失敗しないプライベートサロン開業!準備から予約・顧客管理まで徹底解説

失敗しないプライベートサロン開業!準備から予約・顧客管理まで徹底解説
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プライベートサロンの開業を目指しているものの、開業に必要な準備や手順がわからないというケースも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、準備から予約の管理、顧客管理の導入まで徹底解説。プライベートサロンのメリット・デメリットや、一般的なサロンとの違いまで、詳しく解説していきます。

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プライベートサロン開業はなぜ人気?3つの魅力と成功のポイント

プライベートサロン開業はなぜ人気?3つの魅力と成功のポイント

自分だけの特別な空間で、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを提供できるプライベートサロン。なぜ今、多くの人がプライベートサロンでの独立・開業に魅力を感じているのでしょうか。その理由は、大きく3つあります。

1.低資金、低リスクで始められる

プライベートサロンは、大きな店舗を構える必要がなく、自宅の一室や小規模な賃貸物件でも開業できます。そのため、初期投資を抑えられ、比較的少ないリスクで自分の夢を形にすることが可能です。

2.自分の理想の空間とサービスを提供できる

店舗のコンセプトや内装、扱う商材、サービス内容まで、すべてを自分のこだわりで決められるのが最大の魅力です。自分の理想とする世界観を表現し、お客様に心からリラックスしてもらえる空間を創り出すことができます。

3.お客様一人ひとりと深く向き合える

プライベートサロンは完全予約制のマンツーマン接客が基本です。そのため、流れ作業になることなく、一人ひとりのお客様とじっくり向き合い、丁寧なカウンセリングと施術を提供できます。お客様との信頼関係を築きやすく、長く愛されるサロンを目指せます。

【5ステップ】プライベートサロン開業に向けた具体的な準備リスト

【5ステップ】プライベートサロン開業に向けた具体的な準備リスト

プライベートサロンを開業するまで一つひとつのステップを丁寧に進めていけば、着実に夢に近づけます。

魅力あふれるプライベートサロンが成功を掴むためには、「コンセプト設計」と「効率的な運営」という2つのポイントが非常に重要になります。

ここでは、プライベートサロン開業までの具体的な道のりを5つのステップに分けて、わかりやすく解説します。

Step1: コンセプト設計と事業計画

プライベートサロンの成功は、しっかりとした土台づくりから始まります。それが「コンセプト設計」と「事業計画」です。

まず、「誰に」「何を」「どのように」提供するのかを具体的に考え、サロンの軸を固めましょう。コンセプトを明確にするためには、「5W1H」のフレームワークで考えると整理しやすくなります。

  • When(いつ):営業時間、定休日
  • Where(どこで):エリア、立地(例:駅近、住宅街)
  • Who(誰に):ターゲットとなるお客様の年齢層、職業、ライフスタイル
  • What(何を):提供するサービス、メニュー、商品の価格帯
  • Why(なぜ):なぜそのサービスを提供するのか、お客様にどうなってほしいのか
  • How(どのように):サービスの提供方法、サロンの雰囲気、自分の強み

これらの要素を固めたら、事業計画書を作成します。事業計画書は、資金調達の際に必要になるだけでなく、自分のビジネスを客観的に見つめ直し、成功への道筋を明確にするための重要な設計図です。

日本政策金融公庫のウェブサイトでは、美容業向けの創業計画書のテンプレートや記入例が公開されているので、参考にすると良いでしょう。

引用元
日本政策金融公庫|創業計画書記入例・美容業

<事業計画書の主な項目>

  • 創業の動機:なぜこのサロンを開業したいのか
  • 経営者の略歴等:これまでの経験や資格
  • 取扱商品・サービス:メニュー内容と価格、セールスポイント
  • 取引先・取引関係等:仕入れ先や提携先
  • 従業員:スタッフの雇用計画
  • お借入の状況:個人の借入状況
  • 必要な資金と調達方法:開業に必要な資金と、自己資金・借入でどう賄うか
  • 事業の見通し:売上や利益の予測

