- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
念願の美容サロンをオープンし、オーナーになるという夢を叶えたあなた。サロンを安定して運営させていくために、これからがビジネスの本番です。
そんなあなたが、ビジネスを進めていくうえで必要となるツールはたくさんあります。その中でも重要なのが名刺です。なぜなら、名刺は自身の「顔」代わりと呼ばれるほどで、挨拶や自己紹介の際に欠かせないからです。
名刺の重要性について理解している人は多いでしょう。しかし、実際に作成するとなった時の注意点やポイント、こだわるべき部分は理解できていますか?活用のイメージは湧いていますか?なかなかイメージが湧かない、という人も多いのではないでしょうか。
今回は、名刺をうまく活用するための秘訣について解説しました。併せて、作成時のポイントなどもまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
美容系サロンオーナーとしての名刺は夢を叶えた人だけの特権
企業や組織に所属している人でも名刺は持てますが、「サロンオーナー」としての名刺を持つことが許されるのは、オーナーとして自分のサロンを開業したあなただけです。
夢を叶えた人だけが得られる特権。これを活かさない手はありません。
オシャレで洗練されたオリジナルの名刺を作って、多くの人と名刺交換し、自身のビジネスをスケールアップさせていきましょう。
しかし、実際に名刺を作成する前に、そもそもなぜ名刺が必要なのか考えたことがありますか?
「連絡先の交換のため」
「自分を知ってもらうため」
「サロンを経営していることをアピールするため」
もちろん、どれも正解です。
いずれにも共通しているのは、自分のビジネス(サロン経営)を成長させていくという目的があることでしょう。
ビジネスは自分ひとりでは成り立たないことがほとんどです。お客様がいて、取引先がいる。そうやって成り立っています。すべて人の繋がりから生まれるわけですが、はじめて会った人には挨拶するのが当然のように、ビジネスシーンにおいては名刺交換するのが当然のマナーとなっています。
ビジネスをスタートさせるために大切なアイテム、ツールですので、たかが名刺とバカにしてはいけません。ぜひ、サロンオーナーとしてのあなただけの名刺を作成し、ビジネスの成長に活かしていきましょう。
これから、作成時の注意事項、記載すべき情報、こだわりたいポイントなどをまとめていきますので参考にしてください。
サロンオーナーの肩書きの注意事項
企業に所属していると会社から指定された役職や肩書きを名刺に記載することになりますが、個人事業主やオーナーとなると、自由に、自分の裁量で記載できます。しかし、実は肩書きの表記については注意しないといけないことがあります。
それは、たとえば個人事業主が名刺で肩書きを名乗る時、「取締役」という表現を使うのがNGであることです。
なぜなら、取締役というのは、取締役会が結成されている企業の役員だけが使用できる役職名であるためです。これらは会社法で定められているルールのひとつであり、個人事業主は取締役を名乗ってはいけないと定められています。
万が一、取締役という肩書きを記載すると、法人格であると誤解されてしまう可能性もあるため、信頼を失うことになりかねません。注意しましょう。
一方で、職制に基づいた肩書きについては、法律で禁止されていないため、個人事業主であっても使用できます。職制とは具体的には「部長」「課長」のように職場での役職を表す肩書きのことで、社長も含まれます。
しかしサロンのオーナーで上記のような職制を肩書きに記載することは稀でしょう。実際に個人の美容系サロンオーナーが名刺を作成する際に、使用する肩書きで多いものは「代表」「店長」などでしょう。あるいは、複数の肩書きをつけても問題ありません。
たとえば「デザイナー」「コーディネーター」など、他の仕事や資格に関する肩書きを組み合わせて載せてみるのもひとつです。
以上のように、法律で禁止されているものでなければ自由に肩書きをつけていいのですが、事業規模やサロンの雰囲気に見合ったもの、名刺を渡す人にわかりやすい内容にして記載するようにしましょう。
美容系サロンオーナーの名刺に載せたい情報
具体的に名刺にはどのような情報を載せるべきなのでしょうか。ここでは、具体的に記載すべき項目について解説します。
もちろん紹介する項目をすべて記載する必要はありません。サロンの雰囲気や、名刺を通して伝えたいことなどを考えながら参考にしてみてください。
早速ですが、以下が名刺に記載したいスタンダードな項目です。
・サロン名
・住所
・名前
・肩書き
・電話番号
・メールアドレス
・公式ホームページURL
・ブログやSNSのQRコード
・公式LINEアカウントQRコード
決まりがあるということではありませんが、これらの項目は基本的に載せるべきでしょう。住所や電話番号については、ネット検索すれば出てくるかもしれませんが、お客様の検索の手間と煩わしさを考えると名刺1枚に店舗の最低限の情報が載っていることが望ましいといえます。
名前は当然記載するとして、肩書きについては前述したように記載NGの肩書きや、業態や規模感にそぐわない表現は控えるようにするのが無難でしょう。こうしてみると記載すべき情報量が多いように感じますが、名刺は両面印刷することもできますので、バランスを見ながらデザインしていく必要があります。
ホームページやSNSに関しては、開設しているのであれば載せるべきです。情報発信によるファン作りや、フォロー割など割引特典などに繋げられるためフォロワーを獲得するためにも必須でしょう。
そして、さらに個性を出したい、差別化を図りたいと考えるのであれば、以下のような項目を追加してみるのもおすすめです。
・自己紹介文(一言程度)
・得意なことや資格
・自分自身のキャッチコピー
・似顔絵や顔写真
・予約先や問い合わせ先情報
