご紹介します。
- 認知拡大を図る
- ターゲット層と価格設定
- 費用を抑える
- 金銭管理の習慣をつける
- コンセプトに合う脱毛器を選ぶ
脱毛サロンを開業してからではなく、開業前のいまから取り組むことがおすすめです。そうすることで課題を減らして脱毛サロンを始めることができます。
1.認知拡大を図る
脱毛サロンを利用してもらうためには、まずユーザーにサロンを知ってもらわなければいけません。多くのユーザーに認知してもらうには、さまざまな手段を用いて認知拡大を図ります。認知を得るためにやるべきことを3つご紹介します。
SNSやウエブサイトの活用
情報社会の現代では、インターネットの活用がとても有効的です。脱毛サロンをアピールするために、SNSの登録やウェブサイトを開設しておきましょう。SNSでは主にムダ毛の悩みを持ったユーザーへ向けた情報を発信します。そうすることで、脱毛に興味があるユーザーやムダ毛で悩むユーザーの目に留まります。
ウェブサイトには、サロンの所在地やメニュー、施術内容、サロンの画像など詳細情報を記載しましょう。ウェブサイトは、ユーザーがサロンを利用するかどうかを判断する重要な役割を担っています。
チラシや広告の作成
認知を得るために、SNSやウェブサイトを活用するだけでは不十分でしょう。その理由は、脱毛に興味があるユーザーのすべてが、サロンアカウントやページに辿り着くとは限らないからです。認知を得るためには、強制力が必要です。
そこで取り入れるものが、チラシや広告です。これらを活用することで、脱毛にあまり興味を抱いていなかった潜在顧客や顕在顧客に、自身のサロンを知ってもらうことができます。
利用者とサロンを繋ぐポータルサイトに登録する
SNSや広告の他に、ポータルサイトに登録して、認知拡大やサロン利用者の拡大を図ることができます。ポータルサイトとは、インターネットにアクセスする際の玄関口となるウェブサイトのことをいいます。例えば、エステサロンの大手ポータルサイトであるホットペッパービューティーは、知名度が高く利用者が多いため、ユーザーに認知される可能性が高くなります。
2.ターゲット層と価格設定
ターゲット層を決めることは、脱毛サロンの方向性を定めるためにとても重要です。ターゲット層を決めた後は、ターゲットの特徴に合うサービス内容、採用する脱毛方法を考えます。メニューは、部位別の施術やセット料金を展開するといいでしょう。
3.費用を抑える
サロン経営では、無駄な支出をできるだけ抑えましょう。広告の出稿は特に注意が必要です。広告を出したからといって、広告費用以上の売上を獲得できるとは限りません。ウェブ広告に至っては、どこの媒体で出稿するか・費用形態によって効果が異なります。
その他にも、予約や顧客管理システムを導入することで、人件費を抑えることができます。しかし、費用を抑えすぎることも良くありません。例えば、脱毛機の費用を抑えようと、中古品を選ぶ方がいますが、あまりおすすめできません。
中古の脱毛機をおすすめしない理由は、保証が無く修理が自己負担になるからです。修理する箇所によって金額は異なりますが、数十万円の修理代がかかることもあります。脱毛器は新品の物を購入しましょう。
4.金銭管理の習慣をつける
サロン運営に必要なお金と売上を把握することで、経営戦略を練ることができます。そのため、日々の金銭管理は、経営で必須と言っていいでしょう。管理をするためには、売上台帳を作成しておきます。項目別で記入できるように分けておき、テンプレート化しておくことで、簡単に作ることができます。
また、売上台帳は確定申告の際に役に立ちます。確定申告は、正確な金額を申告しなければいけません。年間の売上や取引内容を後から全て揃えるようにすると、漏れが発生することがあります。正しい金額を申告するために、毎日記録を取っておきましょう。
5.ターゲットに合う脱毛機を選ぶ
脱毛機はどれを選んでもいいというわけではなく、それぞれ特徴があります。例えば、IPLやSHRなどの脱毛方式、1秒当たりに1発照射できる単発式と1秒あたりに2発以上の照射が可能な連射式、さらにパワーなどが脱毛機によって違います。
どういった悩みを持っている顧客を対象にサービスを展開するかを考え、ターゲットに合った脱毛機を選びましょう。
脱毛サロンを開業する手順
