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ネイルサロンや美容室、リラクゼーションサロンなど、美容サロンのオーナーになるということは、経営理念に基づいてサロン営業を円滑に続けていくということが大切です。
サロン営業を軌道に乗せるためには、まず経営計画の段階で「コンセプト」の設定を明確にしておく必要があります。
この記事では、ネイルサロン開業を目指す方のために、理想のお客様の来店に繋がるコンセプトの定め方を詳しく説明していきます。
独立して自身のサロン開業を目指す方は是非参考にして下さい!
何故コンセプトを決める必要があるのか?
コンセプトとは、分かりやすく説明すると「企画の骨組み」です。
つまり、どんな方向性でその企画を進めていくかを確定させる指針になるものです。
ネイルサロンで例えると「どんなネイルサロンを開業したいのか」ということになります。
どんなサロンかという表現はとてもざっくりしていて抽象的なので、このコンセプトを細かく設定していく必要があります。
細かく設定することによって「サロンを順調に営業するためにすべきこと」が明確に見えてきますので、計画の段階でしっかりとしたコンセプトが決まっていると軌道にのるスピードが格段に早くなるのです。
コンセプトの具体的な決め方~4ステップ~
コンセプトはより細かく、具体的に設定する必要があります。具体的な方法として4つのステップが挙げられます。
1、お客様のターゲット層を絞る
ここで様々なお客様をターゲットにすると結局自分自身やスタッフの負担が増え、心も身体も疲弊してしまいます。
そうなってしまっては売上げを伸ばすどころか経営自体危うくなってしまいます。まずはざっくり「どんなお客様に来店して欲しいか」を決めましょう。
2、お客様の年齢やライフスタイルを考える
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40代以上
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子育て中の主婦
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働く女性
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美意識が高く値段は気にせず質の良いサービスが受けたい女性 などですね。
欲張り過ぎるとペルソナ設定が曖昧になってしまうので、3つまでに絞ることがおすすめです。
3、そのお客様に満足してもらうには?
具体的なペルソナが決まったら、続いてはそのペルソナにどうすれば満足してもらえるかを考えましょう。
例えば「40代以上」なら
→大人な女性がゆっくり出来る内装
→仕事帰りでも寄れる営業時間
ペルソナが決まっていると漠然とした「サロンを開業したい」という目標がより鮮明になってくるのです!
4、コンセプト決定!
ペルソナに喜んで貰えるイメージが決まったら、いよいよコンセプト決定です。「働く女性」「お金はあまり気にしない」「ネイルしながらリラックスしたい」というペルソナ設定だとしたら、
-
仕事帰りでも寄れる営業時間
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駅やバス停から近い立地に出店
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金額設定は高め
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ゆっくり過ごすために個室完備
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マッサージなどのリラクゼーションメニューが豊富
などの細かい設定が決まります。
「リッチな気分で心も癒すネイルサロン」や
「忙しい自分にご褒美!マッサージが得意なネイルサロン」などになりますね。
サロン開業の夢が現実に近づいてきます。
サロン経営を安定させるには?
ペルソナ設定のお陰でスムーズに決まったサロンコンセプトですが、開業後の注意点としてそのコンセプトから大幅にずれないことが大事になってきます。
よくある失敗例として、
「最初に決めたコンセプトから大幅にずれてしまい、
何を目指しているサロンかわからなくなった」
ということが挙げられます。
例えば、
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「ゆっくり出来る大人女性のためのサロン」なのに、最新の技術ばかりを導入して「お客様の求めていないメニューが増えた」
- 「シックな内装で高級感のある内装が魅力」だったのに、
オーナーがハワイにハマってハワイアンテイストの小物が増え「内装がちぐはぐに」
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「50代以上のお金と心に余裕のある女性がターゲットの高級店」なのに、スタッフの年齢が若すぎてキャピキャピしている。「お客様に対してスタッフ雰囲気が不一致」
コンセプトと合わないとちぐはぐなサロンになってしまい、お客様の満足度を大幅に下げる原因となってしまいます。
時代や流行に合わせて順応していくことも大事ですが、最初に決めた「どんなお客様に満足してもらいたいか」を常に意識しておくことがサロン営業をスムーズに続ける秘訣です。
まとめ
コンセプトを明確に決めることがサロン開業にとっての大きな支援となることがお分かり頂けたと思います。
ペルソナ設定でしっかりターゲットを絞り、コンセプトを決め、自分の理想のネイルサロンを開業して下さいね!