覚えてもらう、知ってもらうためにも、必須項目にプラスアルファの情報があると、印象に残りやすいはずです。名刺を渡した時、交換した時の会話のネタになることもあるでしょうし、よりあなたに興味をもったり、親近感を持ってくれたりするかもしれません。
また、サロンと直接関係のない事柄を載せてはいけない、というルールはありません。自分の人となりを知ってもらいと考えるのならば、自己紹介文では趣味のことや休日の過ごし方などを記載するのもひとつのアピール方法でしょう。
美容系サロンオーナー必見。センスのいい名刺とは
美容系サロンを経営するならば、お客様となるのは「キレイになりたい」「可愛いくなりたい」と美意識の高い方が多いはずです。また、名刺交換の相手となる美容業界に携わる方々も同じような方が多いでしょう。
そのような方はオシャレさやセンスにも気を遣うはずです。そうなると、名刺がダサいと致命的です。
美容関係の仕事をしていくのであれば、センスのいい名刺を持つことが好印象にも繋がっていくと考えましょう。そこで、センスのいい名刺を持つためにこだわりたいのが「素材」「形」「色」「デザイン」といったところです。
素材についてですが、多くの種類から選ぶことができます。ものによって、質感、光沢感、手触りも異なってくるため交換した時の印象にも違いが生まれます。まずは素材からこだわってみるのもいいでしょう。
続いては、形。スタンダードな名刺は長方形になっており、縦書きか横書きかの違いです。しかし中には、丸型の名刺や、自社ロゴの形に沿ったもの、など趣向を凝らしたパターンも多くあります。
形を工夫するというのは印象に残りやすい方法ではありますが、あまりに形が特殊すぎると、受け取った側が名刺を管理しづらくなるというデメリットも考えられますので、その点はご注意ください。
また、色についても工夫のしがいがあります。名刺と聞いてイメージするのは、白基調ですよね。白もシンプルでいいのですが、サロンや自身のイメージカラー、あるいはラッキーカラー、など、理由がはっきりしているのであれば、思いきって違う色で統一するのもセンスの良さを感じてもらえるかもしれません。
そして、デザインです。全体のバランス、配置、フォントの種類や大きさなど、こだわりだすとキリがないかもしれませんが、最も大切なところです。
印象に残りつつ、センスの良さを感じさせるもの。デザインの知識やスキルがないとなかなか表現が難しい、と考えるのであれば、印刷業者やデザイナーに外注してみましょう。
名刺は、あなたのサロンの「顔」代わりになるものであるため、こだわっておいて損はありません。時間とコストをかけてセンスのいい名刺を作ることは仕事や人との繋がりを考えると必要なことといえるでしょう。
名刺とショップカードの違い
名刺と同様にお店のことをアピールするために有効なツールがショップカードです。オーナーさんの中には、名刺とショップカードを使い分けている方も多いかもしれません。
うまく使い分けるには、それぞれの違いを理解する必要があります。詳しくみていきましょう。
名刺
名刺はお会いした人、商談する人など、特定の相手に渡すものであり、名前や連絡先情報を載せる必要があります。
美容系サロンの場合、名刺はお客様へお渡しするだけになることも多いでしょうが、一般的には相手と連絡先情報を交換するためのビジネスツールです。そもそも、名刺を作成し、交換する目的を考えると、お互いのビジネスの成長のためと言えます。
商談につなげたり、人間関係を広めたり、継続してやりとりの必要がある相手に連絡先を教え合うわけですね。そのため個人名、電話番号やメールアドレスなどの連絡先、会社名や店舗名など、ビジネスの関係を構築していくうえで最低限必要な情報を記載する必要があります。
ショップカード
特定の方と交換することが多い名刺とは異なり、ショップカードは不特定多数の方にサロンやショップを認知してもらうためのツールです。個人名などは記載していないことが多く、基本的にはその名の通りショップに関する情報のみといっていいでしょう。
多くの人に知ってもらうためのツールでもあるため、道行く人に配ることもありますし、店頭に置いておいて自由に持ち帰ってもらう、という使い方もいいでしょう。名刺と比べると、販売促進という側面が強いツールといえます。
名刺やショップカードの有効活用法
ただ単に名刺やショップカードを渡すだけでは印象に残りづらいことも多いため、ちょっとした工夫や付加価値をつけてリピーターを増やすようにしましょう。例えば、名刺とショップカードにメッセージを記入できる欄を設けて、渡す際に言葉を一言添えてみる、というのもひとつの方法です。
情報が羅列されているだけのものに手書きの言葉が加わるだけで、印象も違うでしょうし、記憶に残りやすくなるのではないでしょうか。ショップカードの活用方法として、他におすすめなのがポイントカード機能やクーポンをつけることです。例えば裏面にポイントを貯められるようにしておけば、次回来店の動機になるかもしれません。
もしショップカードを印刷するコストや手間を省きたいのであれば、LINE公式アカウントでショップカードを作成し、ポイント機能もつけられるため、興味がある方はそちらも試してみてください。
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まとめ
美容系サロンオーナーの「顔」ともいうべき名刺についてまとめました。作成時の注意点やポイントから、記載すべき項目についてもまとめていますので参考にしてみてください。「オーナーとしての名刺」は誰しもが持てるものではありません。夢を叶えたあなたしか持てません。
夢を叶えたあなたの顔の代わりになるものだからこそ、しっかりこだわって、渡したくなるような名刺を作成しましょう。想いのこもった、こだわりの名刺を武器にあなたとあなたのサロンを知ってもらい、多くのファンを獲得できれば、自然にビジネスもスケールアップしていくはずです。
今回紹介したポイントと活用方法を参考に、ぜひあなたのサロン運営に役立ててください。