美容系サロンで使える集客方法には、SNSやブログ、チラシなどさまざまなものがあります。しかし、長期的に安定した集客を見込みたいのであれば、ホームページを制作、活用していくべきでしょう。
今回は、美容系サロンにホームページが必要な理由に加え、集客できるWEBサイト制作のコツおよび成功事例をくわしくご紹介します。
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目次
ブログやSNSだけじゃダメ? 美容系サロンにホームページが必要な3つの理由
ブログやSNSのほうが手軽ですし、見ている人も多いので、集客に活用できるのではないかと思う方もいるでしょう。
なぜ、美容系サロンにホームページが必要なのでしょうか。ここでは、美容系サロンにホームページが必要となる理由をくわしくご紹介します。
1. 情報を常時掲載できる|サービス終了の恐れがない
SNSの場合、いずれサービスが終了したり、サービスの規模が縮小したりする可能性があります。そうなると、これまでコツコツと書きあげてきた情報や顧客とのコメントやDMでのやり取り履歴がサービス終了とともにすべて消えてしまいかねません。
また、SNSではどんどん新しい情報が更新されていきます。これはSNSのメリットである一方で、情報が時間とともに流れてしまうため、知りたい情報を探しにくくなってしまうことがあるようです。しかしながら、ホームページであれば自ら閉鎖しない限り、サービス終了の恐れがありません。そのうえ、情報をつねに掲載し、保持することができます。
2. 伝えたい情報を一元化して伝えられる|コンテンツを自由に作成できる
ホームページではサロンが伝えたい必要な情報を見やすく、まとめて伝えられます。とくにお客様が知りたいとされる価格やメニュー、サロンの口コミといった情報を見やすく、わかりやすくまとめて提示できるという点は集客では非常に重要です。
SNSブログではある程度の型が決まっているので、入れたい情報をすべて入れるとは難しいでしょう。しかし、ホームページの場合は比較的自由に作成できるので、お客様が喜ぶコンテンツを自ら盛り込むことが可能です。
3. WEB集客の要になる|ブログやSNSのバックボーンに
集客できるホームページを作成することに力を入れることもよいですが、サロンのホームページをブログやSNSと組み合わせることで、WEBでの集客を一層太くできる可能性があります。
また、情報を蓄積し、作成のコツを押さえることで、検索からの流入が増えていく可能性もあるでしょう。作成のコツについては、次項でくわしく解説します。
集客できるホームページを作るには? 押さえておきたい7つのコツ
ホームページを作成することで、SNSだけでは網羅しきれないたくさんのメリットがあることがわかりました。つづいては、集客できるホームページを作るコツをくわしくご紹介します。
1. ポータルサイトと自社サイトはどちらがいい?
まずホームページを作るときに考えるのが、自社サイトとポータルサイトのどちらを活用すべきなのかということです。
ここでは、自社サイトとポータルサイトのメリット、デメリットをそれぞれ確認しておきましょう。
ポータルサイトのメリット・デメリット
そもそもポータルサイトとは、日本国内にあるほぼすべての美容サロンの基本情報が掲載されているホームページのことです。基本情報以外にも、そのまま予約できる機能も備わっていることがあります。そのため、パソコンが苦手な人でも、かんたんに作成できるのがメリットです。
ただし、ポータルサイトを利用するには毎月掲載料を支払う必要があるので、そのぶんの費用がかさみがちになってしまう可能性があります。また、お客様がポータルサイトを利用して予約をすると手数料が発生してしまうことがあるため、金銭的な部分がデメリットになってしまうでしょう。
参考記事:
自社サイトのメリット・デメリット
自社サイトは、その名のとおり自分でホームページを作ることをいいます。自分で作るので制作費を低価格で抑えられますし、自分の理想を形にしたサイトを作れる点もメリットです。
その一方で、パソコンのスキルがなかったり、パソコンの操作が苦手だったりすると、思い描いたサイトを作れないことがあるというデメリットがあります。その結果、結局ホームページ制作会社などに外注することになり、依頼時のコストが発生し、余計に費用がかかってしまうこともあるようです。
参考記事:
2. 作成の前にコンセプト・目的を決める
ホームページを制作するときには、まず制作するホームページのコンセプトを決めておきましょう。ホームページでは、集客だけでなくサロンの魅力を伝える必要があります。
目的やコンセプトを決めずにホームページを作ると、どんどん方向性がずれてしまい、最終的に自社のホームページがほかのホームページに埋もれてしまう可能性があるからです。しかし、コンセプトや目的を明確にしておくことで、作成の段階でブレないで済むでしょう。
3. ターゲットを選定する|コンテンツの内容を決める
次にホームページを作るときに必要なのが、ターゲットを決めることです。ターゲットとは、サロンに来店してほしい世代やタイプの人のことを示します。
どんな人にこのホームページを見てほしいか、どんな人にサロンに来てほしいかを明確にしておきましょう。そうすることで、ホームページで使う画像や雰囲気、コンテンツを明確にできます。
4. 自サロンの強みを洗い出す|競合店をチェック
ホームページをよりよいものにするためには、競合調査も重要です。競合とは、いわゆるライバル店のこと。ライバル店と同じようなホームページを作ってしまっては、集客につなげられません。
まずはライバル店のホームページを見つつ、自分のサロンで強みとなる点を洗いだしましょう。この点をアピールポイントにして、ホームページでPRすると、集客へとつなげられる可能性があります。