Step2: 資金調達と必要な届出

コンセプトと事業計画が固まったら、次はお金と手続きの準備です。開業にはどれくらいの資金が必要で、それをどうやって用意するのか、また、どのような届出が必要なのかを解説します。

1.開業資金の目安

開業資金は、物件の種類や規模によって大きく変わります。

  • 物件取得費:保証金、敷金、礼金、仲介手数料など(家賃の6ヶ月〜10ヶ月分が目安)
  • 内装工事費:デザインや工事の規模により変動(数十万円〜数百万円)
  • 設備・備品費:施術用ベッド、専門機器、タオル、什器など(数十万円〜)
  • 広告宣伝費:ウェブサイト制作、チラシ、SNS広告など
  • 運転資金:開業後、経営が安定するまでの費用(生活費や家賃、仕入れ費など3ヶ月〜6ヶ月分)

自己資金だけで足りない場合は、融資制度の活用を検討しましょう。特に、日本政策金融公庫の「新規開業資金」は、これから事業を始める人にとって心強い味方です。

2.必要な届出

個人事業主としてサロンを開業する場合、主に以下の届出が必要です。

  • 開業届(個人事業の開業・廃業等届出書):事業を開始した日から1ヶ月以内に、管轄の税務署へ提出します。
  • 青色申告承認申請書:節税効果の高い青色申告を希望する場合に、開業日から2ヶ月以内に提出します。
  • その他:美容所登録(美容師免許が必要な施術を提供する場合)など、提供するサービスに応じて保健所への届出が必要なケースもあります。

どの届出が必要か、提出先やタイミングを事前にしっかり確認しておきましょう。

Step3: 物件選びと空間づくり

お客様に「また来たい」と思ってもらえるかどうかは、サロンの場所と空間が大きく影響します。ターゲットとするお客様が通いやすい場所を選び、心からリラックスできる空間を作り上げましょう。

1.物件の種類

自宅サロンの最大の利点は、家賃がかからないため初期費用を大幅に抑えられることです。ただし、生活感を出さない工夫や家族の協力が不可欠です。

一方、賃貸物件(マンション・テナント)はプライベートと仕事を完全に分け、事業に集中できるのが特徴です。内装や看板設置の自由度が高い反面、家賃や初期費用がかかります。

2.立地選びのポイント

ターゲットとするお客様がアクセスしやすい場所か、よく検討する必要があります。特に駅からの距離や、駐車場の有無などは大切です。

また、周辺の環境はサロンのコンセプトに合っているか、静かな住宅街、おしゃれなエリアなど、町の雰囲気も良く検証しましょう。

もちろん、競合となるサロンが近くにないか調査することも大切です。

2.空間づくりのコツ

プライベートサロンの魅力は、なんといってもパーソナルな空間です。お客様が日常を忘れて過ごせるよう、内装、照明、香り、音楽など、細部にまでこだわって世界観を演出しましょう。

清潔感はもちろんのこと、コンセプトに合わせた色使いやインテリア、ライティングのほか、アメニティやインセンスを選ぶことも大切です。

Step4: 設備・備品の調達

理想の空間が見えてきたら、次はサービスを提供するために必要な設備や備品を揃えます。何が必要かをリストアップし、計画的に準備を進めましょう。

<設備・備品チェックリスト(例)>

  • 施術用設備:施術ベッド、スチーマー、専門機器など
  • 家具・什器:カウンセリング用のテーブル・椅子、待合ソファ、商品棚、ワゴン、鏡、ロッカー
  • リネン類:タオル、ガウン、シーツ、ブランケット
  • 備品・消耗品:化粧品、オイル、コットン、カルテ、筆記用具、スリッパ
  • 家電製品:電話、パソコン、BGM用スピーカー、冷蔵庫、洗濯機
  • その他:観葉植物、アロマディフューザー、キャッシュレス決済端末

