EPARKでは、かつて美容サロンと利用者をつなぐサービスとして、「EPARKビューティー」というサービスが提供されていました。しかし、現在はサービスが終了しているため、関係のあるリラク&エステとヘアサロン部門についてお伝えします。
美容に関連するEPARKサービスと予約連携できるサービスを紹介し、EPARKを利用するメリットや注意点にも触れるので、導入前の参考にしてみてください。
※リザービアはEPARKの代理店ではありません。EPARKへの掲載をご希望の方は、恐れ入りますが、直接EPARKへお問い合わせください。
目次
EPARKリラク&エステ・ヘアサロンと予約連携できるサービスとは?
EPARKと連携可能な予約サービスにはどんなものがあるのかを見ていきましょう。
Beauty Merit
BeautyMerit(ビューティーメリット)は、予約の一元管理や自社専用の予約アプリ作成が可能な美容サロン向けの予約システムです。サロンの業務効率を向上させるとともに、オリジナルアプリによるブランディングで、リピーター増加にもつなげられるでしょう。
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導入に掛かる費用
BeautyMeritの導入に必要な初期費用や利用料金などは、プランによって異なる可能性があるため問い合わせが必要です。
サロンコネクト
Salon Connect(サロンコネクト)は、各ポータルサイト同士を連携させ、ダブルブッキングを防ぎながら機会損失も抑えてくれる予約管理システムです。ただし、EPARKと連携したい場合は、別途後述するPeakManager(ピークマネージャー)の利用が必要です。
導入に掛かる費用
サロンコネクトは、初期費用0円、月額費用3,980円(税込み)と業界でも最安水準。ネット予約やPOS、カルテなどのオプション機能を利用したい場合は追加料金が発生します。自店に合った内容で利用してみてください。
KANZASHI
KANZASHI(かんざし)は、ヘアサロンやアイラッシュサロン、リラクゼーションサロンなどの美容業界に対応した予約システムです。
複数サイトからの予約の一括管理や、営業日・シフトなどの設定ができるスケジュール管理機能などの機能があります。POSシステムと連携させると、一気通貫でさらに効率よく業務を進められるでしょう。
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導入に掛かる費用
KANZASHIの費用は、オプション料金なしの月額5,500円(税込み)です。ただし、初期費用が不明なことと、POS連携をすると価格が異なるため、詳細は問い合わせてみてください。
saloriza
saloriza(サロリザ)は、LINEとの連携予約機能に特化した予約システムです。LINEから予約を受け付けられるだけでなく、メッセージ・クーポンの配信や顧客情報(カルテ)の管理も行えます。EPARKと連携させて、予約を一元管理することも可能です。
導入に掛かる費用
salorizaと提携している「LINEヤフー for business」によると、salorizaの導入コストは、初期費用11,000円~、月額費用22,000円~です。ただし、saloriza公式サイトには料金が明記されていないため、問い合わせるのが確実でしょう。
PeakManager
PeakManagerは、エステサロン・リラクゼーションサロン・整体院・接骨院のような施術業種で働く人々のリアルな声を反映させて作られた予約システムです。現場での使いやすさや利便性が重視されており、多くの導入店から支持されています。
運営元が株式会社EPARKリラク&エステなので、連携させやすい点が大きな特徴です。
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導入に掛かる費用
PeakManagerの導入にどの程度の費用が必要かは明記されていないため、利用を検討したい場合は問い合わせましょう。
サロンにEPARKを導入するメリットは?
つづいて、サロンがEPARKを利用するメリットについて紹介します。
利用料は来店課金型
EPARKリラク&エステは、予約が入った際に手数料が発生する成果報酬(来店課金)型です。
利用が少ない月は費用を抑えられるため、コストが不安な方も比較的導入しやすいでしょう。
なお、ヘアサロンの料金体系は不明のため、問い合わせてみてください。
幅広いユーザー数
EPARK全体のユーザー数は2024年の時点で約4,000万人です。
EPARKでは、グルメ・ヘルスケア・ライフスタイルなど、幅広い業界の予約サービスを展開。ひとつのEPARKアカウントですべてのジャンルを利用できるため、ほかのジャンルから美容ジャンルへの流入効果が期待できます。
順番待ち予約受付システムがある
EPARKの特徴のひとつに、「順番待ち予約受付システム」があります。これは、日時指定の予約ではなく、店頭に順番待ちがいる状況でネットから順番待ちの列に加わることができ、空いたタイミングで利用の案内をする機能です。
ユーザーは実際に店頭で待機する必要がなく、別の場所にいてもリアルタイムで空席状況を把握することができます。
ページ作成の手間がかからない
サロン予約サイトやクーポンサイトでは、ユーザーの興味をひくようにサロンページを作成しなければならず、ここに頭を悩ませるオーナーも多いのではないでしょうか。
しかし、EPARKでは、サロンページ作成をEPARK側が行ってくれるため、店側には手間がかからず、パソコンやタブレットの操作が苦手でも問題ありません。
サロン側がする必要があるのは店舗やスタイルの画像を提供することだけで、提供した画像をもとに、サロンページ作成を代行してくれます。
SNSなどの外部サービスとも連携できる
EPARKはサイト内からの予約や前章で紹介した予約システムだけでなく、Google・Instagram・Facebookといった外部サービスとも連携が可能。予約ボタンを設置し、各サービスを経由して予約を受け付けられます。
サロンにEPARK導入する際の注意点とは?
