エステではメニュー表が用意されていることが一般的です。しかし、わかりにくいメニュー表では見るお客様に伝わりづらいですし、最低限必要な内容を入れておくことも大切です。おしゃれであることも大事ですが、適切なメニュー表を作成しましょう。
今回は、エステのメニュー表に入れるべき内容や作り方などを詳しくお伝えします。初めての方でもかんたんに作れるテンプレートサイトも紹介するので、ぜひ活用してみてください。
- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
目次
エステのメニュー表に必要な内容とは?
エステでは、どんな種類のメニューがあるかや施術料金などを知りたいお客様も多いので、メニュー表の存在は欠かせません。
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そこで、以下でメニュー表に掲載したい内容などをお伝えします。
必ず掲載すべき内容|メニューと内容・価格
エステのメニュー表に必ず載せたいのは、メニューの種類(メニュー名)やそれぞれの内容、価格です。種類が多いサロンであれば、ジャンル分けして記載すると、お客様が希望のメニューを探しやすいでしょう。
金額は税込み? 税抜き?
国税庁によって総額表示が義務付けられているため、メニュー表に料金を記載するときは、税込み料金の記載が必須です。税抜き価格を表示してもかまいませんが、必ず税込みでの価格も明記しなければなりません。
追加したい内容|キャッチコピー・QRコードなど
メニュー表にプラスアルファで記載したい内容には、各メニューのキャッチコピーや、サロンのホームページ・SNSアカウントのQRコードなどがあります。
また、メニューによっては事前にお客様への注意喚起が必要な場合もあるでしょう。そのため、メニュー表に注意事項も記載しておくと親切です。
メニュー表にはどんな作成方法があるの?
エステのメニュー表に必要な項目がわかったところで、つづいては、メニュー表を作る方法にはどんなものがあるかを解説します。
プロに作成を依頼する
1つ目は、プロのデザイナーに作ってもらう方法。費用は高くなりがちですが、その分クオリティも高いことが特徴です。高級感のある仕上がりを求める場合は、ぜひプロに依頼してみましょう。
自分で作成する
2つ目は、自分で作成する方法。デザインセンスが求められるためクオリティには個人差が出ますが、自由度があることや制作費を安く抑えられることがメリットです。以下で具体的な方法を紹介します。
無料テンプレートを利用する
無料で利用できる、メニュー表にも使えるテンプレートのサイトやアプリがあります。テンプレートを利用して作成すると、デザインが苦手な人でもかんたんにメニュー表が完成するので便利です。おすすめのサイトは後述するので、役立ててみてください。
ソフトを利用する
ワードやエクセルなど、パソコンに入っているソフトを利用して作成することも可能です。書き方やレイアウトに自由度があることや、ソフトを使い慣れている人なら比較的かんたんに作れることがメリットといえるでしょう。
手書きで作成する
イラストを描いたり文字を書いたりするのが得意な人なら、手書きという方法もあります。手書きのメニュー表は、オリジナル性が高く、温かみを感じられる点がメリットです。色使いを工夫したり写真を貼ったりして、見やすく仕上げましょう。
初心者でも迷わない! わかりやすいメニュー表の作成方法を紹介
ここからは、お客様にとってわかりやすいメニュー表を作るにはどうすればいいのかを見ていきましょう。
1. おすすめメニューを目立たせよう
エステサロンごとに、得意とするメニューやおすすめしたいメニューはあるはず。そのような重要なメニューは、お客様の目に入りやすいように目立たせることが大切です。
また、単純なメニュー名の羅列(箇条書き)は避ける、似ているメニューは近くに配置するなど、レイアウトにも注意しましょう。
作りすぎないように注意!
