サロンの集客にLINEを利用している店舗もありますが、やり方がわからない・検討中という人もいるのではないでしょうか。まだ使っていない場合、ぜひ利用することをおすすめします。また、LINE集客では、LINE公式アカウントを活用するのがおすすめです。
今回は、LINE公式アカウントについて解説し、LINE公式アカウントでサロンの集客をするメリットや注意点をお伝えします。さらに、集客に役立つLINE公式アカウントの機能も紹介するので、前向きに検討してみてください。
まずは資料をご覧ください
目次
LINE公式アカウントとは?個人アカウントとの違い
LINE公式アカウントとは、企業や店舗向けのLINEアカウントのこと。通常のチャットに加えて、メッセージの一斉送信、クーポン配布、アンケートなどのビジネスに役立つ機能が使えることが特徴です。
無料から始めることができるので、コストが気になる人も使いやすいでしょう。
LINE公式アカウントでサロンの集客をするメリット
つづいて、LINE公式アカウントを通じてサロンの集客をするメリットを見ていきましょう。
LINEはユーザー数が多い
LINEは、月間ユーザー数が2023年6月末時点で9,500万人もいるアプリです。さらに、10代から65歳以上まで幅広い年代の人がまんべんなく利用しているため、サロンの顧客にも受け入れられやすいでしょう。
送信したメッセージをその日のうちに見てもらいやすい
LINEは多数のユーザーがいる上、日常的に利用する人が多いです。
サロンの公式アカウントからメッセージを送ると、受信する側に通知が届くので気づいてもらいやすく、メールのように埋もれづらいため、約8割のユーザーがその日のうちにメッセージを開封しているという調査結果も。
そのため、これまでメルマガを利用していたサロンにもおすすめです。
気軽にお客様とコミュニケーションが取れる
LINE公式アカウントは、通常のLINEと同様、顧客と1:1でのやりとりができます。メールより気軽にメッセージ交換しやすい点が特徴。また、電話と違って取り損ねることがなく、隙間時間に対応すればよいのも魅力です。
時間や場所を気にせず問い合わせができることから、お客様にも利便性を感じてもらいやすくなります。チャット機能を通じて予約を受け付けることも可能です。
お客様に合わせたメッセージを配信できる
LINE公式アカウントには、1:1のやりとりだけではなく、メッセージを一斉配信できる機能もあります。送信先を絞り込めるため、性別・年齢・居住エリアなど、お客様の属性に応じたメッセージを配信することも可能です。
ぜひサロンの最新情報やキャンペーン情報の伝達などに活用してみましょう。
LINE公式アカウントでサロンの集客をするときの注意点
LINE公式アカウントでサロンの集客をすることには、メリットだけでなく注意点もあります。利用する前に理解しておきましょう。
友だち登録をしてもらう必要がある
サロンがLINE集客をするためには、お客様とLINEでつながらなければなりません。そのためには、お客様にサロンのLINE公式アカウントを友だち登録してもらうことが必要です。
しかし、お客様によっては友だち登録に消極的な人もいるため、特典を用意するなど、登録をうながすための工夫が求められます。
細やかな対応が必要
LINEは手軽にコミュニケーションが取れるツールだからこそ、細やかかつ真摯に対応をしなければなりません。メッセージの文面を考える時間や、場合によっては何度も返信する手間も必要です。
返信忘れや対応漏れがないよう、対応する担当者や時間帯を決めるなどのルールを作って運用しましょう。
拡散されづらい
LINEには、InstagramやXといったSNSで用いられる「ハッシュタグ」のような拡散機能がありません。そのため、拡散してもらって新規のお客様を呼び込むというよりも、既存のお客様に向けた集客方法です。
QRコードを店内に設置したり名刺につけたりといった工夫をして、来店したお客様に登録をうながしましょう。新規のお客様向けの施策とあわせて運用するのがおすすめです。
予約の受付を自動化するには外部サービスが必要
LINE公式アカウントにはさまざまな便利機能が備わっていますが、予約を自動で受け付ける機能はありません。そこで、LINEでの予約受付を自動管理するためには、別途LINEと連携できる予約システムが必要です。
関連記事
サロンの集客に役立つLINE公式アカウントの機能
