コンビニより数が多いと言われる美容室やエステサロンにおいて、今後生き残っていくうえでブランディングは欠かせません。ブランディングは自社のイメージを明確にし、広く認知されることを目指します。
美容室やエステサロンに必要なブランディングとはどんなものか、メリットの解説と合わせてブランディングの方法もご紹介していきます。
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目次
美容室・エステサロンに必要なブランディングとは?
SNSやyoutube、tiktokなどのユーザーが増え続ける昨今、個人でも「ブランディング」を意識する時代となっています。では、美容室・エステサロンにとって必要なブランディングとはどういったものでしょうか?
また、なぜブランディングが重要なのか?ここではそんな疑問について解説していきます。
ブランディングとは|ブランドの価値を高めるマーケティング戦略
ブランディングとは、ブランド+ingで自社商品やサービスをブランドとして、一般に広く認識させるための施策をいいます。
自社商品やサービスがその企業ならではの特別なものであるというイメージを構築し、他社との差別化をすることがブランディングです。企業側がこう認識して欲しいというイメージと、ユーザー側が認識するイメージが一致することが大切です。
ブランディングの目的|競合企業との差別化・価格競争から抜け出す
美容室やエステサロンがブランディングをする目的は、ひとえに他店・他企業と差別化し広告費をかけずとも自社を選んでもらえるようにするためです。
お客様が他の店には目もくれずに自社を選んでくれれば、集客や宣伝などに割いてきた労力や資金をサービスの向上など、お客様の満足度を上げるために注ぐことができます。
ブランディングが重要な理由とは|美容業界での生き残り
他店との差別化として価格競争に参入してしまうと、やがて行き詰まってしまうことは想像に難くありません。そこでブランディングが重要になってきます。
「安いから」ではなく、あの店に行けば特別な気分を味わえるから、心地よい時間を過ごせるから、あの店でなければ・・・と思ってもらえば自然と差別化ができ、おのずとリピーターとして定着してくれます。
美容室・エステサロンがブランディング化するメリットとは?
美容室やエステサロンが生き残っていくために自社をブランディングできるかどうかが重要であることがわかりました。ここからはブランディングに成功することで得られるメリットについて詳しく解説していきます。
1. 価格競争から抜け出せる|客単価の向上
現代では、こだわりのあるものにはお金を惜しまず、こだわりのないものは安いもので済ませるという傾向があります。価格が高くても気に入ったものなら惜しまずお金を使う、という消費志向は特に女性や若者に多くみられます。
また、普段は倹約して暮らしていても「自分へのご褒美」など自分にとって特別なシチュエーションでは財布のひもがゆるむという消費傾向もあります。この「こだわり」に入るブランディングで客単価を上げ、売上を増やすことにつながります。
2. リピーターを増やせる|新規開拓のコストも回収
ブランディングに成功するということは、お店に愛着や信頼を持つお客様を増やすことです。
そのためブランディングすることはリピーターを増やすこととも言い換えることができます。
顧客を獲得するコストは、新規顧客へのアプローチが既存顧客の5倍と言われています。新規顧客を獲得するための広告費は、リピーターを多く獲得することで回収することが可能です。
3. 新規の顧客を獲得できる|紹介による集客
お店に愛着や信頼を持てば、自然と人に紹介したくなります。ブランディングすることで、口コミや紹介で新たなお客さまを獲得することにつながり、新規顧客を集客するための広告費といったコストを減らすことができます。
4. スタッフの満足度もUP|優秀な人材を確保
自社のブランディングに成功すれば、リピーターの確保などで売上のアップにつながります。その利益はスタッフに還元することができ、従業員の満足度もアップ。より優秀な人材が集まります。
また、すでに自社にいる優秀なスタッフが他店に引き抜かれることを防ぐことにもつながります。
ブランディング化の注意点|短時間で結果を出そうとしない
自社のブランディングに必死になるあまり、スタッフを置き去りにしては元も子もありません。ブランディングには優秀なスタッフが欠かせないからです。
誠実な接客を継続的におこなうなど基本も押さえつつ、長期的な目線でブランディングに取り組むことが大切です。
お客様の信頼をつかもう! ブランディングの方法を紹介
ここからはお客様の信頼をつかむための具体的なブランディングの方法を紹介していきます。是非取り入れて、リピーター獲得などブランディング成功への足がかりにしてみてください。
1. 明確なコンセプトを決める|店舗の目指すブランドイメージ
ブランディングには一貫したコンセプトが必要です。コンセプトがブレるようではお客さまに特別だと思ってもらうのは難しいでしょう。
自社のコンセプトがお客さまにきちんと伝われば、自然とそのコンセプトを求めるお客様がお店に定着し、ブランドイメージとマッチした顧客層の獲得へとつながります。
お客様に一番伝えたい・発信したいことは何かを決める
コンセプトに一貫性を持たせるためには、一番伝えたいことだけに絞るのがポイントです。コンセプトを明確にし、スタッフともしっかりと共通認識を持つことで接客にも迷いがなくなります。
一貫性のあるコンセプトがあれば商品の販売やサービス開発などもブレることがないため、お客さまに商品をおすすめしたり、サービスの提案も受け入れられやすくなります。
2. ターゲットを設定する
コンセプトの設定をするためには、ターゲットをしっかりと見定めることが重要なポイントです。集客したいのはどんなお客様か?年齢や性別、年収や興味のあることなどを想定しターゲットとなるお客様の像を具体的に描いてみましょう。
情緒的価値を高めて最高のユーザー体験を
ブランディングに欠かせないのはサービスや技術といった直接的なものだけでなく、情緒的価値の提供が欠かせません。お客さまは感覚的に財布のひもを締めたりゆるめたりすることから、心に訴えて「お金を払う価値がある」と思わせなければなりません。
そのために必要なのは「ワクワク」や「憧れ」、またはそれを利用することにステータスを感じるような、最高のユーザー体験を提供することが重要となります。
3. ブランディングを実行する
コンセプトとターゲットをしっかりと設定したうえで、ブランディングの施策にとりかかります。以下にブランディングの具体的な方法をまとめましたので、是非参考にしてください。
統一感のあるデザインの採用
ブランディングをするうえで意識したいのが「統一感」です。内装やお店のロゴ・名刺などデザインを統一することで、お店のイメージが決まります。
たとえばスタバや無印良品などは、雰囲気が〇〇(スタバや無印良品)っぽい!と表現されることがあります。このように一貫したデザイン性は、お店のイメージそのものとなりブランディングになります。
WEBブランディング|ホームページ・SNS
お店のイメージは内装やロゴだけではなく、初めてお店を知るお客様にもコンセプトを伝えなければなりません。それはつまり公式ホームページやSNSなど、多くのお客さまが目にし興味を持ってもらうためのWEBブランディングです。
美容室やエステサロンの予約管理システムを手掛けるリザービアでは、公式ホームページを作りこみブランディングに成功した実績が100件以上あります。
スタッフの接客力向上でリピート率UP
どれだけブランディングに力を注いでも、接客が悪ければリピートはしないでしょう。お客様にピッタリなメニューの提案や確かな技術といったハード面と合わせて、お客様を満足させて気持ちよくお帰りいただける接客を心がけることが、リピーターの獲得には欠かせません。
ブランディングでここにしかない美容室・エステサロンを作ろう!
たくさんの美容室・エステサロンの中で長く生き残っていく上で、ブランディングは欠かせない要素です。統一された雰囲気、質の高い接客や技術、一貫したコンセプトがブランディングするうえで必要となります。
ここまで紹介したことを参考にブランディングをおこない、オンリーワンの店づくりへとつなげていきましょう。
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