ロミロミで独立開業するには資格が必要?開業準備や起業の流れを解説

ロミロミで独立開業するには資格が必要?開業準備や起業手順を解説
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ロミロミに興味のある人や、マッサージ方法を学んだことのある人のなかには、自分のサロンを開業したいと考える人もいるでしょう。しかし、開業に必要な資格や手続きについて、具体的に理解している人は少ないかもしれません。

そこでこの記事では、ロミロミサロンを開業するメリットや必要なもの、手続きなどについて解説します。

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ロミロミの特徴

ロミロミの特徴
「ロミロミ」は、ハワイの伝統的なマッサージです。「ロミロミ」というハワイ語は、「揉む、マッサージする」という意味を持ちます。

このマッサージの特徴は、指や手のひらを使った施術だけではなく、肘や前腕を使った長くゆったりとしたストロークを取り入れている点にあります。

また、身体的な施術だけではなく、スピリチュアルな側面も重視されており、施術者と受け手の呼吸を同調させることで、心身のバランスを整えると言われています。

ロミロミサロンの開業に資格は必要?

ロミロミサロンの開業に資格は必要?
ロミロミサロンを日本で開業する場合、特別な資格は必要ありません。

しかし、ロミロミの手技は独特であるため、独学での取得は困難でしょう。そのため、ロミロミサロンを開業している人や、ロミロミの施術を提供している人の多くは、民間のスクールで学んでいる人が多いようです。

店名やメニューに「マッサージ」の表記はできない

ロミロミはハワイに古くから伝わるマッサージですが、日本の法律ではメニューや店名に「マッサージ」とは使えません

日本で「マッサージ」とつくメニューや店名を使用できるのは、国家資格を持ったあん摩マッサージ指圧師だけです。法律にも、下記のように定められています。

第一条 医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。

引用元
厚生労働省:あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律

店舗名やメニューを作る際には、その表記にも注意しましょう。

ロミロミサロン開業のメリット

ロミロミサロン開業のメリット
ロミロミは、導入しているサロンが多くないため、他のサロンとの差別化を図れます。

また、開業の場合はサロンのメニューもコンセプトもすべて自分で決められるため、自分の理想とするサロンを作り上げることも可能です。

特にロミロミの場合は、施術スタイルだけでなく、施術場所にもハワイの雰囲気が漂うように、内装も工夫してサロンを作っているオーナーも少なくありません。

実際に、自分が心地よく感じられることを頼りに、オールハンドによるロミロミの施術やハワイにいるような雰囲気のなかで身体のメンテナンスをすることにこだわったロミロミサロンを開業した方もいます。

自分のこだわりを反映させた癒しの空間を提供し、お客様の心と身体を癒せることは、ロミロミサロンを開業するメリットのひとつと言えるでしょう。

ロミロミサロンの開業について、実際に開業したサロンオーナーのインタビューは下記の記事で読むことができます。

紹介記事

森優 interview:起業までの道のり。そして仕事がうまく回りだしていく「コツ」

ロミロミサロンの営業形態

ロミロミサロンの営業形態
ひとくちに「ロミロミサロンをオープンする」と言っても、その方法はさまざまです。

ここではロミロミサロンの開業について、5つの営業形態を紹介します。

自宅

自宅をサロンとする開業は、サロン物件の取得費用などがかからないため、初期費用を抑えて起業することが可能です。その一方で、仕事とプライベートの線引きが曖昧になりがちだったり、生活感が隠しきれないなどの懸念点もあります。

また、自宅が賃貸物件である場合には、サロン営業が可能かオーナーや管理会社などへの確認が必要です。

賃貸物件で自宅サロンを開業する方法についてより詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてください。

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賃貸マンション

賃貸マンションの一戸をサロンとして開業する場合、家賃や敷金礼金、内装などの費用がかかるため、自宅内の一部でサロンを開業するよりも初期費用がかかります。

また、賃貸マンションの場合も、商用利用が可能な物件か管理会社等への営業可否の確認が必要です。

その一方で、自宅の住所などを公開する必要がない、生活感が漂う空間にならない、アクセスの良い場所やサロンとして使い勝手の良い間取りの物件を選べるといったメリットもあります。

テナント

物件の取得や内装など、初期費用は高くつく傾向にあります。また、賃貸マンション等と比べて月々の家賃も高い傾向にあるため、それを補えるだけの売上が必要です。

その一方、立地によってはお客様にサロンを認知してもらいやすく、予約なしでの飛び込みでのお客様にも期待できます

シェアサロン

シェアサロンによって契約の形態が異なりますが、施術用のベッドなど必要な設備がある程度整った環境で始めることが可能です。そのため、物件を借りてサロンを開業するよりも、初期費用を抑えて開業できます。

料金形態は時間貸しや月極、歩合制など、さまざまです。

出張

ロミロミのセラピストとして、出張サロンとして開業する方法もあります。物件を取得したり内装を整える費用が必要なく、固定費がかかりません

ただし、移動に時間と費用が必要になる点と、毎回施術に必要なものを持ち運ばなければいけない点は覚えておきましょう。

ロミロミサロンの開業に必要なもの

ロミロミサロンの開業に必要なもの
美容サロンを開業する際、施術に関するものやサロンの運営に関するものなど、さまざまな備品や消耗品が必要となります。

そのなかでも、ロミロミの施術を行うためには下記のものが必要です。

  • マッサージオイル
  • 施術用ベッド
  • シーツ
  • タオル
  • ホットキャビ(タオルウォーマー)