脱毛サロンを開業するまでの基本的な手順を7つ解説します。手順を把握することでスムーズに開業に向けての準備を行うことができます。
①コンセプトを決める
どんな脱毛サロンにするのか、どのようなサービスを提供したいのか、サロンの経営理念となるコンセプトを決定します。 ノートなどに自分の希望や理想などを箇条書きにしていくと、目指すべきサロンのイメージが固まりやすくなります。
②事業計画書の作成
サロン開業にあたって、銀行から融資を受けたり、各種補助金・助成金などを利用したりする場合は、事業計画書の提出が必要になります。①で決めたコンセプトをもとに、企業概要や経営方針、事業内容、今後の事業展開などを具体的に記載しましょう。
脱毛サロンで提供するメニューの価格なども、この時点で決定し、計画書に盛り込みます。
③物件探し
サロンを開業するための物件を探します。 立地が良い物件ほど顧客を集めやすくなりますが、そのぶん地代家賃は高くなりますので、開業資金とのバランスを考えながら適切な物件を見つけましょう。
④開業資金の調達
手持ちの資金だけでは開業資金が不足するという場合は、金融機関に融資を申し込んで資金調達をする必要があります。 また、補助金や助成金を利用すると、設備投資にかかる費用を節約することが可能です。
補助金や助成金の利用には一定の要件を満たす必要がありますので、開業資金の調達に使える制度と利用要件をしっかり確認しておきましょう。
⑤外装・内装工事の計画・施工
サロンのコンセプトや提供メニューに合わせて、店舗の外装・内装工事の計画を立てます。 レイアウトやデザインの選択、導入機器の決定などにはかなりの時間を要しますので、余裕を持って行動しましょう。
⑥広告宣伝の準備
外装・内装工事の竣工予定に合わせて、サロンの広告宣伝の準備をスタートします。 広告宣伝には、ポスターやチラシを使った告知、公式HPの開設、SNSを使った宣伝など、いろいろな手段がありますので、予算やニーズに合わせて選択しましょう。
⑦サロンのオープン、届出の提出
サロンをオープンしたら、開業届および青色申告承認申請書を提出します。 開業届は事業開始後1ヵ月以内、青色申告承認申請書は事業開始後2ヵ月以内に提出します。
それぞれ提出先は納税地の所轄税務署ですので、開業届と一緒に青色申告承認申請書も提出した方が手間を省けます。
集客に有効な予約システムの導入も検討しよう
公式HPやSNSなどを使ってお客様を集めた後、実際の予約につなげるためには、予約システムの活用がおすすめです。 予約システムを導入すると、お客様はインターネットを通じて時間や場所を選ばずに予約できるようになるため、新規顧客の獲得率アップを期待できます。
システムを利用した予約方法は複数ありますが、新規集客にはシェア率の高いGoogleや、画像や動画でサロンの魅力をアピールできるInstagramを使った予約を利用すると、より幅広いターゲット層を取り込むことができます。
一方、既存のリピート客にはサロンが開設しているLINEアカウントを友達登録してもらうのがおすすめです。 前回来店した日にちや利用したサービスなどの情報をもとに、LINEで再来店をうながすメッセージを送信したり、お得なクーポンを配信したりすれば、リピート客に効率よくアピールすることができます。
美容サロン業界No.1の予約システム「リザービア」なら、公式LINEやGoogle、Instagram、クーポンサイト経由の予約を簡単に一元管理することが可能です。
個人サロンから大手サロンまで、幅広いスタイルのサロンが使いやすいよう設計されたシステムですので、エステサロン開業の際は、ぜひリザービアの導入をご検討ください。
- 無料掲載のGoogleマップで集客
- 近隣店舗より目立つ予約ボタン表示
- リザービアご契約者様なら無料で利用可能
- 予約はリザービアで一元管理
脱毛サロン開業に失敗しないために日々の取り組みが大切
脱毛サロンの開業で失敗する原因と、失敗しないためにやるべきことをご紹介しました。開業する前と開業した後で共通して大切なことは、顧客獲得に向けた戦略と資金管理です。脱毛サロンで成功するには、日々の変化に対応していかなければいけません。
変化に対応するためには、日々の取り組みがとても重要になります。これから脱毛サロンを開業される方は、今回ご紹介した内容を参考に取り組んでみてください。