ネイルサロンを開業したら用意したいもののひとつに「看板」があります。看板は高い集客効果が期待できるため、ぜひ導入しましょう。
今回は、ネイルサロンに看板を設置すると何がいいのかを説明するほか、ネイルサロンの看板に適した種類や素材、看板製作にあたってのポイントなどを解説します。視覚効果の高い看板を設置して、どんどんファンを獲得しましょう。
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目次
ネイルサロンの看板にはどんな効果があるの?
ネイルサロンに限らず、いろいろなお店の前を通りがかった際に目に入ってくるのが看板。看板には、お店に関するさまざまな情報が書かれています。
そこで、ネイルサロンに看板を設置するとどんな効果があるのか、看板が果たす役割について見ていきましょう。
1. お店の存在をアピールできる
まず、看板によってお店がそこにあることを知ってもらえるという効果があります。通行人にサロンの存在をアピールできるので、同じ場所を通るたびに見かけてもらうことで認知度も高まってくるでしょう。
路面店ではもちろんのこと、マンションの一室での営業や自宅サロンを開いている場合は特にわかりづらいため、看板の存在が重要です。
2. 安心感を与える|サービスと価格表示
ただ店名を記載するだけでなく、「ネイルサロン」であることやサービス内容、価格を看板に記載することによって、利用へのハードルを下げることができます。
はじめての店は入りづらいと感じる人も多いため、看板で施術内容や料金がわかることで、安心して来店してもらいやすくなるでしょう。
また、すでになじみのサロンがある人も、自店により魅力を感じてくれれば来てくれる可能性があります。独自のこだわりなどもアピールしてみましょう。
ネイルサロンの看板におすすめの種類・素材とは?
つづいては、ネイルサロンの看板を作るときにおすすめしたい種類や素材を紹介します。
看板にはどんな種類があるの?
看板にはさまざまな種類があります。ネイルサロンでは、壁から突き出たような形状で設置する「袖看板」や、A型看板など立てるタイプの「スタンド看板(置き看板)」がおすすめです。
スタンド看板には、ペンやホワイトボードでメニューやキャンペーン情報を記載したり、ケースをつけてサロンのチラシを入れ、自由に持って帰ってもらえるようにしたり、2枚使いしてそれぞれに違う情報を載せたりと、いろいろな工夫ができます。
お店の名前はプレート看板にしてドアに設置しましょう。店名を立体的に表示する「切文字看板」を利用するのもおすすめです。照明を活用して、より目立たせることもできます。
看板にはどんな素材がおすすめ?
看板に使われる素材には、アクリル・金属・木などがあります。よく使われるのはアクリルやアルミ複合板といった素材ですが、他店との差別化を図りたい・オシャレ感を出したい場合は、金属製や木製にするのもおすすめです。
ただし、費用はアクリルなどより高くなる可能性があるため、予算も考慮して決めましょう。
種類や素材で費用は変わる!
看板の制作費用は種類や素材で変わります。大まかな内訳としては、看板本体の料金とデザイン費のほか、取り付け工事をしてもらう場合は別途設置費用も必要です。
看板本体の料金は種類・素材・大きさに依存し、置き看板では6万円以上かかる・大きければ大きいほど高いなどの傾向があります。
また、看板のデザインは、集客効果を見込むためにプロに依頼するのがおすすめです。費用は3~5万円前後を目安に考えておきましょう。
ネイルサロンの集客に役立つ看板を作る8つのポイント
ここからは、ネイルサロンの集客に役立つような魅力的な看板を作るためのポイントを、8つに分けて解説していきます。
1. ネイルサロンだとはっきり伝える
まず重要な点は、看板を見て一目でネイルサロンだとわかるように、大きくはっきりと伝わるように書くことです。何のお店かわからないと、興味を引きづらいため看板自体をしっかり見てもらえません。
オシャレ感を意識して英語で表記したくなるかもしれませんが、わかりやすくするにはカタカナで「ネイル」と書くことも重要です。
2. メニューと価格を記載する
冒頭の「看板の効果」の章で伝えたように、顧客に来店してもらいやすくするためには看板にメニューと価格を明記することも大切です。メニューの種類が多い場合は人気・おすすめメニューなど主要なものだけでもかまいません。
他店と値段を比較し、来店するかどうかを決める顧客も多いので、前もってどのくらいかかるのかがわかると安心感を得られ、利用してもらいやすいです。
3. チラシを一緒に置く|QRコードもおすすめ
チラシケースを看板につけて、サロンのチラシを入れておくのもおすすめです。看板を見て興味を持ってくれた見込み客に対して、より詳しくサロンの情報を知ってもらう機会を作れます。
