美容サロンでは、リピーター獲得の一環として次回予約を取り入れる店も多数あります。次回予約にはメリットが多いので、サロンとお客様の両者のメリットを理解することが大切です。また、上手な次回予約の取り方と例文も紹介するので、今後に役立ててください。
まずは資料をご覧ください
目次
美容サロン側の次回予約のメリット
お客様に次回予約を入れてもらうことは、美容サロン側にいくつかのメリットがあります。まずは、お客様に再来店の予約を入れてもらうことで、どんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
1. リピート率を上げ、失客を防ぐ
サロンにとって一番のメリットとも言えるのが、次回予約を入れてもらうことで、次の来店も約束してもらえるということでしょう。あらかじめ予約を入れておけば、予約が入れられなかったという理由で他店舗に行かれてしまう事態を防げます。
2. スケジュールを整理できる
前もって予約の日時と施術メニューが決まっていれば、店舗のスケジュールを立てやすいです。空いている時間に他のお客様の予約を入れる際にも、前後の予定が読みやすく、効率的にスケジュールを組めます。
施術に使う機器や薬剤の準備もしやすくなるため、運営がスムーズになり業務効率を上げることにもつながるでしょう。
3. 予約対応の手間が減る
予約対応というのは、サロンを経営する上で意外と手間になってしまうもの。
しかし、来店したお客様にその場で次回予約してもらえば、別の日に改めて予約が入り、予約表に記入・入力するような予約管理作業の手間を減らせます。
お客様側の次回予約のメリット
次回予約を入れることは、美容サロン側だけでなく、お客様側にもメリットがあります。次回予約を入れることで、お客様にどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
1. キレイな状態を保ちやすい
サロンでケアしてもらった状態を、自宅で同じように維持することが難しいと思うお客様も少なくないでしょう。せっかくよい状態に施術しているので、キレイに保ってもらい、来店してよかったと思ってもらいたいものです。
そこで、プロの目からよい状態を保つための来店周期についてアドバイスを行い、適切なタイミングで再来店してもらうことは、お客様にとって大きなメリットと言えます。
2. 他の予定を立てやすい
あらかじめ予約を入れておくことでスケジュールを立てやすいのは、お客様も同じです。
来店したいタイミングでサロンの予約が埋まっていては、お客様もスケジュールが立てられないため困ることでしょう。早いうちに次の来店日を決めていれば、その後の自分の予定が調整しやすくなります。
3. 次回予約による特典を受けられるサロンもある
再来店の際に使えるクーポンや、早期に次回予約をしておくと割引が受けられるなどのサービスを行っている店舗もあると思います。
こういったサービスはお客様にお得に感じてもらえ、サロン側も再来店のための次回予約促進につなげられるので、積極的に導入してみましょう。
美容サロンが次回予約を取るコツ・ポイント
つづいて、美容サロンが次回予約をうまく取るにはどうすればいいのかを解説します。
お客様に満足感や特別感を感じてもらう
まずは、サービスの質や仕上がり、接客などの面で、「このサロンを利用してよかった」「また来たい」という満足感を感じてもらうことが大切です。
その上で、そのお客様が優先的に予約を取れる、つまり次回も希望通りに確実にサービスを受けられるという「特別感」を与えることにより、次回予約を受け入れてもらいやすくなります。
「はじめて来店されるお客様が増加しており、予約されたいときに希望通りにならない可能性があるので、ご迷惑をかけるのを避けるため」というニュアンスで伝えると、納得してもらえるでしょう。
お客様に安心感を与える
お客様から「この店は自分のことをわかってくれている」と安心してもらうことも大切です。
個々のお客様の状態やニーズに応じたサービスを提供するのはもちろん、適切な来店周期を伝え、施術日の段階で次の予約日時や担当者を押さえることで、安心してもらいやすくなります。
次回予約の例文・テンプレート
ここまでの内容もふまえた上で、次回予約の取り方ごとに例文を紹介します。
声かけの例文
まず、声かけをする際の例文です。「どうしましょうか?」ではなく「◯◯様の場合は~~なので◯カ月後に来るのがよい」というような伝え方がよいでしょう。
