エステサロンの開業前にはやることがたくさんあって忙しいですが、当然集客もしなければなりません。しかし、「何から始めていいのかわからない」「そもそもどんな手段があるの?」と困っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はエステサロンを新たに開業する方に向けて、集客の失敗例やおすすめの方法、ポイントなどをお伝えします。開業準備と並行して着々と集客を進め、お客様の絶えない人気店を目指しましょう。
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目次
エステサロンを開業する前に知っておきたい集客の失敗例
開業後にお客様が来ず慌てるなどの事態がないようにまずは、エステサロンを開業する前に知っておきたい集客の失敗例を確認しましょう。
なお、今回の内容は主に新規開業者に向けての内容ですが、開業して数年経った方には下記の記事がおすすめです。
そもそも「集客」とは? どんな目的で行うの?
そもそも集客とは、文字通りお客様を集めることをいいます。しかし、ただお客様に来てもらうだけではなく、サービスに満足してもらい売上につなげることができなければ意味がありません。
お客様の満足度を高めるには、お客様側の需要(希望や理想)とサロン側の供給(提供するサービス)がうまく結びついていることが必須。そのため、集客では需要と供給がマッチする方法を選ぶのがポイントです。
開業前に知っておきたい集客の失敗例
前項の内容に基づいて、エステサロンの新規開業での集客の大失敗例を紹介します。
1. 価格を下げすぎて採算が合わなくなった…
価格を下げるとたしかにお客様は呼び込めますが、採算の面では苦しくなることも。そのうえ、一度下げると今度は上げづらくなるのも欠点です。
初回限定クーポンなどで値引きをする際も、値段に惹かれてやってきたお客様は次回以降離れる可能性があります。値段を下げるときは安易に安さを追求するのではなく、人件費や経費、利益をきちんと考えて慎重に行わなければなりません。
2. 広告を出したのにお客様が集まらない…
お金をかけて広告を出したのに思うような反応が得られない、という事態もありえます。大切なのは、広告を出して終わりではなく、費用対効果をチェックすること。かかった費用や反応率などを分析し、より自店に合った集客方法を選んで実践していくことが重要です。
3. 成功店のまねをしたのにうまくいかない…
成功しているサロンと同じ方法で集客すれば上手くいく、とも限りません。なぜなら、店によってターゲットやメニューなどが異なるためです。
自分のサロンの強みをうまく打ち出さなければ集客の効果は上がりにくく、費用対効果が低いと経費ばかりがかさんでしまいます。
4. 広告にお金を掛け過ぎて収支がマイナスに…
集客の方法によっては広告費が必要です。ポータルサイトのように比較的効果が高い集客方法もありますが、費用が高過ぎるなどの理由でサロンに適していなければ、結果的に赤字になる場合があります。
5. 新規客は多いけどリピート率が低い…
少しでも多くの人に利用してもらいたいからと、新規客を呼び込む集客ばかりしていると、既存客がおざなりになることも。しかし、リピート率が低いとサロンの経営が安定しないので、新規客ばかりでなくリピーターを獲得することが重要です。
サロンの安定的な売上のためには、リピーターが増加して予約が空きにくい状況を作ることを目指しましょう。
集客を成功させる5つのポイントとは?
つづいては、エステサロンの開業時に集客を成功させるための5つのポイントを解説します。
1. 市場調査をしよう
まず、世の中ではどんなエステが求められているのか、需要の高いサロンを目指すために市場調査を行いましょう。出店したいエリアの平均価格や競合店数、現在の流行はもちろんのこと、これからの流行なども調べることが大切です。
競合店を研究しよう
同じエリア内にすでに競合店がある場合、競合店について調査し、研究することも重要です。施術内容のほか、価格や強み、口コミなどを調べ、重ならないようにする・差別化を図るといった対策を取りましょう。
2. ターゲットを明確にしよう
次に、前項で調査した結果を踏まえつつ、どんな層をターゲットにするのかを明確に決めていきます。年齢・性別・収入・ライフスタイルなどを絞り込みましょう。
ペルソナを設定してみよう
より詳細な「ペルソナ」(ターゲットの人物像)を設定することで、一段と効果的にアプローチすることができます。ペルソナの例は下記の通りです。
- 20代後半で5歳と1歳の子どもを育てている女性
- パートで年収120万円
- 仕事・家事・育児の息抜きをしたい
- 産後の体型崩れが気になっている
このように具体的に決めることで、ボディケアエステを提供していることをSNSで発信するなど、適切な集客手段を見つけやすくなります。
3. 打ち出したいサロンの強みを決めよう
つづいて、前項と同じく市場調査の結果を踏まえつつ、競合店と差別化できるサロンの強みやコンセプトを設定しましょう。単に「こだわりの機械やメニューがある」というだけではなく、その結果お客様が得られるメリットもあわせて伝えると親切です。
4. 集客費用を前もって決めておく
集客に掛ける予算を決めておき、予算の範囲内でできることを探して実践することも大事です。前述のように集客にお金を掛け過ぎて赤字になっては意味がないので、無理をしないようにしましょう。
5. リピート率を上げる仕組みを考える
新規客の集客ばかりでなく、既存客のリピート率を上げるための方法をしっかり考えましょう。マーケティングの世界では、パレートの法則によって「2割のリピーターを大切にすることで、8割の売上を維持できる」ともいわれます。
ひとりひとりに合った接客やサービスを実施し、ファンを増やしていけるとベストです。
おすすめの集客方法8選を紹介
では、実際に新規開業するエステサロンの集客にはどんな手段が向いているのでしょうか。おすすめの集客方法を8つ紹介します。
1. チラシ・ポスティング
1つ目は、チラシを作成してポスティングを行う方法。地域の人々に対して効果的に集客を行うことができます。地域密着型のサロンにはおすすめです。
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2. サロンHP
2つ目は、HPを作成する方法。サロンの情報や施術内容、予約方法など、お客様に必要な情報を記載し、店への理解を深めてもらいましょう。
ブログでも集客できる!
