脱毛サロンに多くのお客様に来てもらうためには、集客は欠かせません。売上に伸び悩んでいるサロンの場合、うまく集客できていない可能性があります。
そこで、脱毛サロン業界における集客の現状を伝えるとともに、有効な集客方法を紹介します。より集客効果を高めるポイントも解説するので、悩みを抱えるサロンはぜひ参考にしてください。
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目次
脱毛サロン集客の現状とは?
まずは脱毛サロンの集客における昨今の状況について知りましょう。
1. リピート率が低め
1つ目に、顧客の定着が難しく、リピート率が低めであるという傾向が見られます。大手チェーンサロンが台頭して個人サロンの運営が一段と厳しくなっているなか、初回限定の割引やクーポンでサロンを渡り歩く顧客が多く、定着せずに競合店に流れているという状況です。
また、需要に対して供給過多になりつつある状態で、倒産する脱毛サロンも増加中です。
負債額1,000万円以上の法的整理による倒産を対象にした、帝国データバンクの「全国企業倒産集計2023年度上半期報」によると、2015~2022年までは年間1~5件程度だった脱毛サロンの倒産件数が2023年は上半期だけでなんと9件と、規模の大きいサロンだけでも多数倒産したことがわかっています。
引用元
全国企業倒産集計2023年度上半期報|帝国データバンク
2. 若年層の利用者が多め
2つ目に、脱毛サロンを利用する客層が若くなっているという傾向があります。かつては安定した収入がある働く人々や、30代40代の主婦層などが主な顧客でした。
しかし、現代では10代の学生や20代前半など、収入が安定しない若年層の利用者が増えており、需要が低額メニューに傾きがちです。すると、客単価が伸びず、収益も増えにくいという結果になってしまいます。
3. オンライン集客が鍵
3つ目の傾向として、WEB利用者が増えている昨今、オンライン集客の重要性が高まっています。SNSやWeb広告を活用する、口コミを増やすなど、ターゲットも考慮して上手に集客を行いましょう。次章でおすすめの集客方法をお伝えします。
脱毛サロンにおすすめの集客方法7選を紹介
ここからは、脱毛サロンに適した集客方法を見ていきましょう。
オンラインでの集客方法5選
まず、オンラインでの集客方法を5つ紹介します。
1. SNSを利用
Instagram・Facebook・X・LINEなどのSNSを通じて、サロンの写真や最新情報などリアルな情報を伝えましょう。ターゲット層が多く利用しているSNSを活用するとより情報が届きやすくなるので、年代や属性などを考慮してみてください。
2. ホームページ・ブログを作成
公式サイトの存在は、顧客からの信頼感を高められるのでおすすめです。ホームページやブログを作成して、サロンの所在地・電話番号・営業時間などの店舗情報や、メニュー・使用する機械・スタッフなどの情報を掲載しましょう。
予約システムとの連携などの付加価値を加えることも可能です。
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3. リスティング広告を出稿
リスティング広告(検索連動型広告)とは、ユーザーがキーワードで検索した際、検索結果の上部に「広告」として表示されるもののこと。ユーザーの欲しい情報に近い広告を表示させるシステムのため、集客につながりやすいことが特徴です。
比較的低予算から出稿できるので、ぜひ活用しましょう。
4. Googleビジネスプロフィールを活用
Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供している、店舗情報をまとめられる無料サービスです。自店のビジネスプロフィールを登録しておくと、GoogleやGoogleマップで検索した際に上位表示されやすく、SEOやMEO対策として役立ちます。
上位に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすく、集客効果が高まりやすいことがメリットです。
5. ポータルサイトに登録
脱毛サロンの情報を掲載できるポータルサイト(クーポンサイト)に登録することで、脱毛に興味があって検索した人に自店の情報を見てもらえます。宣伝文や写真、クーポンなどでうまく閲覧者の興味を引ければ、そこから利用につなげることが可能です。
オフラインの集客方法2選
次に、オフラインの集客方法を2つ紹介します。なお、オンラインと比較した場合のオフライン集客のメリットは、地域の人々に素早く情報を届けられて、地元住民からの認知度を高められる点です。
1. フリーペーパーに掲載
フリーペーパーや地域情報誌などに、自店の情報を掲載してもらう方法です。設置するエリアが限定されるため、地域の人の目に留まりやすく、即効性を見込めるでしょう。
2. チラシを配布する
チラシを作成して周辺住民に配布する方法です。ターゲットの年齢層が比較的高めな場合や、サロンのコンセプト(地域密着型など)によっては、オンライン広告より高い集客効果が出ることもあります。
脱毛サロンの集客効果を上げる3つのポイントとは?