おすすめメニューは、際立つように数を絞り込むことも重要なポイント。たくさんあるかもしれませんが、多いとお客様を迷わせてしまう要因になります。1~3個以内にとどめて、増やしすぎないようにしてください。
2. 定番メニューとオプションを分けよう
定番メニューとオプションが一緒に配置されていると、お客様がメニューをどう選べばいいのかわかりにくくなってしまいます。それぞれ分けて掲載し、組み合わせ方の例などを併記しておくと親切です。
3. メニュー名はわかりやすくしよう
メニュー名は、お客様がパッと見てどんな内容かわかりやすいものにすることも重要。難しい専門用語では理解しづらいです。また、文字が小さいほうがおしゃれに感じられるかもしれませんが、小さすぎても読みにくいので見やすいフォントサイズにしましょう。
キャッチコピーで引きつけよう
メニューに短いキャッチコピーを付けることで、お客様によりわかりやすく魅力を伝えることができます。「まぶたの重みをスッキリ」「腰周りのもたつきが気になる方へ」など、一言添えてアプローチしましょう。
4. メニュー紹介にはストーリーを書こう
メニューを紹介する文章の部分は、説明とあわせてお客様が共感できるストーリーを記載するのがおすすめです。そのメニューを設けた理由や、実際に施術を受けたお客様の声などを盛り込むとよいでしょう。
5. 写真を利用しよう
メニュー表は、文字だけでなく写真を載せることで、お客様によりわかりやすく伝えることができます。
サロンの雰囲気やメニューの内容が視覚的に伝わりやすいよう、画質がよく、スタッフが笑顔で写っている・施術の様子がよく見えるなど、印象的な写真を選びましょう。
掲載する場所で違う見せ方のコツ
ここでは、作成したエステのメニュー表を掲載する場所(サロン内・ホームページ・チラシなど)ごとに、活用方法のコツを解説します。
サロン内|タイプを使い分ける
店内でお客様に提示する場合、メニュー表のタイプによって特徴が異なるので、自店に合うものを選びましょう。
ブックタイプは高級感を演出できる、ポスタータイプはビフォーアフターなどの写真を入れ込みやすい、看板タイプは一覧が目に入りやすいなどの特徴があります。
ホームページ|より見やすい表示を心がける
ホームページに表示するメニュー表は、見やすさが重要です。びっしり書くと見づらくなるので、見やすくすっきりまとめるように意識しましょう。メニュー内容の細かい説明などは、リンクを付けて別のページに誘導するとよいです。
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チラシ・リーフレット|情報を絞り込む
チラシやリーフレットでは、紙面が限られており、店舗情報や写真なども載せたいので、メニューは多くは載せられません。そのため、人気・おすすめメニューのみを絞り込んで伝えましょう。
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集客要素もプラスしよう|QRコード・予約方法など
とくにチラシやリーフレットには、最初の章で紹介したQRコードや予約方法など、集客につながる内容をプラスするのがおすすめ。インターネットで予約できれば、曜日や時間を気にしなくて済むため便利です。
予約管理システム「リザービア」には、LINE連携やInstagram連携機能があり、サロンの公式LINEやInstagramから予約を受け付けられ、自動で予約台帳に反映されます。興味がある人は、ぜひ下記の関連ページもご覧ください。
おしゃれなメニュー表を作成しよう! テンプレート配布サイトを紹介
ここでは、おしゃれなメニュー表作成に役立つテンプレートが手に入るサイトを2つ取り上げます。
Canva
Canvaは、デザイン性の高いテンプレートが豊富にそろったサイトです。かんたんな操作で、プロ品質のテンプレートを無料で利用できます。
エステのメニュー表に使えるテンプレートだけでも、色やイラスト、レイアウトなどが異なるおしゃれなタイプが多数。サイト内で、文字入れや素材の追加などの編集もできます。自店のイメージや客層なども考えながら選んでみてはいかがでしょうか。
PIXTA
PIXTAは、写真やイラスト、動画などの素材が集まったサイト。エステのメニュー表作成に使えるテンプレートも、いろいろなタイプがそろっています。無料でダウンロードできますが、編集するためにはパワーポイントソフトが必要です。
- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
ポイントを押さえてわかりやすいメニュー表を作成しよう!
エステのメニュー表にはメニュー名や税込み価格などの内容が必要で、作成するにはプロに頼む、または自分で作る方法があります。作成時のポイントや見せ方のコツも押さえ、お客様にわかりやすいメニュー表を作成しましょう。
また、リザービアには、紹介した機能以外にもサロン運営や集客を助けるサービスが備わっています。スムーズな店舗運営を行いたいなら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。