【美容師教育改革!】美容室での教育を見直す

【美容師教育改革!】美容室での教育を見直す
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サロンオーナーはスタッフを育成していく義務があります。
オーナーの作ったカリキュラム次第でスタッフのクオリティが決まり

サロンの雰囲気イメージにも影響していきます。

ヘアスタイルに流行があるように、教育の仕方も変わってきています。
専門学校では教わらない技術や情報アシスタントにどう伝えていくのか。スタイリストの腕を上げていくためにどのようなセミナーを利用するのか。
今回は新時代の美容室における教育についてご紹介いたします。

美容師の教育が必要な理由

美容サロンオーナーであれば、サロンスタッフを教育する必要があるのは明らかです。
美容室では技術やお客様に対する接客の仕方がお店ごとに異なるため、学校で教えてもらった知識だけではサロンで働くことはできません。
スタッフと一丸になって情報を共有しあい、成長していく必要があるのです。

新人の育成

サロンで最も教育が必要なのは、会社に新しく入ってきた社員です。
新人はアシスタントとして入社することになりますが、今まで学校に通っていた学生です。

つい先日まではお客様としての立場だったため、カリキュラムを組んで教育をしっかりしないとスタイリストまで上がることはできません。
また、美容師の仕事は職人とも呼べる繊細な技術によって成り立っているため、ほったらかしにしてオンライン教育などの独学で学ぶには非常に難しいところがあります。
やはり、新人をしっかりと育成するにはちゃんとしたスタイリストまでのカリキュラムを組む必要があるでしょう。

ベテランのマンネリ防止

サロンでの教育というと、新人やアシスタントに目がいきがちですがベテランと呼ばれるスタイリストにも教育は必要になります。
美容師の仕事は、歴を重ねるごとに新鮮味が無くなってくる部分があり、マンネリ化がしやすいです。

マンネリ化が進んでしまうとスタッフのモチベーション低下に繋がり、サロンの雰囲気が悪化してしまうので、マンネリ化を防ぐ必要があります。
そこで役に立つのが

  • 美容の新しい情報を公開してもらえるセミナー
  • 同じようなスタイリストを集めたコミュニティの会員になること
  • コンテストなどのイベントへの参加

です。

特に美容師は、コンテストの開催が多く参加者も多いです。コンテストに出場することは技術的に磨きをかけていくというモチベーションの向上に繋がります。
エステ業界などでも同じことが言えると思いますが、スタッフには自分もキャリアを積んで成長できているという実感を与えることが重要となります。

今までのカリキュラム

美容室のカリキュラムは、最近では問題視されつつあるように感じますがそれでも問題は解決していないサロンが多いように思えます。
経営者として、新人が新しい美容師としてのページをめくるその瞬間から一人前と呼べるスタイリストになるまでフォローをするのは当然であり必要不可欠です。

美容師のカリキュラムの何が問題なのかを顕著に示しているのが、スタイリストになる前での離職率です。どういったことが“スタイリストになって活躍したい”という美容師の卵に挫折をさせているのでしょうか?

デビューまでの期間が長い

美容師のカリキュラムはサロンによって異なりますが、美容師はスタイリストデビューまでの期間が長いということで有名です。
会社に採用されたアシスタントは、カット、カラー、パーマ、アップの知識を得るのはもちろん、自分でデザインできるようになる必要があります。最終的に自分でお客様のヘアスタイルに責任をもたなければなりません。

変なマジックでも使わなければコツコツとSTEPを踏んでキャリアを積んでいかなければならないのは誰にでも分かると思います。ですが、美容師のスタイリストデビューまでの平均年数は約3年と言われており、その間アシスタントとして働き続けるのは精神的にも辛い部分もあります。

ただ一番の問題点は、3年という長さではなく技術的にも十分になりつつあり対応できるお客様がいるのにもかかわらず、それを発揮できる環境がないという点です。
美容室で売り上げを高めるためには、リピート率の高いスタイリストが担当をしたほうが効率が最もいいです。そのため、まだ新人のスタイリストはお客様を主担当するよりもアシスタントとして、人気スタイリストのサポートを求められる場合が多いです。

