インスタのプロアカウントとはどのようなもの?一般のアカウントやクリエイターアカウントとの違いについても解説!

インスタのプロアカウントとは? クリエイターアカウントとの違い
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インスタ(Instagram)のアカウントを所持しているサロンや美容室は少なくないことでしょう。しかし、効果の高い使い方はできているでしょうか?

実は、インスタには、一般のアカウントより集客効果が見込めるプロアカウントというものが存在します。プロアカウントの特徴を知り、今後のインスタ運用に活用してみてください。

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インスタのプロアカウント・ビジネスアカウントとは?

インスタのプロアカウント・ビジネスアカウントとは?

インスタのアカウントには、いくつかのタイプがあります。ここでは、インスタの「プロアカウント」についてくわしく説明しましょう。

インスタのプロアカウントとは?

インスタには、大きく分けて、一般的に使われる一般アカウントとプロアカウントの2種類があります。
プロアカウントとは、以前は「ビジネスプロフィール」と呼ばれていたもので、さらに「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2つに分けられます。

プロアカウントは企業や有名人・著名人などが情報発信に活用していますが、一般人も使用可能です。しかも、無料で利用できます。詳細なインサイト情報を得ることができるため、マーケティングにも役立てられるでしょう。

ビジネスアカウントとは?

インスタのビジネスアカウントは、おもに企業や事業主、販売業をしている方などが利用しているアカウントのタイプです。電話・メール・道順・予約する、という4つのボタンを表示できます。
ショッピング機能が搭載されており、投稿画像に販売サイトのリンクを貼り付けられるので、かんたんにネット販売につなげることが可能です。

クリエイターアカウントとは?

各界の著名人や芸能人、アーティスト、インフルエンサーなどがよく使っているのがクリエイターアカウント。ビジネスアカウントよりも多様な職種の人々が利用しているのが特徴です。
投稿を予約したり、投稿を分析できるインサイトを確認したり、プロフィールに連絡先ボタンを設置したりすることができます。

ビジネスアカウントとクリエイターアカウントだけが使える便利機能とは?

ビジネスアカウントとクリエイターアカウントだけが使える便利機能とは?

ビジネスアカウントやクリエイターアカウントでは、どのようなことができるのでしょうか。それぞれの便利機能を紹介します。

ビジネスアカウントではコンバージョン(予約)への導線を整備できる

ビジネスアカウントでは、コンバージョンに必要な「予約する」というアクションボタンを設置することができ、見た人はそこからサロンの予約が可能です。
また、クリエイターアカウントとは異なり住所もプロフィールに表示できるので、「行ってみたいけど店舗の場所がわからない」という見込み客にもアプローチすることができるでしょう。

クリエイターアカウントではブランドコンテンツ広告が利用できる

クリエイターアカウントならではの機能として、「ブランドコンテンツ広告」があります。クリエイター本人が作成した投稿を、企業がクリエイターからの許可を得て広告として使用できる機能のことです。

特定の企業に自分の投稿を広告として利用してもらえるので、その企業のフォロワーなどからのアクセス流入も期待できます。

インスタのプロアカウントと一般アカウントとの違いは?プロアカウントのメリットとは?

インスタのプロアカウントと一般アカウントとの違いは?プロアカウントのメリットとは?

インスタのプロアカウントは、一般アカウントにはない便利な機能が満載です。せっかく店舗を運営しているのなら、無料で利用できるプロアカウントの機能を使いこなし、集客につなげましょう。

プロフィールにカテゴリ・アクションボタンを設置できる

プロアカウントでは、プロフィールの名前の下に「美容・化粧品・パーソナルケア」「健康・美容」「起業家」「レストラン」などのカテゴリを表示できます。

また、「メッセージ」「連絡先」といったボタンを表示でき、顧客はボタンを選んで電話・メール・メッセージ送信などのアクションを起こせます。ウェブサイトのURLリンクも貼ることができ、予約ページに飛ばすことも可能です。

インサイトを閲覧することができる

インサイトとは、1つ1つの投稿に対するアクセスの詳細な解析機能です。一般アカウントではインサイトを確認できませんが、プロアカウントでは投稿画像の下に表示される「インサイトを見る」というボタンから閲覧できます。

リーチ数・いいねやコメントの数・保存数などをチェックしてみましょう。インサイト機能を利用すると、どのようなユーザーにどのような情報が刺さるかがわかります。反応のいい投稿を広告として宣伝することもでき、集客につなげることができるでしょう。

コンバージョン(予約・お問い合わせ)に関わる投稿ができる

投稿に商品購入用のリンクを貼り付けたり(設定と審査が必要)、投稿を広告として宣伝したりと、投稿から販売や予約の導線を作ることができます。インターネット上で商品を販売している店舗や顧客の増加を目指しているサロンにおすすめです。

有料広告を出稿できる

インスタでは、ツイッター(Twitter)やフェイスブック(Facebook)などと同じように、有料で広告を出稿できます。あたらしく投稿するのはもちろんのこと、すでに投稿したもののなかから、反応のいい投稿を広告として表示させることも可能です。

地域・年齢・性別など、特定の属性のユーザーにターゲットを絞って配信できるので、反響に期待できるでしょう。

フェイスブックと管理権限を共有できる

インスタだけでなくフェイスブックページも所持しているお店の場合、フェイスブックページとインスタのアカウントを連携させることによって管理権限を共有できます。

スタッフのアカウントに管理権限を付与すれば、インスタの更新をスタッフに分担させることができ、特定のスタッフだけで更新するという業務の負担が改善されるでしょう。また、連携によってインスタとフェイスブックに同時投稿することも可能になります。

予約投稿を行うことができる

フェイスブックページとインスタのアカウントをリンクさせるとほかにも便利な機能が使えます。それは、予約投稿です。
フェイスブックで提供されている「クリエイタースタジオ」というページでは、日時を分単位までこまかく指定して予約投稿をおこなうことができます。つまり、画像と投稿文を用意して予約の設定さえしておけば、定休日でも自分がお店に不在のときでも自動で投稿してもらえるのです。

プロアカウントのデメリットは?

