ホットペッパービューティーの利用を検討中のサロンの中には、メリットとデメリットを把握しておきたいという方もいらっしゃるでしょう。
国内で多くのサロンが利用しているホットペッパービューティーは知名度が高く、サイトからの年間予約数はヘアサロンだけでも1憶件以上です。
ホットペッパービューティーを集客に活用したいと考えているサロンの方は、メリットと利用の注意点を押さえ、上手に集客に活用しましょう。
この記事でわかること
- ホットペッパービューティーは新規集客に強いが、掲載料や競合比較、リピーターになりにくい点が注意点です
- QRコード誘導や担当者への相談、無料予約システム「サロンボード」利用がメリットとして挙げられます
- 自社集客力を高めるには、Googleビジネスプロフィールやリザービアの活用が効果的です
目次
ホットペッパービューティーのメリットとデメリットになり得る注意点
ホットペッパービューティーはサロンの集客方法としてメジャーなものですが、利用の前にメリットとデメリットを把握しておきたいという方もいるでしょう。
まず結論だけを簡潔にお伝えし、詳細については後ほどそれぞれを詳しく解説していきます。
メリット
ホットペッパービューティーのメリットは、主に以下のようなものです。
- 新規集客がしやすい
- 予約管理システムが無料で利用できる
- QRコードで誘導できる
- 担当者に相談しながら運用できる
注意点
ホットペッパービューティーのデメリットともなり得る注意点は以下の6点です。
- 掲載料がかかる
- サイト内で競合店と比較される
- リピーターになりにくいお客様がいる
- 集客方法をホットペッパービューティーに依存してしまう
- 自社サイトが成長しない
- 予約管理が複雑になる
ホットペッパービューティーとは?
メリットと注意点を詳しく見ていく前に、ホットペッパービューティーについて一度整理しておきましょう。
クーポンサイトに分類されるホットペッパービューティーは、お客様にとって、クーポンでお得にサロンを利用したり、行きたいお店を探したりするのに便利なサイトです。口コミも多く投稿されており、お店選びに失敗したくないため事前に口コミで評判をチェックしてから予約したいというニーズにも対応しています。
サロンにとっては、サロンを探しているお客様に存在を知ってもらえたりそのまま予約してもらえたりするため、新規集客に有効です。幅広いプランがあるため、大手サロンから小規模な個人サロンまでが掲載されており、ホットペッパービューティーの母体であるリクルートが提供する予約システムを利用することもできます。
つまりお客様とサロンの双方のニーズを満たし、マッチングできるサイトというわけです。
ホットペッパービューティーのメリット
それでは、ホットペッパービューティーのメリットを詳しく紹介していきます。
1.新規集客がしやすい
ホットペッパービューティーは、なんといっても新規集客の媒体として優れていることがメリットの一つとして挙げられるでしょう。美容に関心が高い見込み客を集め、利用したいサービスや画像、地域やトレンドの特集など、さまざまな切り口でサロンを紹介してくれます。
Google検索を使っても、ホットペッパービューティーのサロンページが上位表示されることがあるほどドメインが強いため、サイト内だけでなく、他の方法でサロンを探しているユーザーにも見つけてもらいやすいです。
2.予約管理システムが無料で利用できる
ホットペッパービューティーの掲載店は、無料で「サロンボード」という予約システムを利用することができます。今やネット予約に対応していないサロンの集客は不利なので、多くのサロンがネット予約に対応したいと考えているはずです。
予約システムを選んだり契約をしたりするのは手間もかかるため、自動的に利用可能な予約システムがあることに魅力を感じる方もいるでしょう。
ただし「サロンボード」でネット予約に対応できるのは、ホットペッパービューティーとホームページだけです。その他の予約は手動で対応しなければならないため、当然ダブルブッキングの心配も出てきます。
3.ホットペッパービューティー以外からQRコードで誘導できる
ホットペッパービューティーのマイページをQRコードにすることで、ホットペッパービューティー以外から、簡単にマイページに誘導することができます。
