世代や性別によってメインとなる種類は異なるものの、多くの人が日常的にSNSを利用しています。しかし、利用はしていてもあまり詳しくはない、という人も少なくないでしょう。
本記事では、SNSとはどのようなものかを利用目的や仕組み、そしてその種類について解説します。さらに、SNSのなかでもサロン集客に活用できるLINE公式アカウントについても解説しますので、LINEを活用した集客の参考にしてください。
まずは資料をご覧ください
目次
SNSとは
SNSとはもともと「Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)」の略称で各頭文字を取って「SNS」と称しています。。文章・写真・動画などの投稿による自己表現や情報交換などのコミュニケーションを行うことができるサービスをSNSと呼んでいます。
引用元
総務省:情報通信白書 for Kids:暮らしを支えるインターネット:SNSで友だちと交流しよう
SNSを使うことで、昔の友達とオンライン上で交流できたり、知らない人とも共通の話題を通して仲良くなったりすることができます。また、近年では、美容室やサロンなどの、店舗の情報を伝えるツールとしても活用されています。
SNSの利用目的
SNSは主にコミュニケーションや情報収集、企業による集客や採用のために活用されるケースが多いです。
それぞれの利用目的について、詳しく紹介します。
コミュニケーション手段
SNSは同じ趣味を持つ人々との交流や、自身の意見・思想の発信、日常生活における感想や思いついたことの共有など、さまざまなコミュニケーションを目的として利用されています。
さらに個人と企業をつなぐビジネス面での活用や、個人間の連絡手段として活用されている場合もあり、知人とのコミュニケーションに限らず新たな交流のきっかけにもなっています。
情報の拡散・収集
情報を素早く広範囲に共有できる「拡散力」は、SNSの特徴のひとつです。
友人・知人との情報共有はもちろんのこと、不特定多数の他人に対しても情報を共有できるため、企業もこの特徴を活かし、商品・サービスのPRなどに活用しています。
また、検索エンジンではなくSNSで情報収集する人も多く、特に10代~20代の若年層でその傾向がみられます。
企業による集客・採用
SNSを情報収集の手段として活用している人が多いことや、似たような興味・趣味を持つユーザーがつながりを持っていることも、SNSの特徴のひとつです。その特徴を利用し、企業がマーケティングや人材の採用などにも活用しています。
その一方で、SNS上では個人のプロフィールや閲覧履歴などから好きなものなどの情報を得ることも可能です。その性質を、消費者ニーズの把握やターゲットを限定した宣伝などにも取り入れています。
SNSの仕組み
SNSの基本的な仕組みを、会員登録・利用料金・利用形態について紹介します。各SNSによって細かな違いがあるため、一般的な特徴として参考にしてください。
会員登録
SNSは基本的に、会員登録することで閲覧やコメントなどのリアクションができるようになります。
会員登録の際は個人を識別するために、電話番号やメールアドレスの登録を求められるパターンが多いです。
なかには招待制のものや、実名での登録が必要なSNSもあります。
利用料金
SNSは基本的には無料で利用できます。ただし、広告の非表示やダイレクトメッセージの送信など、機能によっては有料としているケースも存在します。
基本的な閲覧・交流・発信は無料で使えるものがほとんどですが、より快適に利用したい人たちのために有料プランも設定されているケースが多いです。
利用形態(アプリ版・ブラウザ版)
SNSはアプリ版・ブラウザ版の2種類の利用形態が用意されていることがほとんどです。
スマートフォンやタブレットでSNSを利用する場合は、アプリをダウンロードして利用する人が多いでしょう。