いつも通ってくださっている◯◯様には次回もスムーズにご利用いただきたいため、次回のご来店のご希望をお伺いさせていただきます。
◯◯様のご体質の特徴は~~ですので、今の状態を保っていただくには3カ月程度が目安になりますが、◯月の◯週目辺りのご都合はいかがでしょうか
ポップでの例文
つづいて、店内に掲示するポップでの案内例文です。次の来店目安や、スタッフのスケジュールなどを掲載するとよいでしょう。
Aメニュー:1~3カ月程度
Bメニュー:3~4週間程度
Cメニュー:1カ月程度
今ならお会計時の次回予約で限定クーポン配布中!くわしくはスタッフまで
次回予約に「リザービア」を活用しよう
その場で次回予約が取れず、日時を改めて予約を入れてもらう際、電話での予約受付では営業時間内に連絡をしてもらう必要があるため、お客様の都合でなかなか予約につながらない可能性があります。
そこで、次回予約をあとから入れてもらう際、電話に頼らず予約が取りやすくなるツールを活用するのはいかがでしょうか?予約システム「リザービア」を導入すれば、お客様が営業時間を気にすることなく予約を入れられます。
リザービアには便利な機能がたくさんあるため、どんな機能があるのか、一部を紹介します。
Webで手軽に予約受付
リザービアを導入すると、店舗で直接予約をしたり電話をかけたりすることなく、自社のWebサイトなどを通じてオンラインで予約を受け付けられます。また、ポータルサイトなどと違い、会員登録の必要もないので、お客様も手軽に予約を入れやすいです。
Webを通じたオンラインの予約は、前述のように、営業時間内でないと対応できないということもありません。お客様が予約を入れようと思い立ったときに、いつでも予約対応ができるので、失客のリスクを抑えられるでしょう。
予約アプリ「サロンカード」やLINE連携予約でスマホからの予約もかんたん
スマホで予約したいお客様も多いため、リザービアが活躍します。
リザービアの予約アプリ「サロンカード」は、その名の通りサロンのスタンプカードとしても使えるシステムです。スタンプカードのデジタル化はもちろん、過去の予約履歴からのかんたん予約やクーポンの受信・口コミ投稿もできます。
お客様がより簡単に予約ができる設計になっているので、リピーターの獲得につなげやすいアプリです。
サロンがLINE公式アカウントを運営しているのなら、オプションでLINEと連携させて予約機能を利用できます。
LINEの公式アカウントを友だち登録してもらうだけでトークからいつでもサロンを予約できるのをはじめ、予約日が近くなったらリマインダー通知をすることで、お客様の予約忘れによるドタキャンも防げます。
関連ページ
クーポンを活用しよう
リザービアでは、サロンのクーポンを発行することもできます。発行するクーポンは、Webページのみへの表示やアプリのみに表示などを選んだり、新規客には見えないように既存客向けに作成できたりなど、ニーズにあわせてさまざまな設定が行えます。
店舗での次回予約が難しければ、ぜひリピーター向けクーポンを作って活用してもらいましょう。
また、利用制限回数の制御・利用できる曜日や時間が限定されたクーポン・利用可能人数制限など、クーポンの使用方法にも詳細な設定を行えます。
関連ページ
メッセージ自動配信で自店を思い出してもらおう
来店後のお礼のメッセージや、来店から数日後のアフターフォローメッセージなどは、業務が忙しくてつい送信しそびれる、という方も心配はいりません。リザービアには、メッセージを自動配信する機能もあります。
施術日から最大60日後まで、配信制限なく自動送信メッセージを登録できます。来店当日のお礼のほか、50日後に再来店を促進するメールなど、定期的にメッセージを送信することが可能です。
前回施術したメニューや指名スタッフごとに設定できるので、お客様に店舗のことを思い出してもらい、次回予約につなげましょう。
関連ページ
まずは資料をご覧ください
次回予約でリピーターを育成しよう
次回予約はサロン側だけでなく、お客様側にもさまざまなメリットがあります。満足感・特別感・安心感を感じてもらい、うまくリピートにつなげましょう。
しかし、来店時の次回予約が難しいケースもあります。
そこで、リザービアのような予約システムが活躍します。店舗の営業時間を気にすることなく、お客様の好きなタイミングで次回の予約を入れられるようになるため、次回予約もスムーズです。
メッセージの配信、アプリやクーポンなどの活用により、リピーターの増加を狙えるため、導入を考えてみてはいかがでしょうか?