エステサロンに必要な利益率とは? 利益率を上げる6つのポイント

エステサロンに必要な利益率とは? 利益率を上げる6つのポイント
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エステサロンに限らず、経営において重要な指標の1つが「利益率」。利益率を考えずに価格設定や集客をしてしまうと、経営が立ちいかなくなる可能性もあります。そのため、適切な数値を知り、必要に応じて見直しや改善を行わなければなりません。

今回は、エステサロンの利益率の求め方や目安を解説し、利益率を高めるためにできることを紹介します。これからの経営に役立てていただければ幸いです。

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エステサロンに必要な利益率とは?

エステサロンに必要な利益率とは?

まずは利益率についての基本的な考え方と、エステサロンにおける利益率について押さえましょう。

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利益率とは?

利益率とは、「売上に対してどの程度の利益があるかという割合」を指します。なお、売上とは「事業活動によって入ってきた収益の総額」のことです。

利益率を細かく分けると、売上高総利益率(粗利率)・売上高営業利益率・売上高経常利益率(ROS)・売上高税引前当期純利益率・売上高当期純利益率(純利益率)の5種類があります。

原価率との違いとは?

原価率とは、「売上のうち原価が占める割合」のこと。原価とは、エステサロンの施術に必要な材料の費用や、宣伝にかかる広告費、スタッフの人件費などです。原価率が高いと顧客にとっては得ですが、サロン側は利益が少なくなってしまいます。

粗利率との違いとは?

粗利率とは、「粗利が売上高に対して占める割合」です。粗利とは、売上高から原価を差し引いた金額のこと。なお、「粗利率」という言葉は「利益率」と同義で使われることも多いです。

エステサロンの平均的な利益率とは?

個人経営のエステサロンでは、利益率の目安(平均)は15%程度といわれています。利益率の計算式は、利益(売上-経費)÷売上×100です。そこで、例として2つの利益率のシミュレーションを作成します。

【例1】
売上3,000,000円、経費2,600,000円の場合
(3,000,000-2,600,000)÷3,000,000×100=13.33…%

【例2】
売上5,000,000円、経費3,500,000円の場合
(5,000,000-3,500,000)÷5,000,000×100=30%

例1ではおおむね平均に近い利益率ですが、例2では平均の2倍程度です。エステサロンの経営において、利益率30%は十分見込める数字とされているので、ぜひ目指してみてください。

利益率をシミュレーションしてみよう

利益率をシミュレーションしてみよう

つづいて、テナントサロン(賃貸物件)と自宅サロンに分けて利益率をシミュレーションします。なお、各数字はあくまでも例として考えてください。

押さえておきたい固定費と変動費

シミュレーションをする前に、経費を大別した際の「固定費」と「変動費」について理解しましょう。

固定費とは売上に関わらず固定でかかる費用のことで、家賃・通信費・人件費などです。一方、変動費とは売上に応じて増減する費用のことで、材料費や消耗品費などが該当します。

テナントサロンの場合

まずはテナントサロンの場合です。売上2,000,000円、固定費1,000,000円、変動費500,000円として利益率を計算してみましょう。

(2,000,000-1,000,000-500,000)÷2,000,000×100=25%

このシミュレーションでは、利益率が25%という結果になりました。

自宅サロンの場合

つづいて、自宅サロンの場合です。売上800,000円、固定費350,000円、変動費200,000円として利益率を計算してみましょう。

(800,000-350,000-200,000)÷800,000×100=31.25%

この場合の利益率は31.25%です。十分狙える数字なので、目標として参考にしてください。

エステサロンの利益率を上げる6つのポイント

エステサロンの利益率を上げる6つのポイント

ここまでの内容を踏まえて、エステサロンの利益率を上げるにはどうすればいいのか、ポイントをチェックしましょう。

1. 経費削減を目指す

利益率を高めるためには、出費を抑えることが大きなポイントの1つです。コストの見直しや無駄遣いのチェックなどを行いましょう。

家賃を抑えることは難しいですが、通信費のプランを変更したり、使用する消耗品を再考したりと、経費削減のためにできることはあるはずです。

2. 新規客を呼び込む

利益を増やすためには、顧客の存在も欠かせません。新規客を呼び込むために、サロンやターゲット層に合った集客を行い、これまで来たことのない顧客に来店してもらいましょう。

