まつエク自宅サロン開業のメリットとは？必要な資格や届け出を紹介

美容業界では自宅サロンを開業する人が増えており、まつエクサロンを自宅で開きたいと考えている人もいるのではないでしょうか。そこで、まつエクの自宅サロンを開業するメリットや、必要な資格・届け出・費用について頭に入れましょう。

自宅サロン成功のポイントも紹介するので、経営をうまく軌道に乗せて息の長いサロンを目指してください。

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まつエク自宅サロン開業のメリットと注意点とは？

まず、自宅でまつエクサロンを開業する場合のメリットと注意点を理解しましょう。

まつエク自宅サロン開業のメリットとは？

自宅サロンでは、新たにテナントなどの物件を取得して開業するよりも費用を抑えられる点が大きなメリットです。物件を借りる場合は契約時の初期費用だけでも高額になる上、毎月の家賃も発生するため、一般的に、自宅で開業したほうがコストがかかりません。

また、自宅サロンなら都合をつけやすいため、家事・育児・趣味の時間を設けるなど、自分のライフスタイルに合わせて働けるというメリットもあります。

まつエク自宅サロン開業の注意点とは？

自宅でまつエクサロンを開業するということは、自宅に不特定多数の顧客が出入りするため、プライバシー・セキュリティ・騒音などの面で近隣への配慮が求められます。

また、自宅ではどうしても生活感が出やすいため、非日常や特別感を求めて来店する顧客への配慮も行いましょう。

そのほか、マンションで開業したい場合には、営業が許可されているかの確認や管理会社への連絡も必要です。無断で開業して、あとあとトラブルになることは避けなければなりません。

まつエク自宅サロン開業に必要な資格とは？

では、まつエクの自宅サロンを開業するのに必要な資格はあるのでしょうか。

まつエク自宅サロン開業には美容師免許が必要！

まつエクは美容師法に基づく「美容」に該当するため、施術者には美容師の免許が必須です。

なお、美容師免許を取得するには、専門の養成施設で2年以上（通信の場合は3年以上）履修し、筆記と実技の国家試験を受けて合格しなければなりません。合格後に免許の申請をするのも忘れないようにしましょう。

引用元
まつ毛エクステンションの危害｜厚生労働省
 美容師法 | e-Gov法令検索
 理容師美容師になるためには｜理容師美容師試験研修センター
 理容師・美容師免許の取得まで｜厚生労働省

まつエク自宅サロン開業に必要な届け出とは？

まつエクの自宅サロンの開業には、さまざまな届け出が必要です。そこで、東京都を例に紹介します。なお、自治体によって必要なことが違う可能性があるので、必ず自分の自治体の決まりを確認してください。

引用元
美容所｜東京都保健医療局
 美容所のてびき｜東京都保健医療局

美容所登録の流れとは？

まつエクサロンのような「美容所」は、設置時に登録が必要です。事前相談→必要書類提出→検査を受ける→開店という流れでオープンします。

美容所の開設にあたっては、法律や条例に基づく構造設備の基準や衛生基準を守らなければならないため、まずは工事着工前に施設の平面図などを持って保健所に相談に行きましょう。

また、書類の提出から実際の開店までには1週間前後かかる可能性があります。特にオープン日が決まっている場合は、期日に余裕を持って届け出を行ってください。

美容所登録に必要な書類と手数料とは？

東京都では、美容所登録に必要な書類は下記のようなものです。

開設届
構造設備
施設の平面図
従業者名簿
有資格者の免許証（本証提示）　など

また、検査手数料もかかります。2024年7月時点では24,000円ですが、変更される可能性もあるため、手続きの際に最新の情報を確認しましょう。

美容所開設の基準とは？

美容所の構造設備の基準には、下記のようなこまごまとした規定があります。

1作業室の床面積は13平方メートル以上
設置できるいすの数は13平方メートルの場合は6台まで（以降1台増やすごとに追加で3平方メートル以上必要）
施術前の客は作業室と明確に分かれた待合場所に待機させる
床にはコンクリートやタイルなどの不浸透性材料を使用する
施術を行うときの作業面の照度は100ルクス以上　など

