整骨院の保険外施術とは?自費メニューのメリット・デメリットや導入のポイントを押さえよう

整骨院の保険外施術とは?自費メニューのメリット・デメリットや導入のポイントを押さえよう
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整骨院や接骨院では保険外の施術ができるのでしょうか。また、自費メニューを取り入れるメリットやデメリットも知りたいところです。そこで、施術院での保険外サービスについて、この記事で詳しく学びましょう。

保険外の施術を導入したい院は、顧客との信頼関係を強化しながら自費メニューで売上をアップさせて、しっかり収益を上げてください。

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整骨院・接骨院で保険を使えるケース

整骨院・接骨院で保険を使えるケース

整骨院や接骨院といった施術院で柔道整復師が行う施術のうち、保険が適用できる内容は限定されており範囲が狭いです。具体的には、捻挫・肉離れ・打撲などで、急性や亜急性の場合に限られます。

また、骨折や脱臼の場合は、緊急のときを除いて、医師の同意を得られてからでないと施術不可です。

引用元
柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて |厚生労働省

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整骨院・接骨院での保険適用は可能?注意点やおすすめの自費メニューも紹介

顧客にとっての保険施術のメリットとデメリット

顧客側にとって、健康保険適用の場合、顧客の自己負担金は総額の3割(6歳未満の子どもや70歳以上の高齢者は1~2割)なので、少ない費用で施術を受けられることがメリットです。

ただし、保険でできる最低限の施術のみなので、十分な効果を得られない可能性もあります。さらに、負傷してから受診するまでの期間や、保険で施術できる期間にも決まりがあるため、満足できないまま終了してしまうこともありえるでしょう。

引用元
医療費の一部負担(自己負担)割合について|厚生労働省

保険外(自費)になるケース

保険外(自費)になるケース

整骨院などでの施術のうち、健康保険が適用されず自費で受けなければならないものは多々あります。慢性的な肩こりや腰痛・慢性化した後遺症のリハビリ・過去の交通事故などが原因の痛み・スポーツなどによる肉体疲労などです。

また、同じ傷病名で医師に診てもらいながら整骨院にかかる際も、保険は適用できないため自費扱いになります。

整骨院での保険外施術のメリット

整骨院での保険外施術のメリット

施術院で自費施術を行うことには、メリットがたくさんあります。どんな点なのか確認しましょう。

1. より効果的なメニューを提供できる

施術者がせっかく高い知識や技術を持っていても、保険施術だけでは存分に発揮できないこともあります。しかし、自費であれば保険では取り扱えないサービスの提供が可能。顧客にとっても、より効果を得られて満足できる可能性が高いです。

2. 客単価を上げられる

自費メニューの場合、院側が自由に施術料金を決められるため、客単価アップも狙えます。顧客の人数が少なくても、利益を出しやすいでしょう。

3. 保険請求の業務負担が減る

保険施術では、毎月レセプトを作成して保険者に請求を行わなければなりません。月末のレセプト作業は、手間がかかり負担が大きい業務です。そのため、自費施術が増えれば請求業務が楽になります。

4. ターゲットを絞れる

保険施術の場合は、どんな顧客も受け入れる必要があり、短時間マッサージを受けるために来るなど、自院の方針やコンセプトなどに合わない顧客の来院も考えられます。

しかし、自費施術なら内容や料金に納得した上で利用してもらえるため、ターゲットを絞って集客することが可能です。

保険外のデメリット

保険外のデメリット

整骨院・接骨院にとってメリットの多い自費施術ですが、注意したい点もあります。保険外施術を導入する前に、デメリットも知っておくべきです。3つの点をチェックしましょう。

1. 既存顧客の失客の恐れがある

自費施術の場合、顧客にとっては、支払う金額が高くなるというマイナス面があります。保険施術を取り扱わず完全に自費のみにしてしまった場合、「保険が使えないならいいや」と離れてしまう顧客も出てくる可能性は否定できません。

また、競合との価格差などから、自院の顧客が他院に流れてしまう可能性も十分考えられるでしょう。

2. 説得力が必要

自費の場合、顧客は保険適用時よりも高い施術料を支払うため、院側はなぜ保険外施術を行うのかということをしっかり説明し、顧客に納得してもらわなければなりません。そのため、より説得力の高い説明が求められます。

3. 安定するまでに時間を要する

自費施術を導入したからといって、すぐに売上がグッと上がるわけではないことも事実です。実際にやってみないとわからない部分もあり、軌道に乗るまでには時間がかかることを頭に入れた上で導入しましょう。