集客の方法にはさまざまなものがあるので、ターゲットの属性や立地なども考慮しつつ、チラシ・SNS・クーポンサイトなどを活用してみてください。

3. リピート率を上げる

安定した利益を得るためには、新規ばかり集めるのではなく、既存客へのアプローチによりリピート率を向上させることも大切です。リピーター集客は、新規客の集客に比べて広告費を抑えられ、客単価も上がりやすくなります

先端メニューの導入・DMの送付・SNSの投稿やメッセージ送信などで既存客に自店の魅力や最新情報をアピールし、再来店につなげましょう。

4. 客単価を上げる

メニューの追加や見直しなどをして、客単価を上げることもポイントです。セットメニューでお得感を出す・顧客のニーズをもとにしたオプションメニューを展開する・季節限定メニューを作るなどして、顧客の興味を引き、利用をうながしましょう。

季節限定メニューは、季節に応じて変化する顧客のニーズや悩みを考慮して用意するとよいでしょう。

5. 物販にも力を入れる

メニュー以外で売上を伸ばすには、物販に力を入れることも大事です。サロン専売品や自社のオリジナル商品を取り扱い、自宅で使えるスキンケア用品やボディケア用品などを販売して売上をアップさせましょう。

ただし、押し売りのようになってしまうと逆効果。顧客の悩みをヒアリングした上で、さりげなくすすめることがポイントです。

6. 作業効率を上げる

予約やカルテ管理などの手間がかかる作業は、専用システムを導入して効率を上げることもポイント。すべて手作業で行う場合に比べて時短になり、施術や技術向上などに充てられる時間が増えます

たとえば予約システムは、インターネットで予約を自動で受付管理できるものです。営業時間外でも予約を受け付けられ、手動で管理するときに比べてミスも起こりにくいなど、多くの導入メリットがあります。

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エステサロン向け予約管理システムとは?選ぶポイントや無料の予約システムも紹介

予約効率化も集客もリザービアにおまかせ

予約効率化も集客もリザービアにおまかせ!

前述した、インターネットで予約の受付管理ができるシステムの1つに「リザービア」があります。リザービアは美容サロン向けに作られ、全国5,000店舗以上の導入実績を持つ予約システム。エステサロンにとっても便利な機能が豊富です。

そこで、エステサロンの予約管理や集客に役立つリザービアの機能の一部を紹介します。

Googleで予約

「Googleで予約」は、GoogleやGoogleマップで検索した際に表示される店舗情報「Googleビジネスプロフィール」に予約ボタンを設置し、予約を受け付けられる機能です。

ビジネスプロフィールには店の所在地・電話番号・メニュー・写真などを投稿できるほか、ユーザーが口コミを投稿できる機能もあり、サロンを検索するユーザーの集客につながります。検索結果からそのまま予約までできるので、導線がスムーズで便利です。

Googleは利用者が多いため、リザービアの「Googleで予約」の導入後に予約数が226%も向上した店舗もあり、エステサロンにとっても見逃せない機能の1つといえるでしょう。

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Googleで予約

LINE連携予約

LINE連携予約とは、コミュニケーションアプリ「LINE」の自社公式アカウントで予約の受付管理ができるオプション機能です。

LINEは幅広い層の利用者がいるため、エステサロンのターゲットにもマッチしやすく、普段利用しているアプリで予約できることから、インターネットが得意でない顧客にとっても比較的ハードルが低いといえます。

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LINE連携予約

BMS

BMSとは、多数の予約経路からの予約を1つにまとめて一元管理できるオプション機能です。

予約窓口が複数あることは、顧客にとっては利便性が高いですが、サロンにとってはそれぞれ管理するのが大変。そこで、BMSで一括管理することで、予約管理に割く時間を減らせて業務効率が上がり、ダブルブッキングのような人的ミスも減らせます

クーポンサイト・SNS・ホームページなど、ネット予約の窓口を多く持っているエステサロンには、ぜひ利用してほしい機能の1つです。

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エステサロンの利益率は15%前後が目安ですが、30%以上も目指せる業界です。現在の利益率をしっかりと計算し、改善の余地があれば、今回紹介したポイントも参考にしながらできることから始めてみてください。

なお、エステサロンの運営には、集客や予約管理をまとめて行えるシステム「リザービア」がおすすめです。業務の効率化とともに利益率の向上にも役立つため、ぜひ導入を検討しましょう。

エステサロンでのリザービア導入について詳しく知りたい方は、あわせて下記ページをご確認ください。
エステサロン向け予約システム|リサービア

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