しかしウェブブラウザを使ってアクセスできるブラウザ版もあるSNSが大半であるため、アプリをダウンロードしなければ必ずしも使えないというわけではありません。
SNSの種類と特徴
SNSはその形式にもさまざまな種類があります。その主な種類と特徴について紹介します。
文章投稿型
テキストの投稿や返信をメインとしたもので、SNSの種類によって、日記・つぶやき・チャットなど、文章の種類や長短が変わってきます。
写真投稿型
ファッション・美容・料理・ペット・風景など、幅広いジャンルの写真が投稿されている、画像がメインのSNSです。
動画投稿型
趣味や特技、専門性を活かした動画を投稿し、視聴者からのリアクションやコメントによって交流できる点が特徴。
再生回数によっては投稿者に広告収入が入る可能性もあるため、投稿者は自身の知識や才能を動画として世界中に共有するだけでなく、収入源とすることもできます。
ライブ配信型
ライバーと呼ばれる配信者が映像や音声によってライブ配信を行い、視聴者からのコメントなどにリアルタイムで交流するSNSです。
視聴者からのコメントのほか「投げ銭」と呼ばれる応援システムがあることが大きな特徴となっており、ライバーは広告収益のほか、この投げ銭によっても収益を得られる可能性があります。
日本で人気のSNSサービス6選
SNSにはさまざまな種類がありますが、そのなかでも特に日本で人気のあるSNSサービスを6つ紹介します。
1.Facebook(フェイスブック)
Facebookは実名での登録を基本とするSNSです。友人や知人との交流が中心で、「友達申請」を通じてネットワークを広げていきます。投稿へのリアクションやコメントでのコミュニケーションが可能です。
「Facebookページ」では特定のテーマでの発信ができ、企業のPRや採用活動にも活用されています。
2.X(エックス、旧Twitter)
X(旧Twitter)は主にテキストベースの投稿型SNSですが、画像や動画の投稿も可能です。
「いいね」やリポスト(再投稿)機能による情報の拡散力に特徴があり、フォロー機能を使って感心のある話題を効率的に追うことができます。
企業の広報やマーケティングツールとしても活用され、商品やサービスを利用したユーザーのポスト(投稿)から、率直な意見を収集するといった活用方法もあります。
3.Instagram(インスタグラム)
Instagramは写真や短い動画の投稿を中心としたSNSです。ハッシュタグを使った拡散や24時間限定で公開されるストーリーズ機能などの特徴があり、若い世代を中心に情報収集の場としても活用されています。
美容室をはじめとする美容サロンでも、施術写真や店舗内の写真などお店のPRとしての投稿しているケースも数多くあります。
4.YouTube(ユーチューブ)
多様なジャンルの動画を無料で視聴できる、動画投稿型SNSがYouTubeです。会員登録不要で誰でも視聴できる手軽さがあり、人気の動画は他のSNSを通じて拡散されることも少なくありません。
企業のマーケティングやブランディングにも効果的なプラットフォームとして活用されています。
5.TikTok(ティックトック)
TikTokは、1分以内の短い動画をかんたんに作成・共有できるSNSです。スマートフォンひとつで撮影から編集、投稿まですべてできます。
特に10代から20代の利用率がほかの年代に比べ高くなっており、その世代をターゲットにしたPRを中心に、企業によるプロモーションも積極的に行われています。
6.LINE (ライン)
LINEは幅広い世代に重宝されているコミュニケーションツールです。チャットや通話機能を中心に、日常的なやりとりに主に使われています。
LINEの、ユーザーに直接アプローチできる特性を活かし、企業の公式アカウントを持ってマーケティング活動に積極的に活用しています。
LINEはSNSに含まれる?