さまざまな集客方法があるなかで、脱毛サロンの集客効果をより高めるためのポイントを押さえましょう。
1. 差別化を図る|サロンの強みを打ち出す
まず、競合他社サロンと差別化できる、自店ならではのコンセプトや強みを打ち出すことが重要です。自店にしかない良さをアピールして他店よりも魅力的だと感じてもらい、集客につなげましょう。
2. ターゲット層を明確にする
前項の内容を考慮しつつ、サロンに呼び込みたいターゲット層を明確にすることも大切です。年齢・性別・職業・悩みなどを細かく設定した「ペルソナ」像があると、その相手に刺さる集客方法もおのずと明らかになり、より効果的なマーケティングを行えます。
3. リピート率を高める仕組みを作る
一度来てもらって終わりではなく、リピーターになってもらう・定着率を上げるための仕組みを考えることも大切です。
ポイントカードや既存客向けのクーポンを作る・LINEなどでメルマガを配信する・お得なコースメニューや回数券を用意するなどの施策を行い、継続して通ってもらえるように工夫しましょう。
脱毛サロンが集客を行う際の注意点とは?
脱毛サロンが集客を行う際は、注意点も理解しておくことが必要です。特に広告に用いる表現には規制があるため、以下で例を挙げます。
- 根拠のない数値を出さない(「〇回で完了」など)
- 誇張表現・誇大広告に注意する(「日本初」「ムダ毛が完全消失」など)
- 医療・医学と勘違いするような表現を使わない(「永久脱毛」など)
このような内容を守れていないと、違法と判断されて処罰を受ける可能性もあるため、広告文は慎重に作成してください。
集客に力を入れたいならリザービアがおすすめ!
脱毛サロンの集客には、予約システム「リザービア」の活用もおすすめです。美容サロン向けに開発されたシステムで、予約関連業務を効率化するだけでなく、集客に役立つ機能などもあります。そこで、以下でリザービアの便利な機能の例を紹介します。
LINE連携予約
LINE連携予約とは、LINEとリザービアを連携させることにより、LINE経由で予約を受け付けられるオプション機能です。
LINEは幅広い年齢層が利用しているため、ターゲット層にリーチしやすく、予約へのハードルが低いことがメリット。メッセージ・クーポンの配信や、スタンプカードのデジタル化も可能です。
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Googleで予約
「Googleで予約」とは、前述したGoogleビジネスプロフィールに、リザービアと連携した予約ボタンを設置できる機能のこと。サロンをGoogleで検索した人がそのまま予約できるため、Googleユーザーの集客に効果的です。
また、ビジネスプロフィールには口コミの投稿もしてもらえるので、よい口コミが寄せられると、その投稿を見た人にもアプローチできます。
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BMS
BMSとは、さまざまな予約窓口からの予約を一元化して管理できるオプション機能。上述したLINEやGoogle経由の予約だけでなく、クーポンサイトや自店のホームページなどからの予約もまとめて管理できます。
複数経路からの予約をそれぞれ管理していると、手間がかかる上、ダブルブッキングなどが発生する恐れも。そこで、BMSを活用すれば、予約管理ミスを防げるとともに、スタッフの労力削減にもつながることがメリットです。
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脱毛サロン集客にはリザービアがおすすめ!
脱毛サロンの集客を取り巻く現状は、楽観視できるものではありません。しかし、ポイントもふまえつつしっかりと効果的なマーケティングを行えば、きっと結果もついてきます。できることから取り組み、売上アップを目指しましょう。
あわせて、GoogleやLINEで集客しながら予約につなげられる「リザービア」の導入もぜひ検討してみてください。メッセージの自動配信や顧客情報の管理などの機能もあり、サロン運営をトータルでサポートします。