ブログを活用するのもおすすめです。専門知識が必要なHPに比べて、初心者でも手軽に始めることができます。ブログの投稿では、エステに関する豆知識や自分の人柄を伝え、ファンを増やして集客に繋げてください。
3. WEB広告|リスティング広告など
検索結果の関連として表示される「リスティング広告」など、WEB広告を利用する方法もあります。地域や年齢など、ターゲットを絞ってアプローチできるため、高い効果が期待できるでしょう。
4. SNS|Instagram・LINEなど
InstagramやLINEなどのSNSを利用して集客する方法もおすすめです。
Instagramは写真や動画によって視覚的効果の高い投稿を行えます。LINEは、来店してくれたお客様に友達登録をしてもらうことにより、1対1でのやりとりができる上、登録者全員に一斉送信することも可能です。
なお、予約システム「リザービア」には、オプションでLINE連携予約とInstagram連携予約の機能があります。興味のある方は下記ページでチェックしてみてください。
LINE連携
Instagram連携
5. Googleマップ・ビジネスプロフィール
Googleのマップに店舗の位置情報を掲載したり、ビジネスプロフィールに店舗情報を登録したりする方法もあります。Google検索で上位に表示されやすくなるため、おすすめです。
リザービアには「Googleで予約」という機能があり、連携させることにより、検索結果から直接予約を入れてもらうことが可能。
Googleで予約
6. 予約システムの活用
上述したように、予約システムを使う方法もあります。予約システムでも、リザービアのように集客に活かせるものがあるためです。
GoogleやSNSの検索・投稿で自店のことを知ってもらい、そのまま予約を入れてもらえれば、興味を持ってくれたお客様にとってもスムーズで楽でしょう。
気になる方はぜひ下記のページもあわせてご確認ください。
予約システム「リザービア」
7. ポータルサイト
ホットペッパービューティーなどのポータルサイト(クーポンサイト)に掲載して集客する方法もあります。エステサロンを探しているお客様に効率的にアプローチも可能。
ただ、競合も多数存在するので、前述したような差別化をしっかり行うなど、競合他店に負けない戦略を打つことも大切です。
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8. リピーター対策|DM・お礼状など
リピーターを増やすための施策として、DMやお礼状などを送る方法もあります。適切な間隔で次の来店への案内をしたり、来店してくれたお礼の気持ちを伝えたりすることで、お客様との信頼関係の構築にも。
リザービアには顧客管理機能があり、対象を抽出してクーポン付きのDMを送ることが可能です。また、メッセージ自動配信機能も付帯しており、来店から最大60日後まで自動でメッセージを送ることができます。
リザービアは集客を強力にサポート!
リザービアでは、前述した機能以外にも、専用予約アプリや独自のクーポンシステムなど集客をサポートする機能が備わっています。導入前のサポートはもちろん、導入後のアドバイスや集客に関するセミナーなども行っているので、不安を抱えている方もお任せください。
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開業前にしっかり準備! サロンに合った集客方法を考えよう
エステサロン開業の際には、値下げのし過ぎや広告費の掛け過ぎなど集客で失敗するケースもあります。そのため、競合調査やターゲットの設定などのポイントを押さえ、自店に適した方法で集客することが重要です。
また、集客や予約の受付・管理をどうするかお悩みの方は、リザービアを導入するのもおすすめ。興味をお持ちであれば、ぜひ一度気軽にお問い合わせください。