LINEもSNSの一種で、文章や画像を投稿して不特定多数の人に情報を公開することもできます。コミュニケーションを取ることのできるツールとして、一部の機能がSNSに分類されます。
LINEは、親密な関係の人とのコミュニケーションツールとしてだけではなく、不特定多数の人にも情報を伝えることが可能です。このような意味で、SNSの一種に含まれるといえます。
店舗のLINEアカウントが作れる!LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントは、企業や店舗などがLINEを活用してビジネス展開するためのツールです。友だち登録したユーザーとの個別チャットでのコミュニケーションのほか、友だち登録してくれている人たちへ向けてメッセージの一斉配信も可能です。
ここではサロン運営に活用できるLINE公式アカウントの機能を紹介します。
予約システムとの連携が可能
サロン向け予約システムのなかには、システムとLINEを連携できるものもあります。
そして連携可能な予約システムは、システムの予約台帳に自動的に予約内容が反映されるケースが多いです。
予約システムと連携することなくLINEの個別チャットで予約を受け付けることもできますが、予約内容の転記ミスなどの可能性もあることは、覚えておくと良いでしょう。
お知らせやクーポンを配信できる
友だち登録してくれたお客様に向けてキャンペーンなどのお知らせを一斉配信することも可能です。LINEは日常的に使っている人も多く、お客様の目にも届きやすいでしょう。
クーポンを簡単に作成することもできるため、サロン業務を効率的に行いやすくなります。
クーポンの有効期限も設定でき、公開範囲や抽選など範囲指定もできます。また、有効期限が切れると自動的に使えなくなるので、サロン側で管理する必要はありません。
ポイントカードを発行できる
LINE上でポイントカードを発行することもできます。スマートフォンのLINEアプリ上でポイントを管理するため、紙のポイントカードのようにお客様がポイントカードを忘れたりなくしたりすることがありません。
一定数ポイントを貯めたお客様への特典やサービスは自由に設定できるため、お客様がポイントを貯めたくなるような特典を設定しましょう。
ポイントや特典の有効期限が近くなった際は通知もできるため、期限が近いポイントや特典を保有しているお客様の再来店のきっかけ作りにもなります。
LINEミニアプリと連携できる予約システム「リザービア」でもっと便利に
LINE公式アカウントはサロン運営する上で大変便利なサービスですが、予約システムとの連携によってさらに使いやすくなります。
美容業界に特化した予約システム「リザービア」では、LINE公式アカウントと組み合わせて使うことで、リピーター獲得を強力にサポートする「LINEミニアプリ」機能を提供しています。
その「LINEミニアプリ」のなかでも特に予約に関連の強い機能を2つ紹介します。
LINEからいつでも手軽に予約ができる
LINEを活用することで、お客様は新たなアプリをインストールせずに、いつでも手軽に予約ができます。
LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示されるリッチメニューに予約ボタンを設置するため、どこから予約したら良いのか迷うこともありません。
予約の確認や予約日が近くなった際のリマインドもLINEに送られるため、お客様が見逃す可能性も低くなります。そのため、来店を忘れられることによるサロン側の機会損失を減らすことに貢献できるでしょう。
またLINE経由の予約はリザービアの予約台帳に自動で反映されるため、転記の手間も削減できます。
クーポンなどの配信が予約につながりやすい
LINE友だち限定クーポンや特典クーポンの発行、キャンペーンのお知らせなどの一斉配信が可能です。
クーポンの内容を確認した画面下部に予約アイコンが表示されます。そのため、気になるクーポンやキャンペーンの案内を見つけたお客様が、わざわざ別のアプリを立ち上げたりすることなく、スムーズに予約できます。
「リザービア」は充実したサポートで初めてでも安心して使える
リサービアでは、電話やメールによるサポートの他にチャットでの問い合わせも可能です。
機能の使い方だけでなく、集客のアドバイスも行っているのが大きなポイントです。
LINE公式アカウントとの連携の仕方や、そこから集客を伸ばしていくにはどうしたらよいか相談することもできます。
また、リザービア導入店のみが受講可能な「サロン経営を加速させるセミナー」の開催なども行っており、集客を伸ばしていきたいサロンに寄り添ってサービスを提供しています。
まずは資料をご覧ください
効率的なサロン集客にSNSを活用しよう
SNSは今やサロンの集客手段として欠かせない存在となっています。しかしSNSにはさまざまな種類があるため、自身のサロンのターゲットに認知されやすい方法選択が重要です。
そんななか、LINEは幅広い世代に利用されており、サロンのリピーター獲得に大変有効なツールです。ぜひ取り入れてSNSでの宣伝や集客を図りましょう。
その際、LINEと連携できる予約システム「リザービア」も合わせて活用することで、集客以外の管理業務の効率化にも役立ちます。
SNSによる集客とリザービアによる予約管理で、サロンの集客力・リピート率アップを目指しましょう。