美容系サロンに従事している人のなかには、「ミニモ」に興味を持っている人もいるのではないでしょうか。ミニモはサロンを予約するアプリですが、他の予約アプリにはない特徴を持っています。
今回は、ミニモの特徴やクーポン・メニューについて解説します。メニューの登録方法やポイントもお伝えするので、これからミニモを利用したい人はぜひ役立ててください。
目次
ミニモとは
ミニモ(minimo)は、美容師・エステティシャン・ネイリストなどの美容施術をおこなう「スタッフ個人」に対して予約を入れられるアプリです。
カットモデルを必要とする美容師とモデルになりたい一般人をマッチングさせる目的で、2014年に株式会社MIXIによってリリースされました。
ミニモに登録している美容スタッフの数は、なんと4万人以上。「顧客」と「施術者」を1対1の個人でマッチングさせる、という画期的な仕組みが評価され、2021年12月時点で500万回以上のユーザーにダウンロードされています。
詳しくは下記の記事もチェックしてみてください。
ミニモのクーポンとは?メニューの仕組み
ミニモはクーポンという設定項目がなく、メニュー単位で掲載される仕組みです。クーポンとして表示させる代わりに、メニューのひとつとしてお得なメニューを登録し、掲載します。
キャンペーンや特別割引などで安く提供したいときは、お得になるメニューの欄に正規料金も表示させられるので、顧客にどれくらいお得かを知ってもらうことができます。
ミニモでメニューを作成する流れ
ミニモでメニューを作成するときには、どのような手順でおこなえばいいのでしょうか。流れを紹介します。
メニューの内容を入力しよう
まず、「メニューを新規作成」のところから、カテゴリや対象者などを選択し、メニューの内容(施術種類)・メニュー名・税込み金額・施術時間の目安といった基本情報を入力します。
メニューの作成自体はこれで完了です。ただし、この時点では提供したいメニューの最低限の情報しか載っていないので、さらにわかりやすくするためには次に進みましょう。
メニューの詳細情報を入力しよう
つづいて、メニューの詳細情報を入力する方法です。作成したメニューの名前をタップすると、「メニューの編集」の画面が表示されます。メニューを公開するかどうかを選択できるほか、割引前の価格・補足事項・メニューの画像も登録可能です。
とくに画像はサムネイルで表示されるため、ユーザーの目を引くものを選ぶことが重要。魅力的な内容のメニューを作成して、閲覧する人にしっかりアピールしましょう。
メニューの名前の付け方
ミニモに載せるメニューの名前の付け方には工夫が必要です。どうすればいいのかチェックしてみましょう。
新しいお客様にもわかりやすいメニュー名をつけよう
メニューを見る相手は、自店のオリジナルメニューやサロン業界の専門用語を知らない可能性もあります。そのため、新規のお客様でもわかりやすいメニュー名にすることが大切です。
具体的には、
- 「トリートメント」→「当店オリジナル!スチームケア付き〇〇トリートメント」(ヘアサロン)
- 「パラジェル」→「自爪を削らずに仕上げるパラジェルネイル」(ネイルサロン)
- 「セーブルエクステ」→「ナチュラルな仕上がりのセーブルエクステ」(まつエク)
などのようにすることを提案します。
追加料金やオプションがある場合はメニューを分けよう
追加料金が発生するときやオプション項目があるときなど、金額が変わる場合には別のメニューとして表示させることが必要です。たとえば、平日か休日か・新規かリピーターか・髪の長さなどによって料金が異なる場合です。
来店時にトラブルにならないようにするためにも、料金をわかりやすく提示することで、お客様に安心感を与えられます。
予約につながる掲載ページを作るポイント
つづいて、ミニモで予約につなげやすい掲載ページを作るためのポイントをお伝えします。
メニューの数はたくさん用意しよう
ミニモでは、メニューの数が多いほど検索にヒットしやすいです。10~15個以上用意しておくとよいでしょう。
前述したように、オプションなどで料金が異なる場合はそれぞれ別メニューとして登録が必要なため、もとのメニューが少ない場合でも比較的増やしやすいです。
すぐ予約の設定
ミニモには、「すぐ予約」という機能があります。お客様が予約すると同時に確定され、予約決定までのタイムラグがないため、ぜひ活用しましょう。
管理画面の下のほうにある「すぐ予約」から設定することができます。予約受付期間は99日先から当日までで、当日中でも6時間前から30分前までなどの設定が可能です。土日は予約が入りやすいので、早めに予約枠を開放して受付するとよいでしょう。
