せっかくオープンさせたエステサロン、多くのお客様に来店してほしいですよね。それならエステサロンのホームページを作って、お店の情報を掲載しておくことは必須といえるでしょう。
また掲載したホームページを多くのお客様に見てもらうためには、Googleなどの検索エンジンで上位に表示される必要があります。
ここでは、多くのお客様に見てもらうためのSEO対策や集客の方法についてご紹介します。
目次
個人のエステサロンがWEBで上位表示するために必要なSEO対策とは
個人のエステサロンにおいてホームページは、集客にとって大変有効な方法のひとつです。
インターネットが主流となった今、エステサロンを探そうと思ったら誰しもがまずはインターネットで検索します。しかし、検索しても上位に表示されていなければ、集客を見込む事はできません。
そうならないよう、ホームページで集客するなら必須ともいえるSEO対策について詳しく解説していきます。
SEO対策にはキーワード選定が必要不可欠
SEO対策で重要な対策のひとつが検索キーワードの選定です。お客様がどのようなキーワードで検索して来店まで辿り着くのかを考え、なるべく自分のエステサロンが上位にあがってくるように考えないといけません。
誰でも思いつくキーワードでは範囲が広すぎますし、ニッチであれば逆に検索にひっかかってこないこともあります。ここでは、検索キーワードを使って集客効果を高める方法について説明していきます。
エステサロンの強みを活かしてターゲットを絞ったキーワード
SEO対策として重要な検索キーワードの選定は、悩ましい問題でしょう。
「どのような検索キーワードでいこう」とキーワードありきで考えるのではなく、サロンの強みや施術の特徴といった自分のサロンにとって特筆すべきことを洗い出すことが大切です。
次に重要なのは、自分のサロンがターゲットとするお客様をイメージしておくこと。もちろん自分のサロンを出店している地域がターゲットにはなりますが、施術で解決してほしいのはなにか、またはどのような施術を求めているのか、というイメージを固めることが大切です。
オーナー自身がそのイメージをしっかり持っておくことで、検索キーワード選定の方向性が決まってきます。地域と自分のサロンの強み、施術内容といった検索キーワードの組み合わせで、自分のサロンのホームページに辿り着いてくれることが理想です。
見出し(タイトル)には狙ったキーワードを含める
検索キーワードを選定できたら、次はそれらのキーワードをうまく自分のサロンのホームページに含めていきます。選定した検索キーワードはどれも重要かも知れませんが、とくに自分のサロンの強みや特徴を表したものや、自分のなかで狙ったキーワードがあるでしょう。
もしも狙いを定めずに検索キーワードを選定してしまった場合は、選定したキーワードのなかから、とくに大きな鍵となるものを選定。ホームページの見出しにはそのキーワードを含めるように構成していくと、より集客効果のアップが見込めます。
検索大手のGoogleの場合、AIを使ってサイトの内容を判断して表示させています。ここで狙った検索キーワードを見出しに自然に含めると、検索上位に表示される結果につながるのです。
地名キーワードを含める
エステサロンや整体といった施術を提供している店舗を探す場合、お客様は地域名と施術・サービス内容で調べる傾向があります。
そのため、SEO対策として検索キーワードを設置する場合、自分のエステサロンがある地域やターゲットとしている地域を検索キーワードに含めることで、ホームページを見てもらえる機会が増えるのです。
ここでいう地域名は、府県名といった大きなくくりではなく、市や大きな町名など、ある程度お客様が絞り込めて、しかも検索キーワードとして使われそうな地域名を含めましょう。そうすることで検索上位に表示され、ターゲットとなるお客様がホームページを見てくれる結果につながります。
エステサロンがWEBで集客するために取り入れたいMEO対策
実際に店舗において、WEBを使って集客しようと考えている場合、SEO対策だけではまだ不充分です。これは、実店舗を持っている場合、来店してもらうまでが集客であるためです。
ここでは、SEO対策とは違う、MEO対策についてご紹介します。
MEO(ローカルSEO)とは?