たとえば看板やSNS、店頭やチラシなどに掲載することで、お店が気になったお客様が簡単にサロン情報にたどり着き、予約へと誘導可能。お店が気になるという段階から予約完了までのアクション数は少ないほど確率が上がるため、少ないアクションで予約してもらえるQRコードは、ぜひ活用したいところです。
4.担当者に相談しながら運用できる
ホットペッパービューティーは担当制なので、利用開始から掲載プランや運用方法について相談したりアドバイスを受けたりすることができます。
また原稿担当者やカメラマンなどの専門スタッフがいるため、プロの力を借りてサロンページをより良いものに仕上げられるのもメリット。システム活用や新機能がリリースされた際のサポートなども受けられるため、クーポンサイトの利用が初めてという方でも安心して運用を開始することができるでしょう。
ホットペッパービューティーの注意点
良い面ばかりではなく、デメリットについても知っておきたいものです。ホットペッパービューティーのデメリットにもなり得る注意点を紹介します。
1.掲載料がかかる
ホットペッパービューティーには無料プランがありません。一番安いプランを選んでも掲載料金がかかることは、覚えておきましょう。
掲載料金は公表されておらず、店舗の状況や規模によっても変動するとされています。問い合わせをしないとわからないため、どのクーポンサイトを利用するかなど、検討の段階でどれくらいの価格かを知ることができないのは、デメリットともいえるかもしれません。
ホットペッパービューティーでは、プランのグレードによってサイト内の露出度が変わるため、高いプランを利用し続けられる資金力のある大手サロンに集客力で勝つのは難しいでしょう。
ただしサイト内の上位表示のアルゴリズムは必ずしもプランによるものだけではないため、以下の記事を参考にして対策するのがおすすめです。
2.サイト内で競合店と比較される
ホットペッパービューティーには2024年5月現在、ヘアサロンだけで6万150件、リラク・ビューティサロンが9万2,503件など、数多くの参画サロンがあります。一方で、ランキングやおすすめに表示されるサロンの数は、40件ほど。上述したように参画サロンのライバルより少しでも多く表示されたり露出を増やしたりするには、それ相応の施策が必要です。
また上位表示されても、同じサービスを提供している競合他店と比較検討されるため、条件によっては露出のわりに予約につながらない、という結果になることもあり得ます。
3.クーポン目当てのお客様はリピーターになりにくい
クーポンサイトを常用しているユーザーは、クーポン目当てにホットペッパービューティーを利用している方も多く、安いクーポンのサロンのみを渡り歩いていることもあります。
そういった方をリピーターにつなげるのは難しく、結果的に集客はできているのになかなか売上が安定しない、ということにもなりかねません。
クーポン目当てのリピーターになりにくい層ではなく、リピーターになっていただける層を集めるには、やはりコンセプトの明確化とそれに合った安さだけではない魅力をアピールすることが大切です。
4.集客方法をホットペッパービューティーに依存してしまう
ホットペッパービューティーは本来広告媒体であり、特定のサロンだけが集客できる仕組みではありません。数万ものサロンがその中で競合しなければならず、たとえ高額のプランを利用していても必ず集客につながるというものでもないのです。
広くサロンを認知してもらい新規客を集めるには便利なサイトですが、リピーター獲得にはまた別の工夫が必要となります。サロンを長く運営していくためには、独自に集客できる力をつけることが大切です。
しかし広告費をホットペッパービューティーに集中させていると、他の集客方法にリソースを割けなくなり、結果的にホットペッパービューティーなしで集客できないサロンになってしまう可能性もあります。
5.自社サイトが成長しない
ホットペッパービューティーのドメインは強いため、Googleなどの検索で上位表示されやすいことはすでにお伝えしたとおりです。そのためたとえばお店に行くことを目的に、自サロンを指名検索したお客様に、自社サイトよりもホットペッパービューティーのサロンページが表示されてしまうということが起こります。
ホットペッパービューティー経由の予約には都度手数料がかかるため、独自の予約ルートの確保のため、自社サイトのSEO(検索エンジン最適化)にも力を入れたいところです。
SEOにはさまざまな要因が絡みますが、ページの表示回数も関係するため、指名検索でもクリックされないのではサイトが成長できない、ということに注意しなければなりません。
