- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
サロンの好感を上げる重要性について解説しましたが、リピートするお客様も最初は新規のお客様です。
新規のお客様にはまず、2回目の予約をしてもらうことが重要になります。
- 実際どのように印象作りをしたらいいのか
- お客様に対して、固定・リピート化を促す
お客様に2回目以降の予約をしてもらうにはどのようなメリットがあるのか、次回予約してもらうためにはどうすればいいのかなどを紹介します。
目次
美容室側の次回予約のメリット
お客様に次回予約を入れてもらうことは、美容室側にいくつかのメリットがあります。まずは、お客様に再来店の予約を入れてもらうことで、どんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
リピート率を上げ、失客を防ぐ
美容室にとって一番のメリットとも言えるのが、次回予約を入れてもらうことで、次の来店も約束してもらえるということでしょう。予め予約を入れておくことで、予約が入れられなかったという理由で他店舗に行ってしまうということを防ぐことができます。
店舗のスケジュールが立てやすい
予約の日時と施術メニューが決まっていれば、店舗のスケジュールを立てやすくなります。空いている時間に他のお客様の予約を入れる際にも、前後の予定が読みやすくなるため、効率的にスケジュールを組むことができます。
施術のための機器や薬剤の準備もしやすくなるため、運営がスムーズになり業務効率を上げることにもつながるでしょう。
予約対応の手間が減る
予約対応というのは、美容室の経営をするにあたって意外と手間になってしまうもの。しかし、来店したお客様がその場で次回予約をすることによって、予約表に記入したりパソコンに入力したりといった、予約管理作業の手間を減らすことができます。
お客様側の次回予約のメリット
次回予約を入れることは、美容室側だけでなく、お客様側にもメリットがあります。次回予約を入れることで、お客様にどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
キレイなヘアスタイルを保つことができる
サロンでケアしてもらったヘアスタイルを、自宅で同じように維持することが難しいと思ったことがある人も少なくないでしょう。せっかく施術したヘアスタイルですから、お客様にもキレイに保ってもらい、来店してよかったと思ってもらいたいですよね。
プロの目からヘアスタイルをキレイに保つための来店周期についてアドバイスをもらい、適切なタイミングで再来店することができる、というのはお客様にとって大きなメリットであると言えます。
お客様のスケジュールの混乱が減る
予め予約を入れておくことでスケジュールを立てやすいのは、お客様も同じです。来店したいタイミングで美容室の予約が埋まっていては、お客様のスケジュールが立てられず混乱してしまいます。先に来店日を決めてしまえば、その後の自分の予定が調整しやすくなります。
次回予約の特典を受けられることがある
再来店の際に使えるクーポンや、早期に次回予約をしておくと割引が受けられるなどのサービスを行っている店舗もあると思います。こういったサービスはお客様にお得に感じてもらうことができ、美容室側も再来店のための次回予約促進につなげることができるので、積極的に導入してみましょう。
次回予約はお客様のために勧めよう
次回予約を入れることは美容室側とお客様側の双方にメリットがありますが、あくまでお客様のために勧めるようにしましょう。自分のタイミングで予約を入れたいというお客さまは多く、強引な次回予約は嫌がられがち。間違った勧め方は失客の原因になります。
ヘアスタイルを保つためのタイミングや次回以降に受けられるメニューの提案、担当美容師のスケジュール確保など、お客さまの立場から見たメリットを提示して勧めるようにしましょう。
次回予約をしてもらうときのポイント
お客様に次回予約を入れてもらうためには、どんな点に気をつければよいのでしょうか?次回予約をしてもらうときのポイントについて見ていきましょう。
カウンセリングでお客様への理解を深めよう
お客様から見ると、美容師というのは美容の先生のような立場です。なので、先生になりきってお客様の希望や悩みを聞き、専門家としてアドバイスをしましょう。
「本日はどのようなお悩みで当店へ来られましたか?」
お客様「〇〇です。」
「なるほど〇〇ですね。」
など、悩みを聞いて返ってきたお客様の言葉を反復することで、「しっかり聞いてくれている」と感じ、その後にも質問しやすくなります。
「普段どのようなお手入れ/スタイリング剤を使用していますか?」
お客様のお手入れ/スタイリング方法等を理解し、自宅での再現度を高くすることで満足感も大きくなります。
具体的な日時を提案しよう
キレイなヘアスタイルを維持するための周期を、明確に伝えることも大切です。カレンダーを活用して、何週間後の○日あたりはいかがでしょう、といった風に具体的に提案しましょう。