なお、すぐ予約を設定するとミニモの人気上位に上がりやすいです。そのため、高い集客効果が見込めます。
サロンの魅力をアピールしよう
スナップフォトや店舗情報を充実させて、サロンの魅力を存分にアピールすることも重要です。お店の雰囲気やコンセプト、施術者の顔などがわかると、利用したことのないお客様も安心感を感じやすくなります。
なお、店舗の情報を掲載するときは、文言と画像のイメージを一致させること、価格帯やメニューの一例を表示させること、お店の強みや特徴を明記することなどが大切です。
ミニモのリピート率を上げる工夫
ここからは、ミニモからの予約のリピート率を上げるための工夫について紹介します。
リピーター向けのメニューを作る
2回目以降の利用をうながすには、再来店のお客様向けのメニューを作ることがおすすめです。「リピートのお客様限定」「2回目以降のご利用」などの文言をメニュー名のはじめに付け加えましょう。
アフターケアの方法をメッセージで送る
ミニモにはメッセージを送信する機能があります。利用してくれたお客様には、なるべく早いうちに自宅でのケアの仕方などのメッセージを送り、アフターフォローをおこないましょう。
次に来店する時期に合わせてケア・メンテナンスメニューを提案する
ミニモのメッセージ送信機能は利用可能期間が決められていますが、お気に入り登録してくれているお客様には期間を過ぎても送信が可能です。施術日から次の来店の適切なタイミングを見計らい、そろそろという頃に次回の利用におすすめのメニューを提案しましょう。
メンテナンスや持続ケアのためのメニュー、リピート専用メニューなどを用意して案内すると、お客様のニーズにマッチして来店してもらいやすくなります。
ミニモの予約管理もできるリザービア
美容室に特化した予約システムであるリザービアは、ミニモで受け付けた予約情報も一元管理することができます。ここからは、リザービアに搭載されている便利な機能の一部を紹介します。
予約の一元管理
リザービアには、予約を一元管理する「BMS(ビューティー・マネジメント・システム)」というオプション機能があります。ミニモや他のクーポンサイトで受け付けた予約情報を連携し、ひとつの画面で管理できるというとても便利な機能です。
複数の予約窓口がある場合でも、予約の転記ミスやダブルブッキングを防ぐことができます。
SNS連携予約
リザービアには、LINEやInstagramなどのSNSと連携して予約を受け付けることができるオプションもあります。
LINEは8,600万人ものユーザーがいるコミュニケーションアプリなので、利用に抵抗がない・使いやすいと感じてくれるお客様が多く、利便性が高いです。
また、Instagramを利用している場合、投稿を見たユーザーが予約をしたいと感じたらそのままInstagram経由で予約を受け付けられて便利。顧客がボタンをタップすると予約専用ページに遷移して、かんたんに予約することができます。
クーポンから予約情報の集計やお客様の検索ができる
リザービアでは、どこからの予約が多いのかなどのデータを分析するための予約集計がおこなえます。期間を区切ってクーポン出数の集計もできるので、クーポンの効果測定にも便利です。
前回予約したメニューや利用したクーポンから顧客の検索をしたり、抽出した顧客にメッセージの送信やスタンプの付与をしたりすることもできます。
さらに、来店から60日後までは登録したメッセージの自動配信ができるので、お礼メールやフォローメールなどを送るのに便利です。
導入後も安心のサポート体制
リザービアでは、導入前の使い方のレクチャーだけでなく、導入後も電話・メール・チャットなどでサポートをおこなっているので、安心して使うことができます。
また、ほかにもサロンの経営や集客に役立つセミナーの開催など、充実したサポート体制が整っています。ぜひ活用してください。
ミニモのメニューを充実させて集客に活用しよう
ミニモは顧客と美容スタッフを個人でマッチングさせてくれるアプリ。予約につながるメニューを作るには、メニュー名を工夫することや詳細情報を入れること、「すぐ予約」を設定することなどのポイントがあります。
顧客にわかりやすく伝わるようにミニモのメニューを充実させ、積極的に集客に活用しましょう。
なお、顧客の予約管理にお悩みの場合、リザービアなら複数の窓口から受け付けた予約情報を一元管理できるのでおすすめです。豊富な機能がそろっており、フォロー体制も充実しているため、初心者でも安心して使えます。