MEO対策はローカルSEOとも呼ばれ、Google Mapなどの地図エンジンに表示されるようにすることです。お店などを検索したときに、地図と一緒にお店の所在地や営業時間などの情報が表示される機能に対する対策を指します。
地域を入れなくても「エステサロン」と入れて検索するだけで、自分の住んでいる地域のエステサロンの地図と店舗情報を表示してくれるため、検索効率も含めて便利な検索機能といえるでしょう。
実店舗であれば、検索してくれたお客様に来店をうながす必要がありますので、このようなMEO対策を施すことは重要です。
エステサロンがホームページで集客するためにMEOが重要な理由
先で説明したMEO対策ですが、エステサロンが集客をホームページでおこなう場合、とくに重要です。その理由は、地図や店舗情報が検索結果に表示されることにあります。
エステサロンのように実店舗を経営する場合は、お客様に実際に来店してもらうことが大切。そのため、店舗の場所や営業時間といった情報が検索結果に出ることにより、お客様にとっては来店のきっかけになるのです。
MEOでは、上位3位までが地図や店舗写真付きで表示されるため、お客様に興味を持ってもらい来店してもらうためには、検索の上位3位までに入ることが重要になります。
GoogleMAP連携の予約システムがあれば集客につなげられる
MEO対策をしてGoogle MAPで検索上位に自分のお店が表示されたとしても、実際に予約するまでが煩雑だった場合は、お客様が予約をせずに離れてしまう可能性も高くなります。
そのようなことを避けるためにGoogleMAPと連携した予約システムがあれば、検索から予約へとつなげられるため、結果として集客効果がアップするでしょう。
GoogleMAPと連携した機能を持つ予約システムがリザービアです。このシステムでは、Google検索から直接予約ができます。お客様が地図や店舗情報を見て、行ってみたいと思ったらそのまま予約ができますので、お客様を逃がしません。
クーポンサイトに掲載している場合、直接サロン名を検索してもクーポンサイトのほうが自分のお店よりも上位に表示されてしまい、お客様が別のサロンに流れるおそれがあります。
しかしGoogleビジネスプロフィールを利用していれば、クーポンサイトよりもGoogle MAPのほうが上位に表示されるた為取りこぼす事なく予約を取る事が可能になります。
集客のためのホームページに必要な構成(コンテンツ)とは
エステサロンのホームページの基本的な構成は以下のようになります。
- TOPページ
- スタッフ紹介ページ
- メニュー、料金ページ
- その悩みに対しての詳しい説明ページ
- よくあるご質問ページ
- お客様の声ページ
- 店舗の紹介ページ
TOPページはお店の特徴伝えられる画像を中心に設置して初めて訪れる人に対し視覚的な印象を与えられるようにします。
一昔前はトップページに対し、検索回数の多いキーワード(ビックキーワード)での流入を狙ったSEO対策が主流でしたが、検索アルゴリズムの進化により本当に適したコンテンツでしか上位表示を狙う事は難しくなりました。
そのため、TOPページの下層ページに月間検索回数10〜100回程度のスモールキーワードで対策を行う為に、ページはおもに文章で構成し、画像をポイントで挿入するとよいでしょう。
自分のエステサロンをオープンしてホームページを開設となると、最初は気持ちが入りすぎて、いろいろなコンテンツを盛り込みたくなってしまうかもしれません。しかし最初はその気持ちを抑え、シンプルな構成にすることが大切です。
トップページと下層(コンテンツ)ページに分けて考える
ホームページを使って集客を考える場合、予約を獲得するためのページと、SEO対策のためのページを分けて考えると構成しやく、また作りやすくなります。TOPページはお客様が最初にアクセスするページですので、ホームページの基本構成が分かりやすいようにしておくことが重要です。
もちろん目をひく画像を設置して、「あなたのお店で施術してもらいたい」と思えるような、気分を高揚させる画像を選定するのがおすすめです。画像中心で構成することで、お客様の成約意欲をアップさせることができます。
TOPページ以降の下層ページは、SEO対策のページとしてテキストを中心とした構成するとよいでしょう。下層ページはSEO対策だけでなく、お客様にあなたのお店のことをより知ってもらうためのページと認識し、スタッフや施術内容の紹介といった内容をていねいに記述。お客様に優しく親切な構成にすることが大切です。
それにより、お客様はお店への信頼度をアップさせ、成約へとさらに一歩近づくでしょう。
画像に代替テキスト(alt属性)を設定する
TOPページ以降の下層ページを作成する場合、テキストでの説明の途中に適度に画像を差し込んで、ページをより見やすい構成にしていくとよいでしょう。画像を差し込む場合は、その画像に代替テキスト(alt属性)と呼ばれる設定をすることが重要です。