プロアカウントのデメリットは?

一見いいところばかりに感じられるインスタのプロアカウントですが、デメリットも存在します。 どのような点なのでしょうか。

アカウントを非公開にできない

実は、プロアカウントは非公開に設定することができません。そのため、常に人目にさらされた状態であり、投稿範囲を限定したい場合や、不特定多数ではなく特定のユーザーのみに情報を発信したい場合には向かない可能性があります。

事前に設定したページ以外のフェイスブックページに投稿をシェアできない

インスタのプロアカウントは、事前に連携したフェイスブックページに投稿をシェアできる点がメリットです。しかし、他のフェイスブックページにはシェアができません。

シェアするフェイスブックページを設定済みのものから変更したい場合には、一旦個人アカウントに戻してから再度プロアカウントの設定をおこない、そのアカウントにシェアしたいフェイスブックページを紐づける必要があります。

プロアカウントへの移行方法

プロアカウントへの移行方法

それでは、ここからはプロアカウントへの変更方法を順を追って説明します。むずかしくないので、プロアカウントを利用していない方はぜひ手順に沿っておこなってみてください。

設定画面に移動する

まず、プロアカウントに変更したいアカウント(サロンや店舗などのアカウント)でインスタにログインします。自動ログインになっていれば、インスタアプリを起動するだけでOKです。
アプリ右下にあるプロフィールアイコンを押してプロフィールページを開き、右上の三本線をタップして、設定画面に移動しましょう。

「プロアカウントに切り替える」をタップする

「設定」→「アカウント」を選択します。

すると、下部に「プロアカウントに切り替える」「プロアカウントを取得する」といった水色で表示された文字が出てくる(バージョンや使用している端末のタイプにより表示される文言が多少異なる可能性があります)ので、それをタップしましょう。

つづいてチュートリアルが出てくるので、内容を確認しながら「次へ」をタップして先に進みます。

アカウントのカテゴリを選択する

先にも述べたように、プロアカウントでは所属するカテゴリを選択することができます。

ここで選んだ内容がプロフィールのアカウント名の下に表示されるので、「健康・美容」「美容・化粧品・パーソナルケア」「商品・サービス」「ショッピング・小売り」などのなかから該当するものを選択しましょう。

なお、カテゴリはプロフィールに表示させないこともできます(後ほど設定可能)。

ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントを選択する

ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントのどちらかを選択する画面が表示されたら、設定したいほうを選びましょう。

美容室やサロンは「予約する」ボタンが設置できたり、問い合わせボタンに住所を登録できたりという機能があるビジネスアカウントを選択するのがおすすめです。

ただし、「予約する」で連携できる媒体はインスタと提携しているところだけなので、使い勝手が悪いと感じる店舗もあるかもしれません。どちらかに設定したあとでも、変更したい場合はすぐに切り替えることができるので、どちらを選んでも問題ありません。

プロアカウントから個人アカウントに戻すことも可能

プロアカウントから個人アカウントに戻すこともできます。先ほど解説した、プロフィールページにある三本線から設定画面を開き、「アカウント」→「アカウントタイプを切り替え」から「個人用アカウントに切り替える」をタップすれば完了です。

同様の手順で、ビジネスアカウントとクリエイターアカウントの切り替えもできます。

プロアカウントの活用例

プロアカウントの活用例

プロアカウントの設定ができたら、次はどのように活用すればいいかを見ていきましょう。

カテゴリをプロフィールに表示させる

設定したカテゴリは、プロフィール欄に表示するか非表示にするかを選べます。しかし、たまたまプロフィールを見たユーザーや自店のことを知らないユーザーにもわかりやすいよう、カテゴリは表示させておくことがおすすめです。

コンバージョンの見込みの高いユーザーを誘導し、集客につなげることが大切といえます。

投稿後に分析・改善を行う

インスタの投稿後、投稿画像の下に表示される「インサイトを見る」ボタンから各投稿のリーチ数やインプレッションの内訳、「いいね!」の数・保存数などをチェックできます。

また、プロフィールページの三本線から開ける「インサイト」では、「過去7日間」「過去14日間」「前月」などに絞って、リーチしたアカウント数や合計フォロワーの増減などを確認できます。

インサイトを分析しながら、ターゲットとするユーザーの再考などをおこないましょう。

過去の投稿を広告として利用する

インスタのプロアカウントでは、過去に投稿したものを広告としてそのまま利用することができます。前述したように、過去に好評だった投稿を、興味を持ってくれそうなターゲット層に向けて広告として配信するのはおすすめです。

もちろん、広告費がかかりますし、必ずしも反響が出るとは限りません。しかし、広告にすることで見込み客にリーチしやすくなるので、認知度を高めるという意味では利用する価値はあるでしょう。

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プロアカウントのメリットを考慮して移行しよう

プロアカウントのメリットを考慮して移行しよう

インスタのプロアカウントは、非公開設定にできないなどのわずかなデメリットはありますが、メリットが多く、サロンや美容室の集客・マーケティングにはぜひ利用してほしい無料サービスです。

切り替えも手軽におこなえるので、まだ個人アカウントとしてインスタを運用している店舗は、今回の内容を参考に、移行を検討してみてください。

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