ネイルサロン開業に必要なものとは? 備品と資格・費用について紹介

ネイルサロン開業に必要なものとは? 備品と資格・費用について紹介
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ネイルサロン開業を成功させるには、適切な準備が不可欠です。しかし、用意するべき備品や開業費用、資格、バックオフィスをサポートするアプリケーションなど、開業までの忙しい時期に検討しなければいけないものは多岐に渡ります。

そこで今回は、サロン開業の準備として必要な知識の中でも、特にサロン運営に必要な備品、信頼度を高める資格、そして開業形態別の費用について詳しく解説します。さらに、予約管理や集客をサポートするシステムの活用法もあわせて紹介するので、これから開業を目指す方はぜひ参考にしてください。

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ネイルサロン開業に必要な備品とは?

ネイルサロン開業に必要な備品とは?

ネイルサロン開業に必要な備品は、サロンの運営を円滑に行うための重要な要素です。

ネイルサロンに必要なものは、ネイル施術に欠かせない専門用品や器具から、お客様をお迎えするための家具、サロンのイメージを作るインテリア、経営に必要な事務用品やアプリケーションまで、幅広く多岐に渡ります。

カテゴリーごとにどのような備品が必要なのか、詳しく見ていきましょう。

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ネイル用品

ネイルサロン開業に必要なネイル用品は、大きく5つのカテゴリに分類できます。

1)ネイル施術用品

  • ジェルネイル一式(ベースジェル、カラージェル、トップジェル)
  • ネイルポリッシュ各色
  • ネイルアート用品(ラインストーン、ホログラム、ラメ等)
  • ネイルチップ
  • ネイルフォーム
  • ネイルグルー(接着剤)

2)機器・器具

  • LED/UVライト(ジェルネイル硬化用)
  • ネイルドリル(電動ファイル)
  • ネイルダスト集塵機
  • ネイルブラシ各種
  • ネイルファイル各種(エメリーボード、バッファー等)
  • ニッパー(甘皮処理用)
  • プッシャー(甘皮押し上げ用)

3)衛生・消毒用品

  • 消毒液
  • 消毒用ケース
  • 除菌ジェル
  • 使い捨て手袋
  • マスク
  • ペーパータオル

4)ケア用品

  • ハンドクリーム
  • ネイルオイル
  • リムーバー
  • コットン
  • ウッドスティック
  • キューティクルリムーバー

5)その他

  • ネイルカラーチャート
  • ネイルアートサンプル
  • ネイルカメラ(施術前後の撮影用)
  • タイマー
  • 照明器具(デスクライト等)

これらの用品は基本的なものですが、提供するサービスや施術内容によって必要な用品が変わる可能性があります。また、開業後も新しい技術やトレンドに合わせて随時追加・更新していくことが重要です。

大型家具

ネイルサロン開業に必要な大型家具は、サロンの雰囲気を決める重要な要素です。

以下は主要な大型家具のリストです。

  1. ネイル施術用テーブル
  2. お客様用チェア
  3. スタッフ用チェア
  4. 受付カウンター
  5. 待合用ソファ
  6. 商品陳列棚
  7. 収納キャビネット
  8. フットケア用チェア(フットネイル対応の場合)
  9. パーテーション(プライバシー確保用)

これらの家具は、サロンの雰囲気づくりにも大きく貢献します。デザインや色調を統一することで、洗練された空間を演出し、お客様に心地よい体験を提供できます。

また、機能性と快適性を兼ね備えた家具を選ぶことで、スタッフの作業効率も向上し、サービスの質の向上にもつながります。

小型家具・インテリア用品

ネイルサロン開業に必要な小型家具やインテリア用品は、快適な空間づくりに欠かせません。

以下は主要なアイテムリストです。

  1. クッション(腰や肘置き用)
  2. 傘立て
  3. ゴミ箱(施術用・一般用)
  4. 観葉植物
  5. アロマディフューザー
  6. ウォールクロック
  7. 雑誌ラック
  8. 小型収納ボックス
  9. ミラー
  10. 照明器具(スタンドライトなど)

これらのアイテムを適切に配置することで、お客様に心地よい空間を提供し、サロンの雰囲気を向上させることができます。また、ブランドイメージに合わせたデザインを選ぶことで、統一感のある内装を実現できます。

経営に必要な用品

ネイルサロンの経営には、インテリアや備品だけでなく、バックオフィス業務に関連する様々な事務用品やアプリケーションが必要です。

以下は主要なアイテムリストです。

  1. レジスター(またはPOSシステム)
  2. パソコンやタブレット
  3. プリンター
  4. 事務用品(文具、ファイル等)
  5. 会計ソフト
  6. 予約管理システム(オンライン予約対応)
  7. クレジットカード決済端末
  8. Wi-Fi環境
  9. 防犯カメラ
  10. スマートフォン(業務用)

特に予約管理システムは、効率的な運営と円滑な業務、顧客満足度向上に大きく貢献します。LINE公式アカウントやGoogleマイビジネスなどと連携できるオンライン予約機能付きのシステムを導入することで、24時間予約受付が可能になり、集客力アップにつながります。

ネイルサロン開業に必要な資格とは?

ネイルサロン開業に必要な資格とは?