なお、チラシにサロンのホームページやSNSに繋がるQRコードを記載しておくと、さらに詳しく知りたいと感じた相手に見てもらいやすいです。
4. 写真を貼って雰囲気を伝える
店内の雰囲気やネイルの施術イメージがわかるように、写真を撮って看板に貼りましょう。店内の様子がわからないと入りにくいと感じる人や、内装が好みかどうかで来店を決める人もいます。
また、ネイルサロンであるため、どんなネイルができるのかも重要なポイントです。仕上がり写真を貼ってアピールしましょう。
5. サロンの雰囲気に合わせる
高級感やアットホーム、ナチュラルテイストなど、サロンの雰囲気に合わせたデザインになるように作成することも大切です。看板のイメージと実際の店内やネイルの雰囲気がかけ離れていては、せっかく利用してくれた顧客をがっかりさせてしまう恐れもあります。
イメージを統一して世界観を出し、自店の魅力や強みを前面に押し出しましょう。
サロンのイメージに合う色を選ぼう
サロンの印象に合う看板を作るにあたっては、色選びも重要です。色使いによって伝わるイメージの例を挙げます。
- グリーン系:ヒーリングやリラックス、清潔感などをイメージさせる色
- オレンジ系:温かみを感じられ、明るく陽気な印象を与える色
- ピンク系:緊張を和らげる作用がある色で、組み合わせ次第でかわいくもかっこよくもなる
- モノクロ系:落ち着いたシックな印象を与える色で、高級感を感じられる
このように、デザインだけでなく色味によっても顧客に与える印象が変わるので、参考にしながら決めてみてください。
6. 基本情報も記載する|営業日・営業時間など
店舗の基本情報である営業日や営業時間は、きちんと記載しましょう。デザインに凝りすぎて記載を忘れないよう、注意が必要です。
いつ営業しているかがわかると、看板を見た人が来店したいと思ったときに予約しやすいです。予約を受け付ける窓口の情報(電話・ホームページ・SNSなど)も記載しておきましょう。
7. 情報を詰め込みすぎない
ここまで、看板に載せたい情報を挙げてきましたが、あれもこれもこまかく情報を詰め込みすぎるのもよくありません。
できるだけ多くの情報を伝えたい気持ちはわかります。しかし、看板のサイズなどによっては、文字が小さくて見えづらい・情報過多でごちゃついて印象がぼやけてしまうなど、逆に伝わりづらくなる可能性もあります。
そのため、看板に載せる情報は、よく吟味して簡潔にわかりやすく記載することも重要です。
8. 目立つ場所に設置する
完成した看板を設置する場所も、大事なポイントです。通行人が気づきやすい位置、店舗や建物の入口など、人の目に入りやすい場所に設置しましょう。
夜まで営業しているネイルサロンの場合、看板の周りに電飾をつけるなどして、暗くても営業中であることがわかりやすいようにすると、夜に利用したい顧客にアピールできます。
おすすめの看板製作会社を紹介!
最後に、ネイルサロンの看板を作成するときにおすすめしたい看板製作会社を2社紹介します。
サインモール
サインモールは、看板やのぼり旗、標識などの製作をおこなっている通販サイトです。A型看板やフラットなスタンド看板、プレート看板など、ネイルサロンでも利用しやすい商品を多数取り扱っています。
年間3,800件以上のオリジナル看板を製作している実績があり、店舗のイメージをもとにデザインから作ってもらうことも可能です。ネイルサロンの看板製作にも力を入れているため、自店にぴったりの看板を作ってもらえるでしょう。
SignWeb(サインウェブ)
看板や掲示板、カタログスタンド、ポスターフレームなど、さまざまな広告資材を取り扱っているサインウェブ。創業から50年以上の歴史があり、たしかな経験と実績を積んだ企業です。
ネイルサロン向けの人気商品としては、両面に情報を掲載できるA型看板や、立体的なカーブ形状になった面に情報を掲載できるR型看板、手書きができるブラックボードなどがあります。
デザインの自作が難しい場合は代行作成にも対応してもらえるので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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- DMでのやりとりが面倒と感じている方
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サロンの存在をアピールしてお客様を呼び込もう!
ネイルサロンの看板は、お店の存在を知らせたり見た人に安心感を与えたりする効果があるので、ぜひ設置したいものです。種類・素材・デザイン・掲載する情報などのポイントをふまえつつ、サロンにぴったりの魅力的な看板を作ってお客様を呼び込みましょう。