6.予約管理が複雑になる
ホットペッパービューティーのメリットで紹介したように、無料で使える予約システムで対応できるのは、ホットペッパービューティーとホームページ経由の予約のみ。別のクーポンサイトも併用していたり、SNSやGoogleからの予約も受付けたい場合などには予約枠の調整を手動で行なわなければなりません。
他サイトから入った予約枠に予約が入らないように設定したり、タイミングによってダブルブッキングが起きてしまったときにはお客様にお断りの連絡をするという手間も発生してしまいます。
予約の窓口の多さによっては予約管理が複雑になり、予約枠の調整に時間をとられて本来の業務に支障をきたすことも。ダブルブッキングが重なれば、サロンの信用も失ってしまうことになりかねません。
ホットペッパービューティー以外の具体的な集客方法
ホットペッパービューティーへの依存度を下げるためには、複数の集客チャネルを並行して運用することが重要です。それぞれの特徴と適した活用方法を紹介します。
1. ホットペッパー以外のポータルサイトの活用
minimo(ミニモ)、楽天ビューティ、オズモール、EPARKリラク&エステなど、業態に応じた専門ポータルサイトが複数存在します。掲載料・手数料の体系が異なるため、自店のターゲット層と予算に合わせて選定するとよいでしょう。
1サイトに集中するのではなく、3〜4サイトに分散することで、急なアルゴリズム変動や手数料改定のリスクを抑えられます。
2. ホームページ・SNSによる集客
自社ホームページは「サロンの世界観・強み・スタイリスト紹介」を自由に発信できる場として重要です。Instagram、TikTok、X(旧Twitter)などのSNSと連携することで、ホットペッパービューティー経由ではリーチしにくい潜在層への接点を作れます。
特にInstagramのリール動画やストーリーズは、サロンの雰囲気や仕上がりイメージを伝えやすく、20〜30代の集客に効果的です。
3. Googleビジネスプロフィール(MEO対策)
「地域名+業態」で検索したユーザーがGoogleマップ上で店舗を選ぶケースが増えています。Googleビジネスプロフィールに店舗情報・写真・口コミを充実させることで、検索結果上位に表示されやすくなります。
口コミへの返信を継続的に行うこと、施術写真を定期的に投稿することがMEO評価向上のポイントです。
4. チラシ・地域広告での集客
地域密着型のサロンでは、ポスティングチラシ・地域情報誌・地域SNSグループなど、オフライン施策も有効です。「半径2km以内のリピーター候補」へ直接アプローチできる点が強みです。
店舗開業直後や新メニュー投入時など、特定タイミングでの集中投下が効果的です。
自社集客に成功するサロンの4つの特徴
ホットペッパービューティーに頼らず自社集客を確立しているサロンには、共通する特徴があります。自店の状態と照らし合わせて、強化すべきポイントを見つけましょう。
1. リピーター獲得ができている
新規集客に依存せず、既存顧客の継続来店で月の売上の大半を確保できているサロンは、ホットペッパービューティーへの依存度を下げやすい傾向があります。
来店後のフォロー(お礼メッセージ・次回予約案内)、定期的なメンテナンス提案、誕生月クーポンなどの仕組みを通じて、リピート率改善を継続的に行えているかが分かれ目です。
2. 他店との差別化ができている
「髪質改善が得意」「韓国ヘア専門」「ママさんに優しい」など、明確なポジショニングを打ち出せているサロンは、価格競争に巻き込まれにくく、自社集客でも選ばれやすくなります。
InstagramやホームページでのVisual訴求、口コミでの言及キーワードを通じて、ポジションを継続的に強化することが重要です。
3. ネット予約の導線が確立している
InstagramのプロフィールリンクからLINE予約・Googleで予約・自社サイト予約までシームレスにつながる導線が整っているサロンは、ホットペッパービューティー以外の入口からの予約獲得率が高くなります。
「ユーザーが見つけてから1〜2タップで予約完了」までの動線設計が、自社集客の成否を左右します。
4. 複数の集客経路を持っている
1つのチャネルに依存せず、Google検索・Instagram・LINE・口コミ・チラシなど、複数の集客経路を並行運用しているサロンは、特定チャネルの不調にも影響を受けにくくなります。