ネイルサロン開業には法的に必須の資格はありませんが、専門的な技術や知識を証明する資格を持っていると、お客様からの信頼度が高まり、サロンの価値向上につながります。

また、技術力の向上や最新のトレンドを学ぶ機会にもなるため、キャリアアップにも効果的です。

以下では、ネイルサロン経営者におすすめの資格を紹介します。これらの資格取得を目指すことで、より質の高いサービスを提供でき、サロンのブランディングにも活かせるでしょう。

ネイリスト技能検定試験

ネイリスト技能検定試験2級は、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターが、プロのネイリストとして必要な知識と技術を有することを証明する資格です。

1~3級まであり、1級がもっとも上位の資格です。2級取得者は、基本的なネイルケアやネイルアートの技術を習得し、サロンワークで即戦力として活躍できる水準に達していると評価されます。

2級の試験は、ネイルケア、カラーリング、チップ&ラップ、ネイルアートの4つの技術と筆記試験で構成されています。

項目 内容
必要資格 ネイリスト技能検定試験3級
受験料 9,800円(税込)
試験内容 実技試験(ネイルケア、カラーリング、チップ&ラップ、ネイルアート)、筆記試験
合格率 43.04%
試験実施回数 年4回(1月、4月、7月、10月)

引用元
公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター

JNAジェルネイル技能検定試験

JNAジェルネイル技能検定試験中級は、一般社団法人日本ネイリスト協会(JNA)が実施する資格試験で、プロのネイリストとしてサロンワークに必要な専門知識と技術の習得を証明するものです。

初級~上級まであり、中級合格者はネイルケアとジェルネイルを施術するために、プロとして必要な専門知識と技術があると認定されます。

試験は筆記試験と実技試験で構成されており、筆記試験では、ジェルネイルの基礎知識や衛生管理、カウンセリング技術などが問われます。実技試験では、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの塗布技術や、フレンチスタイルの施術、3Dアートの作成などが評価されます。

項目 内容
前提資格 JNAジェルネイル技能検定試験初級
受験料 13,200円(税込)
試験内容 実技試験( ネイルケア、ポリッシュカラーリング、ジェルグラデーション、ジェルイクステンション、ジェルフレンチカラーリング)、筆記試験
合格率 約60%
試験実施回数 年2回(6月、12月)

引用元
JNAジェルネイル技能検定試験 | NPO法人 日本ネイリスト協会

ネイルサロン開業に必要な費用とは?

ネイルサロン開業に必要な費用とは?

ネイルサロンを開業する際には、様々な費用が必要となります。ここでは、自宅サロンと店舗型サロンそれぞれの開業に必要な費用の概要を紹介します。

具体的な費用の内訳や、開業形態による違いについては、「

」でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

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自宅サロン開業に必要な費用はどれくらい?

自宅サロン開業に必要な費用の総額は、おおよそ60万円〜200万円程度と言われています。

自宅をベースにサロンを開業する場合、必要になる開業資金の総額は、個人の状況や既存の設備、選択する備品の質や量によって、大きく変動します。

項目 費用
内装費用 約5~100万円
看板設置費用 約20~40万円
家具や照明費用 約10~30万円
ネイル施術に必要な備品費用 約20~30万円
広告宣伝費 約5~10万円
合計 約60~210万円

・費用のポイント

  1. 内装・改装費と設備費は、サロンとして使用する部屋の状態によって大きく変わります。
  2. 備品・機材費は、選択するブランドや品質によって変動します。
  3. 開業準備費は、広告方法やターゲット層によって異なります。
  4. ここに含まれていない保険料や、予期せぬ出費に備えた予備費を20~30万円程度、別途用意しておきましょう。

自宅サロン開業は店舗型に比べて初期費用を抑えられるメリットがありますが、プライバシーや営業時間の制限など、デメリットもあることを考慮する必要があります。

店舗型サロン開業に必要な費用はどれくらい?

店舗型サロン開業に必要な費用の総額は、おおよそ300万円〜1,600万円程度と言われています。

物件の立地や状態、改装する内装のグレード、設備の質、広さなどによって、開業費用は大きく変動します。

項目 費用
物件取得費(敷金・礼金・保証金) 約100~500万円
改装費用(外装・内装) 約200~1,000万円
家具や照明費用 約10~30万円
ネイル施術に必要な備品費用 約20~30万円
広告宣伝費 約5~50万円
合計 約335~1,610万円

・費用のポイント

  1. 内装工事費は、物件の状態や希望するデザインによって大きく変動します。
  2. 設備費は、既存の設備の状態や必要な改修の程度によって変わります。
  3. 家具・照明費は、ブランドや品質によって変動します。
  4. 広告宣伝費は、ターゲット層や宣伝方法によって異なります。
  5. 保証金・敷金は、物件や地域によって異なりますが、一般的に2~3ヶ月分の家賃が目安です。
  6. ここに含まれていない保険料や、予期せぬ出費に備えた予備費を50~100万円程度、別途用意しておきましょう。
  7. 開業時の運転資金として、開業後の数ヶ月間の家賃や人件費、仕入れ費用などをカバーする費用を、開業費用とは別途用意しておく必要があります。

店舗型サロン開業は自宅サロンに比べて初期費用が高くなりますが、出店する場所によっては集客力が高く、さらに事業拡大がしやすいというメリットがあります。

リザービアなら予約管理も集客も強力にサポート

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ネイルサロン運営に特に役立つリザービアの主要機能を具体的に見てみましょう。

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特に店舗型サロンの場合、地域検索で上位表示されやすくなり、新規顧客の獲得にとても効果的です。また24時間予約受付が可能なため、お客様の利便性も向上します。

ネイルサロンの認知度向上と予約数増加に貢献する、導入必須の機能と言えるでしょう。

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