すべてを新品で揃えると費用がかさみます。初期費用を抑えるためには、中古品を扱う専門店やフリマアプリを活用したり、リースやレンタルを利用したりするのも賢い方法です。

Step5: 集客の準備

サロンが完成しても、お客様に来てもらえなければ売上は立ちません。オープン前から集客の準備を始め、スムーズなスタートダッシュを切りましょう。

SNSの開設と発信

InstagramやLINE公式アカウントは、無料で始められる強力な集客ツールです。サロンのコンセプトやこだわり、施術メニュー、人柄が伝わるような投稿を心がけ、未来のお客様との接点を作りましょう。

予約サイトへの登録

オープン日が決まったら、すぐに予約の受付を開始できるように準備します。特にプライベートサロンは一人で運営することが多いため、施術中に電話対応ができないといった課題があります。いつでも予約を受け付けられる体制を整えておくことが、機会損失を防ぐ鍵となります。

プレオープンの案内

友人や知人を招いてプレオープンを実施し、実際のサービスの流れを確認しましょう。お客様目線でのフィードバックをもらうことで、オープンまでに改善点を見つけられます。

知っておきたいプライベートサロンのメリット・デメリット

知っておきたいプライベートサロンのメリット・デメリット

プライベートサロンには多くの魅力がありますが、一方で個人経営ならではの注意点も存在します。開業してから後悔しないよう、メリットとデメリットの両方をしっかり理解しておきましょう。

プライベートサロンのメリット

少ない初期投資で開業でき、固定費を抑えられるため利益率を高めやすい点がまず挙げられます。自宅や小規模な物件で開業できるため、店舗の取得費用や家賃といった固定費を低く抑えられます。その結果、売上が直接利益に繋がりやすく、安定した経営を目指せます。

自分の理想やこだわりを詰め込んだ、自由なコンセプトとスタイルで経営できるのも、大きなメリットです。

営業時間からサービス内容、内装、価格設定まで、すべてを自分で決定できます。組織のルールに縛られることなく、自分の理想とするサロンを追求できるのは、個人経営ならではの大きな喜びです。

お客様と深い信頼関係を築きやすく、ファン(リピーター)になってもらいやすいのも、プライベートサロンならではでしょう。

マンツーマンでの丁寧な接客により、お客様一人ひとりの悩みや要望に深く寄り添うことができます。これが高い顧客満足度に繋がり、「あなただからお願いしたい」という熱心なファンを生み出すのです。

プライベートサロンのデメリット

プライベートサロンは、施術以外の集客・経理・雑務などを一人~少人数でこなす必要があります。

お客様への施術はもちろん、予約管理、SNSでの発信、経理作業、掃除や洗濯といった雑務まで、すべてを自分で行う必要があります。タスク管理をしっかりしないと、業務に追われてパンクしてしまう可能性があります。

また、社会的信用を得にくく、事業拡大のための融資(資金調達)のハードルが高いのにも注意が必要です。

法人に比べて個人事業主は社会的信用度が低いと見なされがちです。将来的に店舗を拡大したり、新たな設備を導入したりする際の追加融資で、審査が厳しくなることがあります。

経営の悩みを相談できる相手がおらず孤立しがちで、代わりがいないため体調管理も重要です。一人で経営していると、悩みを共有できる同僚や上司がいません。

孤独を感じやすいだけでなく、自分が体調を崩してしまうと、その日の売上はゼロになってしまいます。心身ともに健康であることが、経営を続ける上で非常に重要です。

プライベートサロンと一般的サロンの違いとは?

プライベートサロンと一般的サロンの違いとは?