各チャネルから入ってきたお客様の予約・顧客情報を1つの予約システムで一元管理することで、運用負担を抑えつつ多経路集客を実現できます。
自社集客力をつけるには予約システムとの併用がおすすめ

ホットペッパービューティーは新規集客で頼れるメリットが多くある一方で、リピーター獲得には別の施策が必要だったり、自社集客力がつきにくかったりといった点がデメリットにもなり得ます。
ホットペッパービューティーで新規集客をしつつ、自社集客力を強化するには集客にも活用できる予約システムを導入するのがおすすめです。
そこでサロンに特化した予約システム、リザービアの集客に活用できる機能について紹介します。
ネット検索で上位表示しやすいGoogleビジネスプロフィール
ネットの検索でサロンを上位表示させることは、集客力のアップに欠かせません。しかしホットペッパービューティーのドメインは強いため、どうしても自社サイトのページより上位に表示されることが多いです。
そこでおすすめなのがGoogleビジネスプロフィール。Googleが提供する無料のサービスで、検索結果のトップにサロン情報を表示させてくれます。
ホットペッパービューティーのページよりも上位に表示されるため、見込み客にサロンの存在をアピールできるでしょう。さらにリザービアと連携して、この検索結果から直接予約できるようにすることが可能です。
この「Googleで予約」を導入したサロンで、予約数が226%アップしたというデータもあります。
アプリでリピーター獲得

リピーター獲得の施策には、スマホのアプリを活用するのがおすすめです。自分のスマホに入っているアプリから直接予約できれば、わざわざホットペッパービューティー経由で予約するより簡単で負担が少ないため利用しやすく、囲い込みにつなげられるでしょう。
リザービアでは、以下の2つのアプリを利用できます。
サロンカード
リザービアがリリースしている「サロンカード」というアプリは、予約履歴からのカンタン予約が可能で、デジタルスタンプカードや口コミ投稿、クーポンの発行、お友達紹介機能などもあります。
お客様にインストールしていただけば、次回からの予約がスムーズになり、DMの送信やリピーター限定クーポンの発行などによって囲い込みにつなげられるでしょう。
LINE連携
アプリをダウンロードすることに抵抗があるというお客様もいらっしゃるかもしれません。リザービアは国内で利用率の高いLINEアプリと連携して、予約アプリのように活用することができます。
LINE公式アカウントをすでに運用しているサロンも多いでしょう。リザービアは、このLINE公式アカウントと連携して、リッチメニューから自動で予約を受付けることができます。
トーク画面にリマインダー通知を送ったり、限定クーポンを設定したりすることも可能。サロンカードのようにデジタルスタンプカードや口コミなどに加え、サロンカードの掲示板の機能と同期させてキャンペーンなどの告知にも活用できます。
一元管理機能で予約管理の業務効率化

ここまで紹介したように、さまざまな経路から予約受付をした場合に気になるのがダブルブッキングです。
リザービアにはビューティーマネジメントシステム(BMS)という一元管理機能があり、ホットペッパービューティーをはじめとした複数のクーポンサイトや自社サイト、GoogleビジネスプロフィールやLINEなど、さまざまな予約経路の予約を一元管理できます。
自動で予約枠を調整するため、ダブルブッキングの心配はなく、台帳に反映された予約を確認するだけです。予約枠調整にかかる手間を削減し、大幅な業務効率化につなげられます。
ホットペッパービューティーを活用しながら自社集客力もアップしよう
ホットペッパービューティーは見込み客が集まるため新規集客につながりやすく、無料で予約システムが利用できたり担当者に相談しながら運用できたりするなど多くのメリットがあります。
一方で、ホットペッパービューティーだけに集客を依存すると、自社集客力がつかずリピーター獲得ができないなど、安定したサロン運営ができなくなるというリスクも。掲載料や予約のたびにかかる手数料もあるため、実際の集客率についてはシビアに見極める必要があります。
自社集客力をアップするなら、集客効率を高める連携機能が豊富なリザービアがおすすめです。Googleを活用した新規集客、アプリを活用したリピーター獲得、一元管理機能で業務効率化など多くのメリットがあります。
リザービアを活用して自社集客力を強化しましょう。