保険外施術を導入するときのポイント

保険外施術を導入するときのポイント

ここからは、施術院で自費メニューを導入するときに押さえておきたいポイントを紹介します。

段階的にメニューを増やす

いきなり保険施術をなくして完全に保険外にするのではなく、はじめはコストのかからない施術だけにするなどして、顧客の反響を見ながら徐々に自費メニューを増やしていきましょう。

将来的に自費のみにする場合でも、顧客からの反応や売上・利益などを見つつ少しずつ移行し、「これなら完全自費でもやっていける」という状態になってから切り替えることをおすすめします。

競合との差別化を意識する

施術院には競合が多いので、他院にはないきめ細やかなサービスや良心的な価格など、競合より優位な点を持つことが大切です。差別化を図ることを意識しながら、接客や価格設定を行いましょう。

「どんぶり勘定」に気をつける

保険での施術や、保険と自費の施術料の合計額の料金を、一律に設定している施術院があります。しかし、保険施術は保険点数から療養費を算出するため、一律なのはおかしいです。

このような設定をしていては、不正請求の疑いを持たれたり顧客に不満や疑問を抱かれたりする恐れがあります。正しく請求すること・保険と自費の料金をきちんと分けて表示することが大事です。

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顧客満足度を高めてリピーターを増やす

保険施術の場合は「近い」「安い」が求められますが、保険外施術では施術に満足してもらい、「ここに来たい」という気持ちで継続的に利用してもらうことが重要です。

そのため、施術だけを重視するのではなく、顧客とのコミュニケーションや施術後のフォロー体制などで顧客満足度を向上させ、自院のファンを増やしましょう。

予約制の整骨院では予約管理も大切

予約制の整骨院では予約管理も大切

予約制の施術院も多いことでしょう。しかし、しっかり予約管理ができていないと、顧客に迷惑をかけたりスタッフ間でのトラブルが起きたりすることも。そこで、インターネットで自動で予約の受付や管理ができるシステムを導入してみてはいかがでしょうか。

世の中にある数多くのシステムのなかから、「リザービア」について紹介します。

LINE・Instagramからも予約を受けられる

LINEやInstagramのアカウントを持っている院は、オプションでリザービアと連携させることが可能。

コミュニケーションアプリとして多数のユーザーを抱えるLINEで予約できれば、顧客にとって手軽で便利です。また、Instagramでも予約ページとリンクさせることができるので、フォロワーや投稿を見た人からかんたんに予約してもらえます。

関連ページ
LINE連携予約
Instagram連携予約

多彩なメニューを登録できる

リザービアではメニューを多数登録できるため、自費メニューの種類が増えても安心です。イメージ写真をつけたり、受付の開始・終了時刻を決めたり、スタッフ別で設定したりと、柔軟な使い方ができます。自院に合わせた設定を行ってください。

関連ページ
メニュー

クーポンや回数券も設定可能

保険外メニューを取り入れる場合、クーポンや回数券によってお得に利用してもらおうという施策を考える院もあるのでは。リザービアにはクーポンやチケットクーポン(回数券)を登録できる機能があり、予約の際に活用してもらえます。

クーポンは、新規顧客か既存顧客か・どんな属性か・先着〇名など、使える対象を絞ることも可能です。紙で発券する手間やコストも省けるでしょう。

関連ページ
クーポン
チケットクーポン

POSシステムとの連携サービスも

リザービアは、会計が行えるPOSシステム「A’staff Cloud Smart」との連携も可能。会計時には、リザービアの管理画面の「会計する」ボタンからA’staff Cloud Smartにスムーズに移れます。

顧客のカルテ情報の管理もでき、複数の院を運営している場合、各院の情報共有も可能です。予約・顧客・会計をまとめて管理できるので、業務の効率化にもつながるでしょう。

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整骨院ではうまく保険外施術も取り入れよう

整骨院ではうまく保険外施術も取り入れよう

整骨院や接骨院では、健康保険の範囲内でできる施術は限られているので、経営において顧客が自費で受けるメニューを取り入れるのも重要です。紹介したようなポイントも踏まえて検討してみてください。

また、予約管理を行うなら、リザービアも導入してはいかがでしょうか。施術院に役立つ機能が豊富にそろっており、利便性の向上・業務負担の軽減・集客に役立ちます。

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