5. SEO対策をおこない検索上位を狙う|テキスト量・キーワードなど
ただホームページを作るだけでは多くの人の目に触れられず、どんどんほかのホームページに埋もれてしまう可能性があります。多くの人に自分のホームページを見てもらうためには、検索をしたときに少しでも上位にいることが理想です。
情報が少なかったり、テキスト量が少なかったりすると、なかなか検索で上位に上がってきません。そのため、上位を狙うために重要なSEO対策をしっかりとおこなっていきましょう。
やりすぎはNG! 読みづらいコンテンツにならないように注意しよう
SEOを意識しすぎるあまり、キーワードを入れ過ぎたり、テキストを少しでも長くし過ぎたりすると、逆に読みづらいコンテンツとなってしまいます。
読みづらければ、ホームページへのアクセス数や滞在時間が減ってしまいかねません。そのため、SEOを意識しつつも読みやすさのある文章を心がけましょう。
6. 有用な情報を掲載しよう|質の高い内容で満足感UP
集客ツールの核となるホームページでは、すべての情報を出し惜しみせずに公開するのがベストです。SNSと同じことが書いてあったり、情報が少なかったりすれば、せっかく見栄えが素敵なホームページであっても、見応えがありません。
すべての情報を出し惜しまずに公開した質の高い内容を掲載して、サイトを訪れたお客様の満足感をUPさせましょう。
7. セルフブランディングを意識する|サロンの雰囲気を伝える
自分でサイトを制作するうえで、最大の魅力となるセルフブランディング。せっかく自分でサイトを制作するのですから、ポータルサイトではなかなかできないことをしてみましょう。
たとえば、お店の情報だけでなくスタッフの情報も公開してみるなど、サロンの雰囲気も公開してみるのもおすすめです。サロンの雰囲気が伝わり、来店したいと思わせるような総合的な観点でブランディングをしていきましょう。
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集客に繋がるホームページとは? 成功サロンとポイントを紹介!
実際に、集客に成功したサロンは自社のホームページをどのように制作し、運営しているのでしょうか。
つづいては、お客様を呼び込むホームページを持つサロンとその運営ポイントをくわしくご紹介します。
coyen(コーエン)様
宮城県仙台にあるcoyen。数々のコンテストで入賞した経験をお持ちのご夫婦が運営しており、技術力がお墨付きの人気美容室です。ご夫婦ともに30代ということもあり、20代後半から40代のナチュラルヘアを好むお客様をターゲットとしています。
集客に成功したポイントは、SNS・ホームページの更新を定期的におこなったことです。スタッフが参加したコンテストのヘアスタイル写真を、こまめにSNSに投稿。また、ホームページでは、トップページに営業日と定休日が一目でわかるカレンダーを掲載しています。
coyen(コーエン)(※1)
参考事例:
AUQWA(アウクワ)様
リピーターが多い自由が丘の人気店AUQWA。髪へのお悩みを丁寧に解決してくれ、ライフスタイルに合ったヘアスタイルを提案してくれる人気サロンです。
集客に成功した秘訣は、スタッフの日常や美容コラムなどの情報をふんだんに掲載したこと。スタッフの日常を見せることで、親近感もアップしました。ホームページ内でゆっくりと滞在しつつ、来店したいと思わせるホームページ作りをしています。
AUQWA(アウクワ)(※2)
参考事例:
PERCUT(パーカット)様
男性専門のヘアサロンPERCUT。メンズに特化し、10~60代以上と幅広い年齢層をターゲットにしています。ビジネスマンのお客様が多い地域もあり、とにかく男性が居心地のよい点にフォーカスしました。
集客に成功した理由は、WEB専門の担当者を配置したことです。この担当者が、ホームページの作成・更新・SEO対策などをすべておこなっています。その結果、「下北沢 メンズ 美容室」というキーワードで、Googleで5位を獲得しました。
PERCUT(パーカット)(※3)
参考事例:
【OTOKO DESIGN】PREMIUM BARBER KOTOBUKI(オトコ デザイン プレミアム バーバーコトブキ)様
高い技術に定評があり、雑誌でも取り上げられる床屋さんで、ターゲットは、心部にお住まいの30~50代男性です。
ホームページでこだわっているのは、メインとなるターゲット層に刺さるサイト作り。シンプルかつわかりやすいホームページで、ターゲット層のお客様の心をつかんでおり料金設定などもシンプルでわかりやすいものとなっています。
【OTOKO DESIGN】PREMIUM BARBER KOTOBUKI(オトコ デザイン プレミアム バーバーコトブキ)(※5)
参考事例:
ブログやSNSと合わせて集客力UP! サロンに合ったホームページを制作しよう
最近は、更新のしやすさや手軽さ、使い方がかんたんであることからSNSのみで集客を検討される方もいます。しかし、集客の安定性や情報ソースを貯めておくという利便性から、ホームページを作成したほうが圧倒的に集客につながることもあるようです。
ホームページを制作するときには、コンセプトやターゲット層をあらかじめ決めておき、SEO対策をおこなったうえで、自分のサロンにマッチした方法を取り入れてみましょう。ホームページを導入すれば、効率よい集客を見込める可能性があります。
参考:
※1:coyen(コーエン)様
※2:AUQWA(アウクワ)様
※3:PERCUT(パーカット)様
※4:kilto(キルト)様
※5:【OTOKO DESIGN】PREMIUM BARBER KOTOBUKI(オトコ デザイン プレミアム バーバーコトブキ)様