技術はみにつけたものの何かと理由をつけられてスタイリストに上がれず、アシスタントで長年くすぶっている人が多いことは高い離職率にも頷ける現状でしょう。

営業時間外での練習が負担になる

自分の技術を磨いてキャリアアップを図るためには、営業時間中だけではどうしても足りません。スタイリストなら営業時間でも経験値として技術を高めることができますが、アシスタントはまだ未熟な技術を高めるためにはどうしても営業時間外で練習することになります。

営業時間外での練習が苦にならないように、1時間などの時間を決めて練習を行う取り組みや、営業時間外の練習でも時給が発生するような仕組みが必要になります。
“先輩スタイリストが練習で残っているのに自分だけ先には帰れない“とアシスタントに思わせてしまうと、だんだんと苦痛になるのでしっかりと時間を決めて行う姿勢は重要でしょう。

最新!美容室の教育事情

最近では、サロン外での教育も盛んになってきているようです。中でも話題のオンラインセミナーや独自の教育方法を取っているサロン様をご紹介いたします。

美容に特化したオンライン学習サービス

時間がない美容師や遠方でセミナーに参加することが難しい美容師にとって、オンラインで技術を学べるのはとても効率的です。いつでもどこでも視聴することができるので、普段はハードルが高いセミナーでも気軽に受けることができます。

今回は2つのサービスをご紹介いたします。

【hairstudy】美容師の本質を動画で学ぼう。

8000人以上の会員を持つ人気のオンラインサービスです。毎月新作動画が更新されるので、月額プランに加入してでもチェックしたくなりますね。
複数端末で視聴が可能なため、サロンで共有するのもおすすめです。

【HAIRCAMP】美容業界特化型–学べるライブコミュニティ

複雑な登録や設定は一切不要で、無料会員登録後すぐに視聴できます。1動画単位で購入できますので無駄な費用を抑えられます。
コミュニケーション重視のライブ配信で、視聴者同士で議論したり先生に質問したりライブならではのユーザー参加型というのがポイントです。
様々なジャンルで活躍するトップアーティストの技術や、Instagramの活用術など美容に関する様々な情報を動画から得ることが可能です。

アカデミー制度「THEATER」さん

THEATERさんではアシスタントがスタイリストになるためにアカデミーを導入しています。

アシスタントに6ヶ月間、週3日の平日、9時から17時まで技術指導を行い、半年でスタイリストに昇格させるというシステムです。

週3日”アカデミー”に参加し、1日8時間の技術練習、人間力の向上を目指す。
週2日:”休日”となりますので、ライフスタイルに合わせた過ごし方。
週2日:美容師として、配属店舗にて“サロンワーク”に参加いたします。

営業時間の前後に練習時間をとると、スタイリストとアシスタントどちらにも負担がかかりますし、効率も悪くデビューまでに3年ほどかかってしまいます。
半年という短い期間で効率的に指導ができるアカデミー制度はとても画期的だと思いませんか?

こちらの記事ではTHEATERさんのアカデミー以外にも、独自の経営方法について書籍をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

【美容室経営本のご紹介】変わっていく美容業界で、経営はどうあるべきか

よりよいヘアサロンにしていくためには教育は必要不可欠であり、スタッフのレベルに応じた教育の場を用意する必要があります。
新人にはきちんとしたカリキュラムを用意し、カリキュラムに沿って技術を学ぶことでスムーズにスタイリストに昇格できるという環境を作るべきです。
また、ベテランスタイリストには新しい技術を学べるセミナーの場やコンテストに出場する機会を設けるなど、美容師としてのやりがいを感じれるような場を設けることでモチベーションをキープできます。

従来のカリキュラムではサロンの下の代がなかなかキャリアアップをすることができず、高い離職率を出してしまっていたので、無駄なくスタイリストまで上がれるカリキュラムが必要とされている時代になってきているのではないでしょうか?

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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