LINEやメールでアフターフォローをしよう
来店したお客様には、定期的にご案内を差し上げるのもよい手段です。来店した当日にはお礼のメッセージ、来店から数日経過したらアフターフォローのメッセージなど、その都度に合わせたメッセージを送信しましょう。また、予約日が近くなってきたらLINEやメールでメッセージを送ると、もしも予定を忘れてしまっていた場合にドタキャン防止になります。
その場で次回予約が取れなくても大丈夫
その場で次回予約を取れなくても、慌てる必要はありません。LINEやメールで来店のお礼のメッセージやフォローメールを送ったり、サロンでセットしたヘアスタイルに困ったことがないかや次回の希望を聞いたりするなど、お客様へ寄り添った連絡をすれば、サロンのおもてなしの気持ちが伝わるでしょう。
その際にWEBから予約できる窓口のURLを案内しておけば、お客様が時間や場所を気にせず好きなタイミングで予約を入れることができるので、次回予約までのハードルがぐっと下がります。アフターフォローをうまく活用して、予約に繋げてみてください。
リザービアで気軽に次回予約してもらおう
その場で次回予約が取れず、日時を改めて予約を入れてもらう際、店舗へ電話をしてもらって予約をすると、営業時間内に連絡をしてもらう必要があるため、お客様の都合でなかなか予約に繋がらない可能性があります。
次回予約を後から入れてもらう際、電話に頼らず予約が取りやすくなるツールを活用するのはいかがでしょうか?リザービアを導入すれば、お客様が営業時間を気にすることなく予約を入れることができます。
リザービアはその他にも、予約に関する便利な機能がたくさんあります。どんな機能があるのか、一部を紹介します。
Webから気軽に予約してもらおう
リザービアは店舗で直接予約をしたり電話をかけたりすることなく、自社のWEBサイトなどを通じてオンラインで予約を受け付けることができるようになります。また、ポータルサイトなどと違い、会員登録の必要もないので、お客様にとっても手軽に予約を入れることができるようになります。
WEBを通じたオンラインの予約は、前述のように、営業時間内でないと対応できないということもありません。お客様が予約を入れようと思い立ったときに、いつでも予約対応ができるので、失客のリスクを抑えられるでしょう。
予約アプリ「サロンカード」でスマホからも予約ができる
予約アプリ「サロンカード」は、その名の通り美容室のスタンプカードとしても使うことができるシステムです。スタンプカードのデジタル化はもちろん、過去の予約履歴からのかんたん予約やクーポンの受信、口コミ投稿も行うことができます。お客様がより簡単に予約ができる設計になっているので、リピーターの獲得に繋げやすいアプリです。
LINE連携予約で予約忘れも防止
サロンがLINEの公式アカウントを運営しているのなら、LINEと連携することでさまざまな予約機能を利用することができます。LINEの公式アカウントを登録してもらうだけでトークからいつでもサロンを予約できるのをはじめ、予約日が近くなったらリマインダー通知をすることで、お客様の予約忘れによるドタキャンも防ぐことができます。
- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
クーポンを活用しよう
リザービアでは、サロンのクーポンを発行することもできます。発行するクーポンは、WEBページのみへの表示やアプリのみに表示などを選んだり、既存客向けに新規客には見えないようにするなど、ニーズにあわせてさまざまな設定が行えます。
また、利用制限回数の制御、利用できる曜日や時間が限定されたクーポン、利用可能人数など、クーポンの使用方法にも詳細な設定を行うことができます。
メッセージ自動配信でお店を覚えてもらおう
来店後のお礼のメッセージや、来店から数日後のアフターフォローメッセージなどは、業務が忙しくてつい送信できないでいる、という方も心配はいりません。リザービアには、メッセージを自動配信する機能もあります。
施術日から最大60日後まで、配信制限なく自動送信メッセージを登録しておくことができます。来店当日のお礼のほか、50日後に再来店を促進するメールなど、定期的にメッセージを送信することができます。前回施術したメニューや指名スタッフごとに設定することができますので、お客様に店舗を覚えてもらい、次回予約に繋げましょう。
美容室の次回予約を気軽にしてもらおう
次回予約ももちろんですがそこから更にリピートしてくれるかどうかは考えどころ。次回予約は美容室側だけでなく、お客様側にもさまざまなメリットがあります。しかし、来店ごとに次回予約するのを強制されていると感じると、お客様は離れてしまう恐れもあります。
そこでクーポンサイトを併用して、リザービアのような予約システムや自社のWEB予約を採用している美容室が増えています。こういったツールを利用すれば、店舗の営業時間を気にすることなく、お客様の好きなタイミングで次回の予約を入れることができるようになるため、次回予約までの導線がぐっと短くなります。一度導入を考えてみてはいかがでしょうか?