自宅サロンの場合でも、この基準に合うようにリフォームや改修などをしなければなりません。

引用元
美容所の開設に関する基準等について｜東京都保健医療局

まつエク自宅サロン開業にかかる費用とは？

まつエクサロンの自宅開業にかかる費用の目安は、150～250万円程度です。

床の張り替え・空調整備・電気工事などの内装工事に数十万円～100万円前後かかるほか、施術用のベッドやリクライニングチェア、ワゴンなどの什器代が数十万円、まつエクの材料・施術に使う道具・ライト・鏡などの費用が10万円以内程度、チラシ作成やホームページ制作などの広告宣伝費が10万円前後とされています。

融資・助成金・クラウドファンディングなどを活用して資金を集めましょう。

まつエク自宅サロン開業を成功させる3つのポイント

ここでは、まつエクの自宅サロンの開業を成功させるためのポイントを押さえましょう。

1. 競合店との差別化を図る

多くの顧客が訪れる人気店になるためには、差別化が欠かせません。他店と同じようなコンセプトやサービスでは、自店を選んでもらいにくいからです。

そこで、近隣の競合店を知ることが重要。リサーチを行ってライバルの特徴を把握した上で、自分のサロンにしかない強みを打ち出し、他店との差別化を図りましょう。

2. 顧客の利便性を考える｜決済・予約システム

お客様の利用しやすさを考慮することも大切です。利便性の一環として、ぜひクレジットカードなどのキャッシュレス決済や予約システムを導入しましょう。

キャッシュレス決済はポイントを貯めるために利用している顧客が多く、喜ばれやすいです。また、現金の授受に比べてお釣りのミスなども減らせるでしょう。

予約システムは、ネット予約を24時間いつでも自動で受け付けられるため、営業時間内に予約できない顧客にとって便利な上、まつエクサロンのターゲットともマッチしやすいです。サロンにとっても管理の手間が省けます。

3. リピート率を上げる仕組みを考える

開業時には当然新規客をたくさん集めなければなりません。しかし、経営を安定させるためには、新規の集客だけでなく、既存客にリピートしてもらえるような集客施策を行うことも重要です。

なお、新規の集客はリピーター集客に比べて5倍のコストがかかるともいわれています。コストを抑えながら売上を向上させていくために、しっかりとリピート率を高めるための方策を立てましょう。

リザービアなら予約も集客もおまかせ

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開業成功のポイントとして、前章で予約システムについて触れました。まつエクサロンに、特におすすめなのが美容サロン向けに開発されたリザービアです。

リザービアには、自宅まつエクサロンに必要な機能が揃っています。

LINE連携予約

LINE連携予約とは、LINEとリザービアを連携させることで、LINE公式アカウントから予約受付ができるようになる機能です。LINEは多くの方が利用しているので、顧客の利便性が向上し、リピート率アップにも繋がります。

サロンがプライベートな場所なので、住所を公開したくない人にもおすすめです。

予約の一元管理

ホームページ・SNS・クーポンサイトなど複数の経路から予約できるのは顧客にとって便利です。ただ、個別で管理すると、手間がかかりダブルブッキングの恐れもあります。

リサービアは、クーポンサイト・Googleマップ・LINE・アプリの予約を一元管理できます。

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予約の一元管理

メッセージ自動配信機能

メッセージ自動配信機能とは、顧客の来店日から最大60日後まで、あらかじめ設定しておいたメッセージを自動で送れる機能です。

サンキューメール・フォローメール・サロンからのお知らせなどを該当者にまとめて送れるので、集客にかける手間を減らせてリピート率向上にも役立つでしょう。

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メッセージ自動配信

顧客管理機能

顧客管理機能とは、顧客の個人情報や施術データを電子カルテのように記録できる機能。施術時の写真やメモを残すことも可能です。前回のデータを見ながら、ニーズをうかがったり提案を行ったりもできます。

顧客の情報が蓄積されるので分析に便利なほか、対象者を検索してクーポン付きのDMを送ることが可能で、既存客の集客（リピーター獲得）にも役立つでしょう。

リザービアの導入は開業時がおすすめです

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まつエクサロンの自宅開業には、費用面や働きやすさの面でメリットが多いことがわかりました。美容師免許の取得や美容所登録なども必要なため、開業に備えて首尾よく準備を進めましょう。

また、自宅サロンの開業にあわせてリザービアの導入がおすすめです。集客・予約管理・顧客管理をまとめて行えるため、開業前後の慌ただしいなかでも業務を効率化させられ、スムーズな運営につなげられるでしょう。