LINE公式アカウントにかかる費用とは?料金プランと運用コストを抑えるポイントを解説

LINE公式アカウントにかかる費用とは?料金プランと運用コストを抑えるポイントを解説
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LINE公式アカウントはさまざまな企業で導入されており、美容サロンや治療院などでも活用されています。導入を検討する際に気になることのひとつが、費用でしょう。

本記事では、LINE公式アカウントの料金プランやアカウントの種類、運用費用を抑えるポイントを紹介します。

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無料プランと有料プランの違い

無料プランと有料プランの違い

LINE公式アカウントには無料のコミュニケーションプラン、有料のベーシックプラン・プレミアムプランの3つの料金プランが用意されています。

プランによって使える機能の違いはなく、それぞれ料金内で送れるメッセージの通数が異なります

「認証済アカウント」と「未認証アカウント」の違い

「認証済アカウント」と「未認証アカウント」の違い

LINE公式アカウントには「認証済アカウント」と「未認証アカウント」の2種類あります。

認証済アカウントにするためには審査を受ける必要があり、新規アカウントの場合はアカウント作成時に一連の流れを入力した後で「アカウント認証をリクエスト」をクリックすることで、申請に進むことができます。

すでにLINE公式アカウントを開設している場合は、「LINE Official Account Manager」から申請できます。

認証済アカウントも未認証アカウントも、料金プランに違いはありません。しかし、認証済みアカウントは、さまざまな場面で友だち登録していないユーザーの目に触れる機会を持つことができます。

たとえば、認証済みアカウントは、LINEアプリ内の友だち検索の結果に表示されます。通常はユーザーがQRコードの読み込みやID検索をしない限り、アカウントの存在を知り友だち追加してもらうことは難しいです。

しかし認証済みアカウントであれば、その工程無しで友だち追加してもらえるチャンスが広がるでしょう。

ほかにも、友だち追加を促すステッカーやショップカードなどの有料ノベルティが購入できたり、LINEクーポンなどにクーポンが表示されるなどの特徴も。さらに、LINE VOOMやLINE NEWSなどに、友だち追加を促す広告を有料で出稿できるなどの機能もあります。

LINE公式アカウントの料金プラン

LINE公式アカウントの料金プラン

出所:LINE公式Webサイト

アカウント開設時は、自動的にコミュニケーションプラン(無料プラン)が設定されます。

そのため、配信メッセージが月間で201通以上になると判断した場合は、有料プランへの切り替えが必要です。

また、料金プランに設定されている以上のメッセージを送る追加メッセージの配信は、スタンダードプランのみが対応しています。

引用元
LINEヤフー for business:LINE公式アカウントの料金プラン

料金プランの選び方

料金プランを決める際は、現在の友だち登録数や将来的な目標数、配信頻度などを決めてから選ぶことをおすすめします。

たとえば、無料プラン(コミュニケーションプラン)の場合は、1カ月に200通までメッセージを配信できます。

週1回の配信を予定している場合、友だちが50人以内であれば、無料プランの範囲内でメッセージ配信が可能です。しかし、より多くの配信先に送る場合や配信頻度を増やしたい場合は、有料プランへの切り替えを検討する必要があります。

追加費用が発生するオプション機能

LINE公式アカウントには、有料の追加オプションも存在します。ここでは店舗やサロンなどの運営に役立つ3つのオプション機能を紹介します。

プレミアムID

プレミアムIDは、LINEのIDを任意の文字列に変更できるオプションです。

通常は、@以降に3桁の数字と5桁の英字がランダムに表示されますが、プレミアムIDの費用を支払うことで、任意の文字列を指定することができます。

このため、店舗名やサービス名などをIDとして設定することが可能となり、ID検索でアカウントを見つけてもらいやすくなります。

プレミアムIDの費用は月額100円(税別)か年額1,200円(税別)ですが、iOSアプリから購入の場合は価格等が異なるため、購入前に確認してください。

チャットProオプション(2025年3月から)

LINE公式アカウントの運用効率化機能やチャット管理機能を備えた「チャットProオプション」が2025年3月にリリースされる予定です。

現在はいずれの料金プランを選択していても、200個のチャットタグ作成と、各チャットルームに10個までタグを付与することができます。

しかし導入後は、「チャットProオプション」を追加した場合としなかった場合で、作成・付与できるタグの数が下記のように変わります。

  無料範囲 チャットProオプション
チャットタグ作成数 5個 300個
チャットタグ付与数 各チャットルーム1個 各チャットルーム30個

「チャットProオプション」のリリース前に作成・付与したタグはそのまま利用できます。しかし、配信の絞り込みにタグを活用していて今後も同様の運用をする場合は、オプションの追加を検討する必要があるかもしれません。

引用元
【重要】LINE公式アカウント チャットProオプションのリリースについて

LINEで予約

「LINEで予約」は、LINE公式アカウントと特定の予約システムを連携する機能です。LINEからの予約を予約台帳へ自動的に反映したり、LINEのチャットとして予約受付やリマインドのメッセージを送ることができたりします。

「LINEで予約」の利用自体に追加費用が発生するわけではありませんが、連携する予約システムによっては、システム利用料が発生します。

業種に合ったシステムを選んで連携する必要があり、美容サロンや治療院での導入なら、予約管理システム「リザービア」がおすすめです。

リザービアは美容関連・治療院の予約管理に特化した予約システムで、美容サロン・治療院の運営に役立つ機能が充実しており、業務の効率化に役立ちます。

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LINE予約システムとは?使うべき理由やおすすめの予約システムを紹介