前でも触れましたが、ここからはLINE公式アカウントの機能のうち、サロンの集客に役立つものについて詳しく紹介します。
メッセージの一斉配信
メッセージの一斉配信機能とは、LINE公式アカウントを友だち登録してくれている相手に対し、メッセージをまとめて送れる機能です。
前述したように、送る相手を属性などで絞って配信したり、送りたい日時を決めて配信予約をしたりすることができるので、顧客のライフスタイルやニーズなどを考慮しながら送りましょう。
リッチメニュー
リッチメニュー機能とは、トーク画面の最下部に固定表示させてリンクをつけられる画像のこと。最大6つまでリンクさせることができるので、予約ページ・メニューページ・クーポンなどとリンクさせてみてください。
関連記事
カードタイプメッセージ
カードタイプメッセージ機能とは、画像と文章を組み合わせたカードのような形状(カルーセル形式)のコンテンツです。
たとえば、ひとつのメニューの画像・説明文・料金を1枚のカードにまとめることができます。横に複数枚並べられるので、スライドさせていくつものメニューを見てもらえることが特徴です。
ショップカード
ショップカード機能とは、ポイントを貯められる会員証の役割をしてくれる機能です。LINE内で管理できるため、お客様はいちいち紙のカードを持参する必要がなく、カードを紛失する心配もありません。
前述したリッチメニュー内に、ショップカードをリンクさせるのもおすすめです。
引用元
ショップカードの活用方法|活用メリットや効果的な設定方法を解説|LINEヤフー for business
クーポン
クーポン機能は、名前のとおりクーポンを設定できる機能です。無料・割引・キャッシュバックなど、さまざまな種類のクーポンを発行できます。LINE友だち限定クーポンを作り、友だち登録の促進につなげるのもよいでしょう。
顧客管理
顧客管理機能は、友だちとしてつながっている顧客の情報をメモによって残せる機能です。重要な内容やスタッフ間で共有したいことなどを記録しましょう。
また、来店月や誕生月などで分類してタグ付けすることもでき、来店から所定期間が経過した後や誕生月にお祝いのメッセージやクーポンなどを配信してアプローチすることが可能です。タグはメッセージの一斉配信の絞り込み時に使えるので、上手に分類しましょう。
サロンのLINE公式アカウントを登録してもらう方法
ここでは、サロンのLINE公式アカウントを友だち登録してもらうにはどうすればいいのか、2つの方法を押さえましょう。
友だち追加したいと思わせるメリットを準備する
まず、お客様からLINEでつながりたいと思ってもらうことが大切です。そのために、クーポンや試供品のプレゼントなど、サロンの公式アカウントを友だち追加することでお客様が得られる特典を準備してみましょう。
また、お客様が読みたいと思うような特別なコンテンツを、LINE友だちのみに配信するという方法もあります。
LINE公式アカウントがあることを知らせる
お客様に、自店のLINE公式アカウントがあると知ってもらうことも必要です。来店時に声かけするほか、POPやチラシなどにQRコードを載せて掲示する、ホームページにアカウント情報を掲載するなどして、お客様の聴覚や視覚にアプローチしてみてください。
LINE公式アカウントから予約を受け付けるなら「リザービア」が便利
注意点のなかで伝えたように、LINE公式アカウントから予約してもらう際、自動で管理するためには、予約システムを導入して連携させなければなりません。
そこでおすすめしたいのが、美容サロンに特化した予約システム「リザービア」。リザービアには、美容サロンの業務効率化や集客に役立つ機能が多数用意されています。
LINEと連携させて予約管理ができるオプション機能もあり、LINEでの予約・キャンセル・変更情報を自動でリザービアのシステム内に反映します。手動で管理する手間が減る上、予約台帳への記入漏れや転記ミスも防げて便利です。
まずは資料をご覧ください
LINE公式アカウントでサロンの集客をしよう
LINE公式アカウントはサロンの集客において非常に便利で、お客様とも気軽かつ密につながることができます。この機会にぜひ、LINE公式アカウントをサロン集客に活用しましょう。
さらに、リザービアを利用することでLINEからの予約受付を自動化できるので、併用しながらより効果的な集客を行ってください。