その理由は、Googleのような検索エンジンに組み込まれたロボットは、画像を読めないためです。ロボットが画像を差し込まれているページを読み込んだとき、画像は「何らかの画像」と認識されてしまいます。そのためページ内の文章がロボットの解析ではつながっていないと認識され、意味不明なページと認識されかねません。
これを避けるために画像に代替テキストを設定することで、ロボットがページを読み込んだときに画像を代替テキストに読み替えるため、全体的に意味がとおり、ページと認識されるのです。
altタグを設定することがなぜSEO対策になるのか
先に説明した代替テキストであるalt属性はaltタグとも呼ばれ、SEO対策にとって大変重要です。理由のひとつとして、ページ上のテキストの一貫性を示すことがあげられます。
先述したように検索エンジンでは画像を読めないため、altタグによってなんの画像が入っているのかを判断。その画像の前後にあるテキストと関連のあるaltタグを入れることにより、ページ内のテキストに一貫性が生まれます。これにより正しくページ内容が判断されるだけでなく、スパムページと誤認されることを防ぐのです。
今はお客様が画像検索をすることも想定されます。その場合でもaltタグを正しく設定しておくことで、お客様の検索したキーワードと関連していると判断され、上位に表示されることになるのです。
共起語(関連するキーワード)を意識して本文に含ませる
SEO対策のひとつとして、共起語を本文中に含ませることも大切です。共起語とは、対象となるキーワードと関連のある単語のことをいいます。こう書くと難しく感じられると思いますが、要するに検索で上位のサイトでよく使われている単語と認識してください。
本文中に、自身のホームページにおける重要なキーワードの共起語を含めることで、検索結果の上位に表示される可能性が高くなるため、SEO対策として有効といえるのです。
共起語を自然なかたちでテキストに含ませることで上位表示に近づける
共起語を含めて本文を書くことで、情報の網羅性が高まります。要するに、そのホームページのページには必要な情報が盛り込まれているとGoogleが判断し、Googleにおけるサイトの評価のアップにつながるのです。
しかしながら、むやみやたらに共起語を本文に含めてしまうと、全体的に意味の通らない文章になり読みにくいページになってしまいます。自然に含ませることがコツといえるでしょう。
共起語の調べる方法とは
SEO対策にも有効である共起語は、どのようにして調べるのでしょうか。ターゲットとなっている重要なキーワードがどのようなものかをしっかり把握していれば、文章を組み立てるときに自然と含まれるものではあります。
しかし共起語が自然に含まれるほど、共起語がなにか調べることは難しいため、共起語を調べるサイトが用意されています。
共起語を調べられるサイトはこちら
作りっぱなしはNO!定期的な更新と分析・改善がカギになる
練りに練った構成でオープンしたホームページが検索上位に表示されるようになったとしても、安心してはいけません。つねに検索上位をキープするために必要なことして、定期的に更新することと、ホームページのデザイン・構成を定期的に分析して内容を改善していくことが大切です。
検索エンジンはつねに新しい情報を収集しているため、作りっぱなしのページは検索順位が落ちていきます。
たとえば、お客様の声などは定期的に更新するために適したコンテンツといえますので、お客様の声を頂いたら、適宜更新するとよいでしょう。
また、ページ内の文章についても定期的に読み返し、おかしくないか、もっと読みやすくならないか、といったように分析・修正をしてブラッシュアップすることが必要です。
ページに少しずつ手を加えることでじわじわと上位表示を狙う
SEO対策として有効な手段として、ページのリライトがあります。先に少し触れましたが、ページ内の文章を読み返し、内容は同じままで文章をより読みやすいようにブラッシュアップしていくことです。
最初に書いた文章が完璧だということは、ほとんどありえません。そのときは完璧な文章だと思っていても、時間がたって読み返すとつじつまが合っていない部分が見つかることもあります。
また、リライトといっても、ただ文章を改善していけばいいとは限りません。ユーザーのニーズを調べてそのニーズに合わせたリライトをおこなうことで、その効果が変わります。
リライトをするメリットには、お客様により読みやすいホームページを提供することで集客につなげることもあります。リライトによって、検索エンジンにホームページの内容が再評価される点が重要です。検索順位が上昇する可能性も出てくるでしょう。
効果的に集客するためにホームページのSEO対策は必須|個人のエステサロンが勝つために
個人のエステサロンが業界大手に勝つためには、地道な努力を継続していくことが必要です。施術やサービスの実績を積むことはもちろん、ページの定期的なブラッシュアップも大切です。
SEO対策を十分におこない検索順位をあげ、web予約システムと連携をすることで検索から来店までをスムーズにおこなうことができます。このことから、店舗経営においてはSEO対策だけでなく、web予約システムとの連携も視野に入れていくことが、今後の集客アップに有効といえるでしょう。