料金プランの変更方法

料金プランの変更方法

LINE公式アカウントの料金プランは、以下の手順で変更できます。

  1. LINE公式アカウントの管理画面にログイン
  2. 画面右上の「設定」アイコンをクリック
  3. 画面左側のメニューから「月額プラン」を選択
  4. プランのリストから「ダウングレード」または「アップグレード」を選択
  5. 「アップグレード」の場合は「購入」ボタンをクリック
  6. 「ダウングレード」の場合は変更内容を確認して「次へ」をクリックし「変更」をクリック

プラン変更が反映されるタイミング

料金プランの変更は、月の途中でも手続きが行えます。アップグレードの場合は、現在のプランと変更後のプランの差額を支払うことで、月中でも変更後のプランと同じ通数のメッセージ配信ができます。

ダウングレードする場合は、プランの適用は手続きした翌月からとなります。

料金プランの支払い方法

料金プランの支払い方法は、認証済アカウントか未認証アカウントかによって異なります。

基本的にはクレジットカードで支払えますが、認証済みアカウントの場合はさらに請求書払いが可能です。

無料メッセージ通数の対象となるメッセージ

無料メッセージ通数の対象となるメッセージ

友だち登録をしているユーザーとのやりとりが、すべてメッセージ通数としてカウントされるわけではありません。例えば、友だち登録後に自動で配信する「あいさつメッセージ」や個別にやり取りをするチャットの送受信は、通数のカウント対象外です。

ここでは、メッセージ通数としてカウントされるメッセージの主な種類を2つ紹介します。

メッセージ配信

友だち登録しているユーザーへ、メッセージを一斉配信する機能です。友だち登録しているユーザー全員または属性などで絞り込んだ対象者へ配信できます。

配信するメッセージはテキストに限らず写真や動画、クーポンなどの配信も可能です。

配信できるメッセージの種類には、画像とテキストをコンパクトにまとめた「カードタイプメッセージも含まれます。カードタイプメッセージについての詳細は、下記の記事を参考にしてください。

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絞り込み配信の際は対象者の人数に注意!

LINE公式アカウントでは、「オーディエンス」「過去の配信」「属性(フィルター)」で配信対象を絞り込めます。

ただし、属性による絞り込みでは100人以上、複数のオーディエンスの掛け合わせでは50人以上の対象者数が必要です。配信前にはターゲットリーチ数(該当する友だちの総数)を必ず確認しましょう。

ステップ配信

配信の順番やメッセージ内容を事前に準備し、友だち登録などをきっかけに、複数回にわたって配信されるメッセージです。

順を追って商品やサービスについて知ってもらうことができるため、ユーザーの購買意欲やサービス利用に対するモチベーションを徐々に高める効果が期待できます。

費用を抑えるためのポイント

費用を抑えるためのポイント

LINE公式アカウントは、無計画にメッセージを配信するとコストが高くついてしまう可能性があります。

ここでは、LINE公式アカウントの配信コストが高くなる理由と、コストを抑えるためにできることについて紹介します。

配信コストが高くなる理由

LINE公式アカウントの利用料金は、配信メッセージの数が増えるほど高くなります。そのため、メッセージを開かなかったり、配信している内容に興味がなかったりといった、送る必要のないユーザーも配信対象にしていることが、コストが高くつく原因のひとつと言えます。

コスト削減には配信対象の絞り込みが大事!

メッセージ配信のコストを抑えるためには、単純に配信数を減らすのではなく、効果的な配信対象の絞り込みが重要です。そのためには、LINEビジネスアカウントの「オーディエンス機能」を有効に活用することが大切です。

例えば、友だち登録しているユーザー全員への一斉配信では、メッセージを開封しないユーザーへの配信もメッセージ通数としてカウントされてしまいます。そこで、過去のメッセージを開封したユーザーに配信対象を絞り込むといった方法があります。

また、性別や年齢、居住地域などの属性や、購買履歴などを基にしたセグメント配信を行うことで、ユーザーにとってより関連性の高い情報を届けることができるでしょう。

このように対象を絞り込んで最適な内容を配信することで、メッセージの開封率や来店率の向上につながり、より費用対効果の高いLINE公式アカウント活用が可能となります。

より効率的に配信するなら外部システムの導入を検討

LINEと連携できる外部システムのなかには、公式アカウントのみでの配信よりもさらに細かく配信対象を絞り込めるものもあります。そのため効率的な配信につながることが期待できます。

LINEと連携できる外部システムはさまざまあるため、自店の業種や規模、予算に合ったものを選びましょう。

選び方のポイントやおすすめのシステムについては、下記の記事で詳しく紹介しています。

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LINE公式アカウントを効率的に活用して費用対効果を高めよう

LINE公式アカウントを効率的に活用して費用対効果を高めよう

LINE公式アカウントは、有料プランも無料プランも、利用できる機能に基本的に差はありません。料金の発生に影響するのは、配信メッセージの通数です。

LINE公式アカウントにも配信先を絞り込む機能はありますが、効率的に、その情報に興味のありそうなユーザーに配信するためには、配信先の細かい絞り込みが可能な外部システムとの連携がおすすめです。

絞り込むことで全体的な配信数を減らすことができ、LINE公式アカウントの利用料を抑えることにもつながります。

効率的なアカウント運用で、費用対効果を高めて活用しましょう。

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