施術内容によっては、ホットストーンやホットストーンウォーマーが必要になる場合もあります。

サロンの開業に必要な備品や消耗品について詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてください。

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ロミロミサロンの開業に必要な手続きや準備

ロミロミサロンの開業に必要な手続きや準備
ロミロミサロンを開業するにあたり、さまざまな準備が必要となります。

どのような準備が必要か、順番に解説します。

1.サロンのコンセプトを決める

どのような人をターゲットに、どんなサービスを提供したいか、サロンのコンセプトを考えましょう。

そのコンセプトを元に、サロンのメニューや価格、内装や雰囲気などを決めていきます。コンセプトがあいまいだと、メニューや価格設定などのさまざまな要素に矛盾が生じやすくなり、全体的な一貫性が失われてしまう恐れがあります。

2.開業する場所を決める

サロンの立地は、売上にも大きく影響する要因のひとつです。自宅以外で開業する場合は、この場所選びも慎重に行いましょう。

アクセスのしやすさだけではなく、ターゲットとする人が多いエリアか、周辺に競合店はあるかなどのリサーチも忘れてはいけません。

また、毎月発生する賃料も、見込んでいる売上に対して無理のない金額か検討しましょう。

自宅サロンはそのままでも開業できる場合もあれば、改装が必要な場合もあります。テナント物件の場合も、内装工事が必要となる可能性があります。その分の費用も含めて物件を選びましょう。

3.資金計画・事業計画を立てる

物件を借りるために毎月かかる賃料やその他のランニングコスト、見込んでいる売上などから資金計画・事業計画を立てましょう。

自己資金で不足しそうな場合は、日本政策金融公庫などの融資を受けることを検討してみても良いでしょう。開業する人の年齢や性別によっては、特別利率による融資を受けられる可能性もあります。

4.必要な物を購入する

施術用のベッドをはじめとした備品や、マッサージオイルなどの消耗品、サロン運営に必要なタブレットやパソコン、レジなどの準備が必要です。

5.集客・宣伝をする

せっかくサロンをオープンしても、ターゲットとなる人がサロンの存在を知らなければ、足を運んでもらうことは難しいでしょう。

より多くの人にサロンの存在を知ってもらう方法のひとつとして、InstagramやX(元Twitter)などのSNSでサロンの公式アカウントを開設するといった方法があります。

施術の様子やサロンの内装などの写真や動画を投稿することで、お客様にサロンの利用をイメージしてもらいやすくなり、安心して予約してもらえるでしょう。

加えて、集客にも活用できる予約システムをオープン前から導入しておくことで、集客から予約までの流れがスムーズになるため、おすすめです。

6.開業届の提出

事業を開始する場合には、事業開始日から1ヶ月以内に「個人事業の開業・廃業等届出書」を税務署に提出する必要があります。書面でもe-Taxを利用したオンラインでの提出もできます。

引用元
国税庁:個人事業の開業届出・廃業届出等手続

また、開業届とあわせ、青色申告の申請手続きも済ませることをおすすめします。青色申告には、特別控除による所得税の軽減や、赤字が翌年以降に繰り越しできるといったメリットがあります。

引用元
国税庁:はじめてみませんか? – 青 色 申 告
国税庁:所得税の青色申告承認申請手続

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ロミロミサロンの集客やリピーター獲得には「リザービア」がおすすめ

ロミロミサロンを開業する際、予約システム「リザービア」の導入がおすすめです。サロンの開業は、施術以外にもさまざまな業務があります。

そんな施術以外の業務負担を少しでも軽くするために役立つ、リザービアの機能を2つ紹介します。

予約の一元管理

多くのサロンでは、予約窓口を複数用意しています。サロンの公式SNSやホームページに設置した予約フォーム、クーポンサイトを利用する場合もあるでしょう。

さまざまな予約経路がある場合、ダブルブッキングを起こす可能性があります。ダブルブッキングはお客様にご迷惑をおかけするだけではなく、サロンや施術者の信頼を失う可能性もあります。

そんな可能性を無くすために、予約を1ヶ所にまとめられる「予約の一元管理」機能が役立ちます。

予約の一元管理

メッセージ自動配信

お客様へ利用のお礼や、施術のアフターフォローなどのメッセージは、サロンに対して良いイメージを持っていただくことに役立つ一方で、手作業で行うには業務負担が重くなりがちです。

リザービアの「メッセージ自動配信」機能は、利用してからの日数や、利用したクーポンなどで送信先の絞り込みが可能です。

キャンペーンや限定情報なども、送信対象を絞って配信できるため、また施術を受けたいと思ってもらうきっかけ作りにも役立ちます。

予約アプリ「サロンカード」

「サロンカード」は、リザービアが提供する予約アプリです。

お客様が前回と同じメニューで予約する場合は「前回と同じ内容で1ステップ予約!」ボタンでかんたんに予約が可能です。

また、スタンプカードがペーパーレスで作れたり、リピーター限定のクーポンを発行できたりするなど、リピーターを獲得するために役立つ機能が搭載されています

念入りな開業準備でロミロミサロンの成功を目指そう

念入りな開業準備でロミロミサロンの成功を目指そう
ロミロミの施術は導入しているサロンが多くないため、競合との差別化が図りやすいと言えるでしょう。しかし、サロンを成功させるためには、ロミロミの知識や技術だけではなく、サロン経営や集客のノウハウが欠かせません。

ロミロミサロンを開業する際には、予約管理システムの導入が集客とリピーター獲得に役立ちます。たとえば、「リザービア」などのシステムを活用することで、予約の受付や顧客情報の管理など業務の効率化ができるでしょう。

システムの導入で減らせる業務負担などは減らし、お客様への対応や施術により時間を割くことで、お客様の満足度の高いサロン運営を目指しましょう。

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