EPARKの利用にはさまざまなメリットがありますが、注意したい点も存在します。どんな点なのかを押さえましょう。
予約数が多いとコストが高くなってしまう
EPARKを通じて予約が入ると利用料が発生する仕組みなので、EPARKからの予約が多ければ多いほど、コストが高くなってしまいます。
EPARKのようなポータルサイトからの集客と予約受付をメインにしたい場合、成果報酬型ではなく、何件予約が入っても費用が変わらない、月額固定の利用料のみのサービスのほうが向いているサロンもあるかもしれません。
クーポン利用目当てのユーザーが一定数いる
ほかのポータルサイトと同じように、EPARKでもポイント付与やクーポン配布、限定の特典など、さまざまな方法の価格割引が可能です。
割引には顧客の目を引く効果はあるものの、初回限定クーポンや初回利用特典といった割引率の大きなサービスを目当てにさまざまなサロンを転々とするユーザーもいるため、リピーターになりづらいというリスクがあります。
ほかの競合サロンに流れてしまう可能性も
EPARKに限った話ではありませんが、ポータルサイトでは、ユーザーが提示した条件に合致するサロンがページ内に複数表示されることがあります。そのため、ユーザーが目移りしやすく、「より安い」「より近い」といった競合サロンに流れる可能性があることも考慮に入れておきましょう。
EPARKがおすすめなのはどんなサロン?
EPARKの特徴や、メリット・デメリットについて理解したところで、EPARKが向いているのはどんなサロンなのかを見ていきましょう。
独立などで新規に出店したばかりのサロン
前述したように、EPARKの料金は来店課金型で、比較的安めに設定されています。余計な広告費を抑えられるため、まだ安定した集客ができていない開店したてのサロンには、特に向いているといえるでしょう。
InstagramやFacebookを運用しているサロン
インターネットが広く普及した現代では、InstagramやFacebookでサロンを探す、サロンの情報を見る、といったユーザーも多いです。
EPARKではSNSアカウントをそのまま予約窓口にすることができ、ユーザーの予約までの手間を減らすことが可能なため、SNS運用中のサロンに向いています。
費用対効果を把握したいサロン
広告宣伝のコストをどこに掛ければよいのかはっきりさせたい、というサロンも、ぜひEPARKの利用を検討してみましょう。EPARKには成果手数料が掛かるため、費用対効果が非常にわかりやすいです。
たとえば、成果手数料が前月より高くなったら、EPARKでの集客効果が出たと考えられます。
リピート集客を伸ばしたいならリザービア
EPARKを使われている方、EPARKを検討中の方のなかには、「リピート率が低いこと」にお悩みの方もいると思います。
予約システム「リザービア」を導入し、LINE予約やアプリ予約を活用して「リピート率アップ」「集客コストの削減」を実現した店舗が多くあります。
リザービアとはどんな予約システムなのか、下記で詳しくチェックしましょう。
美容業界に特化した予約システム
リザービアは、美容室・理容室・ネイルサロン・エステサロン・まつエクサロン・接骨院・鍼灸院など、美容サロンや施術院に特化した予約システムです。大手美容室や急成長サロンなど、全国で5,000店舗以上の導入実績があります。
複数サイトからの予約を一元管理
リザービアでは、クーポンサイト・Googleマップ・LINE・アプリからの予約を一元管理できます。
予約管理の手間を減らして、ダブルブッキングを防げます。
GoogleやLINEとの連携も可能
Googleの検索結果やLINEのトーク画面を予約窓口にすることも可能です。普段から利用しているというユーザーが多いツールを予約窓口にすることで、予約のハードルを下げられるため、予約数の増加が見込めるでしょう。
なお、LINEを予約窓口にするには、別途オプション契約が必要です。
予約集計も可能
店舗での予約やネットでの予約など、予約経由ごとに予約数や割合の集計ができます。さらに、新規顧客なのか再来店なのか、クーポンを利用しているかなどの詳細も把握できるため、集計したデータをもとに今後の経営戦略に役立て、サロン経営の安定化と売上アップにもつなげられるでしょう。
EPARKを利用するならリザービアの連携がおすすめ
EPARKはリラク&エステやヘアサロン部門といった美容サロンのほか、EPARKグループがともに展開しているグルメやヘルスケア、ライフケアの予約サービスとの相互利用ができるため、ほかのサービスからのユーザー流入が期待できるサービスです。
予約が入ると手数料が発生する成果報酬型のサービスのため、予約経路をEPARKに一本化してしまうと、かえってコストがかかってしまう可能性もあることには注意しましょう。EPARK以外の予約方法も用意しておくと安心です。
下記の導入事例もご覧ください。
リザービア導入店の成功事例