プライベートサロンと、街でよく見かける一般的なサロン。お客様として利用した経験はあっても、経営する側として考えたとき、具体的に何が違うのでしょうか。3つの視点からその違いを解説します。

1.空間とプライバシーの違い

プライベートサロンは、その名の通り「私的な」空間が特徴です。完全予約制の貸切空間や個室でサービスが提供されるため、他のお客様の目を気にすることなくリラックスできます。一方、一般的なサロンは複数の施術席が並び、常に他のお客様や多くのスタッフがいる、オープンな空間であることが多いです。

2.接客スタイルの違い

プライベートサロンでは、一人の担当者がカウンセリングから施術、お見送りまでを一貫して行う「マンツーマン制」が基本です。お客様の情報を深く理解し、パーソナルな提案が可能です。対して一般的なサロンでは、効率を重視して施術ごとに担当者が入れ替わる「分業制」が多く見られます。

3.サービス形態と規模の違い

プライベートサロンの多くは個人経営で、オーナーのこだわりや得意分野を活かした、独自性の高いサービスを提供します。お客様一人ひとりに合わせた柔軟な対応が強みです。一方、一般的なサロンは企業が運営していることが多く、マニュアルに基づいた安定した品質のサービスを、幅広い層のお客様に提供することを目指しています。

プライベートサロンの運営を効率化するなら予約システム「リザービア」

プライベートサロンの運営を効率化するなら予約システム「リザービア」

プライベートサロンのデメリットとして挙げた「一人ですべての業務をこなす大変さ」。特に、施術中に鳴る予約の電話や、営業時間外の問い合わせ対応は、大きな負担になりがちです。

そんなオーナーの悩みを解決し、運営をぐっと楽にしてくれるのが、予約システム「リザービア」です。

1. 24時間365日、予約の取りこぼしを防ぐ

お客様は、仕事終わりや深夜など、サロンの営業時間外に「予約したい」と思い立つことがよくあります。施術中で電話に出られなかったり、夜中の問い合わせに対応できなかったりすると、そのお客様は他のサロンに行ってしまうかもしれません。

リザービアを導入すれば、あなたが施術に集中している間も、休日や深夜でも、システムが自動で予約を受け付けてくれます。 予約の取りこぼしという機会損失を防ぎ、売上アップに直接つなげることができます。

2. LINE連携で予約も連絡もスムーズに

今やほとんどの人が毎日使うコミュニケーションアプリ「LINE」。リザービアはLINE公式アカウントと連携させることができます。

お客様は、使い慣れたLINEのトーク画面から、いつでも手軽に予約を入れることが可能です。予約完了のメッセージや、来店日が近づいたことを知らせるリマインド通知も自動で送信されるため、お客様のうっかり忘れによる無断キャンセルを防ぐ効果も期待できます。

キャンペーンのお知らせなどを一斉配信すれば、再来店を促すきっかけにもなります。

3. 面倒な顧客管理も自動化

お客様一人ひとりに合わせた丁寧な接客は、プライベートサロンの生命線です。そのためには、お客様の情報を正確に記録し、管理することが欠かせません。

リザービアには、予約時のお客様情報が自動で蓄積される顧客管理機能が備わっています。 来店日や施術メニュー、会話の内容などを電子カルテとして記録・管理できるため、紙のカルテのように保管場所に困ることもありません。

前回話した内容を覚えていてくれたら、お客様は「大切にされている」と感じ、満足度も高まるでしょう。これが、リピート利用へと繋がっていきます。

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万全の準備と最適なシステムで、理想のプライベートサロンを開業しよう

万全の準備と最適なシステムで、理想のプライベートサロンを開業しよう

プライベートサロンの開業は、自分のこだわりと理想を詰め込める、非常にやりがいのある挑戦です。しかし、その成功は、どれだけ念入りに準備を進められたかにかかっています。

コンセプト設計から資金計画、集客準備まで、一つひとつのステップを着実にクリアしていくことが大切です。

そして、開業後の運営をスムーズにし、お客様に最高のサービスを提供し続けるためには、予約や顧客管理といったバックオフィス業務の仕組み化が不可欠です。

予約システム「リザービア」は、24時間自動で予約を受け付け、お客様とのコミュニケーションを円滑にし、面倒な顧客管理の手間を省いてくれる、プライベートサロンオーナーにとっての力強いパートナーです。

ぜひ、あなたの理想のサロンを実現するためのツールとして、リザービアの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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